アバター:ファイヤー・アンド・アッシュ(2025)

原題はAvatar: Fire and Ash 」(アバター(化身=人造のナヴィ):火と灰)

前作の「アバター:ウェイ・オブ・ウォーター」(2022)を見たときは

1作目の「アバター2009)から年月が経っていたため

登場人物さえ思い出すのに苦労したのですが(笑)

こちらは 「ウェイ・オブ・ウォーター 」の続編としてすぐに認識できました

それにしてもたった3年で映像技術の進化は凄いですね

ジェームズ・キャメロン監督が自ら開発に携わったという

パフォーマンスキャプチャー技術と

一目で巨額な製作費(推定4億ドル)がかかっていることがまるわかりの

精緻かつ美麗な映像世界(クリスチャン・ラッセンを思わせる 笑)

しかもそれを公開数日で回収するというキャメロンの「集金力」のさすが

ただ日本に限ってはそれほどでもないらしく(前作比から3割減)

フィーチャー(長編)映画は、トイレ問題があったり

(ファミリー層では)子どもが飽きてしまったりするからでしょうね

劇中でスパイダーが何度も「トイレに行かなきゃ!」と必死に叫ぶもんだから

余計に尿意を誘ってしまうかも(笑)

3時間以上の映画にはインターミッションを義務化して欲しいものです(笑)

肝心のストーリは、メトカイナ族(海の民)に定住した

オマティカヤ族(森の民)のジェイク&ネイティリ夫妻と子どもたちは

(次男ロアク、長女(養女)キリ、次女トゥク 、と人間のスパイダー)

長男ネテヤムの死の悲しみから立ち直れずず

特に母親であるネイティリは人間への憎しみが増していて

スパイダーを殺すべきだと考えていました

そこでジェイクはスパイダーの酸素マスクの予備が少ないことを理由に

ウィンドトレーダーズ(風の商人)の船団に

スパイダーをスカイ・ピープル(地球人)のキャンプに届けてもらうよう頼みます

だけど子どもたちの結束は固く、特にキリはスパイダーを慕っていたため

結局、家族全員で出発することになります

ウィンドトレーダーズの船団にジェイク一家がいることを発見したクォリッチ大佐は

ウェインフリート伍長とともにジェイクを殺すためと

(クォリッチの実の息子である)スパイダーを保護するためやってきます

 

さらに船団はヴァラン率いる海賊(空賊?)のアッシュ族(火の民)に襲われ

火が放たれると略奪と風の商人たちの殺害がはじまり

子どもたちが墜落した船から逃げ、森を彷徨っていると

スパイダーのマスクの酸素が切れ、スパイダーは窒息倒れてしまい

そこに菌糸体が現れ、キリはとっさの判断で菌糸体をスパイダーに飲み込ませると

自分のキュー(ナヴィが持つ触手のようなもの)を地面を這う根にぎます

スパイダー菌糸体が覆い

目を覚ますとマスク無しでも呼吸できるようになっていました

そこで子どもたちはアッシュ族に捕らえられ、クォリッチとジェイク到着

ロアクの持っていた銃に興味を示すヴァランにクォリッチ使い方を教え

ヴァランの攻撃が始まると

キリはエイワの力で)植物たちに護衛を頼み、一家は逃げ切ります

 

エイワとはナヴィが「母なる神」として崇拝している

惑星パンドラの全ての生命体と繋がっているネットワーク

キューを魂の木(Tree of Souls)などに繋げて交信すると

導きを得たり、危険から守ってくれる強大な力なんですね

キリに動植物を操れるパワーがあるのは

彼女がエイワから産まれた子だからだと(父親はいない)ジェイクは教えます

メトカイナ族の集落に戻ったキリたちは親たちの心配をよそに

スパイダーが(キューを使って)イル(メトカイナ族の乗騎)に乗れるよう協力したり

(クジラに似た生態を持つ)トゥルクンを守ろうとします

とにかくキリはスパイダーが大好きで

レヤ (メトカイナ族のリーダー、トノワリとロナルの娘)はロアクが好きなんですね

若い恋心に、すっかり保護者になった気分で見守る私(笑)

 

キャメロンは「ターミネーター」から基本恋愛映画なんですよね

「強くて戦う女」がタイプなのも決してブレない

(そのせいで4回の離婚と5回の結婚をしている)

アバター・シリーズはキャメロン理想の女性祭といっても過言ではありません

つまり私たちはキャメロンの好みの女性を見せつけられているだけ(笑)

クォリッチはヴァランに会うためアッシュ族が住む集落に行き

(ヴァランは過去にエイワに裏切られたという苦い経験を持っている)

