FIREにはマイルールが大事

44歳で予定より早くFIREした夫婦の記録。マイルールで資産運用と分配金生活を回す、FIRE2年目のリアルを書いていきます

フィデリティD・インベスコ世界のベスト(後編)

前回の記事では、

  • インデックス4%ルールの限界を感じたこと
  • SBIVを約4,900万円利確してWCMを優先して買ったこと
  • 次の候補としてインベスコ「世界のベスト」を考えていること

までを書きました。

今回はその続きとして、

  • 新NISAで最初はNASDAQ100を買っていたこと
  • 2年目からフィデリティDコース(分配金ファンド)に切り替えた理由
  • そのうえで、なぜ次の一手がインベスコ 世界のベストなのか

をまとめておきます。

新NISA初年度はNASDAQ100を選んでいた

新NISAが始まった初年度、ぼくは

> 「せっかく非課税枠なら、成長性の高いNASDAQ100で攻めよう」

と考え、NASDAQ100系の成長ファンドを購入しました。

FIRE前の感覚がまだ残っていて、

  • NISA枠は**成長重視**
  • インカムは別のところで考えればいい

という頭の切り分けをしていたからです。

2年目からフィデリティDコースへ切り替えた理由

ところが実際にFIRE生活を続ける中で、

> 「やっぱり、FIRE後は“キャッシュフロー”のほうが大事だな」

と強く感じるようになりました。

そこで2年目からは、新NISAの購入商品を

> NASDAQ100系 → **フィデリティ・米国株式ファンド Dコース**(分配重視型・為替ヘッジなし)

へ切り替えました。

理由はシンプルです。

  • 米国株式に広く分散投資できる
  • 分配金が出るので、インカム源としても機能する
  • しかも **NISA枠なので、分配金や売却益が非課税(期間内)**

成長とインカムの両方を狙いながら、税制メリットも押さえられるので、

> 「FIRE後のぼくにとって、新NISA枠で一番しっくりくる選択肢」

と判断しました。

WCMが“特定口座のメインインカムエンジン”だとすると、
フィデリティDは“新NISAという箱を活かしたインカム+成長のサブエンジン”というイメージです。


次の一手はインベスコ「世界のベスト」

そして次の一手として考えているのが、

> **インベスコ 世界のベスト**

です。

もともと、ぼくの頭の中には

- WCM 世界成長株厳選ファンド

  • インベスコ 世界のベスト

この2本を、「インカムの二本柱」として並べる構想がありました。

ただ、いきなり同時にフルサイズで買うのではなく、

1. まずは SBIV利確分で WCM を立ち上げて「インカム生活の感覚」を掴む
2. 自分のメンタルとキャッシュフローの動きを確認する
3. その上で、**タイミングを見てインベスコ 世界のベストを追加する**

という順番にしています。

インベスコ 世界のベストを狙う理由は、

- WCMよりも、より「安定インカム寄り」の性格が強い
  • 毎月の分配金を、生活費のベースとして使いやすい
  • WCMと組み合わせることで、**インカムの質とバランスを調整できる**

からです。

ぼくなりの結論:4%ルール+インカムのハイブリッド

ここまでをまとめると、いまのぼくのスタンスは、

  • インデックス4%ルール「だけ」に頼るのは、心理的にしんどい
  • だからこそ、

- SBIVの一部を利確してWCMを買い
- 新NISAではNASDAQ100からフィデリティDに切り替え
- 次の一手としてインベスコ 世界のベストを検討している

という流れになります。

イメージとしては、

> 「成長の柱(インデックス)」+「インカムの柱(WCM・フィデリティD・将来のインベスコ)」

のハイブリッドで、

  • 生活費
  • 将来への備え
  • 心の余裕

のバランスを取っていく形です。

    • -

4%ルールはあくまで「平均的な前提」を置いたシミュレーションです。

実際の人生は、

  • 相場の上下
  • 為替
  • 税金・社会保険
  • 健康状態や家族の事情

などで簡単にブレていきます。

だからこそ、ぼくは **「数字としての4%」だけでなく、「自分のメンタルが耐えられる仕組み」** として、インカムを厚くする方向に舵を切りました。

インベスコ 世界のベストを実際に購入したら、その時点でまた「インカムの変化」と「メンタルの変化」も含めて記事にしていこうと思います。

インデックス4%ルールの限界と、ぼくがSBIVを4,900万円利確してWCMを買った理由(前編)

