インフレ時代にグローバル投資は必須 オフショアファンド!規制や英語にめげずに海外投資、海外不動産 調査と経験の全記録

カテゴリ:地域別 > エマージング、BRICs、フロンティア

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f-mfs-iconMFS Investment Managementは1924年、マサチューセッツ州のボストンで創業した、今でもボストンとシドニーの2拠点だけを持つ独立系の運用会社です。

MFS Meridian Funds - Emerging Markets Debt Fund(MFSメリディアン・ファンド - エマージング・マーケット・デット・ファンド)は、主に米ドル建ての新興国ソブリン債・準ソブリン債に投資するアクティブ運用型債券ファンドです。新興国通貨建て債券や新興国企業が発行する社債にも柔軟に投資を行います。

リスク要因の徹底分析

主要リスク(目論見書記載)

1. 債券リスク(Bond Risk)

債券投資には、以下の複合的なリスクが内在します:

a) 信用リスク

  • 発行体、借り手、カウンターパーティ、または支払い責任者の信用力の低下
  • 信用力の低下の認識だけでも価格下落を引き起こす
  • 格付けの引き下げは、投資家の強制売却を誘発する可能性

本ファンドの場合、平均信用格付けBB+であり、50%がハイイールド債です。これは、信用リスクが極めて高いことを意味します。

具体例

  • 2001年:アルゼンチンのデフォルト(債務不履行)
  • 2015年:ギリシャの債務危機
  • 2020年:レバノンのデフォルト
  • 2023年:ガーナの債務再編

これらはすべて、ソブリン債の信用リスクが顕在化した事例です。

b) 金利リスク

  • 金利上昇により、債券価格は通常下落
  • 本ファンドの平均デュレーション6.4年は、1%の金利上昇で約6.4%の価格下落を意味
  • 長期債ほど金利感応度が高い

2022年の教訓: FRBの急速な利上げ(実質ゼロ金利から5.25%まで)により、本ファンドは-15.85%の損失を記録しました。これは金利リスクの典型的な顕在化です。

c) 流動性リスク

  • 市場混乱時には、債券市場全体または一部セグメントが活発な取引市場を持たない可能性
  • 評価が困難になる
  • 特定の投資または投資タイプを、特定の時点または許容可能な価格で売却できない可能性

2020年3月の教訓: コロナショック時、エマージング債券市場は一時的に流動性が枯渇しました。買い手が消失し、ビッド・アスク・スプレッドが拡大し、多くのファンドが解約請求に対応できなくなるリスクに直面しました。

本ファンドのトップ10保有銘柄に米国債先物が多数含まれるのは、流動性確保の意図があると考えられます。

d) マイナス金利リスク

  • マイナス金利で取引される債券は、満期まで保有するとマイナスリターンが予想される
  • 2016年頃の欧州や日本で顕在化

現在のエマージング債券市場では、マイナス金利は考えにくいですが、理論的には存在します。

2. エマージング市場リスク(Emerging Markets Risk)

エマージング市場は、先進国市場と比較して、以下の特徴があります:

a) 市場構造の未発達

  • 取引所のインフラが不十分
  • 決済システムの遅延や不備
  • 市場参加者の限定

b) 市場の深さの欠如

  • 流動性が低い
  • 大口取引による価格への影響が大きい
  • 市場操作のリスク

c) 規制・監督の脆弱性

  • 監督当局の独立性・専門性の欠如
  • 不透明な規制変更
  • 法の支配の不確実性

d) カストディアン・オペレーショナル・リスク

  • 資産の保管(カストディ)の安全性
  • 決済・清算の信頼性
  • オペレーショナル・リスク

e) 政治・社会・地政学的不安定性

これはエマージング市場投資の最大のリスクです:

政治リスク

  • クーデターや政権交代
  • 政策の急激な変更
  • 資産の国有化・収用
  • 資本規制・為替統制

社会的不安定性

  • 大規模デモ・暴動
  • 格差の拡大による社会不安
  • 治安の悪化

地政学リスク

  • 国際紛争・戦争
  • 制裁措置
  • 国境紛争

具体例

  • 2022年:ロシアのウクライナ侵攻により、ロシア債券は投資不可能に
  • 2011年:エジプト・チュニジアのアラブの春
  • 2019年:チリの大規模デモ
  • 2024年:パキスタンの政治的混乱

f) 経済的不安定性

エマージング国は、以下の経済リスクに脆弱です:

  • インフレーション:トルコ(2023年に64%)、アルゼンチン(2023年に138%)
  • 通貨危機:1997年アジア通貨危機、2018年トルコリラ危機
  • 経常収支赤字:外貨準備の枯渇リスク
  • 対外債務の持続可能性:スリランカ(2022年デフォルト)

3. デリバティブ・リスク(Derivatives Risk)

本ファンドはデリバティブを活用しており(ポートフォリオ構成で-4.4%)、以下のリスクがあります:

a) レバレッジ効果

  • デリバティブは少額の証拠金で大きなエクスポージャーを取得可能
  • 損失が拡大する可能性(losses can be magnified)

b) 高ボラティリティ

  • デリバティブは現物資産より価格変動が激しい
  • 短期間で大きな損失の可能性

c) 基礎資産以外のリスク

  • カウンターパーティ・リスク:取引相手の債務不履行
  • 流動性リスク:市場が存在しない、または売却できない
  • モデル・リスク:価格評価モデルの誤り
  • オペレーショナル・リスク:事務処理ミス

d) 長短両ポジションの取得可能性

  • ロング(買い)だけでなく、ショート(売り)も可能
  • ショート・ポジションは、理論的には無限の損失可能性

本ファンドのトップ10保有銘柄に含まれる「Euro Bund 10Yr Future(ショート)」は、このリスクの典型例です。欧州金利が予想に反して下落すれば、損失が発生します。

4. ハイイールド・リスク(High Yield Risk)

本ファンドは、全資産を投資適格未満(below investment grade)の債券に投資可能であり、実際に50%がハイイールド債です。

ハイイールド債の特徴

a) 高ボラティリティ

  • 投資適格債より価格変動が激しい
  • 市場ストレス時には流動性が枯渇

b) デフォルト・リスク

  • 債務不履行のリスクが高い
  • 既にデフォルトしている可能性もある

c) 景気循環への感応度

  • 景気後退時に大きく下落
  • 2008年、2020年の急落

d) 回収率の低さ

  • デフォルト時の回収率は、ソブリン債で約30~50%程度
  • 企業ハイイールド債(約40%)より若干高いが、大きな損失

**CCC格以下が8.3%**という事実は、ポートフォリオの一部が既にデフォルト懸念を抱えていることを示唆します。

その他の重要なリスク

為替リスク

本ファンドは93.9%が米ドル建てですが、残り6.1%は現地通貨建てです。現地通貨建て債券には、以下の為替リスクがあります:

通貨の大幅な下落

  • 2018年:トルコリラ(対ドルで約30%下落)
  • 2020年:ブラジルレアル(対ドルで約30%下落)
  • 2022年:エジプトポンド(対ドルで約50%下落)

エジプトポンドへの1.0%のエクスポージャーは、50%の通貨下落があれば、ファンド全体で0.5%の損失を意味します。

カントリー・コンセントレーション・リスク

ファンドは「少数の国または特定の地域に比較的大きな比率を投資する可能性」があります。

現在のトップ10国で37.4%を占めており、これは比較的分散されていますが、それでも:

  • メキシコ単独で6.2%
  • トップ3(メキシコ、サウジ、インド)で14.7%

単一国でのデフォルトや危機が、ファンド全体に大きな影響を与える可能性があります。

ベンチマーク・トラッキング・リスク

本ファンドは、ベンチマーク(JPMorgan EMBI Global Diversified)を大幅に下回るリスクがあります。

中編で見たように、過去10年間で年率0.77%のアンダーパフォーマンスです。これは:

  • 1.53%のOngoing Chargesだけでは説明できない
  • アクティブ運用の失敗を示唆
  • 投資家にとっては、パッシブ運用のETFやインデックスファンドより不利

為替ヘッジ・クラスの制限

本分析の対象はA1USDですが、MFS Meridian Fundsには為替ヘッジ・クラス(例:AH1 EUR)も存在します。

しかし、為替ヘッジには以下の制約があります:

  • ヘッジコスト(金利差によるコスト)
  • 完全なヘッジは不可能(クロスヘッジのベーシスリスク)
  • ヘッジ効率の変動

投資家適合性の分析

適している投資家

1. エマージング債券市場へのエクスポージャーを求める機関投資家

最適な用途

  • 分散投資ポートフォリオの一部として
  • 先進国債券よりも高い利回りを追求
  • プロフェッショナルな運用を外部委託

理由

  • 31億ドルという大規模なファンドサイズが、大口資金の出入りに対応
  • MFS 100年の歴史と運用経験
  • 機関投資家向けクラス(I1USD、Ongoing Charges 0.75%)が利用可能
  • SFDR Article 8がESG方針を満たす

2. 下振れリスク管理を重視する保守的なエマージング債券投資家

最適な用途

  • 2020年と2022年のような危機時の防御力を評価
  • ベンチマークを上回るリターンよりも、大きな損失の回避を優先
  • 安定したリターンを求める

理由

  • 2020年:ファンド+7.05% vs. ベンチマーク+5.26%(+1.79%)
  • 2022年:ファンド-15.85% vs. ベンチマーク-17.78%(+1.93%)
  • 「下振れリスク管理重視」の運用哲学
  • 広範な分散(418銘柄)

3. 米ドル建てエクスポージャーを求める投資家

最適な用途

  • 為替リスクを最小化したいエマージング債券投資家
  • 米ドルのポジションを維持しつつ、利回り向上を図る

理由

  • 93.9%が米ドル建て
  • 現地通貨リスクはわずか6.1%
  • ソブリン債務危機時の為替暴落リスクを回避

4. 長期投資家(10年以上)

最適な用途

  • 退職金口座の一部
  • 長期的な資産形成の一環

理由

  • 短期的なボラティリティを許容できる
  • 償還利回り6.4%を長期的に享受
  • 販売手数料6%を長期保有で償却可能

適していない投資家

1. 高リターンを追求する投資家

10年年率リターン3.36%は:

  • 株式市場の長期平均(約10%)に遠く及ばない
  • 先進国ハイイールド債(約5~6%)にも劣る
  • 米国長期国債(約4~5%)とほぼ同等

エマージング債券のリスクに見合うリターンが実現していません。

2. ベンチマークを上回るアクティブ運用を期待する投資家

過去10年間で年率0.77%のアンダーパフォーマンスという事実は:

  • アクティブ運用の付加価値が出ていない
  • パッシブ運用のエマージング債券ETFの方が有利な可能性

3. 低コストを重視する投資家

A1USDクラスのOngoing Charges 1.53%は:

  • エマージング債券ETF(0.40~0.60%)の約3倍
  • 10年間で約14.3%のコスト差

機関投資家向けクラスにアクセスできない個人投資家には、コスト面で不利です。

4. 短期投資家(3年未満)

販売手数料最大6%は:

  • 短期投資では償却不可能
  • 初年度のリターンを大きく削る

3年未満の投資期間であれば、販売手数料のないETFや他のファンドクラスを検討すべきです。

5. 元本保全を最優先する投資家

本ファンドは:

  • 2018年に-5.68%
  • 2022年に-15.85%
  • リスク区分4(7段階中)

大きな損失を許容できない投資家には不適切です。

6. 現地通貨リスクを積極的に取りたい投資家

本ファンドは93.9%が米ドル建てであり:

  • 現地通貨の大幅上昇による利益を享受できない
  • 米ドル安・現地通貨高のシナリオでは機会損失

現地通貨建てエマージング債券への投資を求める場合、専用のローカルカレンシー・ファンドを検討すべきです。

2025年下半期の投資環境における評価

マクロ経済環境

2025年11月時点の状況

米国

  • FRBは利下げサイクルの初期段階の可能性
  • インフレ率は2%目標に近づきつつある
  • 政策金利は依然として約4.5~5.0%の高水準
  • 景気は減速しつつあるが、リセッション入りは回避の見込み

エマージング市場

  • 米ドル高の一服により、通貨安圧力は緩和
  • しかし、地政学リスクは依然として高い(中東、ウクライナ、台湾海峡)
  • 中国経済の減速がアジア・エマージング市場に影響
  • 一次産品価格の不安定性(原油、金属など)

債券市場

  • 米国10年債利回り:約4.3~4.5%
  • エマージング債券スプレッド:歴史的平均より若干タイト
  • 信用イベント:ガーナ、スリランカ、パキスタンなど債務再編が進行中

本ファンドの魅力度

魅力的な点

  1. 6.4%の償還利回り
    • 米国10年債(約4.3%)対比で約2.1%のスプレッド
    • 先進国債券より明確に高い利回り
    • デフォルトがなければ、魅力的なリターン
  2. 利下げサイクルの恩恵
    • FRBの利下げは、債券価格上昇を意味
    • デュレーション6.4年は、金利低下の恩恵を受ける
  3. 米ドル建て中心のポートフォリオ
    • 為替リスクが限定的
    • 米ドルベースの投資家にとって安心
  4. 27年の運用経験
    • 複数の危機を乗り越えた実績
    • 下振れリスク管理の専門性

懸念点

  1. 一貫したアンダーパフォーマンス
    • 過去10年で年率0.77%の劣後
    • アクティブ運用の正当化が困難
  2. 高いコスト
    • Ongoing Charges 1.53%は、パフォーマンスを圧迫
    • 低コストETFとの競争で不利
  3. 地政学リスクの高まり
    • 中東、ウクライナ、台湾海峡など
    • エマージング市場のリスクプレミアムが突然拡大する可能性
  4. 米国の財政問題
    • 米国債務上限問題が再燃する可能性
    • リスクオフ局面ではエマージング債券は急落

代替投資との比較

1. エマージング債券ETF

代表例:iShares J.P. Morgan USD Emerging Markets Bond ETF(EMB)

項目本ファンド(A1USD)EMB
経費率1.53%0.39%
流動性T+1決済取引時間中いつでも売買可能
最低投資額USD 5001株(約$100)
透明性月次開示日次開示
パフォーマンスベンチマーク対比-0.77%(10年)ベンチマークとほぼ同じ

結論

  • コスト、流動性、透明性すべてでETFが優位
  • ただし、ETFは市場価格で取引されるため、NAVとの乖離リスクあり
  • 本ファンドは、ラップ口座やプライベートバンキングでの利用に適している

2. エマージング市場現地通貨建て債券ファンド

本ファンドは93.9%が米ドル建てですが、より高いリターンを求める投資家は、現地通貨建てファンドを検討する価値があります。

特徴

  • より高い利回り(通常7~9%)
  • 為替リスクが大きい
  • ボラティリティが高い

適している投資家

  • 米ドル安を予想する投資家
  • より高いリスク許容度を持つ投資家

3. マルチアセット・エマージング市場ファンド

エマージング市場への投資を、債券だけでなく、株式・通貨・商品などを含むマルチアセット・アプローチで行うファンドも存在します。

利点

  • より広範な分散
  • 株式のアップサイド・キャプチャー
  • 通貨・商品への投資機会

欠点

  • より高いボラティリティ
  • より複雑な運用
  • 通常、より高いコスト

4. ハードカレンシー・ソブリン債の直接投資

高額投資家や機関投資家は、個別のエマージング・ソブリン債を直接購入することも可能です。

利点

  • 運用報酬なし
  • 満期まで保有すれば、確定利回り(デフォルトがなければ)
  • カスタマイズ可能

欠点

  • 最低投資額が高い(通常$200,000以上)
  • 分散が困難
  • 流動性が低い
  • 専門知識が必要

総合評価と投資判断の視点

5段階評価

評価項目評価コメント
運用会社の信頼性★★★★★MFS 100年の歴史、6,450億ドルの運用資産
運用チームの経験★★★★★1998年からの継続性、27年の経験
パフォーマンス★★☆☆☆10年間で年率0.77%のアンダーパフォーム
リスク管理★★★★☆下振れリスク管理は優秀、広範な分散
コスト効率★★☆☆☆1.53%は高い、ETFと比較して不利
透明性★★★☆☆月次開示、標準的
ESG対応★★★★☆SFDR Article 8、明確な開示
流動性★★★★☆31億ドルの規模、T+1決済
総合評価★★★☆☆信頼できるが、パフォーマンスとコストに課題

どのような投資家に最適か

最も適している投資家

  1. オフショア・プライベートバンキング顧客
    • ラップ口座でのエマージング債券エクスポージャー
    • MFSブランドの信頼性を評価
    • 機関投資家向けクラス(I1USD)にアクセス可能
  2. 下振れリスク管理を最重視する機関投資家
    • 2020年と2022年の危機時の防御力を評価
    • ベンチマークを上回るリターンは二次的
    • ESG方針を満たす必要がある
  3. 長期投資家(15年以上)
    • 短期的なアンダーパフォーマンスを許容
    • 6.4%の償還利回りを長期的に享受
    • 販売手数料を長期保有で完全に償却

慎重に検討すべき投資家

  1. 個人投資家(一般)
    • 機関投資家向けクラスにアクセスできない
    • A1USDクラスのOngoing Charges 1.53%は高い
    • 低コストETFの方が有利な可能性
  2. パフォーマンス重視の投資家
    • 過去のアンダーパフォーマンスは継続する可能性
    • アクティブ運用の付加価値が出ていない
  3. 短中期投資家(5年未満)
    • 販売手数料6%を償却できない
    • ボラティリティに見合うリターンが得られない可能性

2025年下半期の投資判断

2025年11月現在の視点

短期的視点(6ヶ月~1年)

  • 弱気~中立
  • FRBの利下げは債券価格にプラスだが、地政学リスクが高い
  • 6.4%の利回りは魅力的だが、1年で2.81%のアンダーパフォーマンスの実績
  • 他の選択肢(ETF、短期国債など)を比較検討すべき

中期的視点(1~3年)

  • 中立
  • 利下げサイクルの恩恵を受ける可能性
  • しかし、エマージング市場の構造的課題(地政学、債務問題)は継続
  • ポートフォリオの一部(5~10%程度)としては検討価値あり

長期的視点(5年以上)

  • 弱気~中立
  • エマージング債券市場の長期的成長性は認められる
  • しかし、本ファンドが市場平均を上回るリターンを提供する保証はない
  • 機関投資家向けクラスであれば、検討価値あり

実践的な活用法

推奨される使用シナリオ

  1. ポートフォリオの分散要素として(5~15%)
    • 株式中心のポートフォリオに債券を追加
    • 先進国債券との分散
    • 利回り向上を図る
  2. ラップ口座内の債券配分
    • プライベートバンキング・サービスの一環
    • アドバイザーの推奨に基づく
    • 機関投資家向けクラスを利用
  3. 退職金口座の一部(保守的運用)
    • 退職まで10年以上ある場合
    • 株式60%、債券40%のようなバランス型ポートフォリオの債券部分
    • 定期的なリバランス

