ジャンヌ・ダルクの白い甲冑
外側が緑色で、中心がピンクの薔薇が好きだ。
例えばアルヌワ・ブラン「白い甲冑」とか。
写真の薔薇は「ジャンヌ・ダルクの白い甲冑」と名のついたその薔薇(英国では手に入りにくい)ではないが、こういうの。
薔薇はその名前さえも美しい。
先日惚れたRose Charlotte Perriand『シャーロット・ペリアン』は和薔薇で、日本滞在中に一輪だけ夫が贈ってくれた。
上の写真の薔薇とは違い、オーガンジーのように薄い花びらを丸薬のように丸くまるめ、完璧なつりあいの葉をつけた姿でやってきた。
残念ながら蕾が固く閉じたまま枯れてしまい、可哀相に思った。
枯れた姿からも芳香がただよい、高貴な最後であった。
世話の仕方が悪かったのかと問い合わせたら、この薔薇の特徴として開きにくい個体があるのは事実で、暖かい場所に置き、息を吹いて花びらをひらいてやる、などの工夫ができるのだとか。
息を吹きかけて...アダムの創造のようではないか。