今回は、インデックスの「4%ルール」だけでは不安だった理由と、実際にぼくが

SBIV(SBI・V・S&P500インデックスファンド)を約4,900万円利確し、
その資金でWCM 世界成長株厳選ファンドを購入した

というポートフォリオ変更について書いてみます。

 

インデックス4%ルールだけでは不安だった

FIRE界隈では有名な「4%ルール」

> 全世界株やS&P500に投資して、毎年保有資産の4%を取り崩していけば30年くらいはお金が尽きにくい

という考え方です。(厳密には債権入れたりと、色々ありますが)

ぼくもFIRE前は、S&P500インデックス(SBIV)を中心に、この「4%ルール」を前提に資産形成していました。

ただ、いざFIREしてみると、いくつか不安が出てきました。

- 相場が悪い時期でも、生活費のために売り続ける必要がある
- 為替や、日本独自の税金・社会保険料の重さまでは、4%ルールに入りきらない
- 自分の寿命や、医療・介護費が「平均」からズレる可能性がある

机上のシミュレーションでは安心でも、「毎年、資産を売り崩して生きていく自分」を想像すると、どうしてもメンタル的に落ち着かない部分がありました。

 SBIVを約4,900万円利確してWCMへシフト

そこで今年、ぼくは大きな決断をしました。

> SBIV約4,900万円分利確し、その資金で WCM 世界成長株厳選ファンド(予想分配金提示型・毎月決算)を購入

というポートフォリオ変更です。

FIRE前から育ててきた「成長エンジン」であるSBIVを一部手放すのは、正直かなり勇気が要りました。

それでも実行した理由はシンプルで、

- 含み益を**きちんと現金化しておきたかった**
- 「評価額」よりも「毎月のキャッシュフロー」を増やしたかった

この2つです。

 

本当はWCMとインベスコを両方買うつもりだった

もともとの構想では、

- 成長+インカム寄りの 「WCM 世界成長株厳選ファンド」
- より安定したインカムエンジンとしての 「インベスコ 世界のベスト」

この2本を「二本柱」として持つつもりでした。

ただ、いきなり両方をフルサイズで買うのではなく、

> まずは SBIV利確分で **WCMを優先して立ち上げる**

という順番にしました。

理由は、

- まずは 「WCMの分配金で“インカム生活の感覚”を掴みたかった」
- 高配当インカムを一気に2本増やすより、段階的に慣れていく方がメンタル的に安心

と感じたからです。

 

インベスコ 世界のベストは、

> 「次のステップで入ってくる、もう一段安定したインカムの柱」

という位置づけで、**次回購入予定の商品**として控えています。

 

なぜWCMを先に優先したのか

WCMは、ぼくにとって

> 「成長株に投資しながら、毎月のインカムも狙えるエンジン」

という存在です。

- 世界の成長株に投資しつつ  
- 予想分配金提示型&毎月決算で、毎月のインカムが見えやすい
- SBIVからまとめて資金を移したことで、月ベースのキャッシュフローが一気に立ち上がった

FIRE2年目の今は、評価額の増減そのものよりも、

> 「毎月、口座にいくら入ってくるか」

の方が、自分のメンタルに効いてくると感じています。

インベスコ 世界のベストについては、別記事で改めて書きますが、  
まずは「WCMを通じて、インカムとボラティリティに自分のメンタルを慣らす」という意味で、WCMを先に優先しました。

 

次回は、新NISAで購入した 「フィデリティDコース」 の話と、  
もともとNASDAQ100を買っていたのを「分配金ファンドへ切り替えた理由」について書いていきます。

 

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現在のインカム状況と、目標までのギャップ

今回は、FIRE2年目の「現在のインカム状況」をざっくり整理してみます。

 

現在の年間インカムと目標

まずは全体の数字から。

- 現在の年間インカム(税引後):約1,100万円
- 目標としている年間インカム(税引後):1,200万円(= 月100万円)

 

つまり現時点では、

- 年間で 約100万円弱
- 月あたりにすると 8万円前後

ほど、目標に届いていない状態です。

FIRE前から見れば「かなりゴールに近い」とも言えますし、  
実際の生活感としても、かなりラクになってきたフェーズだと感じています。

 