推奨されない使用シナリオ

  1. ポートフォリオの中核資産(50%以上)
    • リスクが高すぎる
    • 単一資産クラスへの過度の集中
    • エマージング市場危機時の損失が大きい
  2. 短期資金の運用先
    • 2~3年以内に使う予定の資金
    • 販売手数料6%を償却できない
    • ボラティリティが高すぎる
  3. レバレッジをかけた投資
    • 本ファンド自体が既にレバレッジ(103.9%の債券保有)
    • さらなるレバレッジは過度にリスキー

おわりに:賢明な投資判断のために

MFS Meridian Funds - Emerging Markets Debt Fund A1 USDは、世界初の投資信託を設立した伝統ある運用会社MFSが運用する、実績あるエマージング債券ファンドです。

ファンドの強み

  1. MFS 100年の歴史と6,450億ドルの運用資産
  2. 1998年からのポートフォリオマネージャーの継続性
  3. 2005年からの運用チームの一体性
  4. 418銘柄への広範な分散
  5. 下振れリスク管理重視の運用哲学
  6. 2020年と2022年の危機時の相対的優位性

ファンドの弱み

  1. 過去10年間で年率0.77%のベンチマーク対比劣後
  2. Ongoing Charges 1.53%という高コスト
  3. 販売手数料最大6%
  4. 一貫したアンダーパフォーマンス
  5. モーニングスター3つ星という平均的評価

結論

本ファンドは、「信頼できるが、卓越していない」エマージング債券ファンドです。

MFSというブランドの信頼性、運用チームの経験、リスク管理の堅実性は評価できます。しかし、パフォーマンスとコストの面では、より優れた選択肢(低コストETF、他のアクティブファンドなど)が存在する可能性があります。



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コロナ前のように会議室を借りての勉強会も再開したいですね。

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f-mfs-iconMFS Investment Managementは1924年、マサチューセッツ州のボストンで創業した、今でもボストンとシドニーの2拠点だけを持つ独立系の運用会社です。

MFS Meridian Funds - Emerging Markets Debt Fund(MFSメリディアン・ファンド - エマージング・マーケット・デット・ファンド)は、主に米ドル建ての新興国ソブリン債・準ソブリン債に投資するアクティブ運用型債券ファンドです。新興国通貨建て債券や新興国企業が発行する社債にも柔軟に投資を行います。

前編では、世界初の投資信託を設立したMFS Investment Managementの100年の歴史と、本ファンドの基本的な投資戦略について解説しました。中編では、2025年10月31日時点での具体的なポートフォリオ構成、過去23年間のパフォーマンス実績、そしてコスト構造について詳細に分析してまいります。

ポートフォリオ構成の詳細分析

ポートフォリオ規模と分散

2025年10月31日時点

  • 純資産総額: USD 3.1 billion(31億ドル)
  • 保有銘柄数: 418銘柄
  • 発行体数: 189発行体

418銘柄という広範な分散は、エマージング債券ファンドとして極めて保守的です。単一銘柄の債務不履行が与える影響を大幅に軽減しています。

資産配分

資産タイプ比率
債券(Bonds)103.9%
現金・現金等価物0.5%
その他-4.4%
合計100.0%

重要な観察

  1. 債券が103.9%
    • 純資産の100%を超える債券保有
    • これはレバレッジ(借入)またはデリバティブ活用を意味
    • より高いリターンの追求と引き換えにリスク増大
  2. 「その他」が-4.4%
    • ファクトシートによれば、「通貨デリバティブ」および/または「デリバティブのオフセット」
    • 為替リスクのヘッジまたは為替エクスポージャーの調整
    • 債券ポジションに対する何らかのヘッジ
  3. 現金は0.5%のみ
    • ほぼフル・インベステッド(fully invested)
    • 流動性バッファーは極小
    • 市場急落時の買い増し余力は限定的

トップ10保有銘柄(総純資産の16.6%ロング+4.8%ショート)

本ファンドのトップ10保有銘柄は極めて興味深い構成です:

順位銘柄種類
1UST Bond 5Yr Future DEC 31 25米国債先物(5年)
2US Treasury Note 2.75% AUG 15 32米国債現物
3UST Bond 10Yr Future DEC 19 25米国債先物(10年)
4UST 10Yr Ultra Bond Future DEC 19 25米国債先物(10年ウルトラ)
5Dominican Republic International Bond RegS 4.875% SEP 23 32ドミニカ共和国債
6UST Bond 30Yr Future DEC 19 25米国債先物(30年)
7Argentine Republic Government International Bond FRB JUL 09 41アルゼンチン国債(変動利付)
8Costa Rica Government International Bond RegS 7.3% NOV 13 54コスタリカ国債
9Ghana Government International Bond RegS 5% JUL 03 35ガーナ国債
10Euro Bund 10Yr Future DEC 08 25*ユーロ圏国債先物

(*) ショートポジション(売り持ち)

分析

  1. 米国債先物が上位を占める
    • 5年、10年、10年ウルトラ、30年と複数の満期
    • これは金利リスク(デュレーション)の管理ツール
    • エマージング債券の金利リスクをヘッジまたは調整
  2. 現物米国債も保有
    • 2.75%クーポンの2032年満期債
    • 流動性の確保と安全資産の保有
  3. エマージング国債
    • ドミニカ共和国(4.875%)
    • アルゼンチン(変動利付)
    • コスタリカ(7.3%)
    • ガーナ(5.0%)
    これらの利回りは極めて高く、特にコスタリカの7.3%は注目に値します。
  4. ユーロ圏国債先物のショート
    • これは唯一のショートポジション
    • 欧州金利上昇を予想、またはポートフォリオ全体の金利リスク調整
    • ユーロ安・ドル高を想定している可能性
  5. トップ10でも21.4%
    • 16.6%ロング + 4.8%ショート = 21.4%
    • 極めて分散的
    • 単一銘柄への集中リスクは低い

国別配分(トップ10)

比率地域
メキシコ6.2%中南米
サウジアラビア4.6%中東
インド3.9%アジア
チリ3.7%中南米
ルーマニア3.6%東欧
トルコ3.6%中東・欧州
ハンガリー3.3%東欧
エジプト2.9%アフリカ
アラブ首長国連邦2.9%中東
ペルー2.7%中南米
トップ10合計37.4%-

地域別分析

  1. 中南米が優勢
    • メキシコ(6.2%)、チリ(3.7%)、ペルー(2.7%)= 12.6%
    • トップ10だけで12.6%、実際には他の中南米諸国も含めるとさらに高い
  2. 中東の重視
    • サウジアラビア(4.6%)、アラブ首長国連邦(2.9%)= 7.5%
    • 産油国の財政の安定性を評価
  3. 東欧の存在感
    • ルーマニア(3.6%)、ハンガリー(3.3%)= 6.9%
    • EU加盟国または加盟候補国で、相対的に安定
  4. アジアは意外に少ない
    • トップ10ではインドのみ(3.9%)
    • 中国、インドネシア、フィリピンなどは10位以下
  5. アフリカは限定的
    • トップ10ではエジプトのみ(2.9%)
    • ガーナは保有銘柄に含まれるが、国別ではトップ10外
  6. トルコの3.6%
    • 高インフレ、通貨安、地政学リスクを抱えるトルコ
    • それでも6位にランクイン
    • 高利回りの魅力とリスクのバランス

欠如が目立つ国

トップ10エマージング国債市場であるにもかかわらず、以下の国がトップ10に含まれていません:

  • 中国:世界第2位の経済大国だが、比率は低い
  • ブラジル:中南米最大の経済だが、トップ10外
  • ロシア:2022年のウクライナ侵攻後、制裁により投資不可能の可能性

通貨別配分(トップ10)

通貨比率
米ドル(USD)93.9%
エジプトポンド1.0%
ウルグアイペソ0.8%
インドルピー0.6%
ナイジェリアナイラ0.6%
チェココルナ0.5%
ペルーソル0.5%
ルーマニアレウ0.4%
ブラジルレアル0.4%
トルコリラ0.4%

極めて重要な発見

  1. 米ドルが93.9%
    • ファンドの目的「米ドル建てトータルリターン」に完全に合致
    • 現地通貨リスクはほぼ取っていない
  2. 現地通貨は合計わずか6.1%
    • エジプトポンドが最大で1.0%
    • 他はすべて1%未満
    • 現地通貨への投資は極めて限定的
  3. 国別配分との乖離
    • 例:トルコは国別で3.6%だが、トルコリラは0.4%
    • これは、トルコが発行する米ドル建て債券を保有していることを意味
    • 同様に、メキシコ、チリ、ペルーなども主に米ドル建て債券

米ドル建てエマージング債券投資の意味

エマージング国が自国通貨ではなく米ドルで債券を発行する理由:

  1. 国際投資家へのアピール:為替リスクを嫌う投資家にアクセス
  2. より低い金利:通貨リスクプレミアムが不要
  3. 市場慣行:国際債券市場では米ドルが標準

しかし、発行国にとってのリスク:

  1. 通貨ミスマッチ:収入は自国通貨、返済は米ドル
  2. 為替リスク:自国通貨安で返済負担増
  3. 2000年代初頭のアルゼンチンやトルコの危機はこのパターン

信用格付けプロファイル

格付け比率格付け説明
米国政府債4.3%実質リスクフリー
AA2.2%極めて高い信用力
A12.2%高い信用力
BBB29.6%投資適格の下限
BB30.9%最大比率、投資適格未満
B10.9%投機的格付け
CCC以下8.3%実質的デフォルトリスク
格付けなし5.5%評価困難
平均信用格付けBB+投資適格未満だが、投機的の上位

重要な観察

  1. BBとBBBで60.5%
    • BB格(30.9%)とBBB格(29.6%)でほぼ60%
    • これは投資適格とハイイールドの境界線上
    • リスクとリターンのバランス点
  2. 投資適格(BBB以上)は48.3%
    • 米国政府債4.3% + AA 2.2% + A 12.2% + BBB 29.6% = 48.3%
    • 約半分は投資適格
  3. ハイイールド(BB以下)は50.1%
    • BB 30.9% + B 10.9% + CCC以下 8.3% = 50.1%
    • 残り半分はハイイールド(ジャンク債)
  4. CCC以下が8.3%
    • これは極めて高リスク
    • デフォルトリスクが顕在化している可能性
    • 高利回りと引き換えに大きなリスク
  5. 平均格付けBB+
    • 投資適格未満だが、投機的格付けの最上位
    • エマージング債券ファンドとしては標準的
    • ただし、保守的投資家には受け入れがたいリスク水準

ポートフォリオ特性

項目数値
平均実効満期(Avg. Eff. Maturity)9.6年
平均実効デュレーション(Avg. Eff. Duration)6.4年
償還利回り(Yield to Maturity)6.4%
ワースト利回り(Yield to Worst)6.3%

分析

  1. 平均実効満期9.6年
    • エマージング債券ファンドとしては中期的
    • 長すぎず、短すぎず、バランスの取れた満期
    • 金利変動への感応度は中程度
  2. 平均実効デュレーション6.4年
    • 金利が1%上昇すると、ファンドNAVは約6.4%下落
    • 金利が1%下落すると、ファンドNAVは約6.4%上昇
    • 金利リスクは無視できない水準
  3. 償還利回り6.4%
    • すべての債券を満期まで保有し、かつ債務不履行がない場合の年率リターン
    • 2025年10月時点では魅力的な水準
    • 米国10年債が約4.3~4.5%の時代に、6.4%は約2%のスプレッド
  4. ワースト利回り6.3%
    • コールオプション、期限前償還、その他の条項を考慮した最悪ケースの利回り
    • 償還利回り6.4%とほぼ同じ
    • ポートフォリオに期限前償還条項付き債券が少ないことを示唆
  5. 6.4%の利回りは保証されない
    • これはあくまで現時点での試算
    • 実際のリターンは以下により大きく異なる:
      • 債務不履行(デフォルト)
      • 債券価格の市場変動
      • 為替変動(現地通貨建て債券の場合)
      • 売却タイミング

パフォーマンス分析

短期パフォーマンス(2025年10月31日時点)

期間A1USDベンチマーク超過/劣後
1ヶ月4.54%5.64%-1.10%
3ヶ月4.07%4.87%-0.80%
6ヶ月0.07%0.57%-0.50%
年初来(YTD)10.27%13.02%-2.75%
1年9.95%12.76%-2.81%

衝撃的な発見

  1. 全期間でベンチマークを下回る
    • 1ヶ月から1年まで、すべての期間でアンダーパフォーム
    • アクティブ運用の付加価値が出ていない
  2. 1年で2.81%のアンダーパフォーマンス
    • 9.95% vs. 12.76%という大きな差
    • Ongoing Charges 1.53%を考慮しても、説明できない差
  3. 年初来で2.75%の劣後
    • 2025年は特に厳しい年
    • 市場環境の急変にポートフォリオが対応できていない可能性
  4. 過去6ヶ月は0.07%
    • ほぼゼロリターン
    • エマージング債券市場の停滞を反映

中期・長期パフォーマンス(年率換算)

期間A1USDベンチマーク超過/劣後
3年11.73%13.02%-1.29%
5年2.13%2.71%-0.58%
10年3.36%4.13%-0.77%

長期的視点での評価

  1. 3年で11.73%
    • 年率11.73%は表面的には優秀
    • しかしベンチマークは13.02%で、1.29%のアンダーパフォーム
  2. 5年でわずか2.13%
    • 年率2.13%は極めて低い
    • これは2020年のコロナショックと2022年のFRB急速利上げの影響
    • エマージング債券の「失われた5年」
  3. 10年で3.36%
    • 年率3.36%は、米国債券市場の平均を下回る
    • 10年米国債の平均利回り(約2.5~3.0%)とほぼ同等
    • エマージング債券のリスクプレミアムが実現していない
  4. 全期間でアンダーパフォーマンス
    • 短期・中期・長期すべてでベンチマークを下回る
    • アクティブ運用の正当化が困難

カレンダー年別リターン(A2USD、販売手数料控除前)

ファンドベンチマーク超過/劣後
2015-1.35%1.18%-2.53%
20168.90%10.15%-1.25%
20178.89%10.26%-1.37%
2018-5.68%-4.26%-1.42%
201913.31%15.04%-1.73%
20207.05%5.26%+1.79%
2021-2.99%-1.80%-1.19%
2022-15.85%-17.78%+1.93%
20239.56%11.09%-1.53%
20246.29%6.54%-0.25%

過去10年の詳細分析

  1. 10年中8年でアンダーパフォーム
    • 2020年と2022年のみアウトパフォーム
    • 一貫性の欠如
  2. 2020年のアウトパフォーマンス
    • コロナショック時に+1.79%の超過リターン
    • これは下振れリスク管理の成功例
    • MFSの運用哲学「下振れリスク管理重視」の実証
  3. 2022年のアウトパフォーマンス
    • FRB急速利上げとエマージング債券暴落の年
    • ファンド-15.85% vs. ベンチマーク-17.78%
    • 損失はしたが、ベンチマークより小さい損失
  4. 2015年と2019年の大幅な劣後
    • 2015年:-2.53%
    • 2019年:-1.73%
    • 好調な市場環境で取り残される
  5. ボラティリティは低い
    • ベンチマークと比較して、上下の振れ幅が小さい傾向
    • 2020年と2022年の危機時に相対的に優れたパフォーマンス
    • 上昇相場では取り残される

投資スタイルの解釈

このパフォーマンス・パターンは、以下の運用スタイルを示唆します:

  • 保守的なポジショニング
  • 下振れリスク管理優先
  • 上昇相場でのアップサイドキャプチャー不足
  • 危機時の防御力

10年間の$10,000投資の成長(NAVベース、販売手数料なし)

A2USDクラス

  • 開始: $10,000(2015年10月)
  • 終了: $13,936(2025年10月)
  • 成長率: 39.36%
  • 年率リターン: 約3.37%

ベンチマーク

  • 開始: $10,000(2015年10月)
  • 終了: $14,985(2025年10月)
  • 成長率: 49.85%
  • 年率リターン: 約4.13%

差異: $1,049(ベンチマークに対して約10%の劣後)

10年間で$1万ドルを投資した場合、ベンチマークと比較して約$1,049の機会損失です。これは無視できない差です。

直近1年の推移(2024年10月~2025年10月)

A2USDクラス

  • 開始: $10,000
  • 終了: $11,003
  • 成長率: 10.03%

ベンチマーク

  • 開始: $10,000
  • 終了: $11,276
  • 成長率: 12.76%

差異: $273(ベンチマークに対して2.73%の劣後)

1年という短期でも、ベンチマークとの差は明確です。

リスク指標

リスク・リターン・プロファイル

PRIIPs KIDリスク・インジケーター4(7段階中)

低リスク                           高リスク
通常低リターン                     通常高リターン
|-----|-----|-----|-----|-----|-----|
  1     2     3     4     5     6     7
                  ↑
              本ファンド

リスク区分4は「中程度のリスク」を意味します。これは:

  • 株式ファンド(通常5~7)より低リスク
  • 債券ファンド(通常2~4)の中では高リスク側
  • エマージング債券ファンドとしては標準的

3年間のリスク指標(A2USDクラス)

標準偏差

  • ファンド: 7.72
  • ベンチマーク: 7.54

標準偏差は、リターンのばらつき(ボラティリティ)を示します。大きいほど、価格変動が激しいことを意味します。

重要な観察

  • ファンドの標準偏差(7.72)は、ベンチマーク(7.54)をわずかに上回る
  • これは、ファンドのボラティリティがベンチマークより若干高いことを意味
  • アクティブ運用により、余分なボラティリティを取っている
  • しかし、そのボラティリティに見合うリターンは得られていない(前述のアンダーパフォーマンス)

コスト構造の分析

A1USDクラスの手数料体系

手数料項目比率
Ongoing Charges(継続費用)1.53%
販売手数料(最大)最大6.00%

1.53%の継続費用は高い

エマージング債券ファンドとしては標準的ですが、絶対額としては高いと言えます:

  • 米国のエマージング債券ETF:0.40~0.60%程度
  • パッシブ運用のエマージング債券ファンド:0.50~0.80%程度
  • アクティブ運用のプレミアム:約0.7~1.0%

年率1.53%は、10年間では約14.3%(複利考慮)に相当します。$10,000の投資に対して、10年間で約$1,430の手数料です。

販売手数料6%の衝撃

最大6%の販売手数料は、初期投資を大きく削ります:

  • $10,000投資の場合、$600が販売手数料
  • 実際の投資額は$9,400
  • 6%の損失を取り戻すには、約6.4%のリターンが必要

  • 販売手数料6%を支払った場合の実質リターン(1年)
  • ファンドリターン9.95% - 販売手数料6% = 約3.95%の初年度リターン
  • ベンチマークの12.76%を大きく下回る

販売手数料は、長期保有によって償却されますが、短期投資には極めて不利です。

他のシェアクラスとの比較

クラスOngoing Charges特徴
A1USD1.53%個人投資家向け、最も一般的
I1USD0.75%機関投資家向け、低コスト
W1USD0.90%ディスクリーショナリー運用口座向け

