brugge style

喫茶モエ 営業中 

美しきもの

環天頂アーク@比叡山

謹んで新年のご挨拶を申し上げます 2026年 滋賀県、比叡山のふもと、穴太衆積(あのうしゅうずみ)の石垣に囲まれた律院で、社務所の男性が声をかけてくれた。 「ちょっとこちらへ出てらっしゃいませんか、すごく珍しいものが空に見えていますから」と。…

大和虫籠

今、一番欲しいもの。 この中に宝石を入れて飾りたい。 うちのモダンなイタリア家具にもしっくり溶け込むだろう。 値段は張るが、日本の伝統技術を後世へ伝えるため 微力ながら応援、こういうところにこそお金を使いたいと思う。 ところで、世の中には安価に…

classical order

コラム(独立円柱)が大好き。世界中のコラムをコレクションしたいほど... と先日書いた。 書きながら、自分でもさぞ独立円柱の写真をたくさん撮り貯めているだろうと思った。 イオニア式、ドーリア式、コリント式...(<世界史で覚えましたね) しか…

聖母子

ブルージュ 聖母教会 ミケランジャロ作 聖母子像

憧れのネックレス

もう今では廃刊になっているが、何年か前に「グレース」という雑誌が創刊された。 写真の「優越のジュエリー」というスカしたコピーにすべてが現れているように、目一杯背伸びして気取っている様子が痒くなる雑誌だった。 もちろん参考になるようなページも…

天使の衣

今住んでいる家はブルージュの家の4割くらいしか大きさがない。 だからもちろんブルージュで使っていた家具を全部出せるはずがなく、倉庫に半分ほどの家具が入ったままになっている。 例えばクロゼット。 クロゼットが出せないので寝室横の一部屋をわたしの…

music talks

春頃のことだったか、12歳の娘がピアノの練習の仕方を少し変えるとしたら具体的にはどうすればいいかと聞いてきた。 今までは先生にアドバイスされた通りを次のレッスンまでにこなしておくという方法一筋だったのだ。 わたしは「先生に聞いたら?」と答え…

今年の芍薬

今年も芍薬の季節が巡って来た。 芍薬は薔薇とともにわたしの一番好きな花だ。 近所には素敵な花屋がなく、砂を噛むような思いをしながらスーパーマーケットで買うことになってしまう(花屋は抜群に美しい店でなくてはならないというのがわたしの持論)のだ…

把酒問月

能作という錫のものつくりをしている会社からNIMI氏作品、片口/月。 おお、李白の「把酒問月」? 青天有月来幾時 我今停杯一問之 大空に月が有りてから幾時だろうか 私は今盃を月に停めて問うてみよう (ヘボ訳で申し訳ありません) 紹介文には酒仙のことな…

karmiの茶筒と孫の話

山中漆器のKarmiという茶筒シリーズをお土産に頂いた。 「山中漆器の特徴である轆轤(ろくろ)技術と、木地師が1本1本を手作業で加工する「千筋」に着目。」とHPに紹介してあるように、色、形、柄、素材すべてが美しい。 友人夫婦でお店で木目のひとつひと…

flowers of all hue

石渡真紀さん作の和紙の花。 去年11月、誕生日のプレゼントとして頂戴したもの。型を元に、贈り主と作家の方があれこれ相談して作って下さったそうだ。 夕焼けのような色合いがすいこまれそうに美しい。 Flowers Of All Hue And Without Thorn The Rose...…

oude materialen

old matelials。この場合は古い建材とか古い建築素材という意味だ。 この本はわたしがブルージュで最初に買ったオランダ語の本。ひとめぼれで。 巻末にはフランダース地方を中心に、南は北フランス、北はオランダの古い素材を扱う店がリストアップされている…

wasara 2

引っ越し荷物が入った日、漠然と考えていた家具の置き方使い方をその場で即決しなければならなかった。 わが家は家具は少ないが、ひとつひとつのピースが大きくて重いので、引っ越し屋の屈強な兄さん達がいる間にぜひとも設置してもらいたかったのだ。 今ま…

龕(がん)のある壁

この記事の写真をご覧になった方から「暖炉右上の祠(ほこら)のようなものは何でしょう?」と、(だいぶ前)メールを頂いた。今日はそれについて書きたい。 「祠」好きなので。 ブルージュの家には5つの壁龕(へきがん)がある。ニッチ、エディキュラとも…

植物

英国移動の際、われわれの持ち物の中で持ち込み制限をかけられたものがふたつあり、そのひとつが「植物」だった。 それで庭の鉢植えも(わたしは大きな木を大きな鉢植えにするのが好きなのだ)、室内の観葉植物も、コンソールの上の小さな花の鉢植えも、すべ…

