29.ブレスヴォイストレーニングメソッド
A.私のつくったイメージ言語で、普通に使われている用はありません。もっとも低く出せる音ですが、歌に使う音域ではなく、もっと低く、でも、無理に喉で押し下げたつくり声ではないところです。発声での最低音です。
A.シンガーソングライターなどで自分の曲しか歌わないと、けっこう偏ります。もちろんそれで構わないのですが。私が思うに、日本のヴォーカリストは、自分なりに歌を応用したところでやっています。応用でできるからよいのです。
A.スタンダードのものを何十曲と聞いて、その中で自分はどこで勝負できるかということを知っているから、人の曲を歌ったときも(自分流にこなせる)のです。
A.一流と思うヴォーカリストは、私のさまざまな発言の記録に出ています。著作物やブログを参考にしてください。「読むだけで、声と歌が見違えるほどよくなる本」 (音楽之友社)にもリストを入れています。
A.それは、じっくりと自分でみつけていくことです。それこそが、あなたのもっとも大切な勉強です。 ジャンルにこだわらず、世界中のたくさんの歌を聞いて、自分の心をとらえるアーティストを、一人ずつ増やしていきましょう。
A.歌の場合は、まわりの評価が甘いので、少し歌えると、自惚れるというか、すぐにそれで満足してしまう。それは音楽とかスポーツ、武道、芸道など、歌以外のことから学んだ方がわかりやすいと思います。
A.男性は比較的、発声でも深いポジションを持てるのですが、歌で使えていないのです。 どちらかというと、日本では、歌い手よりも俳優、声優、お笑い芸人などの方が、太い声をうまく使える人が多いです。とにかく、発声訓練に加えて、すぐれた音楽にひっぱ…
A.普通の人が聞こえない音を見ていくことは大変なことです。それがあなたの中ではっきりしていたら、いつか深い声として出てくる可能性があるでしょう。音の世界というのは、その音の中に入っていろんなことを経験していないと、漠然として終わってしまう…
A.絶対に必要とは思いません。ただ、学び方として、アプローチとして、有利であるのは確かです。それは、日本の今の歌は、欧米の言語の構造の上に成立してきたからです。歌詞は日本語でも、メロディは、欧米の言語構造のうえにできてきたものに準じている…
A.ひとことでは答えられません。それを答えてくれる先生もいるかもしれませんが、 それは、あなたの答えになりません。自分に問いを向けられないうちは、自分の答えもみつかりません。
A.深い声として、求めたい声は、どちらでもありません。むしろ避けるべきです。 声はこもらせず、前に出すことです。平たくしたり、胸に落としてはいけません。 そのためには、声の芯が必要です。それを学ぶときに一時、押しつけがちになることもあります。…
A.何年ということではなく、必要なところまでです。 続けていくことで、身体の条件が有利になってきます。 自分が使う必要に応じて、あればよいのです。
A.人により、レベルによりますが、普通なら、出るようになると思います。 しかし、歌うのには、音楽が、心身に宿っていなくてはなりません。 それは、一年や二年で宿るものではないのです。そこも勉強です。
A.支えるという感覚は、身体でコントロールするということです。 プロは、しぜんにコントロールしているのですが、コントロールしていなければ口先だけのものになり、伝わりません。
A.シャンソンとカンツォーネを習っていたときの先生に、はじめはカンツォーネから勉強することをすすめられました。シャンソンで語るように歌うのをはじめから意識してしまうと、四畳半の狭い世界から出られなくなる危険があるのでしょう。スケールの大き…
A.考え方によるでしょう。大きく張って声を出せれば、その対極にあるしぜんな出し方もできるので、そのぶん表現の幅が広がります。表現するなら、枠の中でのしぜんを目指すより、枠を壊し破れて飛び散ってしまったものから、どう拾い集めていくかと考えた…
A.息のトレーニングを重視している理由は、最初、声が出ないうちは息の方が身体に結びつきやすく、感覚がつかみやすいからです。
A. 深い息というものがあるというのは、イメージですが、荒っぽく雑に捉えないことです。 深い息とは、完全にコントロールできる息のことです。 一流の人たちは、それがあるため、結果として、声も深くなっていくと考えてください。
A. 何でもよいのですが、腹からの声が感じられるものとして、最初は、「ハッ」を使いました。しかし、喉を雑に使うリスクを減らすために、実際に大きな返事で使える「ハイ」にしました。Haiの感じで、深い母音でとりましょう。
A. 身体が動けば声が出るという感覚をつかむために「ハイ」ということばで、声の芯をつかむトレーニングをします。うまくいけば、ことばを「ライ」「ララ」などに変えたり、音を上げていけばよいのです。
A. イメージでの言語、ことばであり、実体はありません。 声の芯の捉え方として、一つはことばから「ハイ」と深いところと頭のひびきを結ぶ縦で捉える方法、もう一つは「ラー」という線から細く出して、少しずつ太く、身体を巻き込んでいく方法があります。…
A. 作品の表現から、自分の声がどこまで使えるかということで、作品を第一に取るのであれば、より優れた人の声を使うとか音響技術での加工もあるでしょう。 ヴォイストレーニングの行う範囲も、自分の声のできる範囲内で積み重ねていくのが理想ですが、望む…
A. 何をもって新しい声というのか、難しいところがありますが、そのように捉えるのもトレーニングの励みになると思います。これまでの声と、どのように違うのか、その新しい声とはどのように使えるのかなどを考えていくといいと思います。声そのものが変わ…
A. どのくらいを求めるかによります。一度のレッスンでも声は感覚的に変えたり出し方を変えることはできるでしょう。根本的に、ということなら、レッスンのなかだけでなく、自分でトレーニングしていかなければならないのは、当然のことです。
A. 声をコントロールするトレーニングと声づくり、声の器を大きくしていくトレーニングとは、完全に分けられるわけではありません。説明上での区分けです。 今、コントロールできていないのであれば、まずは今の100%の力が出るようにコントロールできるよう…
A. メニュは、ある程度、その目的がありますが、相互に重なり合っており、相乗作用を及ぼすものです。ときに使い方によって矛盾することもあります。どの目的を優先するか、また、重要度、考え方にもよるのです。
A. 本物というのは、何を持って本物かということが、それぞれ違うと思います。 私は、これまでも著書でも、「誰がなんと言おうが、あなたが感動したり、本物だと思ったのなら、そういってよい」といっています。 拙書などには、ここでのレッスンで参考にし…
A. 何であれ、あなた自身が厳しい基準でチェックしていくと、達成できていないことは残るどころか、どんどん出てくることになるでしょう。 安易にできたと判断する人もいると思いますが、チェックリストは勉強していくときの目安であって、絶対的なものでは…
A. それは1つの目安に過ぎません。レッスンやトレーニングのチェックとしてのものです。 しかし、何年かに一度、それをもとに考えてみるきっかけにするとよいと思います。
A. 私はイメージ言語と呼んでいますが、本当にあるとかないということではなく、多くの人が何かを習得するときに、感じるものです。それによって身体をより早く合理的に使いこなしたり、指導が効果的になされたりするためのものです。科学的とか解剖学的に…