重要な洞察

  • I1USDクラスのOngoing Charges(0.75%)は、A1USD(1.53%)の半分以下
  • 年間0.78%の差は、10年間で約7.5%の差に相当
  • 機関投資家や高額投資家は、低コストクラスにアクセス可能

ただし、I1USDクラスには通常、より高い最低投資額(数十万ドル以上)が求められます。

中編のまとめ

本日の中編では、MFS Meridian Funds - Emerging Markets Debt Fund A1 USDの具体的なポートフォリオ構成とパフォーマンス実績について詳細に分析しました。

主要な発見

ポートフォリオ構成

  1. 418銘柄、189発行体への広範な分散
  2. 債券103.9%、デリバティブで-4.4%のネット調整
  3. 米ドル建て93.9%、現地通貨はわずか6.1%
  4. 信用格付け平均BB+、ハイイールド債が50%
  5. 平均デュレーション6.4年、償還利回り6.4%
  6. 中南米・中東・東欧への重点投資

パフォーマンス

  1. 全期間でベンチマークを下回る(1ヶ月~10年)
  2. 10年年率リターン3.36% vs. ベンチマーク4.13%(-0.77%)
  3. 2020年と2022年の危機時は相対的に優秀
  4. 上昇相場での取り残され傾向
  5. 下振れリスク管理重視の運用スタイル

コスト

  1. Ongoing Charges 1.53%(年間)は高い
  2. 販売手数料最大6%は初期リターンを大きく削る
  3. 機関投資家向けクラス(I1USD、0.75%)は半額以下





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コロナ前のように会議室を借りての勉強会も再開したいですね。

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f-mfs-iconMFS Investment Managementは1924年、マサチューセッツ州のボストンで創業した、今でもボストンとシドニーの2拠点だけを持つ独立系の運用会社です。

MFS Meridian Funds - Emerging Markets Debt Fund(MFSメリディアン・ファンド - エマージング・マーケット・デット・ファンド)は、主に米ドル建ての新興国ソブリン債・準ソブリン債に投資するアクティブ運用型債券ファンドです。新興国通貨建て債券や新興国企業が発行する社債にも柔軟に投資を行います。

エマージング市場の債券投資は、高いリターンの可能性と引き換えに、政治リスク、信用リスク、為替リスクなど多様なリスクを内包する投資領域です。しかし、適切なリスク管理と銘柄選択により、魅力的なリスク調整後リターンを実現できる可能性があります。本日から3回にわたり、世界初の投資信託を設立した歴史的運用会社MFS Investment Managementが運用する、MFS Meridian Funds - Emerging Markets Debt Fund A1 USD(以下、本ファンド)について詳しく解説してまいります。

運用会社MFS Investment Managementの輝かしい歴史

世界初の投資信託の誕生

MFS Investment Managementを理解する上で、まずその歴史的意義を認識することが極めて重要です。

1924年:投資信託革命の始まり

1924年、L. Sherman Adams、Charles H. Learoyd、Ashton L. Carrの3名は、ボストンで革命的な金融商品を世に送り出しました。それが世界初のオープンエンド型投資信託「Massachusetts Investors Trust(MIT)」です。

当時の1920年代、米国はいわゆる「狂騒の20年代」(Roaring Twenties)の真っただ中にありました。株式市場は空前の活況を呈していましたが、一般の投資家が直面していた現実は厳しいものでした:

当時の投資環境の問題点

  1. クローズドエンド型ファンドの弊害
    • 純資産価値(NAV)を大きく上回るプレミアム価格での販売
    • 投資家の無知につけ込んだ不透明な運営
    • レバレッジを活用した投機的投資
    • 他のクローズドエンド型ファンドへの投資という循環構造
  2. 流動性の欠如
    • 保有証券の直接所有権がない
    • 売却時には他の投資家を見つける必要
    • 公正価格での売却が困難
  3. 富裕層のみへの限定
    • 高額な最低投資金額
    • プロフェッショナルな運用へのアクセス制限

Massachusetts Investors Trustの革新性

MITは、これらすべての問題を解決する画期的な仕組みを提供しました:

  1. 純資産価値での取引
    • プレミアムなしの公正価格
    • 透明性の確保
  2. 直接償還の仕組み
    • ファンドへの直接売却が可能
    • 即座の流動性提供
  3. 少額投資の実現
    • 50ドルという手頃な最低投資額
    • 一般市民への投資機会の開放
  4. プロフェッショナル運用
    • 鉄道会社や公益企業など安定企業への分散投資
    • リスク管理された運用方針

MIT は5万ドルの資産でスタートしましたが、1929年までには1,400万ドルまで成長しました。

大恐慌の試練と復活

1929年:最大の試練

1929年10月の株式市場大暴落(ブラックマンデー)は、MITに壊滅的な打撃を与えました。ファンドの価値は83%下落という歴史的損失を記録しました。

しかし、MFS(当時はまだMIT)が他の多くの投資会社と異なっていたのは、この危機への対応でした:

危機への対応策

  1. ポートフォリオの多様化
    • 株式偏重から、債券を含むバランス型へ転換
    • リスク管理の強化
  2. 透明性の向上
    • 投資家への情報開示の徹底
    • 業界の信頼回復への貢献
  3. 社内リサーチ体制の構築
    • 業界初の本格的な社内リサーチ部門の設立
    • ファンダメンタル分析の重視
  4. 1940年投資会社法の制定への協力
    • 議会と協力して投資信託業界の規制枠組みを構築
    • 投資家保護の制度化

この危機を乗り越えたMITは、より強固な運用体制を確立し、1959年には米国最大の投資信託に成長しました。

MFSへの発展と革新の継続

1969年:Massachusetts Financial Services(MFS)への改組

1969年、事業範囲の拡大を反映して、Massachusetts Investors TrustはMassachusetts Financial Services(MFS)に改組されました。

その後の主要な革新

  • 1976年:全米初の地方債ファンド(Managed Municipal Bond Trust)の提供
  • 1981年:米国初のグローバル分散型債券ファンド(Massachusetts Financial International Trust-Bond Portfolio)のローンチ
  • 1982年:カナダのSun Life Financialによる買収、グローバル展開の加速
  • 1986年:NYSE上場の初のクローズドエンド型ハイイールド地方債ファンドの提供
  • 1995年:MFS Meridian Fundsの設立(国際投資家向けファンドシリーズ)
  • 2024年:設立100周年を迎え、6,453億ドル(2024年9月末時点)の運用資産を保有

2003年スキャンダルと改革

MFSの歴史を語る上で、避けて通れない暗い章があります。

2003年、MFSを含むボストン地域の6つの投資信託会社が、マサチューセッツ州とニューハンプシャー州の規制当局による調査を受けました。SEC(米国証券取引委員会)は、MFSが目論見書において、マーケットタイミング取引に関する方針について「虚偽かつ誤解を招く」記述をしていたと主張しました。

これは、2003年投資信託スキャンダルの一環であり、業界全体を揺るがす事件でした。

MFSの対応

  • 州・連邦当局との和解のため3.5億ドルを支払い
  • 2004年から2010年まで、Robert Pozenを非常勤会長として招聘
  • 包括的な社内改革を実施:
    • 投資家への手数料情報の詳細開示
    • ファンド取締役会の独立性確保
    • マーケットタイミング取引の抑止策導入

このスキャンダルは痛恨の出来事でしたが、MFSは改革を通じて信頼回復に努め、その後20年間で運用資産を大幅に拡大させました。

現在のMFS Investment Management

2025年現在の概要

  • 運用資産: 約6,450億ドル(2024年9月末)
  • 本社: ボストン、マサチューセッツ州
  • 所有: Sun Life Financial(カナダ)の完全子会社
  • 従業員数: 約3,000名以上
  • グローバル展開: 世界中に複数の拠点
  • 運用哲学: 長期志向、アクティブ運用、協調的リサーチ、統合的リスク管理

MFSは100年の歴史を通じて、一貫して「顧客の最善の利益」を優先する姿勢を貫いてきました。その運用哲学は:

  • 長期的視点:短期的な市場ノイズに惑わされない
  • チーム重視:個人より最良のアイデアを優先
  • 統合的リサーチ:株式・債券・マクロ経済の包括的分析
  • リスク管理:下振れリスクの管理を重視

MFS Meridian Fundsの概要

MFS Meridian Fundsとは

MFS Meridian Fundsは、1995年に設立されたルクセンブルグ籍のSICAV(変額投資会社)です。国際投資家向けに設計されており、UCITS規制に準拠した、欧州基準の投資信託ファンドシリーズです。

特徴

  • ルクセンブルグのCSSF(金融監督委員会)により認可
  • UCITS(譲渡可能証券の集団投資事業)規制準拠
  • 複数の資産クラスとストラテジーをカバー
  • 様々な通貨建てのシェアクラスを提供

Emerging Markets Debt Fundの位置づけ

MFS Meridian Fundsの中で、Emerging Markets Debt Fundは債券運用の主力商品の一つです。2002年10月1日に設定され、23年以上の運用実績を持ちます。

ファンドの基本情報

基礎データ

  • ファンド名: MFS Meridian Funds - Emerging Markets Debt Fund
  • シェアクラス: A1 USD(accumulation=再投資型)
  • ISIN: LU0125948108
  • 設定日: 2002年10月1日
  • ファンドサイズ: USD 3.1 billion(31億ドル、2025年10月31日時点)
  • 運用会社: MFS Investment Management Company (Lux) S.à r.l.
  • 登記地: ルクセンブルグ
  • ファンド形態: SICAV
  • 基準通貨: 米ドル(USD)
  • ベンチマーク: JPMorgan Emerging Markets Bond Index Global Diversified

モーニングスター格付け

  • カテゴリー: Global Emerging Markets Bond(グローバル・エマージング市場債券)
  • 星評価: ★★★(3つ星、5段階中)

モーニングスター3つ星は「平均的」な評価を意味します。同カテゴリー内での相対評価であり、過去のリスク調整後リターンに基づいています。

ファンドの投資目的

目的: 米ドル建てでのトータルリターンの追求

シンプルですが、この目的には重要な含意があります:

  1. 米ドル建て:為替リスクの扱いが重要
  2. トータルリターン:キャピタルゲイン+インカムゲイン両方を追求
  3. 絶対リターンではなく相対リターン:ベンチマークとの比較が重要

投資戦略の詳細

主要投資対象

本ファンドは、エマージング市場の債券に**最低70%**を投資します。

1. 米ドル建て債券中心

本ファンドは主に米ドル建てのエマージング市場債券に投資します。これには以下の理由があります:

  • 為替リスクの軽減:米ドル建てファンドなので、米ドル建て債券なら為替リスクなし
  • 流動性:米ドル建て債券市場は、現地通貨建て市場より流動性が高い
  • 信用リスクの分離:為替リスクと信用リスクを切り離して評価可能

ただし、現地通貨建て債券への投資も可能であり、現地通貨(ローカルカレンシー)のエクスポージャーを取ることができます。

2. ソブリン債・準ソブリン債中心

ファンドの中心的投資対象は:

  • ソブリン債(Sovereign debt):エマージング国政府が発行する債券
  • 準ソブリン債(Quasi-sovereign debt):政府機関や政府系企業が発行する債券

これらは、企業債と比較して:

  • より高い流動性
  • より透明な信用分析(国のマクロ経済指標が鍵)
  • カントリーリスクの直接的な反映

3. 社債への投資も可能

エマージング市場に所在する企業が発行する社債にも投資可能です。これにより:

  • セクター分散が可能
  • より高い利回りの追求
  • 国リスクと企業個別リスクの複合的評価

4. ハイイールド債への全額投資可能

重要な点として、本ファンドは全資産を投資適格未満(below investment grade)の債券に投資可能です。これは:

  • エマージング市場の多くの国がBBまたはそれ以下の格付け
  • より高いリターンの追求
  • 信用リスクの増大

を意味します。

地域配分の柔軟性

エマージング市場として定義される国は:

  • ラテンアメリカ(中南米)
  • アジア
  • アフリカ
  • 中東
  • 東欧を中心とする欧州新興国

ファンドは、少数の国または特定の地域に比較的大きな比率を投資する可能性があります。この柔軟性は:

  • アクティブ運用の本質
  • 魅力的な投資機会への集中
  • 集中リスクの発生

という両面を持ちます。

運用チームの紹介

ポートフォリオマネージャー

Neeraj Arora, CFA

  • MFS在籍: 14年
  • 業界経験: 20年
  • 役割: エマージング債券戦略の共同マネージャー

Neeraj Aroraは、MFSの固定収益投資責任者であり、ポートフォリオマネージャーです。米ドル建てと現地通貨建ての両方のエマージング債券戦略を統括しています。

Ward Brown, CFA, Ph.D.

  • MFS在籍: 20年(2005年入社)
  • 業界経験: 30年
  • 学歴:
    • McGill University学士
    • London School of Economics修士・博士(経済学)
  • 前職:
    • 国際通貨基金(IMF)エコノミスト(8年間)
    • London School of Economics講師
  • MFSでの経歴:
    • 2005年:債券リサーチアナリストとして入社
    • 2008年:ポートフォリオマネージャーに昇格

Ward Brownの経歴は、エマージング債券投資にとって理想的です:

  • IMFでの経験により、新興国のマクロ経済・政策を深く理解
  • 経済学博士として、理論的基礎が堅固
  • 20年のMFS在籍により、複数の市場サイクルを経験

運用チームの特徴

ファクトシートに記載されている重要な点:

  • ポートフォリオマネージャーは1998年から在任
  • ポートフォリオ運用チームは2005年から一緒

これは極めて重要な情報です。投資信託において、運用チームの継続性経験は、パフォーマンスの持続性を予測する重要な指標です。

1998年から在任ということは、以下の歴史的イベントを経験していることを意味します:

  • 1998年:ロシア通貨危機とLTCM破綻
  • 2001年:アルゼンチン債務不履行
  • 2008年:リーマンショック
  • 2013年:テーパータントラム(FRBの量的緩和縮小示唆による新興国からの資金流出)
  • 2015年:中国株式市場の混乱
  • 2020年:コロナショック
  • 2022年:FRB急速利上げとエマージング市場の混乱

27年間にわたってエマージング債券市場を経験したマネージャーの知見は、計り知れない価値があります。

機関投資家向けポートフォリオマネージャー

Laura Reardon

  • MFS在籍1年、業界経験17年
  • 助言的役割(day-to-day運用の責任はなし)

Katrina Uzun

  • MFS在籍7年、業界経験24年
  • 機関投資家向けの固定収益ポートフォリオマネージャー

これらの機関投資家向けマネージャーは、ポートフォリオの管理について助言・コミュニケーションを行いますが、日々の運用判断の責任は負いません。彼らの主な役割は:

  • 大口機関投資家とのコミュニケーション
  • ポートフォリオ戦略の説明
  • リスク管理の監視

運用アプローチの特徴

ファクトシートが強調する本ファンドの運用アプローチの3つの柱

1. リサーチ集約型アプローチ

"Research-intensive approach focuses on outperformance through country and security selection, with an emphasis on managing downside risk"

  • 国別選択:マクロ経済分析に基づく国別配分の決定
  • 個別証券選択:信用分析に基づく銘柄選択
  • 下振れリスク管理重視:アップサイドより、ダウンサイド保護を重視

この「下振れリスク管理重視」は、MFSの運用哲学の核心です。大きなリターンを追うより、大きな損失を避けることを優先します。

2. 分散と流動性による柔軟性確保

"Seeks to manage volatility and preserve flexibility through diversification and liquid holdings"

  • 分散:国・セクター・満期・格付けなど多様な軸での分散
  • 流動性の高い保有資産:市場ストレス時にも売却可能な資産への投資
  • 柔軟性の維持:機動的なポジション変更が可能

エマージング債券市場は流動性が突然枯渇するリスクがあります。2008年や2020年3月のような危機時に、流動性のない資産を抱えることは致命的です。本ファンドは、流動性を犠牲にして利回りを追求するのではなく、流動性を重視します。

3. チームの経験と継続性

"Team experience and continuity: Portfolio manager in place since 1998; Portfolio management team together since 2005"

既に述べた通り、27年間の運用経験と、20年間のチーム継続性は、本ファンドの最大の強みの一つです。

SFDR Article 8分類

本ファンドは、EU持続可能金融開示規則(SFDR)においてArticle 8に分類されています。

SFDRの3つの分類

  • Article 6: 持続可能性リスクを投資プロセスに統合
  • Article 8: 環境的または社会的特性を体系的に促進し、それに応じた情報開示を強化
  • Article 9: 通常「インパクト」ファンド向けで、財務リターンと特定の環境的・社会的成果の二重の目的を持つ

Article 8分類は、本ファンドがESG要因を単に考慮するだけでなく、体系的に環境的・社会的特性を促進することを意味します。ただし、Article 9ほどの強いインパクト志向ではありません。

前編のまとめ

本日の前編では、MFS Investment Managementの100年に及ぶ輝かしい歴史と、MFS Meridian Funds - Emerging Markets Debt Fund A1 USDの基本情報、投資戦略について解説しました。

重要なポイント

  1. MFSは1924年に世界初の投資信託を設立した歴史的運用会社
  2. 大恐慌の83%下落を乗り越えた強靭な運用体制
  3. 2003年スキャンダルを経て、改革を通じて信頼回復
  4. 現在6,450億ドルの運用資産を持つグローバル運用会社
  5. 本ファンドは2002年設定、31億ドルの規模
  6. ポートフォリオマネージャーが1998年から在任という驚異的な継続性
  7. 運用チームが2005年から一緒という強固なチーム体制
  8. 米ドル建てエマージング債券中心だが、現地通貨建ても可能
  9. ハイイールド債への全額投資が可能
  10. SFDR Article 8によるESG統合





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コロナ前のように会議室を借りての勉強会も再開したいですね。

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Franklin Templeton(フランクリン・テンプルトン)は、1947年の設立以来、75年以上にわたって世界の投資家に幅広い投資ソリューションを提供してきたアメリカの大手資産運用会社です。現在、グローバルで約1.5兆ドルの運用資産を有し、アクティブ運用からパッシブ運用まで多様な投資戦略を展開しています。


新興国投資の代表格として長年にわたって注目を集めているFranklin Templeton Templeton BRIC Fund(ティッカー:LU0229945570)について、2025年5月31日時点の最新ファクトシートと市場動向を基に詳細分析をお届けします。


スクリーンショット 2025-07-14 11.57.54

BRICSはブラジル、ロシア、インド、中国、南アフリカの5か国から構成される新興国グループで、2025年には新たに5か国が加盟し、現在11か国体制となっています。このファンドは、これらの成長著しい経済圏への投資機会を提供する重要な投資手段です。

