物流業界入門

物流業界の基礎から最新トレンドまで、現場経験を活かしてわかりやすく解説!

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注目特集:通関士完全ガイド 資格取得から実践活用、キャリアアップまで、初心者にもわかりやすく解説! 特集ページを見る 新着記事 【物流とは何か?】運送との違いを“構造”からわかりやすく解説(リライト) 【最新調査】物流の最重要課題は2年連続で「…

【物流とは何か?】運送との違いを“構造”からわかりやすく解説

✅はじめに:物流を「運ぶこと」だと思っていませんか? 「物流=トラックで荷物を運ぶ仕事」 多くの人が、そうイメージしています。けれどそれは、物流という巨大な仕組みのほんの一部分にすぎません。 物流とは、モノが生まれ、動き、届き、使われるまでの…

【最新調査】物流の最重要課題は2年連続で「コスト適正化」。生成AI活用は「9割が拡大意向」の衝撃

2026年1月19日、日本ロジスティクスシステム協会(JILS)が会員向けに行ったアンケート結果を発表しました。 この調査結果からは、現場が直面している「コスト高騰」と、それを打開するための「DX・生成AI」への強い期待が浮き彫りになっています。 1. 現場…

【1661.5時間の国、日本】 労働時間は過去最低、国富は過去最高。この歪みをどう設計するか

――1661.5時間の衝撃。2024年問題が「統計」として確定した日 2026年1月20日。 内閣府が公表した国民経済計算は、静かに、しかし決定的な数字を突きつけました。 2024年、雇用者1人あたりの年間労働時間は 1661.5時間。 コロナ禍の特殊年を除けば、1994年以降…

【失敗学×物流】 ――“現場トラブル”を価値に変える、物流業界の新しい思考法

物流現場の“失敗”は、実は宝の山。 誤出荷・在庫差異・事故…その裏には必ず“構造の真犯人”がいる。 失敗学を導入すると、現場は改善OSを手に入れ、年間1500〜4000万円の価値を生む。 失敗を隠す時代は終わった。

【国際標準への設計】ラピダスが可視化した「Scope3物流」

――半導体時代のCO2削減は、もう“計測の戦争”に入った ――集約輸送とモーダルシフトを「意思決定の武器」に変えたダッシュボードの正体 2026年1月。 ラピダスが北海道千歳の半導体製造拠点で静かに始めた取り組みは、 単なる環境施策ではありません。 物流を「…

【挑む欧州物流】SBS、欧州の心臓部を掌握。完全子会社化が描く「真のグローバル3PL」

――ロッテルダム港を起点に欧州全域へ。SBS Europeが完成させる物流の垂直統合 2026年1月20日。 SBSホールディングスは、オランダの物流大手「ズワルウグループ(ブラックバードロジスティクス)」を完全子会社化したと発表しました。 昨年末の80%取得から、…

【緊急速報・第2弾】記録的大雪に伴う物流・交通インフラの最新状況(1月21日 2:30現在)

2026年1月21日(水)2時30分現在、強い冬型の気圧配置により、北日本から西日本の日本海側を中心に降雪が強まっています。気象庁および国土交通省の緊急発表に基づき、現時点での「正確な運行状況」をまとめました。 1. 気象状況:24時間以内に「警報級の大…

【リスクへ飛び込むのか】アスクル初の海外拠点「太倉センター」は正解か?

――サイバー攻撃直後に中国拠点。輸入物流の“垂直統合”に潜む設計リスク 2026年1月19日。 アスクルは、中国・江蘇省太倉市に同社初となる海外物流拠点「ASKUL太倉センター」を開設したと発表しました。 中国国内でPB(プライベートブランド)商品を集約し、日…

【構造考察】日本通運の「デジタルツイン」が変える、物流設計の“手触り”

――オンラインショールーム開設。2026年、物流は「見る」から「体験する」フェーズへ 2026年1月19日。 日本通運(NXグループ)は、現実の倉庫空間をデジタル上に完全再現する「デジタルツイン」を活用したオンラインショールームを、2月から開設すると発表し…