インカムのざっくり内訳

- ① 毎月分配型ファンドからの分配金  
  → 毎月のベースとなるキャッシュフロー。生活費と税・社会保険料の土台。
- ② 年数回決算のファンドや、NISA枠からの分配金  
  → ボーナス的に入ってくる分。再投資に回したり、翌年の税金・保険料の原資としてプール。
- ③ 個別株の配当・預金利息など 
  → 金額としてはそこまで大きくないものの、「ちりつも枠」として積み上がっている部分。

細かい銘柄や金額はここではあえて書きませんが、  
感覚としては「①の毎月分配がインカムの柱で、②③は補助と調整役」という位置づけです。

 

インカムが足りない分はどうしているか

年間1,200万円(税引後)を「理想のライン」と置いていますが、  
いまはまだ 年間で約100万円分足りていません。

この不足分については、現状は

- 一部を 現金クッションの取り崩し
- 必要に応じて インデックス投信の利益確定
- 支出側では、FIRE前に身についた 節約習慣で吸収

という形で対応しています。

理想としては、

「インカムだけで生活費+税・保険をカバーし、余った分で再投資や“楽しみ枠”を育てていく」

という状態なので、ここから「プラス 年間100万円分のインカム増」が当面のテーマになります。

 

これからやっていきたいこと

今後は、

- インカムの「質」をどう高めるか(無理な利回りを追わずに増やす方法)
- どこまでインカムを伸ばしたら、逆にリスクを落としていくか
- 年間キャッシュフロー(入ってくるお金/出ていくお金)の見える化

あたりを、ブログの中で少しずつ整理していくつもりです。

次回は、今回の数字をベースにした年間キャッシュフローのざっくりイメージも書いてみようと思います。

 

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FIRE2年目の「毎月のインカムの使い方」

今回は、FIRE2年目のぼくが、毎月入ってくるインカム(分配金・配当金)をどう使っているかを、ざっくり書いてみます。

結論から言うと、

1. ベースの生活費にあてる部分  
2. 将来のために再投資する部分  
3. 心の余裕のための「楽しみ枠」  

この3つに分けています。

1. ベースの生活費にあてる

いちばん大事なのは、「暮らしの土台を支える部分」です。

- 毎月の固定費(家賃・光熱費・通信費など)
- 食費・日用品
- 税金や社会保険料のための積み立て

これらは、基本的にインカムからまかなう前提で設計しています。

「インカムでベースの生活費がほぼカバーできている」という感覚が、FIRE後の安心材料になっています。

 

2. 将来のために再投資する

生活費をカバーしたうえで、まだ余裕がある分は再投資に回します。

- 分配型ファンドの買い増し
- インデックス投信への積み増し
- 現金クッションの補強 など

特別分配や、一時的に分配金が多い月は、原則としてここに回すマイルールです。

「インカムを使い切らないで、次のインカムのタネにする」

というイメージで運用しています。

 

3. 心の余裕のための「楽しみ枠」

最後に、あえて少しだけ「楽しみ枠」を残します。

- ちょっといい外食
- 旅行の一部
- 欲しかった家電やガジェット など

FIRE後は節約を頑張りすぎると息苦しくなるので、

- インカムの○%までは「使っていいお金」
- それ以上は使わない

と大まかなラインだけ決めて、あとはあまり細かく管理しすぎないようにしています。

 

おわりに

FIRE前は「いくら増やすか」をよく考えていましたが、FIRE2年目の今は、

「入ってきたインカムをどう配分するか」

を意識する時間が増えました。

 

インカムの使い方にマイルールを決めておくと、

- 生活費
- 将来の備え
- 心の余裕

のバランスが取りやすくなります。

 

FIREするために節約生活が染みついていますので、ある程度は用途を事前に考えておくことが大事だと考えます(実際には節約根性がまだまだ抜けませんが)

 

今後は、もう少し具体的な数字や、実際にやっている「年間キャッシュフローのイメージ」も記事にしていく予定です。

 

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FIREにはマイルールが大事。ぼくの「マイルール3か条」

今回は、FIRE2年目のぼくが実際に運用している「マイルール3か条」を、ざっくり紹介します。

 

結論から言うと、

1. 現金クッションのルール  
2. 売却タイミングのルール  
3. 分配金の使い方のルール  

この3つです。

 

1. 現金クッションのルール

FIRE後はいちばん大事なのは「増やすこと」より「生活を壊さないこと」だと感じています。

ぼくのマイルールはシンプルで、

- 生活費の○〜○か月分は、必ず現金でキープ  
- そのラインを割りそうになったら、どこかの資産を売却して補充する  

というものです。

このルールがあるだけで、相場が荒れても「とりあえず生活は大丈夫」という安心感が違います。

 