ファンド概要

基本情報

  • 設定日:2005年10月25日(運用歴約20年)
  • 基準通貨:米ドル
  • ファンドマネージャー:Chetan Sehgal(30年の運用経験、33年の業界経験)
  • 純資産総額:4億510万米ドル
  • 最低投資額:1,000米ドル
  • 継続費用率:2.46%

投資目標 中期から長期にわたって投資価値の向上を目指し、主にブラジル、ロシア、インド、中国(香港・台湾含む)に所在または重要な事業展開を行う企業の株式に投資する積極運用戦略を採用しています。

パフォーマンス分析

2025年の好調な実績

2025年5月31日時点のパフォーマンスは非常に印象的です:

主要リターン指標

  • 過去1年:+23.75%
  • 過去3年(年率平均):+9.38%
  • 過去5年(年率平均):+5.92%
  • 設定来(年率平均):+4.29%

特に注目すべきは、ベンチマークのMSCI BRIC指数を大幅に上回っている点です。過去1年では23.75%のリターンに対し、ベンチマークは15.05%と、8.7%ポイントの超過収益を達成しています。

長期トレンド

過去5年間の推移を見ると:

  • 2020-2021年:コロナ禍からの回復期に大幅上昇
  • 2022年:地政学的リスクとインフレ懸念で調整
  • 2023年:中国経済再開期待で反発
  • 2024-2025年:安定的な成長軌道へ

スクリーンショット 2025-07-14 11.58.04

ポートフォリオ

上位保有銘柄(2025年5月31日時点)

  1. 台湾セミコンダクター(TSMC):9.22%
    • 世界最大の半導体ファウンドリー
    • AI・5G需要の恩恵を享受
  2. ICICI銀行:7.21%
    • インド最大級の民間銀行
    • デジタル化の先駆者
  3. テンセント・ホールディングス:6.04%
    • 中国の巨大テック企業
    • ゲーム・SNS・フィンテック事業
  4. アリババグループ:5.73%
    • 中国最大のeコマース企業
    • クラウド事業も展開
  5. Prosus NV:5.16%
    • 南アフリカ発の投資会社
    • テンセント株主として知られる

地域配分の戦略的バランス

地域別配分では中国への集中が特徴的です:

  • 中国:41.33%(香港含む)
  • インド:21.41%
  • 台湾:14.66%
  • ブラジル:11.60%
  • 米国:3.62%(ADR等)
  • 現金:4.85%

興味深いのは、ロシアへの配分が0%となっている点です。これは2022年以降の地政学的情勢を反映した運用判断と考えられます。

セクター配分の多様化

  • 金融:23.89%
  • 消費者裁量:21.05%
  • 情報技術:19.92%
  • 通信サービス:9.89%
  • 工業:6.15%

バランスの取れたセクター配分により、特定業界リスクを分散しています。

スクリーンショット 2025-07-14 11.58.19

2025年のBRICS経済環境

経済成長の見通し

IMFのデータによると、BRICS11か国の合計GDPは2025年に3.4%成長が予測されており、世界平均の2.8%を上回っています。また、BRICS諸国は世界経済の40%を占めており、2025年には41%に拡大する見込みです。

国別成長予測(2025年)

  • エチオピア:6.6%
  • インド:6.2%
  • インドネシア:4.7%
  • UAE:4.0%
  • 中国:4.0%

地政学的な変化

2025年のBRICSサミットは7月6-7日にブラジルのリオデジャネイロで開催予定ですが、中国の習近平主席とロシアのプーチン大統領は参加しない見通しとなっており、内部の結束に課題も見られます。

一方で、BRICS諸国では再生可能エネルギーへの転換が加速しており、化石燃料の発電量が全体の半分を下回る水準まで低下しています。これは長期的な構造変化として投資機会を提供する可能性があります。

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投資リスクの評価

主要リスク要因

  1. 中国市場リスク
    • 政治・経済・税制・運用面でのリスク
    • 香港・上海・深圳証券取引所接続制度リスク
  2. 新興国リスク
    • 政治・経済システムの未成熟性
    • 流動性・透明性の問題
    • 保管リスク
  3. 外国為替リスク
    • 為替変動による損失リスク
    • 為替管理規制
  4. 流動性リスク
    • 不利な市場環境での売却困難
    • 環境災害やパンデミック等の影響

リスク管理への取り組み

ファンドでは以下の手法でリスク管理を行っています:

  • 分散投資:55の発行体に分散投資
  • 現金保有:4.85%の現金ポジション維持
  • 積極運用:市場環境に応じた機動的な配分調整

2025年の投資戦略と見通し

注目すべき投資テーマ

  1. デジタル化の加速
    • インドのフィンテック革命
    • 中国のスーパーアプリエコシステム
  2. グリーントランジション
    • 中国とUAEの電気自動車・太陽光協力
    • ブラジルとインドのバイオ燃料連携
  3. 消費市場の拡大
    • 中間層の成長
    • 都市化の進展

ファンドの強み

  1. 経験豊富な運用陣:30年の経験を持つポートフォリオマネージャー
  2. 優れた銘柄選択力:ベンチマーク対比で継続的な超過収益
  3. リスク管理体制:適切な分散投資とリスクコントロール

投資判断のポイント

投資に適している投資家

  • 新興国の長期成長に投資したい投資家
  • ポートフォリオの地域分散を図りたい投資家
  • ある程度のボラティリティを許容できる投資家
  • 5年以上の投資期間を想定している投資家

注意すべき点

  • 新興国特有の高いボラティリティ
  • 地政学的リスクの影響
  • 為替変動の影響
  • 相対的に高い運用コスト(継続費用率2.46%)

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まとめ

Franklin Templeton Templeton BRIC Fundは、BRICS経済圏が世界の40%の人口と25%以上のGDPを占める中で、その成長機会を捉える有力な投資手段として位置づけられます。

2025年の好調なパフォーマンスと経験豊富な運用陣による銘柄選択力は評価できますが、新興国投資固有のリスクを十分理解した上での投資判断が重要です。特に、地政学的情勢の変化や中国市場への高い依存度については継続的な注意が必要でしょう。

長期的には、BRICSの経済規模拡大と技術革新、グリーンエネルギーへの転換等のトレンドが投資機会を提供すると考えられ、適切なリスク管理の下で検討に値するファンドと評価できます。


本記事は2025年7月時点の情報に基づいて作成されており、投資判断は自己責任で行ってください。過去のパフォーマンスは将来の運用成果を保証するものではありません。




※本記事の情報は2025年7月時点のものです。投資判断は各自の責任で行ってください。

※投資にはリスクが伴います。詳細な投資判断については、専門家にご相談ください。



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ところで、「アボカド」は野菜ではなく果物だと知っていましたか?カロリーは高いけど、糖質は少なめなんですって。

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INGグループの傘下に入ってからかれこれ数年が経過したとはいえ、そのブランド価値は依然として抜群です。それがノースカロライナ州シャーロットに本社を置き、USD406Bもの預かり資産を持つBaring Asset Management Limitedです。

グローバル新興国市場への投資機会を提供するバリングス・グローバル・エマージング・マーケッツファンド(Class A USD Inc)について詳しく分析してみたいと思います。このファンドは、モーニングスター社から「Global Emerging Markets Equity」カテゴリーで星4つという高い格付けを受けており、新興国投資における優秀な選択肢として注目されています。

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ファンドの基本情報と運用哲学

設定年月日: 1992年2月24日(33年の豊富な運用実績)
運用会社: バリング・アセット・マネジメント
純資産総額: 520.4百万米ドル
投資銘柄数: 59銘柄(集中投資アプローチ)

ポートフォリオマネージャー:

  • William Palmer氏(31年の経験)
  • Michael Levy氏(29年の経験)
  • Isabelle Irish氏, CFA(19年の経験)

この3名の経験豊富なマネージャー陣は、28名の専門新興国投資プロフェッショナルによってサポートされており、ファンダメンタル分析に基づくボトムアップ・アプローチを採用しています。

堅実なパフォーマンス実績

2025年5月31日時点のパフォーマンス(手数料控除後):

  • 年初来: +7.60%
  • 1年: +8.93%
  • 3年(年率): +2.66%
  • 5年(年率): +5.02%
  • 10年(年率): +3.46%
  • 設定来(年率): +4.81%

注目すべきは、**10年間で年率3.46%**という長期安定リターンです。新興国市場の変動の激しさを考慮すると、これは非常に優秀な実績と言えるでしょう。

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ポートフォリオ構成

地域別配分の巧妙なバランス

  • 中国: 27.5%(最大のウェイト)
  • インド: 17.5%(急成長市場への投資)
  • 台湾: 17.1%(テクノロジーハブ)
  • 韓国: 10.7%(先進的新興国)
  • 香港: 3.2%
  • サウジアラビア: 3.0%
  • その他: 約20%

セクター別配分の特徴

  • 金融: 29.1%(新興国の金融発展に注目)
  • 情報技術: 21.3%(デジタル化の恩恵)
  • 通信: 11.3%
  • 一般消費財: 10.4%
  • 工業: 5.6%
  • 不動産: 5.5%

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主要保有銘柄

上位10銘柄:

  1. 台湾セミコンダクター(TSMC) (9.63%) - 世界最大の半導体受託製造企業
  2. テンセント・ホールディングス (6.73%) - 中国IT大手
  3. アリババ・グループ (4.69%) - 中国Eコマース最大手
  4. サムスン電子 (4.05%) - 韓国テクノロジー企業
  5. リライアンス・インダストリーズ (3.57%) - インド最大財閥
  6. HDFCバンク (3.10%) - インド最大民間銀行
  7. ハナ・フィナンシャル・グループ (3.07%) - 韓国金融大手
  8. 中国建設銀行 (2.79%) - 中国4大国有銀行の一つ
  9. メディアテック (2.36%) - 台湾半導体設計企業
  10. アクシス銀行 (2.31%) - インド大手民間銀行

注目すべきは、テクノロジー企業と金融機関のバランスが絶妙に取れていることです。新興国の構造的成長とデジタル化の両方を捉える戦略が見て取れます。

運用の特徴とリスク管理

運用指標:

  • アクティブシェア: 65.42%(高い独自性)
  • トラッキングエラー: 3.36%(適切なリスク管理)
  • ベータ値: 1.06(市場との連動性)
  • 平均時価総額: 1,972億8,000万米ドル

リスク分析:

  • 3年標準偏差: 18.65%
  • 3年アルファ: -0.59
  • 3年情報レシオ: -0.07

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コスト構造とESGへの配慮

費用体系:

  • 年間管理手数料: 1.50%
  • 継続費用(OCF): 1.95%
  • 最低投資額: 5,000米ドル
  • SFDR分類: Article 8(ESG促進商品)

Article 8分類により、環境・社会特性の促進が組み込まれており、持続可能な投資への配慮も見られます。

投資判断のポイント

◎ 強み:

  • モーニングスター星4つの高評価
  • 33年間という圧倒的な運用実績
  • 3名の経験豊富なマネージャー体制
  • 28名の専門チームによるサポート
  • 65.42%の高いアクティブシェア
  • バランスの取れた地域・セクター配分

△ 注意点:

  • 新興国特有の政治・経済リスク
  • 為替変動リスク(米ドル建て)
  • 年率1.95%のやや高めの継続費用
  • 直近3年でベンチマークをアンダーパフォーム

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まとめ

バリングス・グローバル・エマージング・マーケッツファンドは、33年の実績モーニングスター星4つ評価に裏打ちされた、新興国投資における優秀な選択肢です。特に、経験豊富な運用チームによる銘柄選択力と、アジア系テクノロジー企業への戦略的投資姿勢は高く評価できます。

TSMCやテンセント、サムスンといったグローバル競争力を持つ企業への投資を通じて、新興国の構造的成長を享受できる設計となっています。

ただし、直近のパフォーマンスがベンチマークを若干下回っていることや、新興国投資特有のボラティリティには十分な注意が必要です。

推奨投資家プロファイル: 中長期的な資産形成を目指し、新興国の成長ポテンシャルと一定のリスクを理解している経験豊富な投資家

投資期間: 5年以上の長期保有を推奨


※本記事は2025年5月31日時点の情報に基づく分析であり、投資判断は自己責任で行ってください。過去の運用実績は将来の成果を保証するものではありません。

 


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内モンゴルと外モンゴルは、歴史的・文化的に共通点を持ちながらも、それぞれ異なる政治体制のもとで発展してきました。

内モンゴル

内モンゴル自治区は、中国に属する行政区画の一つであり、首府はフフホトです。人口は約2,400万人で、漢族が多数を占めますが、モンゴル族をはじめとする少数民族も暮らしています。自治区内には、広大な草原地帯、ゴビ砂漠の一部、オルドス高原などが広がり、牧畜業や鉱業が主要な産業となっています。

外モンゴル(モンゴル国)

モンゴル国は、1921年に中華民国から独立し、1924年にモンゴル人民共和国として社会主義国家を樹立しました。その後、1992年に民主化し、現在は議会制民主主義の国家として運営されています。首都はウランバートルで、人口は約340万人。国土の大部分は草原や砂漠で、伝統的な遊牧文化が今も色濃く残っています。経済の主軸は牧畜業と鉱業であり、特に銅や石炭、金などの資源が豊富です。

歴史と文化の違い

内モンゴルと外モンゴルは、歴史的には共にチンギス・ハンによる大モンゴル帝国の一部でしたが、清朝の統治を経た後、20世紀初頭の政治的変動によって別々の道を歩むことになりました。現在でも、言語や伝統的な文化、遊牧生活などに共通点が見られますが、政治体制の違いや都市化の進展によって、それぞれ独自の発展を遂げています。

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Wasatch Global Investorsは、1975年創設のアメリカの独立系資産運用会社で、小型株投資とグローバル新興市場投資において50年近い豊富な専門知識を誇っています。同社は「小さな会社、大きな成長」をモットーに、見落とされがちな高成長企業への投資機会を発掘することで知られており、特にアクティブ運用とボトムアップ・リサーチを重視した投資アプローチで高い評価を得ています。

Wasatch Frontier Emerging Small Countries Fund は、フロンティア市場と新興小国市場という、最も成長ポテンシャルが高い一方で見過ごされがちな投資領域に特化した革新的なファンドです。2012年1月31日に設定された同ファンドは、厳格な基本分析とリスク管理を通じて、これらの未開拓市場における最高品質の企業への投資機会を提供しています。


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ファンド基本情報

ファンド名: Wasatch Frontier Emerging Small Countries Fund
投資家向けクラス: WAFMX
機関投資家向けクラス: WIFMX
設定日: 2012年1月31日(投資家向け)/ 2016年2月1日(機関投資家向け)
純資産総額: 3,500万ドル(全シェアクラス合計、2025年3月31日現在)
保有銘柄数: 32銘柄
加重平均時価総額: 280億ドル
最低投資額: 2,000ドル(投資家向け)/ 100,000ドル(機関投資家向け)
総合フィー(年率): 2.38%(投資家向け)/ 2.56%(機関投資家向け)
実質フィー(年率): 2.20%(投資家向け)/ 2.00%(機関投資家向け)
ポートフォリオマネージャー: Scott Thomas, CFA, CPA(運用経験20年)
モーニングスター社格付け: Category Diversified Emerging Mkts 星3つ(714ファンド中)

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パフォーマンス(2025年3月31日現在)

期間別リターン(投資家向けクラス)

  • 四半期: 0.29%
  • 年初来: 0.29%
  • 1年: 5.30%
  • 3年(年率): 0.73%
  • 5年(年率): 11.15%
  • 10年(年率): 1.74%
  • 設定来(年率): 4.57%

ベンチマーク比較

  • MSCI Frontier Emerging Markets Index: 年初来6.76%、1年7.45%、5年(年率)9.02%
  • MSCI Frontier Markets Index: 年初来7.93%、1年12.21%、5年(年率)9.95%

過去年次パフォーマンス(投資家向けクラス)

  • 2018年: -18.49%
  • 2019年: 26.47%
  • 2020年: 28.24%
  • 2021年: 8.60%
  • 2022年: -41.11%
  • 2023年: 28.16%
  • 2024年: 10.68%

ポートフォリオ構成

主要保有銘柄(上位10銘柄、2024年12月31日現在)

  1. FPT Corp.: 11.0%
  2. Bajaj Finance Ltd.: 7.5%
  3. MercadoLibre, Inc.: 7.5%
  4. Globant SA: 5.6%
  5. Baltic Classifieds Group PLC: 5.4%
  6. Sea Ltd.: 5.1%
  7. Bank for Foreign Trade of Vietnam JSC: 4.0%
  8. Cholamandalam Investment & Finance Co. Ltd.: 3.6%
  9. Qualitas Controladora SAB de CV: 3.5%
  10. Frontken Corp. Bhd.: 3.1%

上位10銘柄の比率:56%

地域別構成(2025年3月31日現在)

先進国: 30.5%

  • 米国:11.8%
  • 英国:10.6%
  • シンガポール:6.7%
  • イスラエル:1.4%

新興・フロンティア市場: 69.8%

  • インド:17.3%
  • ベトナム:16.8%
  • サウジアラビア:6.8%
  • モロッコ:6.1%
  • ブラジル:5.6%
  • メキシコ:4.3%
  • 南アフリカ:3.0%
  • その他:9.9%

セクター別構成

  • 金融: 最大ウェイト
  • 情報技術: 主要セクター
  • コミュニケーション・サービス: 重要な構成要素
  • 一般消費財・サービス: 分散投資の一環

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投資戦略と特徴

Wasatch Frontier Emerging Small Countries Fundの投資戦略と特徴は以下の通りです:

フロンティア・新興小国特化: 見過ごされがちなフロンティア市場と新興小国の最高品質企業への投資
真のアクティブ運用: 協働的でボトムアップ型の基本分析プロセス
体系的カバレッジ: フロンティア・新興小国市場の網羅的調査
厳格なリスク管理: 広範囲な基本分析によるデューデリジェンス
集中投資戦略: 32銘柄という厳選されたポートフォリオ
長期資本成長: 長期的な資本成長を目標とする投資アプローチ
高いアクティブシェア: 97%という極めて高いベンチマーク乖離度
専門的運用: Scott Thomas氏による20年の豊富な運用経験

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ファンド特性(2025年3月31日現在)

投資指標

  • 加重平均時価総額: 277億ドル(インデックス:94億ドル)
  • 中央値時価総額: 57億ドル(インデックス:11億ドル)
  • 予想5年EPS成長率: 25.8%(インデックス:6.5%)
  • 予想PER: 17.3倍(インデックス:9.3倍)
  • ポートフォリオ回転率: 44%

リスク・リターン特性(5年間、投資家向けクラス)

  • アルファ: 2.60%
  • ベータ: 1.03
  • R二乗: 0.58
  • 標準偏差: 19.59%
  • アップサイドキャプチャー: 109.43%
  • ダウンサイドキャプチャー: 97.39%

