brugge style

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2020-09-01から1ヶ月間の記事一覧

銀河鉄道に乗ってコーンウォールへ行きたい

休暇中の友人がイングランド南西端、コーンウォールから写真を送ってきてくれた。 なんと美しいのか... 英国に住んで早9年目(!)、行きたい行きたいと思いながらまだ一度も行ったことがない、コーンウォール。 理由は2つあり、英国人にとっての国内リ…

シャンパーニュの日は暮れて

北フランス、シャンパーニュ地方の葡萄畑に落ちる夕日。先日も書いたが、フランスというのはつくづく葡萄畑の多い国だと思う。南フランスの人から聞いた話によると、南では葡萄は植えさえすればいくらでもできるのだそうだ。古代ローマやそれ以前から。かつ…

reims シャンパーニュ の里

ランス(Reims)。フランス北部グラン・テスト地域圏マルヌ県。かつてのシャンパーニュ=アルデンヌ地域圏を含む地域である。シャンパーニュの里。地下には、超有名・無名メゾンのあわせて総120キロに及ぶカーヴが縦横に張り巡らされ、もちろん莫大な富も…

bonne nuit

葡萄畑の夜

ゴルドの崩れた教会の壁

南仏リュベロン地方の山頂にある村ゴルド(Gordes)は、数多くある「美しい村」の中でも最も観光客が多い村だそうだ。その中心広場に立つ、18世紀に献堂された聖フェルミン教会内は壁や天井などが多少荒れている。人の出入りも激しく、共同体は潤っているだ…

アヴィニョンの思い出

南仏アヴィニョンはリュベロン地方の含まれるヴォクリューズ県の首都である。そして何はさておきこちらにはアヴィニョン教皇庁(上の写真)が。そのいきさつはものすごくおもしろい。数年前にも書いたので端折るが、十字軍の失敗によりローマ教皇は権力を失…

噴水

なぜだか、とても惹かれ、とても好きなもの...のひとつが噴水だ。噴水だけでなく、手水鉢も水琴窟も、アルアンダルス様式やムーア建築の用水路なども好きなので、水を人工的に囲った小さな施設一般が好きなのだと思う。 わたしの好きなものリストにももち…

ラヴェンダー修道院

南仏リュベロン、ゴルド近郊にあるセナンク修道院は、ラヴェンダーの修道院としてつとに有名である。 7月まではこのロマネスク様式の建物が紫色の花の波で囲まれる...と。 ラヴェンダーはすっかり刈り取られたあとだったが、風に乗ってラヴェンダーの香…

bonnieux

リュベロンは新石器時代の定住の跡が見られるエリアだ。そこまで古くなくとも、多くの美しい村々は古代ローマまではその歴史を遡ることができる。ボニューの近くには紀元前3世紀にかけられたポン・ジュリアンが残っている(写真上)。ローマ街道の一つドミ…

café noisette

エスプレッソにスチームしたミルクをひとたらし。朝一番はカフェ・クレーム、あとは一日中こちらを飲む。たぶんわたしは飲み過ぎ。角を曲がるたびに雰囲気のいいカフェを見つけて飲みたがるから。断酒中につき、地の安くておいしいワインも泣く泣く控えめに…

ルールマラン城とピアノ

ルールマラン城は12世紀にロマネスク様式で基礎が置かれた。ルールマラン村はリュベロン山塊の出口に位置し、昔から交通の要所であったそうだ。現在は修築を重ねてルネサンス様式が目立つようになっている。興味深かったのは、当時流行した南米インカ帝国…

ショコラティン

チョコレートの棒切れが必ず2本入ったクロワッサン生地のパン。わたし、大好物。朝ごはんは絶対にこれを選ぶ。"Pain au chocolat"「パンオショコラ」として北フランスのパリはもちろん、英国でもその名で流通しているが、南仏オクシタニアではこれが"Chocol…

l'arlésienne

「アルルの女」に出会って身を滅ぼした男についてアルルの円形劇場で考えた。週末金曜日、ちょうどアルル市庁舎でシビル・ウエディングが開かれており、色とりどりのアフタヌーン・ドレスに身を包んだ美女たちが集まっていたのは圧巻だった。しばし見惚れる…

メネルブ村のかわいいひと

メネルブ村のかわいいひと。鎧戸とかわいらしい舌が同じ色だよ... こちらも。木曜日はマルシェ。彼は飼い主のマルシェ商店主が片付けを終わるのを側でじっと待っていた。早く車に乗りたくて帰りたくて仕方がない模様。飼い主さんが車の後部座席のドアを開…