彼女に銃や火炎放射器の物資を与える代わりに

ジェイクを殺すのに協力して欲しいと

同盟(男と女の関係 笑)を結び、メトカイナ族の集落を攻撃します

ジェイクはメトカイナ族とアッシュ族の戦争を避けるため自ら降伏し

スパイダーとともにスカイ・ピープルのRDA社(資源開発公社)に連れ戻されます

ノーム人類学者とマックスアバターの開発者)は

スパイダーの体内が菌糸体でいっぱいなのを発見し

それを人間にコピーすれば、人間も惑星パンドラで呼吸できるようになり

全ての生命体とつながることができるかも知れないと考えます

さらにRDAのスコーズビー船長は(高額な)トゥルクンの油を採取するため

トゥルクンが毎年交尾のため何百頭も集まるポイントで

全てのトゥルクン狩りをしようとしていました

生物学者とガーヴィン博士はてスコーズビーの愚行を阻止しようと

ブルドーザーを盗み(処刑される予定の)ジェイクの檻を壊し救出

時を同じくしてネイティリRDAに潜入

スパイダー研究所の檻からクォリッチからもらった名札を使って)脱出

ジェイク、ネイティリ、スパイダーの3人は合流し川の流れに乗って逃げます

そこでジェイクは ネイティリのいう通りだったと

スパイダーがコピーされれば、大量の地球人がパンドラにやって来きて乗っ取られる

彼を殺すしかないことを伝えます

森の奥でジェイクにナイフを突きつけられたスパイダーが死ぬ覚悟を決めたとき

ネイティリは自分の考えは過ちだったと

スパイダーは家族だとジェイクを止めたのでした

メトカイナではスカイ・ピープルからの攻撃を受けたときのために

トゥルクン評議会から協力を得ようとしますが

トゥルクンの長老はあくまで平和主義で中立であることを告げます

そこにロアクとレヤ、レヤの弟たちが

(メトカイナから追放された)はみ出し者(マンクワン)のパヤカンで

スコーズビーの攻撃から唯一生き残った

傷だらけのタンオクを連れて来て

全滅されられるか、戦うかのどちらかだと伝えます

ジェイクはトルク・マクト(空の王者トルークを乗りこなす者=英雄)として

トルークに会いに行き空へと羽ばたくと

再び(生き残っていた)オマティカヤ族も結集

 

スコーズビーの艦隊がトゥルクン狩りに現れると

待ち伏せしていたメトカイナ族とトゥルクンが攻撃

艦隊に大きな損害を与え、こちらが有利と思わせますが

そこにクォリッチとヴァランの戦隊が参戦

致命傷を負った妊婦のロナルは、ネイティリに出産の助けを求めます

ロナルは死に、プリルと名付けられた新生児を抱えたネイティリは

ヴァラン捕まってしまいます

ヴァランはネイティリを殺そうとしますが

キリ(のスパイダーや兄妹の力も借りエイワと繋がった能力が)狂暴な巨大イカを呼び

スコーズビーの艦隊もろとも撃退されます

ジェイクのトルークは磁気フラックスを利用しRDA戦隊を破壊

しかしトルークも致命傷を負い

そこからは(磁気フラックスで浮かぶ岩で)ジェイクとクォリッチの一騎打ち

そこにジェイクを助けようとした現れたスパイダーが岩から落ちそうになると

とっさにスパイダーの手を掴むクォリッチ

クォリッチの握るロープを引き上げるジェイク

 

スパイダーとともにジェイクに助けられたクォリッチは

これからどうする?と、ジェイクに向って笑うしかなく

そこにネイティリと援軍がやってくると

数で敵うことがないことを悟り、自ら岩から身を投げたのでした

戦いの後、キリ、スパイダー、ロアク、レヤ、妹弟たちが

海中にある精霊樹と繋がり亡くなったナヴィたちと出会います

キリはスパイダーを母親のグレースに紹介し

ナヴィたちはスパイダーを温かく迎え入れたのでした

キャメロンは第4作を2029年に

5作を2031年にリリースする計画をすでに明かしているそうで

はたしてRDAは全滅したのか(たぶんしていない)

クォリッチとヴァランは死んだのか(たぶん生きている)

 

私の予想では、キリとスパイダーがあらゆる困難を乗り越えて結ばれ

(あるいはどっちか死ぬ)

5作目ではクォリッチとヴァランの子と、ロナルの子プリルが

ロミオとジュリエット」バリに禁断の恋に落ちる

(そしてどっちか死ぬ)

 

今年最初の劇場映画鑑賞は上映時間も長かったけど

続編への勝手な妄想も長くなってしまいました(笑)

 

 

【解説】映画.COMより

ジェームズ・キャメロン監督によるSF超大作「アバター」シリーズの第3作。神秘の惑星パンドラを舞台とし、「森」と「海」の世界を描いてきた前2作に続き、今作は「炎」というテーマを軸に、新たにナヴィ同士の戦いが描かれる。
パンドラの先住民ナヴィの生き方に共感し、自らもナヴィとなって彼らとともに生きる道を選んだジェイク・サリー。人類の侵略によって神聖な森を追われたジェイクと家族、仲間たちは、海の部族メトカイナ族と共闘し、多くの犠牲を払いながらも人類を退けることに成功した。しかし、そんなジェイクたちが、今度は灰の部族アッシュ族と対峙することになる。アッシュ族は過去に、パンドラの調和を司る神のような存在である「エイワ」に何らかの裏切りを受け、絶望していた。静かに、しかし激しく怒りを燃やすアッシュ族のリーダー、ヴァランに、ジェイクの因縁の敵であり、自らもナヴィとなったクオリッチ大佐が近づく。両者が手を組むことで、ジェイクたちサリー一家を追い詰めていく。
キャストには、サム・ワーシントンゾーイ・サルダナシガニー・ウィーバー、スティーブン・ラング、ジャック・チャンピオン、ケイト・ウィンスレットら前2作からのおなじみの面々が名を連ねる。今作で新たに登場するアッシュ族のリーダー、ヴァランを演じるのは、チャールズ・チャップリンを祖父に持つスペインの俳優ウーナ・チャップリン

2025年製作/197分/Gアメリ
原題または英題:Avatar: Fire and Ash
配給:ディズニー