投資魅力とリスク

投資魅力

未開拓市場への早期アクセス: フロンティア・新興小国市場という最も成長ポテンシャルの高い投資機会
優秀な長期実績: 5年年率11.15%、設定来年率4.57%という堅実なリターン
専門的運用チーム: Scott Thomas氏による20年の豊富な新興市場投資経験
厳格な銘柄選択: 32銘柄という集中したポートフォリオによる高品質企業への投資
高い成長期待: 予想5年EPS成長率25.8%という優秀な成長見通し
真のアクティブ運用: 97%のアクティブシェアによる積極的な付加価値創出
地域分散効果: 新興・フロンティア市場70%、先進国30%の戦略的分散
モーニングスター評価: 星3つという同カテゴリー内での平均以上の評価
体系的投資プロセス: 50年近いWasatchの小型株・新興市場投資ノウハウ
長期視点での投資: 短期的変動を乗り越える長期資本成長への焦点

リスク要因

極めて高いボラティリティ: 年率標準偏差19.59%という高い変動性
新興市場特有のリスク: 政治的不安定性、通貨変動、流動性不足等のリスク
高い運用コスト: 実質フィー2.20%という高い経費率
小規模ファンドリスク: 純資産3,500万ドルという限定的な資金規模
集中投資リスク: 32銘柄という少数銘柄による集中リスク
2022年の大幅下落: -41.11%という深刻な損失経験
市場流動性リスク: フロンティア市場における限定的な流動性
通貨リスク: 複数通貨への投資による為替変動の影響
規制・政治リスク: 新興国特有の規制変更や政治的不安定性
経済発展段階リスク: 発展途上市場における経済構造の脆弱性
情報開示リスク: 先進国と比較した企業情報開示の限定性

ESG・サステナビリティ投資

直接的なESG投資ファンドではありませんが、新興・フロンティア市場への投資を通じて、これらの地域の経済発展と社会的進歩に貢献しています。投資先企業の多くは、現地経済の発展と雇用創出、技術移転等を通じて、持続可能な社会の構築に寄与しています。

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投資家へのアドバイス

このファンドは以下のような投資家に適している可能性があります:

推奨対象投資家

新興市場成長を信じる長期投資家: フロンティア・新興小国市場の長期的成長ポテンシャルを確信する投資家
高リスク・高リターンを許容できる投資家: 年率19.59%のボラティリティを受け入れられる投資家
アクティブ運用を評価する投資家: 97%のアクティブシェアによる積極的な付加価値創出を期待する投資家
地域分散投資を求める投資家: 先進国30%、新興・フロンティア市場70%の戦略的分散を評価する投資家
専門的運用を重視する投資家: Scott Thomas氏の20年の豊富な運用経験と専門性を信頼する投資家
集中投資を好む投資家: 32銘柄という厳選されたポートフォリオのメリットを理解する投資家
成長投資を重視する投資家: 予想5年EPS成長率25.8%という高い成長期待を評価する投資家
未開拓投資機会を求める投資家: 一般的でない投資領域への早期アクセスを重視する投資家
長期資本成長を目標とする投資家: 短期的変動を乗り越えて長期的な資本成長を目指す投資家

非推奨対象投資家

安定収益を求める投資家: 年率19.59%の高いボラティリティを受け入れられない投資家
短期投資家: 新興市場の変動性による短期的な大幅損失を避けたい投資家
低コスト投資を重視する投資家: 実質フィー2.20%という高い経費率を敬遠する投資家
大型ファンドを好む投資家: 純資産3,500万ドルという小規模性を懸念する投資家
分散投資を重視する投資家: 32銘柄という集中投資を問題視する投資家
先進国投資を好む投資家: 新興・フロンティア市場70%という高い比率を懸念する投資家
流動性を重視する投資家: フロンティア市場の限定的な流動性を回避したい投資家
政治リスクを懸念する投資家: 新興国の政治的不安定性を心配する投資家
通貨リスクを避けたい投資家: 複数通貨投資による為替変動を懸念する投資家
保守的投資家: 2022年の-41.11%のような大幅下落を避けたい投資家

まとめ

Wasatch Frontier Emerging Small Countries Fundは、フロンティア市場と新興小国市場という、最も成長ポテンシャルが高い一方で見過ごされがちな投資領域への専門的な投資機会を提供する革新的なファンドです。Wasatch Global Investorsの50年近い小型株・新興市場投資の専門知識と、Scott Thomas氏の20年の豊富な運用経験により、これらの未開拓市場における最高品質企業への厳選投資を行っています。

ファンドの最大の魅力は、一般投資家がアクセス困難なフロンティア・新興小国市場への専門的投資機会にあります。予想5年EPS成長率25.8%という優秀な成長見通しと、97%のアクティブシェアによる積極的な付加価値創出は、真のアクティブ運用の価値を示しています。5年年率11.15%、設定来年率4.57%という堅実なリターンは、専門的運用の効果を実証しています。

また、32銘柄という厳選されたポートフォリオと、新興・フロンティア市場70%、先進国30%という戦略的地域分散は、リスクとリターンのバランスを考慮した運用アプローチを反映しています。モーニングスター星3つの評価は、同カテゴリー内での競争力を示しています。

しかし、投資には相応のリスクが伴います。年率標準偏差19.59%という極めて高いボラティリティと、2022年の-41.11%という大幅下落は、新興・フロンティア市場投資の変動性の高さを物語っています。また、実質フィー2.20%という高い経費率と、純資産3,500万ドルという小規模性も考慮すべき要因です。

フロンティア・新興小国市場は確実に世界経済において重要性を増しており、長期的な成長ポテンシャルは依然として魅力的です。しかし、投資判断においては、極めて高いボラティリティと新興市場特有のリスクを十分に理解し、ポートフォリオ全体のバランスと自身のリスク許容度を慎重に考慮することが重要です。

特に、フロンティア・新興市場の長期的な成長を信じ、高いボラティリティを乗り越えられる長期投資家にとっては、一般的にアクセス困難な投資機会として魅力的な選択肢となる可能性があります。一方で、安定的なリターンを求める投資家や、新興市場投資のリスクを懸念する投資家には適さない可能性があります。

※本記事は情報提供のみを目的としており、投資勧誘や投資助言を目的としたものではありません。過去のパフォーマンスは将来の結果を保証するものではありません。投資判断は投資家自身の責任において行ってください。






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この話題は避けて通れないです。ということでネタ帳です。   

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f-mfs-iconMFS Investment Managementは1924年、マサチューセッツ州のボストンで創業した、今でもボストンとシドニーの2拠点だけを持つ独立系の運用会社です。

MFS Meridian Funds - Emerging Markets Debt Fund(MFSメリディアン・ファンド - エマージング・マーケット・デット・ファンド)は、主に米ドル建ての新興国ソブリン債・準ソブリン債に投資するアクティブ運用型債券ファンドです。新興国通貨建て債券や新興国企業が発行する社債にも柔軟に投資を行います。

徹底したリサーチに基づく国・銘柄選択を通じて、ダウンサイドリスクを管理しながらベンチマークを上回るパフォーマンスの達成を目指しています。分散投資と流動性の高い保有銘柄を通じて、ボラティリティの管理と柔軟性の維持も図っています。

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ファンド基本情報

  • ファンド名:MFS Meridian Funds - Emerging Markets Debt Fund
  • シェアクラス:A2USD(分配金再投資型)
  • ISIN:LU0125948280
  • 設定日:2002年10月1日
  • 運用資産総額:29億米ドル(2025年3月31日現在)
  • ベンチマーク:JPモルガン・エマージング・マーケット・ボンド・インデックス・グローバル・ダイバーシファイド
  • モーニングスター社格付け:Category Global Emerging Markets Bond 星3つ
  • 経費率:1.53%(継続費用)
  • 分配率:5.25%
  • 平均格付け:BB+
  • リスク分類:4(1~7段階、数字が大きいほどリスクが高い)
  • 投資勧誘対象:EU/EEA(米国市場では販売されていません)

投資戦略と運用方針

MFS Emerging Markets Debt Fundは、以下のような投資戦略を採用しています:

  1. 徹底したリサーチアプローチ:徹底したリサーチに基づく国・銘柄選択に重点を置き、ダウンサイドリスクの管理を重視します。
  2. ポートフォリオの分散と流動性:分散投資と流動性の高い保有銘柄を通じて、ボラティリティを管理し、投資の柔軟性を維持します。
  3. 長期運用実績:主任ポートフォリオマネージャーは1998年から、現在の運用チームは2005年から一貫して運用を担当しており、長期にわたる経験と安定性を備えています。
  4. 米ドル建て債券に焦点:主に米ドル建ての新興国ソブリン債・準ソブリン債に投資しますが、現地通貨建て債券や新興国企業の社債にも投資することがあります。

運用チーム

ファンドは経験豊富な運用チームによって運用されています:

  • Neeraj Arora, CFA:14年のMFS勤務経験、業界経験20年
  • Ward Brown, CFA, Ph.D.:20年のMFS勤務経験、業界経験29年
  • Laura Reardon(Institutional Portfolio Manager):1年未満のMFS勤務経験、業界経験16年
  • Katrina Uzun(Institutional Portfolio Manager):7年のMFS勤務経験、業界経験24年

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パフォーマンス分析

期間別リターン(2025年3月31日現在、A2USDクラス)

  • 1ヶ月:5.77%(ベンチマーク:6.75%)
  • 3ヶ月:1.85%(ベンチマーク:2.24%)
  • 1年:5.77%(ベンチマーク:6.75%)
  • 3年(年率):2.85%(ベンチマーク:3.41%)
  • 5年(年率):3.42%(ベンチマーク:3.49%)
  • 10年(年率):2.40%(ベンチマーク:3.16%)

年次パフォーマンス

  • 2024年:6.29%(ベンチマーク:6.54%)
  • 2023年:9.56%(ベンチマーク:11.09%)
  • 2022年:-15.85%(ベンチマーク:-17.78%)
  • 2021年:-2.99%(ベンチマーク:-1.80%)
  • 2020年:7.05%(ベンチマーク:5.26%)
  • 2019年:13.31%(ベンチマーク:15.04%)

ファンドのパフォーマンスは、概ねベンチマークを若干下回る傾向にありますが、下落局面(2022年など)ではベンチマークより下落幅が小さくなる場合もあり、リスク管理の効果が表れています。

ポートフォリオ構成(2025年3月31日現在)

資産配分

  • 債券:99.9%
  • 現金・現金同等物:4.4%
  • その他(通貨デリバティブや相殺ポジション):-4.3%

主要保有銘柄

  1. 米国債 2.75% 2032年8月15日
  2. 米国債30年先物 2025年6月18日
  3. 米国債5年先物 2025年6月30日
  4. 米国債10年先物 2025年6月18日
  5. オマーン国債 6.75% 2048年1月17日
  6. ドミニカ共和国国債 4.875% 2032年9月23日
  7. 米国債10年ウルトラ先物 2025年6月18日
  8. アルゼンチン共和国国債 FRB 2041年7月9日
  9. オマーン国債 7% 2051年1月25日
  10. ユーロ・ブント10年先物 2025年6月6日 (全体の14.3%がロングポジション、2.0%がショートポジション)

格付け分布

  • 米国政府債:5.8%
  • AA:1.7%
  • A:12.0%
  • BBB:24.4%
  • BB:30.6%
  • B:13.8%
  • CCC以下:7.3%
  • その他/無格付け:4.2%

主要新興国への投資比率

  1. インド:5.2%
  2. メキシコ:4.5%
  3. チリ:4.5%
  4. トルコ:3.6%
  5. サウジアラビア:3.4%
  6. ポーランド:3.2%
  7. オマーン:2.8%
  8. カザフスタン:2.8%
  9. ドミニカ共和国:2.7%
  10. ウズベキスタン:2.5%

通貨配分

  • 米ドル:99.3%
  • エジプト・ポンド:0.5%
  • ナイジェリア・ナイラ:0.2%
  • ブラジル・レアル:0.0%
  • メキシコ・ペソ:0.0%
  • ポーランド・ズロチ:0.0%
  • インド・ルピー:0.0%
  • チェコ・コルナ:-0.0%
  • 英ポンド:-0.0%
  • ユーロ:-0.0%

ポートフォリオ特性

  • 平均実効満期:10.3年
  • 平均実効デュレーション:6.5年
  • 最終利回り:6.9%
  • 最低利回り:6.9%
  • 発行体数:192
  • 銘柄数:404

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投資家向けポイント

強み・特徴

  1. 経験豊富な運用チーム:メインポートフォリオマネージャーは1998年から、現在のチームは2005年から一貫して運用を担当しており、新興国債券市場における豊富な経験と専門知識を有しています。
  2. 徹底したリサーチに基づく銘柄選択:ボトムアップのリサーチを重視し、国・銘柄レベルでの選別を通じてアルファ創出を目指しています。
  3. 分散されたポートフォリオ:192の発行体、404の銘柄に分散投資することで、個別銘柄リスクの低減を図っています。
  4. 安定した利回り:6.9%の最終利回りを提供し、インカム志向の投資家にとって魅力的な投資対象となっています。
  5. 下落局面での耐性:ダウンサイドリスク管理を重視する戦略により、市場下落時にはベンチマークよりも下落幅が小さくなる傾向があります。

リスク要因

  1. 金利リスク:平均実効デュレーションが6.5年と比較的長く、金利上昇時には価格下落リスクがあります。
  2. 新興国市場リスク:新興国市場は政治的、経済的不安定性が高く、先進国市場に比べてボラティリティが大きい傾向があります。
  3. 信用リスク:ポートフォリオの約56%がBB格以下の債券で構成されており、信用リスクが比較的高くなっています。
  4. 通貨リスク:主に米ドル建て債券に投資していますが、投資家の本国通貨が米ドル以外の場合、為替変動リスクがあります。
  5. デリバティブリスク:ファンドはデリバティブを活用しており、カウンターパーティリスクや流動性リスクなどの追加的なリスクが存在します。

直近の市場見通しと戦略

2025年3月時点では、新興国債券市場は前年から回復傾向にあり、ファンドも堅調なパフォーマンスを示しています。米連邦準備制度理事会(FRB)の金融政策や新興国の政治・経済情勢が引き続き重要な市場要因となっています。

ファンドはポートフォリオの分散と流動性を維持しながら、リサーチに基づく国・銘柄選択を通じて、魅力的な投資機会を追求しています。インド、メキシコ、チリなどへの投資比率が高いことから、これらの国々の経済見通しに対して前向きな見方をしていることがうかがえます。

投資家適合性

このファンドは、以下のような投資家に適していると考えられます:

  1. インカム志向の投資家:6.9%の利回りと5.25%の分配率を提供し、定期的な収入を求める投資家に適しています。
  2. 新興国債券市場への分散投資を求める投資家:世界各国の新興国債券に分散投資することで、単一国への集中リスクを回避したい投資家に適しています。
  3. リスク調整型のリターンを重視する投資家:ダウンサイドリスク管理を重視する戦略により、リスクを抑えながらリターンを追求したい投資家に適しています。
  4. 長期投資視点を持つ投資家:短期的な市場変動よりも長期的なインカムとリターンを重視する投資家に適しています。

一方で、以下のような投資家には適さない可能性があります:

  1. リスク回避的な投資家:新興国債券は先進国債券に比べてリスクが高く、保守的な投資家には適していません。
  2. 米ドル以外の通貨で投資する投資家:為替変動リスクを考慮する必要があります(ただし、ヘッジされたシェアクラスも提供されています)。
  3. 短期的な値上がり益を求める投資家:このファンドは主にインカム(利息収入)を目的としており、短期的な値上がり益を主目的とする投資家には適していません。

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まとめ

MFS Meridian Funds - Emerging Markets Debt Fundは、経験豊富な運用チームによる徹底したリサーチに基づき、新興国債券市場での投資機会を追求するアクティブ運用型ファンドです。分散投資と流動性の高い保有銘柄を通じてリスク管理を行いながら、魅力的な利回りと長期的なリターンの獲得を目指しています。

モーニングスター社から3つ星の評価を受けており、新興国債券市場への投資を検討するインカム志向の投資家にとって、検討の余地があるファンドと言えるでしょう。ただし、新興国債券特有のリスクや、ベンチマークを若干下回るパフォーマンス傾向には留意が必要です。

※本記事は情報提供のみを目的としており、投資勧誘や投資助言を目的としたものではありません。投資判断は投資家自身の責任において行ってください。



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コロナ前のように会議室を借りての勉強会も再開したいですね。

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ALPSは1985年にデンバーで設立された資産運用会社で、特にインデックス投資やETFの提供に強みを持っています。2010年にDSインベストメンツを買収して以降、革新的な指数開発と投資商品の提供に注力しています。

ALPS Emerging Sector Dividend Dogs ETF (EDOG)とは? 
EDOGは、米国株で有名な「Dogs of the Dow理論」を新興国市場に応用したETFです。S-Network新興国株式指数から、セクターごとに最も配当利回りの高い5銘柄を選定し、均等ウェイトで投資を行います。

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なぜALPS Emerging Sector Dividend Dogs ETFが注目されるのか?

  1. 魅力的な配当: 30日SEC利回り4.98%と、高水準の配当収入。
  2. セクターバランス: 10セクターにほぼ均等に分散投資(約10%ずつ)。
  3. 国別分散: アジア太平洋、中南米、東欧、アフリカなど広範な地域に分散。

特徴的な運用プロセス

  1. Dogs理論の応用: セクターごとに高配当銘柄を選定。
  2. 分散投資の徹底: セクター・国・銘柄レベルでの分散を重視。
  3. 定期的なリバランス: 配当利回りに基づく銘柄入れ替え。

投資対象と特徴

  • セクター配分: エネルギー(10.66%)、産業(10.38%)、生活必需品(10.08%)がやや多め。
  • 国別配分: 中国(11.30%)、タイ(11.25%)、マレーシア(10.14%)が上位。
  • 組入銘柄: セクターごとに5銘柄、合計約50銘柄に分散投資。

投資のリスク

  • 新興国リスク: 政治・経済の不確実性による市場変動リスク。
  • 為替リスク: 新興国通貨の変動リスク。
  • セクターリスク: 特定セクターへの集中リスク。
  • 配当カットリスク: 組入企業の配当政策変更リスク。

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投資を検討する際の注意点

  • 長期投資: 配当再投資による複利効果の享受。
  • 変動許容度: 新興国市場特有の高いボラティリティへの耐性。
  • 税務面: 海外源泉徴収税の影響を考慮。

まとめ 
ALPS Emerging Sector Dividend Dogs ETFは、実績のある投資手法を新興国市場に応用した、ユニークなETFです。約10年の運用実績と明確な投資戦略により、新興国株式投資の有力な選択肢となっています。

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詳細情報

  • 最低投資額: 1口から購入可能
  • 運用開始: 2014年3月27日
  • 信託報酬: 年率0.60%
  • 投資対象: 新興国株式
  • ベンチマーク: S-Network Emerging Sector Dividend Dogs Index
  • Ticker: EDOG
  • 上場取引所: NYSE Arca
  • モーニングスター社格付け: Category Diversified Emerging Mkts 三つ星


免責事項 本記事は情報提供のみを目的としており、投資に関するアドバイスではありません。投資は自己責任で行ってください。過去の運用実績は将来の運用成果を保証するものではありません。





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人間「それでも、探すこと自体が楽しいんじゃない?」

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2006年にカリフォルニア州ロサンゼルスで創業したCambria Investment Management, LPは、独立系のETF専業の運用会社です。

公式サイトを見ると、現在そのファンド数は12になり、エマージング株式などの一般的なものから、カンビナス、つまりマリファナファンドのようなユニークなものまでラインナップされています。

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Cambriaは2006年にMebane T. Faberにより設立された独立系の投資顧問会社です。グローバルな分散投資と定量的なリサーチプロセスを重視し、ETF、SMA(セパレートリー・マネージド・アカウント)、プライベートファンドを通じて、個人投資家や機関投資家向けにユニークな投資戦略を提供しています。特に、バリュエーションとトレンドに基づく体系的な投資アプローチが特徴です。

Cambria Emerging Shareholder Yield ETF (EYLD)とは? EYLDは、株主還元(シェアホルダー・イールド)に着目した新興国株式ETFです。配当、自社株買い、債務削減という3つの株主還元指標を組み合わせて銘柄を選定し、バリュー性と財務クオリティも考慮した運用を行っています。

なぜCambria Emerging Shareholder Yield ETFが注目されるのか?