【2026年最新】人手不足倒産が過去最多の427件。物流・建設の「賃上げ格差」が招く二極化の正体

帝国データバンクが2026年1月8日に発表した「人手不足倒産の動向調査(2025年)」は、衝撃的な数字を突きつけました。年間倒産件数は427件と初めて400件の壁を突破し、3年連続で過去最多を更新。 2025年10月時点で「正社員不足」を訴える企業が半数を超えて…

【緊急速報】21日から5日間の「大雪警報」に警戒!国交省が不要不急の外出・輸送自粛を要請

国土交通省および気象庁は1月19日、1月21日(水)から25日(日)頃にかけて、北日本から西日本の日本海側を中心に記録的な大雪となる恐れがあるとして、緊急発表を行いました。 今回の寒波は「5日以上」という長期間にわたる可能性があり、物流や交通インフ…

【堅牢な玄関口へ】越境ECの「ブラックボックス」を暴け。関税法改正が迫る物流の“浄化”

――政府が「貨物管理業者」へ改善命令。Temu・SHEIN急増の裏で問われる水際の規律 2026年1月19日。 政府は、輸出入手続き前の貨物を保管する業者に対し、業務改善命令や搬入停止などの行政処分を下せるよう関税法を改正する方針を固めました。 背景にあるのは…

【関空のホンキ】関空「貨物エリア1.5倍」が描く、2030年の国際物流地図

――上屋面積1.5倍の衝撃。旅客依存を脱し、世界と直結する「空の港」へ 2026年1月。関西エアポートは、関西国際空港の国際貨物エリアを今後10〜15年かけて最大1.5倍に拡大する大規模改修に着手すると発表しました。 これまで第1ターミナルの改修など「旅客(…

【白でも黒でも停滞を打破する】物流現場に忍び寄る「パープル企業」という静かな停滞

――ホワイトすぎて腐る現場。だが現実は、まだブラックが支配している 最近、ブラックでもホワイトでもない「パープル企業」という言葉が注目されています。 条件はホワイト(残業なし・高待遇)なのに、成長実感がない。いわば「キャリアの緩やかな死」を招…

【文脈の再設計】「未ロジ」と「今ロジ」を分断しない、物流デザインという設計思想 ――LOGI BEERは、なぜ“惜しかった”のか

2026年1月。 物流業界に、異物のようなプロダクトが投げ込まれました。 フェスで売られる、クラフトビール。 その名も「LOGI BEER」です。 仕掛けたのは、物流コンサルティング企業CAPES(ケイプス)です。 彼らは一貫してこう語っています。 「物流を、かっ…

【物流の未来は余白に宿る】空と新聞がつなぐ「鮮度」のワープ航路

――ANA×鹿児島県×朝日新聞。異業種アセットを溶かし合う、2026年型モーダルシフト 2026年1月16日。 航空、地方自治体、メディア、そして物流テック。 一見すると交わるはずのない4者が、「航空貨物幹線及び地域配送網構築推進協議会」を立ち上げ、ひとつの実…

【正常化というリスク】スエズ再開と海運株急落。物流は「予測不能」をどう設計するか

――マースクの決断が突きつける、運賃バブルの終焉と「レジリエンス」の真価 2026年1月16日。 東京株式市場で、海運大手3社の株価が揃って急落しました。 きっかけは、世界的な海運大手マースク(A.P. Moller-Maersk)による「スエズ運河の通航再開」の発表で…

【定時×高速:後編】リニア開業前夜の物流再設計

――東京・名古屋・大阪が「一つの都市」になる日。物理距離を無効化する最終設計 2026年1月。 NXHDとJR東海による東海道新幹線物流の本格稼働は、前編で述べた通り、日本の物流を「道路依存」から解き放つ決定打でした。 しかし── 本当に重要なのは、そのさら…

【定時×高速:前編】東海道新幹線という「物流の超特急」が解禁される日

――NXHD×JR東海。点と点が線で繋がる、2026年「高速物流」の完成形 2026年1月15日。 日本の物流最大手、NIPPON EXPRESSホールディングス(NXHD)と、日本の大動脈を握るJR東海が、新幹線輸送での連携を発表しました。 すでにJR東日本、JR九州との連携を進めて…