雨にけぶる ménerbes

南仏、リュベロンの村々の中でも、特にわたしが魅力的に感じる村はこちら、ミネルブ。もちろん「フランスで最も美しい村」だ。他の村の多くが「鷹の巣村」と表現されるように山の上に形成されている一方、ミネルブはリュベロン山塊のすそ、やや緩やかな丘の…

赤いroussillon

南仏、リュヴェロンのルシヨン(Roussillon)もまた「フランスの最も美しい村」のひとつである。「最も美しい」のがいったいいくつあるの... ルシヨンを他と分けるのは、その村の色だ。村のそばで採掘される黄土が塗られているのだ。黄土は近代になって科学…

combe de la sigalière

フランスは東西南北に大きく、ヨーロッパ大陸の絶妙な位置にあり、多様な地形と自然に恵まれている。 植生の違いや、家の形の違いを見ているだけでもとてもおもしろい。 北はベルギーやドイツ、南はスペインやイタリアと接していて、文化習慣的な違いも興味…

南仏マルシェ

他の誰の役にも立たないような旅行の話を書くだけのブログではあるが、今日は南仏はリュベロンの有名な村々のマルシェが何曜日に立つのかを記録しておこうと思う。わたしにとっても相当役に立っているので...付録として、下に同じ地方のエクスやサロンの…

天空の城 ゴルド

南仏、リュベロン地方の村ゴルド(Gordes)もまた「フランスの最も美しい村」に選ばれている。天空の城。リュベロンの村の中では「最も美しい」だけでなく、「最も観光客が多い」村だ。たぶん、最も高価でもある。物価はほとんどパリ価格(<そこまでしないと…

おやすみ

ルールマランの墓

リュベロンには「フランスで最も美しい村」がいくつもあり、その多くが山頂に形成された村だ。 有名な「天空に浮かぶ」ゴルドや「赤い」ルシヨンなど、鷹の巣にも例えられる村々。 頂上にある城や教会を中心に巻貝のように発達し、坂道、階段、細い路地、行…

夜明け前に、よい夢を

fais de beaux rêves

l'isle-sur-la-sorgueとアンティーク市

南仏リュベロン、有名なアンティーク・マルシェが開かれるリル・シュル・ラ・ソルグは、フランス南東部のソルグ川沿いにある。アヴィニョンの近くだ。聞くところによると、このアンティーク市はフランスでも何本かの指に入る規模で、政治家も掘り出し物を見…

bonjour

レンヌ・ル・シャトーの秘密

南仏のこの小さな村の名前を聞いたことがない人でも、この村にまつわる「謎」「秘密」を聞けば、「この村の話、聞いたことある!!」と感じるに違いない。 今からその話をしよう... 1885年。 カルカッソンヌから南へ50キロほど、レンヌ・ル・シャト…

サド侯爵の城 あるいは悪徳の栄え

その名を知らないものはないであろう、18世紀のフランスの侯爵、ドナスィヤン・アルフォンス・フランソワ・ド・サド、「サディズム」の由来になった人物の城。彼はフランス革命の前後の時期に、「自由の追求」による悪行を咎められ、刑務所入りと精神病院…

カマルグ手前の「南仏のヴェネツィア」

モンペリエをかすめ、カマルグを抜ける地中海の塩湖沿いの道を車で走る。カマルグは広い。そして桃色の鳥がたくさん! フラミンゴだ!バージュでは飛来を待とうかと思ったあの鳥。神馬のような白いカマルグ馬もたくさんいる。なんと優雅な世界。フラミンゴは…

素敵な夜を

Bonne soirée

天国には天使がつきもの

先日、発泡性ワイン発祥の地はシャンパーニュではなく、こちらラングドックの修道院だというハナシですよと書いたが、その8世紀に築かれたベネディクト派修道院内部はとにかくクロイスター(回廊)が美しく、静寂の中に古い噴水の水音だけが響き渡り、まさ…

潟の村、bagesで待つ

今日の可愛いひと。カルカッソンヌからほとんど真西へ60キロ、ローマ時代の交通の要所、ナルボンヌ近郊の漁村、バージュで。飼い主さんの帰りを待っていたのだろう、車の音が聞こえて、ベランダに飛び出して来た。 人口800人ほどのバージュ村が潟の向こ…