  1. 魅力的な株主還元: 30日SEC利回り6.51%と、カテゴリー平均(1.90%)を大きく上回る。
  2. 割安なバリュエーション: PER7.92倍(MSCI新興国指数15.18倍)と、大幅な割安性。
  3. 堅実なパフォーマンス: 設立来年率9.61%のリターンを実現。

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特徴的な運用プロセス

  1. 総合的な株主還元分析: 配当、自社株買い、債務削減を総合的に評価。
  2. バリュー&クオリティ: 割安性と財務健全性による銘柄スクリーニング。
  3. リスク管理: 財務レバレッジの低い企業を選好。

投資対象と特徴

  • セクター配分: 金融(21.9%)、IT(19.8%)、エネルギー(12.8%)が上位。
  • 国別配分: 台湾(29.2%)、中国(18.8%)、南アフリカ(14.3%)が中心。
  • バリュエーション: PBR1.19倍、PSR0.73倍と、全体的に割安な水準。

投資のリスク

  • 新興国リスク: 政治・経済の不確実性による市場変動リスク。
  • 為替リスク: 新興国通貨の変動リスク。
  • レバレッジリスク: 保有銘柄のレバレッジによる追加的なリスク。
  • 配当カットリスク: 株主還元策の変更リスク。

投資を検討する際の注意点

  • 長期投資: 株主還元の持続性を重視した長期的視点。
  • 変動許容度: 新興国市場特有の高いボラティリティへの耐性。
  • 分散投資: ポートフォリオ全体でのリスク管理。

まとめ Cambria Emerging Shareholder Yield ETFは、株主還元という本質的な企業価値に着目した新興国株式ETFです。定量的な銘柄選定と割安な水準での投資により、長期的な資産形成の有力な選択肢となっています。

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詳細情報

  • ファンドサイズ: 非開示
  • 最低投資額: 1口から購入可能
  • 運用開始: 2016年7月14日
  • 信託報酬: 年率0.63%
  • 投資対象: 新興国株式
  • 運用スタイル: アクティブ運用
  • Ticker: EYLD
  • 上場取引所: CBOE BZX
  • モーニングスター社格付け: Category Diversified Emerging Mkts 四つ星

免責事項 本記事は情報提供のみを目的としており、投資に関するアドバイスではありません。投資は自己責任で行ってください。過去の運用実績は将来の運用成果を保証するものではありません。





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キャプチャ0140世界的に超大手の運用会社、ブラックロック

そのまた世界的に最も有名なファンドブランドの一つ、iSharesこそが、世界最大の資産運用会社BlackRockが展開するETFブランドとなっています。昨日のエマージング市場からの再び今日のロシアではなくエマージング市場。土曜日の勉強会にリアルタイムでご参加の方には、その意義がお分かりいただけると思います。

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iSharesは1999年に設立され、2009年にBlackRockに買収された世界最大のETFプロバイダーです。特に、幅広い投資家層に向けて、様々な投資戦略を低コストで提供していることが特徴です。

iShares Emerging Markets Dividend ETF (DVYE)とは? DVYEは、Dow Jones Emerging Markets Select Dividend Indexに連動することを目指すETFで、新興国市場の高配当株約100銘柄に厳選投資します。ESG評価もBBBを獲得し、サステナビリティ面でも一定の評価を得ています。

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なぜiShares Emerging Markets Dividend ETFが注目されるのか?

  1. 高配当利回り: 30日SEC利回りは7.51%と魅力的な水準。
  2. 選別投資: 約100銘柄に厳選することで、質の高いポートフォリオを構築。
  3. 運用実績: 直近1年のリターンは30.87%と堅調なパフォーマンス。

投資対象と特徴

  • 主要組入銘柄: Petrobras優先株(5.06%)、Vedanta(4.12%)、Vale(3.62%)など。
  • セクター配分: 金融(22.95%)、エネルギー(20.95%)、素材(20.93%)が上位。
  • 国別配分: 中国(24.9%)、ブラジル(20.02%)、台湾(10.49%)が中心。

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投資のリスク

  • 新興国リスク: 政治・経済の不確実性による市場変動リスク。
  • 為替リスク: 新興国通貨の変動リスク。
  • 業種集中リスク: 特定セクターへの集中投資リスク。
  • ESGリスク: MSCI ESGスコアは5.11とやや低め。

投資を検討する際の注意点

  • 変動許容度: 新興国市場特有の高いボラティリティ(3年標準偏差18.41%)。
  • 分散投資: ポートフォリオ全体でのリスク管理の重要性。
  • 長期投資: 短期的な変動を許容できる投資スタンス。

まとめ iShares Emerging Markets Dividend ETFは、新興国の優良高配当企業に厳選投資するETFです。約7億ドルの運用規模を持ち、高い配当利回りと質の高いポートフォリオが特徴となっています。

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詳細情報

  • ファンドサイズ: USD 702.83M
  • 最低投資額: 1口から購入可能
  • 運用開始: 2012年2月23日
  • 信託報酬: 年率0.49%
  • 投資対象: 新興国高配当株式
  • ベンチマーク: Dow Jones Emerging Markets Select Dividend Index
  • Ticker: DVYE
  • 上場取引所: NYSE Arca
  • モーニングスター社格付け: Category Diversified Emerging Mkts 二つ星

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免責事項
 本記事は情報提供のみを目的としており、投資に関するアドバイスではありません。投資は自己責任で行ってください。過去の運用実績は将来の運用成果を保証するものではありません。



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今日も祝日にもかかわらず朝から勉強会にご参加ありがとうございました。

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WisdomTreeETF Securities Groupはタックスヘイブンのメッカ(の一つ)ともいえる、チャネル諸島の中のジャージー島で2003年に創業した運用会社です。現在、ニューヨーク、ロンドン、シドニーにも拠点を展開して、3百種類以上のETP(exchange traded products)と呼ばれる、金融商品を組成しています。

WisdomTreeは2004年に設立された、独自のファンダメンタル・ウェイト指数を開発することで知られる運用会社です。特に配当重視の投資戦略において、革新的な商品を提供していることで評価されています。


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WisdomTree Emerging Markets High Dividend Fund (DEM)とは? DEMは、WisdomTree Emerging Markets High Dividend Indexに連動することを目指すETFで、新興国市場の高配当株に投資します。481銘柄に分散投資し、収益性と成長性のバランスを追求した運用を行っています。

なぜWisdomTree Emerging Markets High Dividend Fundが注目されるのか?

  1. 高配当アプローチ: 新興国市場で高配当利回りを実現する企業に特化。
  2. 長期的な実績: 2007年の設立以来、15年以上の運用実績を保有。
  3. 優れたパフォーマンス: 直近5年の年率リターンは7.60%と、MSCIエマージング指数(5.75%)を上回る。

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投資対象と特徴

  • 主要組入銘柄: MediaTek (5.99%)、Petrobras (5.12%)、Hon Hai Precision (3.74%)など。
  • セクター配分: 金融(26.17%)、エネルギー(20.75%)、IT(20.28%)が上位。
  • 国別配分: 台湾(24.59%)、中国(23.21%)、ブラジル(12.15%)が中心。

投資のリスク

  • 新興国リスク: 政治・経済の不確実性に伴うリスク。
  • 為替リスク: 新興国通貨の変動リスク。
  • セクターリスク: 特定セクターへの集中によるリスク。
  • 配当カットリスク: 企業の配当政策変更リスク。

投資を検討する際の注意点

  • 変動許容度: 新興国市場特有の高いボラティリティへの耐性。
  • 分散投資: 全体のポートフォリオにおける適切な配分。
  • 為替戦略: 円から米ドル、さらに新興国通貨へのエクスポージャー管理。

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まとめ
 WisdomTree Emerging Markets High Dividend Fundは、新興国の高配当企業に特化した投資機会を提供するETFです。約30億ドルという運用規模と15年以上の運用実績を持ち、新興国株式市場への投資手段として確立された選択肢となっています。


詳細情報

  • ファンドサイズ: USD 2,976.71M
  • 最低投資額: 1口から購入可能
  • 運用開始: 2007年7月13日
  • 信託報酬: 年率0.63%
  • 投資対象: 新興国高配当株式
  • ベンチマーク: WisdomTree Emerging Markets High Dividend Index
  • Ticker: DEM
  • 上場取引所: NYSE Arca
  • モーニングスター社格付け:Category Diversified Emerging Mkts 星四つ

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免責事項
 本記事は情報提供のみを目的としており、投資に関するアドバイスではありません。投資は自己責任で行ってください。過去の運用実績は将来の運用成果を保証するものではありません。



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ロシアに投資と話題にするとなぜだかと炎上するということもわかりました。 

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26781Aberdeen Standard Investmentsのファンドシリーズ、Aberdeen GlobalからAberdeen Standard SICAV I について、名前が一新されて、abrdn Investmentsになっているというお話を去年させていただいてました。

エマージング市場または新興市場と呼ばれるエリアは、当然のことながら世界経済の成長を牽引する重要な地域として注目を集めています。中国やインドなど、成長著しい国々を中心に、新たなビジネスチャンスが生まれています。abrdn SICAV I - Emerging Markets Equity Fundは、そんな新興市場に特化し、長期的な成長を目指す投資家にとって魅力的な選択肢の一つです。本記事では、このファンドの特徴、投資対象、リスク、そしてなぜこのファンドが選ばれるのかを深堀りしていきます。


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abrdn SICAV I - Emerging Markets Equity Fundとは?

abrdn SICAV I - Emerging Markets Equity Fundは、abrdnが運用するファンドです。同社は、長年の経験と実績に基づいた独自の投資戦略を用いて、新興市場の成長企業に投資することで、高い収益を目指しています。このファンドは、新興市場の経済成長を牽引するような、有望な企業に重点的に投資することで、長期的な資本増殖を目指します。


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なぜabrdn SICAV I - Emerging Markets Equity Fundが選ばれるのか?

  1. 新興市場の成長ポテンシャル: 新興市場は、人口の若年化、都市化、中産階級の拡大など、数多くの成長要因を抱えています。
  2. 経験豊富な運用チーム: abrdnは、新興市場への投資に豊富な経験を持つ運用チームを擁しています。
  3. 多様な投資機会: 新興市場は、様々なセクターで成長が見込まれるため、多様な投資機会があります。
  4. ESGへの取り組み: ESG(環境、社会、ガバナンス)を重視した投資を行っており、持続可能な社会への貢献を目指しています。

投資対象と特徴

  • 新興市場株式: 新興市場に上場している企業の株式に投資します。
  • 成長企業: 将来的に高い成長が期待できる企業に重点的に投資します。
  • 多様なセクター: IT、消費財、金融など、幅広いセクターの企業に投資します。

投資のリスク

  • 市場変動リスク: 新興市場は、先進国に比べて変動幅が大きく、経済状況や政治情勢の影響を受けやすいです。
  • 通貨変動リスク: 新興市場の通貨は、変動幅が大きいため、投資収益に影響を与える可能性があります。
  • 国別リスク: 特定の国における政治不安や経済危機は、ファンドのパフォーマンスに悪影響を与える可能性があります。
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投資を検討する際の注意点

  • 長期投資: 新興市場は、短期的な視点ではなく、長期的な視点での投資が適しています。
  • 高リスク・高リターン: 新興市場への投資は、一般的にリスクが高いですが、その分高いリターンが期待できます。
  • 専門家への相談: 投資は自己責任で行う必要があります。ご自身の投資目標やリスク許容度に合わせて、専門家にご相談ください。

まとめ

abrdn SICAV I - Emerging Markets Equity Fundは、新興市場の成長ポテンシャルに注目し、長期的な資本増殖を目指す投資家にとって魅力的な選択肢の一つです。しかし、新興市場への投資であるため、リスクも伴います。ご自身の投資目標やリスク許容度を十分に考慮し、専門家にご相談の上、投資判断を行ってください。

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【さらに詳しく知りたい方へ】

  • abrdnの公式サイト: ファンドの詳細な情報や、最新のファクトシートなどを確認できます。
  • 金融情報サイト: MorningstarやYahoo!ファイナンスなど、様々な金融情報サイトで、ファンドの過去のパフォーマンスや詳細な情報を確認できます。
  • 証券会社: 証券会社の担当者に相談することで、個々の投資目標やリスク許容度に合わせて、最適な投資プランを提案してもらうことができます。

免責事項 本記事は情報提供のみを目的としており、投資に関するアドバイスではありません。投資は自己責任で行ってください。

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詳細情報

  • ファンドサイズ: USD1.1B
  • 最低投資額: USD500
  • 運用開始: 2001年8月
  • 信託報酬: 年率1.93%
  • 投資対象: チャイナ、インド、台湾、韓国を中心としたエマージング市場株式 ロングオンリーレバレッジなし
  • ベンチマーク: MSCI Emerging Markets Index (USD)
  • ISIN: LU0132412106
  • モーニングスター社格付け: Category: Global Emerging Markets Equity 星二つ


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アフガニスタンへの渡航前に準備すること:

渡航先の最新情報収集: 外務省の海外安全ホームページや、在アフガニスタン日本国大使館のウェブサイトで、最新の治安情報や渡航に関する注意喚起を必ず確認してください。
ビザの取得: アフガニスタンに入国するためには、事前にビザを取得する必要があります。ビザの取得方法や必要な書類は、渡航目的や国籍によって異なります。
保険への加入: 海外旅行保険に必ず加入し、医療費や賠償責任などに対応できるようにしておきましょう。
緊急連絡先の登録: 在アフガニスタン日本国大使館に渡航情報を登録し、緊急時の連絡先を伝えておきましょう。
現地での生活の準備: 電気や水道などのインフラが整備されていない地域もあるため、食料や水、医薬品などを十分に準備しておく必要があります。
安全対策: 現地での行動は、常に周囲に注意を払い、危険な場所や状況を避けるようにしましょう。

barings_logo250年の伝統を持つBaring Asset Management。Baring Asset Managementは、ロンドンに本社を置く資産運用会社で、実に18世紀の1762年に設立された、もっとも歴史のある資産運用会社の一社です。

Baring Asset Managementは、英国金融サービス機構(FCA)から認可を受けており、厳格なガバナンス体制を整えています。また、投資家保護の観点から、資産の分別管理や破産隔離などの措置を当然に講じています。

また、ベアリングスは新興国株式に強みを持つ運用会社としても定評があります。1992年から新興国株式に投資するETFを運用しており、豊富な経験とノウハウを有しています。ウェブサイトは昔の重々しい雰囲気から、ずいぶんとカジュアルなイメージにチェンジしてきましたが、運用の手法はかわりません。

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Barings Eastern Europe Fund A USD Accは、アイルランド籍のアクティブファンドです。東欧の株式に投資しており、2023年7月21日に昨日の記事のとおり、ようやく復活を果たしたばかりなので、パフォーマンス測定はできません。

【魅力】

Barings Eastern Europe Fund A USD Accの魅力は、以下の3点です。

東欧の成長期待に投資できる
東欧は、EU寄り・脱ロシアが進んでいて人口増加や中間層の拡大など、経済成長の潜在力が高い地域です。Barings Eastern Europe Fund A USD Accは、東欧の株式に投資することで、これらの成長期待を享受することができます。

アクティブ運用で高いリターンを狙える
Barings Eastern Europe Fund A USD Accは、アクティブ運用によって、インデックス運用よりも高いリターンを狙うことができます。アクティブ運用では、ファンドマネジャーが、市場全体よりも優れたパフォーマンスを出す銘柄を選定します。

信託報酬が低い
Barings Eastern Europe Fund A USD Accの信託報酬は、1.50%です。これは、東欧にアクティブ投資するファンドとしては適正な水準です。信託報酬が低いほど、投資家が受け取るリターンは高くなります。

【注意点】

Barings Eastern Europe Fund A USD Accの注意点は、以下の2点です。

アクティブ運用はインデックス運用に比べてコストが高い
アクティブ運用は、インデックス運用に比べて、ファンドマネジャーの報酬などのコストがかかります。そのため、インデックス運用よりもリターンが低くなるリスクがあります。

株式の価格変動リスクが高い
そもそも東欧の株式は、債券や預貯金に比べて、価格変動リスクが高い金融商品です。そのため、Barings Eastern Europe Fund A USD Accへの投資には、価格変動リスクを十分に理解した上で行う必要があります。

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ISIN:IE00B6TJN447
ファンドサイズ:USD247M
運用開始時期:2023年7月
最低投資額:USD5,000.-
トップ10銘柄:
OTP Bank Nyrt 8.94
PKO Bank Polski S.A. 8.17
BIM Birlesik Magazalar A.S. 7.85
Alpha Services & Holdings SA 6.79
Koc Holding A.S. 5.25 PZU 5.03
National Bank of Greece S.A. 4.28
MOL Hungarian Oil & Gas Plc Class A 4.27
BANK POLSKA KASA OPIEKI SA 4.18
Jumbo S.A. 4.05

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現在、東欧の経済は、ロシアのウクライナ侵攻などの影響を受けていますが、脱ロシアが定着するにつれ、長期的な成長期待は依然として高いと考えられます。

Barings Eastern Europe Fund A USD Accは、東欧の成長期待に投資できるファンドです。アクティブ運用により、高いリターンを狙うこともできます。

Barings Eastern Europe Fund A USD Accは、東欧の成長期待に投資したい、長期的な資産運用を行う投資家におすすめのファンドです。ただし、アクティブ運用のコストや株式の価格変動リスクを十分に理解した上で、投資を行う必要があります。


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くまモンバレーの勢いが止まりませんね。宿泊先がなくて(高すぎて)、八代から通いがつづきそうです。結構遠いんです。