2. 売却タイミングのルール

次に大事なのが「どこで売るか」です。

- 為替や含み益があらかじめ決めたラインに届いたら、淡々と一部を利確する  
- 逆に、ルールに届いていないときは「下がっていても売らない」  

という方針にしています。

FIRE後は感情で動くと一気に不安になるので、「平常時に決めた数値」に従うことを徹底しています。

 

3. 分配金の使い方のルール

最後は、毎月のインカムの扱い方です。

- 基本生活費と税・社会保険分は、分配金からまかなう  
- それでも余った分は、「再投資用」と「楽しみ用」にざっくり分ける  
- 特別分配や一時的に多い月は、原則として再投資に回す  

というマイルールで回しています。

インカムを「全部使う」のではなく、「生活を支える部分」と「将来を厚くする部分」に分けるイメージです。

 

おわりに

FIRE後はいろいろな不安がありますが、マイルールを決めておくと、迷う場面が減ってメンタルがかなり楽になります。

次回は、このマイルールを前提に、ぼくが実際に「毎月のインカムをどう使っているか」をもう少し具体的に書いてみようと思います。

 

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「FIRE1年目で想定外だったことベスト3」

今回は、ぼくがFIRE1年目に「これは想定外だった…」と感じたことを3つだけ書いてみます。

 

結論から言うと、

1. 税金・社会保険が思った以上に重かった  
2. 相場とニュースにメンタルを揺さぶられた  
3. 「自由な時間」の使い方が意外と難しかった  

この3つです。

---

 1. 税金・社会保険が思った以上に重かった

FIREすると給料はゼロになりますが、すぐに支出が軽くなるわけではありません。

- 住民税は「前年の所得」に連動してくる  
- 国民健康保険も、しばらくは会社員時代の年収ベース  
- さらに、分配金や解約益にも税金がかかる

 

頭では分かっていたつもりでも、実際に請求書が届くと「おお…」となりました。

ここから学んだのは、

> 「FIRE後こそ、税金と社会保険のラインを意識したマイルールが必要」

ということです。

 

 2. 相場とニュースにメンタルを揺さぶられた

FIRE前から投資はしていましたが、給料があるうちは

> 「最悪また積み立てればいいや」

と、どこかで楽観的に構えていられました。

 

ところが、FIREしてからは

- 暴落ニュース  
- 円高・円安  
- 基準価額の上下

 

に対する心理的な重さが、ワンランク上がった感覚があります。

ここで役に立ったのが「マイルール」です。

 

- どの水準まで下がったら買う/売るのか  
- 現金比率はどこまで許容するのか  

事前に決めておくことで、感情だけで動かないようにしています。

---

3. 「自由な時間」の使い方が意外と難しかった

FIRE前は、

> 「時間さえあれば、あれもこれもできるはず」

と思っていましたが、実際は

- 最初の数ヶ月は、とにかく疲れを取るだけで精一杯  
- 生活リズムが崩れると、逆にだらけて自己嫌悪…  

という状態にもなりました。

 

そこでいまは、

- 平日に「やることリスト」をゆるく決める  
- ブログや投資の振り返りを“軽い仕事”として日常に組み込む  

など、**あえて軽い「タスク」を作る**ことで、1日の形を整えるようにしています。

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まとめ:想定外だったからこそ、マイルールが必要になった

FIRE1年目を振り返ると、

- 税金・社会保険  
- 相場メンタル  
- 時間の使い方  

この3つは、どれも「想定はしていたけれど、実際に体験すると重さが違った」ポイントでした。

 

だからこそ、ぼくの場合は

> 「FIREにはマイルールが大事」

という考え方にたどり着いています。

次回は、この記事で触れた内容を踏まえて、  
具体的にどんなマイルールを決めているのかを書いてみようと思います。

 

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現在のざっくりポートフォリオと、FIRE2年目の役割分担

まずは、マネーフォワードで見た全体像です。

投資目的別ポートフォリオ

ざっくり分けると、

- 成長エンジン(主にインデックス投資
- インカム(分配型ファンド・配当)
- 生活防衛資金(現金・預金)
- 機動資金(その他)

 

という4つの柱で構成されています。

FIRE2年目の今は、「成長エンジンで将来に備えつつ、インカムと現金で毎月の生活を安定させる」というバランスを意識しています。

 

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