【食×物流】ヤマト×国分「食の強靭化」が示す、インフラの多目的化

――宅急便センターが「食品加工場」に変わる。物流と商流が溶け合う2026年 2026年1月15日。 日本のラストワンマイルを支えるヤマトホールディングスと、食の流通を支配する卸の重鎮、国分グループ本社がパートナーシップ協定を締結しました。 このニュースを…

【安保物流】物流の究極形「防衛ロジスティクス」への越境

――日本郵便グループが踏み込んだ“最後の聖域”。トールが挑む2兆円案件の正体 2026年1月13日。 オーストラリアの物流大手 Toll Group(トール) が、英国防省(MoD)の巨大後方支援案件に応札 したことが明らかになりました。 総額 約2兆円。 対象は、防衛装…

【情報戦略】ヤマハ「物流コントロールタワー」の覚醒

――AIとデータが、不確実なグローバルサプライチェーンを「可視化」する 2026年1月13日。 世界最大級の総合楽器メーカー、ヤマハの物流システム部が「Domo」を導入し、グローバル物流情報基盤を構築したと発表しました。 楽器という、形状も素材も多種多様で…

【緊急提言】「1月解散」が物流現場に突きつける空白の危機

――政治の季節の裏で、2026年度予算という「物流の生命線」が揺れている 2026年1月。政権中枢による衆院解散の足音が聞こえてきました。 永田町が政局に沸く一方で、私たち物流の設計に関わる人間が注視しているのは、その「政治のスケジュール」が現場に及ぼ…

【塗料物流の進化】大日本塗料「滋賀・物流集約」の本質

――自動化は目的ではありません。2026年、塗料物流は「製造との同居」で再定義されます 2026年1月13日。 大日本塗料が発表した、滋賀県湖南市への新拠点開設。 一見すると、老朽化に伴う「よくある拠点移転」のニュースに見えるかもしれません。 しかし、その…

【共同回収の設計】花王・PALTAC・あらた「コンテナ統一」の本質

――回収トラック3割減は序章にすぎない。物流は「エゴ」を捨てた者から再設計される 2026年1月13日。 日用品物流において、静かだが決定的な地殻変動が起きた。 花王グループカスタマーマーケティング、PALTAC、あらた。 日用品卸の中核を担う3社が、小売店へ…

【業界警告】コンサル倒産過去最多が示す「物流構造設計士」の生存戦略

――代行屋は死に、設計者は生き残る。2026年「大淘汰」の幕開け 東京商工リサーチの最新データが、経営コンサルティング業界の惨状を浮き彫りにしました。 2025年のコンサルタント倒産件数は170件と、過去20年間で最多を更新。その9割が負債1億円未満の小規模…

【2月の見通し】年末年始後の宅配は本当に平常化したのか

――次の山「バレンタイン商戦」が物流に与える静かな圧力 年末年始の宅配遅延は、表面上はすでに「解消した」ように見えます。 しかし、物流の現場感覚で言えば、完全な平常運転に戻ったとは言い切れないのが実態です。 理由は単純です。 年末年始という「最…

【構造変革】2026年版:CLOが着手すべき「物流再設計」10の断行項目

――「運べない」を経営判断に変えるための最強の設計図 2026年4月、CLO(物流統括管理者)の設置が義務化されます。しかし、これを単なる「法対応の役職追加」と捉えている企業から順に、日本の物流インフラから脱落していくことになるでしょう。 CLOの真の職…

【未来設計】2026年物流トレンド予測:ハコから「知能」と「空間」の勝負へ

――CLO義務化、多次元インフラ、そして「スポット依存」が招く終焉 2026年1月。物流業界は「2024年問題」という峠を越えた達成感に浸る暇もなく、より巨大で本質的な「構造再編の第2波」に直面しています。 もはや「安く、早く、確実に」は、企業の努力目標で…