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barings_logo250年の伝統を持つBaring Asset Management。Baring Asset Managementは、ロンドンに本社を置く資産運用会社で、実に18世紀の1762年に設立された、もっとも歴史のある資産運用会社の一社です。

Baring Asset Managementは、英国金融サービス機構(FCA)から認可を受けており、厳格なガバナンス体制を整えています。また、投資家保護の観点から、資産の分別管理や破産隔離などの措置を当然に講じています。


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また、ベアリングスは新興国株式に強みを持つ運用会社としても定評があります。1992年から新興国株式に投資するETFを運用しており、豊富な経験とノウハウを有しています。ウェブサイトは昔の重々しい雰囲気から、ずいぶんとカジュアルなイメージにチェンジしてきましたが、運用の手法はかわりません。

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Baring Global Emerging Markets Fundは、新興国株式に投資するETFです。このファンドは、MSCI Emerging Markets Indexをベンチマークとする、いわゆるパッシブ運用のETFです。これにより、BGEMは新興国株式市場のパフォーマンスを比較的忠実に追従することができます。

魅力:

新興国株式に投資できる
比較的低コストで運用できる(運用コストは0.25%です。これは、新興国株式に投資するETFとしては比較的低コストです)
運用会社が信頼できる

注意点:

新興国株式はリスクが高い(ボラティリティが高めという意味です 当たり前ですが)。ただし、このファンドは3年間の年率換算ボラティリティを14.55%まで抑えています。ベンチマークのそれが18%近くあるのに比べてかなりおとなしめといえますね。

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運用開始時期:1992年2月
ファンドサイズ: 394.54m GBP
ISIN: IE0000838304
モーニング・スター社格付け:Category Global Emerging Markets Equity 星三つ


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TSMC(Taiwan Semiconductor Manufacturing Company)は、台湾に本社を置く半導体ファウンドリ企業です。ファウンドリとは、半導体の製造を請け負う企業のことです。TSMCは、世界最大の半導体ファウンドリであり、世界中のスマートフォンやパソコン、サーバーなどのメーカーに半導体を供給しています。

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ダウンロード (51)Acadian Asset Management LLCは、アメリカのマサチューセッツ州ボストンを本社にし、ロンドン、シンガポール、シドニーにも拠点展開をしている、BrightSphere Investment Groupの傘下にある運用会社です。

1986年創業、預かり資産はUSD83Bで、Quantitative analysis、つまりクオンツ運用(コンピュータープログラムを使って機械売買)が得意な会社です。

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Acadian Emerging Markets Portfolioは、公式サイトの中でも個人投資家が購入できるファンドとして、一つだけ公開されていたので、取り上げておくことにしました。

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Investor Class Sharesというのがあって、最低投資額はUSD2.5k、ティッカーシンボルは AEMGXです。1993年6月運用開始でその歴史は古く、ファンドサイズはUSD672Mとシャチ級で安定しています。

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モーニングスター社格付けは、Category Diversified Emerging Mktsで星三つ。このファンドの特徴は、エマージング国株式といいつつも、そのほとんどが香港や台湾を含むグレーターチャイナに集まっていて、それ以外は韓国13%、インド10%、ブラジル6.7%、サウジアラビア6.4%が入っている程度です。


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個別相談の皆様。メールでのご質問は1週間以内を目途、LINEでのご質問は1日以内を目途にお返事しております。

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ashmore_logoAshmore Group plcの名前は、日本ではあまり知られていませんが、1992年創業で預かり資産USD85Bを有するロンドン上場運用会社です。イギリスではインドをはじめとして、ペルーやサウジアラビアにまで事務所を展開している、エマージング国の債券に強いファンド会社として知られています。

が、その実、New Zealand Banking Group つまりANZ銀行のエマージング運用担当の部門子会社が独立したもので、その血統もよいため、このブログの読者の方なら名前くらいは知っとこくらいの感じで読んでいただければと思います。

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アシュモアーのファンドを取り上げるのは1年ぶりになってしまいましたね。そこで今日の調査対象にするファンドは、ファンドサイズがUSD84Mというマダイ級の小ぶりなファンド、Ashmore SICAV Emerging Markets Frontier Equity Fundを取り上げたいと思います。


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リテールクラスAcc USDのISINはLU0956122534。モーニングスター社の格付けはCategory Global Frontier Markets Equityカテゴリで三つ星、ベンチマークをMSCI FM + Select EMとして、エマージング国の株式を、各通貨の為替リスクはヘッジしないで投資するというエマージング、というよりフロンティア株式ファンドです。

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上表の通り、ベトナム、UAEなどの中近東諸国、フィリピンに加えて、カザフスタン、アイスランド、ルーマニアに至る

最低投資額はUSD500で、Bloombergのティッカーシンボルもあるので、RL360 PIMSも含めてたいていのラップ口座で購入ができます。




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SiteLogo_EVIMEaton Vance Management (International) Limitedは2001年にロンドンで創業した独立系の運用会社ですが、その源流は1924年のアメリカ・ボストンにまで遡ることができる歴史あるファンド会社です。

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今日は、ボストンの本社ではなく、アイルランド籍のオフショアで組成しているEaton Vance International (Ireland) Emerging Markets Debt Opportunities Fundを選んでみました。ISINは、最低投資額の設定のないMクラスAccで
IE00BJXC4926です。

2019年9月スタートで、ファンドサイズはUSD449Mでもうすぐシャチ級のイルカ級。ベンチマークはJ.P. Morgan EMB (JEMB) Hard Currency/Local currency 50-50というインデックスです。

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エマージング国の公社債に分散投資するファンドなのですが、その分散投資している法域がめちゃくちゃ多く、54にも及んでいます。下図をみていただければきっとお〜と声がでてしまうことでしょう。棒グラフの数が多すぎて字が見えません。しかし、もっと驚きは、このファンドで採用しているベンチマークの分散投資法域数はなんと83になってます。世界地図をみながら、投資している83もの法域を当てることはまず無理でしょう。

ちなみに、ロシアはそれでも入っています。

 


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そして、もう一つの驚きは、その配当クーポンが7.84%もあるということです。めちゃくちゃ高いクーポンですね。ちなみに、投資割合のトップは韓国、次にインドネシア、ドミニカときて、4番めはウクライナです。

Morningstar ratingはCategory Global Emerging Markets Bondで星五つです

 



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何日徹夜したら確定申告が出来上がるのでしょう。
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2001年にロンドンで創業したPolar Capitalは預かり資産EUR16.8B、26のファンドを運用している、ロンドン上場の独立系(Caledonia Investments plcから若干の資本参加は受けています)運用会社に発展しています。

グローバルに展開している中で、日本株ファンドもありますから、もちろん東京にもファンドマネージャーが常駐しています。このファンド会社の特徴は、やはりファンドマネージャーが顕名のガッツリなアクティブファンドを揃えているということでしょう。


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Polar Capital Funds plcというアイルランド籍のオフショアファンドシリーズ。その中でもエマージング株式ファンド、Emerging Market Stars Fund を取り上げてみました。クラス R USD AccでISINはIE00BFMFD979。

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2018年6月スタートで、ファンドサイズはUSD1.1Bで立派にクジラ級、モーニング・スター社の格付けはCategory Global Emerging Markets Equityで星四つを持っています。

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このファンドの特徴は、やはりエマージング国への株式といっても、国別に見るとBRICsだけに偏りがああるわけではなく、アルゼンチン、ベトナム、などにも投資がなされていることです。

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今は、ロシアに投資ができなくなり、エマージングやフロンティアに対しての投資対象が限られてきています。そこにきてアメリカの短期金利が高いわけですから、広範囲ではなく優良国だけに選択的に資金が入ることになります。この見極めができるまでは、こういったエマージング国株式ファンドで乗り遅れないようにしておく、必要があります。



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電気代節約せなあかんと言っても、さすがに脚が冷える〜。 


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Coronation Fund Managers、1993年に南アフリカのCape Townで創業した、ヨハネスブルグ証券取引所上場の運用会社です。南アフリカ以外にはナミビアにも進出、他にオフショアファンドの組成のために、イギリスとアイルランドにも拠点を展開させています。

コロネーションは南アフリカで最初のファンドオブヘッジファンズ運用を始めたことでも有名です。


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Coronation Global Emerging Markets Fundは、2008年7月スタートでファンドサイズはUSD1.06Bというクジラ級。MSCI Emerging Markets Indexをベンチマークとする、素直なエマージング株式ファンドです。

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USD15kから購入することができるクラスAのISINはIE00B2RGGZ18。一般的なエマージング株式ファンドですが、特徴的なところがあるとすると、コロネーションらしく、南アフリカとウルグアイの株式のウエイトがあるということでしょう。

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ただ、全体の1割ちょっとなので、そのためだけにこのファンドをチョイスするということもやりづらく、きっかけをつかみにくいのが現状です。コロネーションだからアフリカやフロンティア国に投資するファンドも存続しているかと思って、久しぶりに取り上げたのですが、こういったマーケットに投資するものはすべて機関投資家向けのクラスだけでした。ちょっと残念です。
 
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モーニングスター社格付けはCategory Global Emerging Markets Equityで星二つ。



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2月の勉強会は平日の夜にでもしてみようと思います。

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FT_logo_pos_RGB@2xFranklin Templeton Investmentsの昨日の記事の比較検討できるオフショアファンドとして、Franklin Emerging Market Corporate Debt Fund
を取り上げておきます。。


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モーニングスター社の格付けはGlobal Emerging Markets Corporate Bondカテゴリで五つ星。ロングオンリーレバレッジなしの、ベンチマークをICE BofA Emerging Market Corporate Plus (USD Hedged) Indexとするインデックスファンドで、基本はアメリカドル建ての運用です。


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Fund Inception Dateは2020年5月で比較的若いファンドです。そしてファンドサイズはUSD21Mでイワシ級、昨日とは真逆をいってますね。投資先はもちろんエマージング国の債券、それもローカル通貨建てでリスクを取っています。

ファクト・シートから引用すると、Local Currency Govrment/Agency Bonds: Investment Gradeとなり、アメリカドル建てではなく現地通貨建てで発行された、エマージング各国のハイイールドな社債が大半を占めます。

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そして、エマージングでも国別にはどこかと言うと、主にラテンアメリカになっていることがわかります。 これは読者の皆さんの大方も想像できることでしょう。

A (Acc) USDクラスでISINはLU2459204405、Bloomberg Codeありますので、RL360 PIMS経由も可能です。



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メールの対応が週末くらいしかできておらず、皆さんをお待たせしております。

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ダウンロード (7)Alma Capitalは2006年にルクセンブルクを拠点に設立された独立系の運用会社で、今でも創設者による個人経営が続いていおり、パリやロンドンにも展開を続け、その預かり資産USD4.5Bを誇り組成しているファンド数はAlma US Convertible Fundをはじめとして、ロングオンリーだけでなく、ロングショート戦略のヘッジファンドも含めて、21にものぼります。

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ということで、早速ロングショート戦略のInRIS Parus Fund Class C USDから取り上げてみたいと思います。最低投資額がUSD100なので、個人投資家でも取り掛かりやすいですからね。ISINはIE00BCBHZD17です。

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ファンドローンチは2013年7月、ファンドサイズはUSD175Mでイルカ級です。モーニングスター社格付けはCategory Long/Short Equity - Globalで星五つ。

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ロングショート戦略の中でもグローバル株式を手掛けていて、マイナスパフォーマンスにならないような絶対利益追求型で臨みつつ、ロングポジションを多めにとって、株価の値上がりサイドのメリットは享受していこうという一般的な戦略です。


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銘柄選択は基本的にボトムアップ戦略。ですが、現状のポジショニングを見てみると、ショートポジションの方が多めになっています。しかもセクター別に見ると、不動産関連はロングオンリーなのに対して、テクノロジー関連はショートがが多く、ヘルスケアに至ってはショートオンリーになっています。

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なかなか、アグレッシブな投資判断になっています。これは面白そうですね。


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そもそも、アメリカのインフレが沈静化すれば、Fedが利上げする理由はなくなりますし、エネルギー価格が主因だった日本のインフレが、じりじりとサービスなどに転嫁してくれば、BOJは利上げに動かざるを得ません。

その方向性は、誰が見ても明らかで、この材料を織り込んだ動きが1ドル150円台からの一旦のピークアウトだったわけです。

これが継続して劇的なドル安円高に進むには、絶対的な金利差縮小の実現が必要で、方向性だけでは動くことができません。

方向性だけみて、大きく動くとするのは少々早合点と言えるでしょう。
続きを読む

ダウンロード (34)Aikya Investment Managementはロンドンに拠点を置く、独立系の運用会社ですが、Pinnacle Investments (ASX:PNI)のサポートを受けてファンド組成を行っています。その会社、組成しているファンドが二つしかないような気がしますので、そのうち最初にでてきたもので、Aikya Global Emerging Markets Fundを取り上げてみます。

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アメリカドル建てのアイルランド籍オフショアファンドでISINはIE00BMCM3207。モーニングスター社格付けはCategory Global Emerging Markets Equityとなりますが、2020年10月スタートで3年経過していないためか未取得です。

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スタンダードな株価指数である、MSCI Emerging Markets Index (USD)をベンチマークとして、ファンドサイズはUSD537Mとシャチ級、いわゆるNext 11と呼ばれるようなエマージング国へまんべんなく35の銘柄に比較的集中投資でアクティブ運用しています。

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で、ここでえらく気になることが、、、その中に日本が入ってしまっているのはちょっと心外? というか、日本もエマージング国への格落ちでも仕方ないことなのかもしれません。でも、この3.8%のポートフォリオ・ウエイトって、きっとUnicharm、ユニ・チャーム(銘柄コード:8113)の3.8%ですよね。なら許してあげましょう。ユニ・チャームならアジアトップメーカー、その製品の過半数は輸出しているわけですから、その利益もアジアを中心にエマージング国から吸い上げている優良企業です。

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米金利引締めの一服感から、投資マネーがエマージング国、フロンティア国に再度還流される動きもでてきています。ゼロコロナ政策をやってるチャイナも含めて、そろそろアメリカ一極集中からグローバル分散投資へ戻す時期が近づいてきているのかもしれませんね。



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特にPPI(生産者物価指数)は一時期のピークを越して落ちきつつありますが、それでも高水準であることに変わりはありません。
そこに来て、雇用に強い数字がでれば、Fedは迷わず利上げに動きます。

ただ、これから注目しておきたいのは、為替、ドルの水準DXYです。ドル高はアメリカへのマネーの流入を意味し、金融緩和につながります。

他方、ドル安は、マネーが流出することから金利引締めのサポートになります。そのDXYは9月のピークから1割近く下落しており、まさに影のサポーターと言えるでしょう。これがFedの利上げ幅を穏やかなものでもインフレ退治の下支えになることを意識しながらFOMCの動向をチェックしていきたいと思います。
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FT_logo_pos_RGB@2xFranklin Templeton Investmentsは、いつも同じ紹介で申し訳ないですが、有名すぎてあまり話すことがなくて。アメリカはカリフォルニア州サンフランシスコの国際空港SFOからほど近い、San Mateoを本社に構え1947年創業の上場大手運用会社です。今日はFranklin Templeton Investment Fundsの中でもルクセンブルク籍やアイルランド籍のものからさらっと取り上げます。


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TFranklin Biotechnology Discovery Fundと聞けば、もう誰でもどんなところに投資しているか想像がついてしまいますもんね。


モーニングスター社の格付けはSector Equity Biotechnologyカテゴリで二つ星。ロングオンリーレバレッジなしの、ベンチマークをバイオテクノロジー業界ではこれまた一般的なNASDAQ Biotechnology Indexとするリレーティブなアクティブファンドで、基本はアメリカドル建ての運用です。

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Fund Inception Dateは2000年4月、ちょうどバイオ関連がはやり始めたときです。ファンドサイズはちょうどUSD1.9Bでクジラ級。

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A (Acc) USDクラスでISINはLU0109394709、Bloomberg Codeありますので、RL360 PIMS経由も可能です。




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アレ祝日こそ朝からブログの記事を追いつけるぞ。

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FT_logo_pos_RGB@2xFranklin Templeton Investmentsは、アメリカはカリフォルニア州サンフランシスコの国際空港SFOからほど近い、San Mateoを本社に構え1947年創業の上場大手運用会社です。


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ただし、フレンズプロビデントやRL360、ハンサードといったメジャーな生命保険会社系のオフショアファンドラップ口座では、Franklin Templeton Investment Fundsの中でもルクセンブルク籍やアイルランド籍のものがほとんどです。

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Templeton Emerging Markets Fundも今日は、それに倣ってA AccクラスISINは
LU0128522744のものを取り上げます。1991年2月末からのスタートでエマージング株式ファンドとしては非常に長い運用実績を持っています。

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モーニングスター社の格付けはGlobal Emerging Markets Equityカテゴリで三つ星で標準的。ロングオンリーレバレッジなしの、ベンチマークをこれまた一般的なMSCI Emerging Markets Index-NRとするリレーティブなアクティブファンドで、基本はアメリカドル建ての運用です。

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ファンドサイズはちょうどUSD1Bでクジラ級。金融政策も含めてとかくアメリカの動向ばかりが注目されて、日本などは単にコピー相場となってしまっています。そんな時には、チャイナはどうだろう、インドはどうだろうと調べていくのも大変なので、ざっくりとエマージング株式全般はどうだろうということをチェックするのに使えます。

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コロナショック以降は、とかくエマージング国のことを忘れがちになり、ポートフォリオのウエイトも減らしたい、という時に、インド株など単一国ファンドに入れておくのも過大だというときに、こういった総花ファンド一つにまとめておくというのもよいでしょう。

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ところで、フランクリン・テンプルトンのファンドでこれまでの記事を検索すると、フランクリンのファンドが多く、テンプルトンのファンドはほとんどなかったことに気が付きました。もう合併して15年は経過しているはずなので、今さらどっちでもいいですよね。ただ運用実績が長いことだけは事実です。



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アレまたブログの記事作成が遅れ気味に。勉強会までには取り戻します。

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images-3Ninety One plcを取り上げるのはこの数年かけてまだ多分4回めですので、もう一度会社の概要から。

1991年創業の南アフリカはヨハネスブルグ証券取引所、そしてロンドン証券取引所上場の運用会社で、この会社自身がFTSE 250に採用されている銘柄にもなています。あまり知られていませんが、2020年の3月にロンドンの大手インベステックから分離独立した会社といえば、信用力バッチリということもおわかりでしょう。

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Ninety One Global Strategy Fundは、その名の通り、素直なアクティブ運用系のグロバール株式ファンドです。フレンズプロビデントのプレミアなどに使われるミラーファンドリストにもラインナップされていることからも、日本では聞きなれないファンド会社でも、実はメジャーな存在だということがわかると思います。

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ベンチマークは直球ストレートな MSCI AC World Net Return (MSCI World Net Return pre 01/01/2011)となっていて、モーニングスター社格付けはGlobal Large-Cap Blend Equityで星三つ。