落水荘

先日訪れたパリの百貨店地下に展示してあったレゴ製の Fallingwater 。 わたしのようなミーハーなフランク・ロイド・ライトファン向けには、この展示作品をさらに小さくしたレゴのセットが販売されており(99ユーロもする)、マジで購入するかどうか身をよ…

bellini

シャンパンカクテルのベリーニではなく、ジョヴァンニの方(カクテルの名もジョヴァンニに由来しているらしいが)。 ジョヴァンニ・ベリーニ。 子どもの頃から、なぜだかヴェネチア派の絵画が大好きだ。 ラテン語のvirtus(ヴィルトゥオーソ)という形容詞が…

わたしの家の無駄な空間

何年か前にわが家を訪れた友人が、玄関を入るなり言ったのを覚えている。 「ここ、もう一部屋になるよねえ!」と。 わが家は築400年の家だ。はっきり分からないが、400年前の部分と300年前の部分が合併している、と聞いたこともある。堂々ブルージ…

ニッポンの風景

もうだいぶ前から仲良くして頂いている横浜のAさんから、エアメールで届いた「メイドインジャパン」のドローイングブック。添えられていた一葉の写真。 紫陽花巡りをされた、職場のご先輩の撮影だそうだ。 「...ニッポンの風景もいいものです。そしてちょ…

巣立つ日

クロウタドリの子。 うちの庭を狩り場にしている鳥は多いが、特にクロウタドリは毎年この庭で巣作りをする。 親が作った巣が小さくなりすぎたのか、独り立ちへの助走なのか、この2、3日は親がえさを運ぶのを木陰でこのように待機しているのだ。 頭に残った…

red rose

Jo Malone のボディクリーム。red rose。粉っぽくないストレートな薔薇の香り。 就寝前に塗ると深く眠れる(まあわたしは常に快眠快食ですが)。

singer sewing machine

シンガーのミシン。 もしかしたらミシン台が付属していなければ価値があると見なされないのかもしれない。 コレクターにとっては部品が欠けていたりする個体はゴミ同然なのかもしれない。 でも造形の美しさ、色合い、絵付けのバランスなど、わたしが見てもた…

レゴ大好き

朝から晩まで食べるのも忘れて遊べる。 レゴを使って何かを作る時には大きく分けて2種類のやり方があると思う。 ひとつは、とにかくモデルそっくりに作ることが目的で、ものすごく完成度の高いレゴ作品。 数日前に見た松江城、すごかったなあ。色目までそっ…

神社仏閣

わたしはごく幼い頃から神社仏閣を訪れるのが好きだった。 特に日本には八百万の神様がおられる。いちばん興奮したのは卵を要求する龍神に出会ったときだったが、油揚げを好む稲荷神のお使いや、台所を守る荒神が出すお札や、そのカラフルな個性と作法の豊か…

daddy cool

smythsonのノートブック。 娘が父の日用にお小遣いで用意したものだ。 これ、かっこいいわあ。 たぶん泣いて喜ぶ。 She's crazy like a fool What about it Daddy Cool I'm crazy like a fool What about it Daddy Cool (Boney M. Daddy Cool)

et dieu... crea la femme

うちから徒歩2分くらいの位置に、ルブタンを扱っているセレクトショップがあり、石畳の街には合わないからかほとんど売れず(店員さん談)、常にサイズ37半はわたしが独占選び放題というハーレム状態だった。 まあそんな幸福な蜜月環境が長く続くはずがな…

ボロ rimowa

うちにあるリモワのスーツケースの一番古いのが修理から戻ってきた。 ロック部分にはがびがびのステッカーが5ミリくらいの厚さで堆積している。まるで動物の巣か何かが形成されていく過程みたいだ。 スーツケースのピカピカのを持っているのは気恥ずかしい…

わたしの好きな、娘のおもちゃ

ねずみとうさぎのムズリー一家である。 こういうおもちゃを買う時は、わたしは娘に買い与えているのではなく、自分自身の童心に買い与えていると思う。 ... 昨日の記事...いつになくシリアスやったわーと親友からメールが来たので、言い訳。 (ちょっ…

emmanuelle zysman

娘と一緒にペアで集めているものがある。 emmanuelle zysman の小さなジュエリー。 パリの友人の近所を歩いていて一目惚れした、線でつないだ北斗七星のような、糸で留める極細のブレスレットがそもそもの始まり。 またお店の女性が、いつ会ってもありえない…

つくゑの上の紅楼夢

芍薬の季節が来た。 一番好きな花だ。 どんどん花びらがほぐれて開いてゆく様子に魅入られている間に一日が過ぎる。 (上2枚が頂戴して二日目、中2枚が三日目、下2枚が五日目) 今年こそは庭に植えてみようか。咲かせるのは難しいらしいけれど。 今年こそ…