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最低投資額はUSD3kでハードルは低く個人投資家向けです。C Acc Inc USDクラスでISINは LU0345769714、もちろんBloombergのティッカーシンボルもあります。

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1985年5月スタートという長い運用実績を持っていることが特徴で、ファンドサイズもUSD851Mとシャチ級の安定度です。グロバール株式を運用コストの安いパッシブ運用でいくか、Ongoing chargeが 2.65%とそれなりの料率を差し引かれる、顕名でファンドマネージャーが売買指示を出すアクティブ運用でいくか判断する材料にもなるでしょう。もちろん、パフォーマンスは運用コストを差し引かれたものですので、チャートから手作業で差し引き計算をする必要はありません。




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佐賀と北九州を行ったり来たり、意外と遠くて分刻みとなり疲れますね。

Lyxor-funds-logoこの5年間、超一流から超ニッチなものまでまさに千差万別、様々なファンド会社のものを取り上げるように心がけるのであれば、ソシエテジェネラル銀行グループのリクソーLyxor Asset Managementについて、もっとたくさん取り上げる機会を作らないといけと思いつつ、年に一度二度の取り上げになってることを反省し、今回は半月空けずに再登場させてております。

homeLogoenリクソーは日本ではまだまだ知られていないファンド会社名ではありますが、それでも日本には進出してきていますから、オフショアファンドへの直接投資は絶対不可です。 生保系のフル機能付きラップ口座を経由して購入しましょう。

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Lyxor MSCI Emerging Markets Ex China UCITS ETFは、その名の通りエマージング各国しかしチャイナを除いて投資するロングオンリーレバレッジなしの、 MSCI Emerging Markets ex China Net Return USD Indexというそれまたテーマに沿った素直な株価指標に連動するETFです。ETFですから個人投資家が最低投資額を特に気にすることなく購入でき、ISINはLU2009202107、2019年06月スタートですからまだ日が浅く、ファンドサイズはUSD60Mとまだマダイ級の小ぶりさです。
 

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内地のチャイナが除かれている分、台湾のウエイトが一番高くなっていて、22%モーニング・スター社格付けはGlobal Emerging Markets Equityカテゴリとなるはずですが未取得です。

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Total Expense Ratio p.a.も0.15%ですから、これは相当お安く運用ができますね。フレンズプロビデントリザーブ、ロイアルロンドン360PIMS、ハンサードUPPなど、リストで縛られていない一括投資型ラップ口座からなら買えないということはまずありえませんので、どんどん注文を出してみましょう。毎営業日取引ができるところも嬉しいですよね。




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ブログ記事のアップがなかなか当日まで追いつかない状況が続いています。今週の日曜日まではこのまま厳しい状況が続きますが、ご容赦ください。

 

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images-3Ninety One plcを取り上げるのはこの数年かけてまだ3回めですので、もう一度会社の概要から。

1991年創業の南アフリカはヨハネスブルグ証券取引所、そしてロンドン証券取引所上場の運用会社で、この会社自身がFTSE 250に採用されている銘柄にもなています。あまり知られていませんが、2020年の3月にロンドンの大手インベステックから分離独立した会社といえば、信用力バッチリということもおわかりでしょう。

Emerging Markets Blended Debt Fundは、その名の通り、エマージング国の債券に、チャイナあり、東南アジアあり、ラテンアメリカありのエマージング各国に投資するオフショアファンドです。

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ベンチマークも、 JPMorgan EM Blended Hard Currency/Local Currency 50-50 (50% JPMorgan GBI-EM Global Diversified/30% JPMorgan EMBI Global Diversified/20% JPMorgan CEMBI Broad
Diversified pre 29/11/2019, 50%/40%/10% pre 01/06/2013, 50%/50%/0% pre 01/04/2012 respectively)というとてつもなく長いインデックスになっています。

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A Acc USDクラスでSINは LU0545564113 Bloombergもあります。

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2010年1月にスタート、満10年経過した実績のあるファンドで、ファンドサイズはUSD362Mとイルカ級。モーニングスター社の格付けはGlobal Emerging Markets Bondカテゴリで三つ星です。

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今日は、仕事で水戸にいたのに、なぜかこれから大阪です。帰宅できない。

 

2000年にロンドンで創業した、債券運用が十八番の専門店運用会社、Stratton Street Capital LLP。でも本社の住所は、Aldersgate Streetでストラットンではないんですよね。

0005それはいいとして、この会社の運用方針は徹底していて、債券とは要するに借金の証文こと、債券を買うなんていうと安全に思えるが、所詮は金貸し、ならば、返せるアテのない債券は買わない、という理屈を貫いています。

当然と言えば当然なのですが、数多くの債券の分散投資する債券ファンドにおいて、必ずしもそれはあてはまりません。というのも、たくさんの債券を買えば必ずいくつかはデフォルトし、絶対に(一般的には投資家の属する国の国債を無リスク資産と言います)デフォルトしない債券ばかりで運用すれば実質利回りはなくなります。このバランスが一番むずかしく、また投資家にしてもその運用方針をしっかり読み込んでから投資しないと、あとから後悔することになります。

特に、インデックス運用の場合、その国が果たしてちゃんと返せるかどうかという基準ではなく、市場に流通している額面総額で、シェア割りされたりしますので、好むと好まざるにかかわらず、例えばギリシャやウクライナなど、いかにも問題ありそうな国の債券がポートフォリオに入ってくることもあるのです。

一歩、踏み出してリスクを取るなら、ハッキリとこんなリスクを取ってます、と宣言しているアクティブファンドの方が透明化されていることもあるから不思議ですよね。

さて、今日の調査対象となるStratton Street UCITS -
NFA Global Bond Fundですが、通貨はドル建て、ユーロ建て、ポンド建ての3つで運用できる、エマージング債券ファンドです。

機関投資家クラスの最低投資金額はUSD100kですが、個人投資家向けのクラスには最低投資金額がありません。つまりUSD0.01から買えるということです。

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しかし、一つだけ手の出るものがあり、最低投資額設定のないユーロのリテールクラスでLU1483930449ならラップ口座経由で気軽に変えると思います。

2016年12月スタート。ルクセンブルグ籍の SICAV (UCITS)でファンドサイズはUSD50Mです。 



























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勉強会、また空きあります。

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JPM_logo_EngJ.P. Morgan Asset Managementが運用するファンドシリーズ、 JPMorgan Funds から JPMorgan Funds - Emerging Markets Equity Fund を取り上げます。
 純粋なロングオンリーレバレッジなしの株式ファンドで、純粋にエマージング各国の株式、それも大型株中心に投資するファンドです。


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ベンチマークである、MSCI Emerging Markets Index (Total Return Net) に対して、行ったりきたりという感じではありますが、、モーニングスター社の格付けはGlobal Emerging Markets Equityカテゴリで星五つとなっています。

さて、今月はJPMだけでなく各社が、各ファンドのファクトシートの更新がいつもより、数日遅れているようです。

やはり、マーケットの変化が激しく、コメント欄などで相当な対応を迫られている上に、香港はもちろん、欧米各拠点で日本よりも早く、厳しく外出が制限されていましたから、その点も勘案すると、若い頃はこういうレポートを作成する仕事もしていた私としては、1週間程度の遅れて済んだだけなんてガンパってルナと感心してしまいます。



直接投資だと販売手数料は5%ですが、ラップ口座経由なら全額免除なので、買いやすいでしょう。このファンドはRL360クォンタムなどが使うミラーファンドリストにも載っているメジャーなファンドです。ISINはLU0053685615です。



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更新ボタンおさないでいたら、翌朝のアップになってしまった。失敗です。

logogestora1948年にスペインのバルセロナBarcelonaで創業した、2万6千もの顧客を持つ、独立系の総合金融会社兼IFAのGVC Gaescoは、自身のファンド運用部門も充実しています。

ファンド群をみてみても、株式、債券、ワンストップ、アブソリュートリターンと多岐にわたっているのですが、とりあえずみてみた絶対利益追求型はこのところの欧州系の大幅下落で、さすがにマイナスになっているようで、取り上げるのは躊躇しました。

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そこで、でてきたのが、GVC Gaesco T.F.T., FIです。 1999年4月から続く運用歴の長いユーロ建ての株式フォンドで、ISINはES0138984036、Morningstar ratingは二つ星という成績です。


Screenshot at 2020-03-20 09-48-29建値はユーロ。2020年の年初来の成績が2月末の時点で-4.25%となっていますが、おそらくそこから3月18日までの半月の間に3割程度下がっているはずです。

そりゃずいぶんとバーゲンハンター的な物色方法ですよね、でもせっかくバーゲンハントしても、そのあとの回復に追いつけなかったら意味がありません。

お洋服も、本当はバーゲンで買った瞬間がお得なったわけではありません。たくさん着こなせて初めてお得になるのです。ところが、ここに罠があります。それは所有欲。お洋服の場合、買った瞬間に資金が所有欲を満たす対価に使われてしまい、その後のフォローはおざなりになってもあまりケアされません。

ところが、投資の世界では所有欲は全く意味をなしません。最終的な自身の目的達成に使えるものかどうか、それがすべてです。

バーゲンハントしたものは、着こなしてはじめて買ってよかったと思うもの、つまり来たるべき回復局面にしっかりついていけるものを選択して置かなければならないということです。

そこで、でてくるのが、このT.F.T.という略語。これ、さっぱりわかりません。だって、スペイン語なんですから。

TFTとは、Tecnológico, Farmacéutico, Telecomunicacionesのこと。

いいですねぇ。

いかにも戻り局面に強そうなテーマ3種類を集めたものです。

最低投資額の記載がなくていくらから買えるかがわかりません。が、Bloombergもあるので、RL360 PIMS経由からでも入れてみたら面白いでしょう。



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自分の投資は?もう買い注文一辺倒ですよ。

logo (2)Axiom Legal Financing Fund(公式サイトは廃止済、管財人の管理下にあって、その状況を報告するサイトが開設されている)については、元来流動性リスクが必ず伴う訴訟対策ビジネスであるにもかかわらず、毎営業日売買が可能であることを謳っていたため、メルマガではやや厳し目にみておくべきとの見解を持っていたファンドです。実際、残念なことに2012年9月に流動性リスクは顕在化してしまっています。

ただ、、流動性リスクだけなら良かったのですが、融資先からキックバックを得ていたのではないかという不正取引リスクまでもが顕在化したため、世界的にも一流の総合法律事務所であるグラントソントンが管財人として指定されて、詳細レポートを読んでビックリという感じです。

ただ、不正取引に関しては、経営者が袖の下からもらっていたとかなんとかと、オフショアアラートなどの怪しいブログ(って自分も怪しいブログ書いているので人のことは言えませんが)で書き立てられていますが、こういった場合、噂や煽りが先行することが多く、ネット上の情報全てを鵜呑みにすることはできません(って言うまでもなく当たり前のことやけどね)。

ちなみに、このオフショアアラートというのは、マスコミではなく単なるブログであり、ネガティブな話しを殊更に誇張して実投資家に不安心理を煽り、情報がほしいなら金よこせという、貧困ビジネスにも劣る、汚いビジネスを展開している連中です。

ま、不正があればあったで、そんなことは後記の裁判で決着してもらえばよいことなですが、アクシオムの問題点の中で私の注目は、むしろその投資家の偏った構成にありました。それはグラントソントンの投資家へ配信される詳細レポートを読んでようやくわかったことなのですが、一番大口の投資家、二番目に大きい投資家、そのいずれかが、その持ち分の半分でも解約申込するだけで、即座に流動性リスクが顕在化してしまうくらいの大口偏重ウエイトだったのです(上場している株式会社なら大株主は公開されますが、投資信託にはその開示義務はありませんので、知らされなくても合法です)。

ビジネ系ファンドには流動性リスクはつきものとはいえ、知らないうちに、毎営業日、このリスクに晒されてのでは私達のような小口のオフショア投資家にとってはたまったものではありません。Brandeauxのような学生寮ファンドなら、他社の倒産によって風評被害的に解約が殺到したわけですから、本業さえ順調ならそのうち解決策もでてくるわ、と高をくくっていられますが、アクシオムの場合、大口投資家の意向なんてわかりっこないですから、そもそもトレンドを掴むとか事情がわかれば安心とかいう世界ではありませんよね。

その管財人から

Axiom Legal Financing Fund – a segregated portfolio of JP SPC 1
Axiom Legal Financing Fund Master SP – a segregated portfolio of JP SPC 4 (both in Receivership)

の名前で毎年投資家に向けてレポートがでていますので、参考にしてください。

解約も新規もできません、正しい情報を得るためには代理店移管をするしかないでしょう。





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ジンバブエの中央銀行は、IMFに内緒でお札を刷っていたそうです。これって本物のお札だけど、ニセ札? 定義が難しいですね。

Aberdeen Fund Managers Limitedのファンドシリーズ、Aberdeen Standard SICAV から Emerging Markets Equity Ethical Fund。アバディーン・スタンダードのファンド、特にアバディーン側のファンドはこのブログでもたびたび取り上げていますが、このエマージング株式でかつエシカルというファンドを目にしたのは初めてだと思います。

キャプチャ1117このファンドはエマージングの中でもBRICs中心(といってもロシアにはなかなかエシカル的に満たしてくれる会社がないのかも)に、韓国、インドネシア、台湾、香港、メキシコなどが入ってくる、大型株ファンドです。

キャプチャ1118ベンチマークもごく標準的なMSCI Emerging Marketsを使っており、とにかく、一般的な大型株よりも、Socially Responsible Investing
("SRI")、つまり企業としての社会的責任を意識して、行動している会社選びという目線で行けば、ベンチマークよりもアウトパフォームできるはずという考え方に基づいています。

キャプチャ1119要するにテーマ性を持ったファンドマネージャーが積極運用するアクティブファンドということですね。

で、2018年の結果どうなったかと言えば、ベンチマークが-14%台だったのに対して、ファンドは-16%台とアンダーパフォームしていましたが、今年はその分を取り返して走っています。

と言えど、ベンチマークに対してオーバーパフォームしています。

ファンドは2017年7月のスタートでまだ若く、サイズはUSD43Mとイワシ級、投資銘柄数は8月現在で61ですから完全分散でもなく、集中型でもない中庸路線です。ちなみに、ベンチマークは26の法域に1100の銘柄に分散投資したらどうなるかのパフォーマンスを示していますから、実際のアクティブファンドでは、到底そんな数には分散投資できませんし、そこまでやりたいなら、ETFに投資すべきでしょう。これは、あくまでテーマファンドですから、比較的集中投資してほしいという投資家に向いてます。
続きを読む

イギリスのブラックロックが運用するアイルランド籍でロンドン証券取引所に上場しているオフショアETFシリーズ。今日も読者の方のからのリクエストにお応えする形で、オフショアファンドを物色しています。

名称未設定条件は、株式のポートフォリオは組み上がったので、残り資金については、ETFなどを使ってなるべく安いコストで、株式からみたオルタナティブである債券で運用に回す、しかし期待利回りは高く(もちろん、リスクも高く)しておきたい、というものです。

名称未設定2そこで、iShares Emerging Markets High Yield Bond ETFを選択してみました。株式の方は、当然に積極運用するわけですから、ファンドマネージャーが顕名で運用指示を出す、アクティブファンドをチョイスすというのは正論です。

名称未設定3しかし、残りの資金を現金勘定で放置するよりは、なにか運用に回すべき、しかし米国債をはじめ、主要国ソブリン債のイールドはもうボトム(債券価格としてピーク)との相場観があれば、これ以上は買い進めることができません。

となると、今日のエマージングのハイイールド債へ触手をのばす。これも正論ということになります。

名称未設定4投資対象の格付けもBB以下が8割以上です。純粋なグローバルエマージング国へのハイイールド債へ投資。これをこのETFを使って万遍なく投資できるのですのは、ラップ口座の残高の残り資金の活用にさらっと決めておくのに便利ですよね。




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座椅子でブログを書いていたら、腰が痛くなりました。 

2000年にロンドンで創業した、債券運用が十八番の専門店運用会社、Stratton Street Capital LLP。でも本社の住所は、Aldersgate Streetでストラットンではないんですよね。それはいいとして、この会社の運用方針は徹底していて、債券とは要するに借金の証文こと、債券を買うなんていうと安全に思えるが、所詮は金貸し、ならば、返せるアテのない債券は買わない、という理屈を貫いています。

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当然と言えば当然なのですが、数多くの債券の分散投資する債券ファンドにおいて、必ずしもそれはあてはまりません。というのも、たくさんの債券を買えば必ずいくつかはデフォルトし、絶対に(一般的には投資家の属する国の国債を無リスク資産と言います)デフォルトしない債券ばかりで運用すれば実質利回りはなくなります。このバランスが一番むずかしく、また投資家にしてもその運用方針をしっかり読み込んでから投資しないと、あとから後悔することになります。
イメージ 1に、インデックス運用の場合、その国が果たしてちゃんと返せるかどうかという基準ではなく、市場に流通している額面総額で、シェア割りされたりしますので、好むと好まざるにかかわらず、例えばギリシャやウクライナなど、いかにも問題ありそうな国の債券がポートフォリオに入ってくることもあるのです。

一歩、踏み出してリスクを取るなら、ハッキリとこんなリスクを取ってます、と宣言しているアクティブファンドの方が透明化されていることもあるから不思議ですよね。

さて、今日の調査対象となるStratton Street UCITS - Renminbi Bond Fundですが、人民元建てというわけではなく、通貨はドル建て、ユーロ建て、ポンド建て、そしてスイス・フラン建ての4つです。機関投資家クラスの最低投資金額はUSD100kですが、個人投資家向けのクラスには最低投資金額がありません。つまりUSD0.01から買えるということです。

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それよりも驚きなのは、このファンドは決して、中国の国債や社債を買い付けているファンドではなく、中国のウエイトはせいぜい2割しかない、思い切り、グローバル債券ファンドだということです。

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なんじゃそら~って感じですよね。ファンドの名前とは似ても似つかないポートフォリオです。が、ストラットンにはそれなりの信念がありました。中国という国の経済の動向を色濃く影響を受ける国に投資しているというのです。そうです、グレーターチャイナ経済圏、人民元が通じる外国、といったことが投資の括りです。

これってなかなかナイスな発想ですよね。政治的にもこれは日本と中国が競っている部分でもあり、ここの読者は日本人が多いので、きっとインドネシアの新幹線の話にしても日本を応援していることでしょう。しかし、前例のように、はからずも中国に負けた時のために、資金の一部はこちらにちゃっかり投資しておく、なんてのも手ですよね。

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花見の季節は、もはや旧正月よりも外国人旅行客のかき入れ時。しかし、羽田空港の入国審査は日本人の列は数名、かたや外国人の列は発熱している人をチェックするカウンターをも溢れて、ゆうに1時間待ちの列。その後税関の審査でも数十分待ち。ハッキリ言いましょう。恥です。

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