2020-03-01から1ヶ月間の記事一覧
ボケていても気に入っています、この写真...! 湘南... 地元の方はやれやれと思われるかもしれないが、この名詞ほど想像をかき立てる遥かなる地名もあまりない。 明治の頃から文豪が東京からちょっと出かけて来てはこの辺りを散歩した。 まだ日本が全…
わたしのロマンのみなもと、神戸、北野坂 英国で自宅隔離が始まってちょうど1週間。 日にちの感覚がなくなってきた... 親友の話。 敵が迫る街。 あるグランド・ホテルからは戦禍から逃げてきていた人々が再び散り散りに逃亡を始めるが、そのホテルで知り…
奈良国立博物館の特別展『毘沙門天』を楽しみにしていたのだが。 無人の興福寺の国宝館で阿修羅像や阿吽の金剛力士像などを拝観。 人間はどのように世界を解釈し、どのようにあれと願うか。 また、神々の系譜からは、土着の神や他宗教の神を体系に取り込んで…
イングランドの春 外出禁止令 見る人なくとも美しく咲く シャネルの白椿 英国では3月23日夜に暫定3週間の外出禁止令が出た。 ボリス・ジョンソン首相の感動的なヴィデオ・メッセージ! やればできるとか見直したとかそういうのではなく、やはりサイコパ…
宸殿のご本尊は薬師如来(普段は非公開)。 往生極楽院には来迎印を結ぶ2メートルを超える阿弥陀如来がおわす。 左脇侍(向かって右)には往生者を蓮台に乗せる観音菩薩。 右脇侍(向かって左)には合掌する勢至菩薩。 両菩薩の坐法は前かがみにひざまずく…
能「鞍馬天狗」の話の筋が好きだ。 能においては、バレエと同じように、 「この世のものではない存在とのコミュニケーション」 が描かれていて、とても惹かれる。 こういう筋、芸能の核、いや、芸能のそもそもの出自なんでしょう。 根源的なものに触れられる…
「禁域であって、しかも同時にどうでもいい場所、緑に蔽われ、お濠によって防御されていて、文字通り誰からも見られることのない皇帝の住む御所、そのまわりをこの都市の全体がめぐっている。 (中略) この円の低い頂点、不可視性の可視的な形、これは神聖…
鐘は上野か浅草か 雲居か
バレエの話ばっかりなので、今夜の分はもう書かないでおこうと決めていたのだが! またすごいものを見てしまったので自分のために書き留めておきたい。 会場、絶叫! オープニング・ナイトのMarianela NunezとVadim Muntagirovはすばらしかったが、今夜はそ…
先日のイヤリングの投稿に通常よりも反応をいただいたので、気をよくして今日はこちらを。 2年前のクリスマスに娘から「ママのために作られた(かのような)」とプレゼントされた香水。 彼女は自分の母親に素敵な幻想を抱いているようだ。 20年一緒に暮らし…
ロイヤル・バレエ『白鳥の湖』。 Natalia Osipovaのオデット・オディールにはDavid Hallbergのジーグフリードが配役されていたのだったが、彼が芸術監督を務めるオーストラリア・バレエ団の手が離せないらしく、1週間前にReece Clarkeに変更とのお知らせが…
ここ数年、意識してコレクションしているジュエリーのブランドが英国デザイン賞を受賞したとのお知らせがあったので、それについて書いてみようかと思う。 Alighieriは2014年に、ダンテの『神曲』にインスパイアし設立されたロンドンのジュエリーブラン…
アンコールで深々とお辞儀をする黒衣。 イングリッシュ・ナショナル・オペラでプッチーニの『蝶々夫人』を公演している。 先日、『蝶々夫人』リハーサルを見て、いくら現代風に書換えようが、自分はこのオリエンタリズムに彩られた話が根本的に気にくわない…
Nicolas MaesによるJacob Tripの肖像。 Jacobo Tripは鉄と武器を扱う最も成功した裕福なオランダ商人で、 レンブラントも肖像画を描いている(下) ナショナル・ギャラリーで無料で開催されているミニ展覧会、Nicolaes Maes: Dutch Master of the Golden Age…
冬の間は暖房で花がすぐにしおれてしまうが、温室には普段暖房を入れていないので、花はとても長持ちする。 うきうきすることに今日はお天気がとても良く、温室の気温が26度まで上がり、薔薇の花びらが一気に開いた。 早速温室内の掃除をして、お茶を入れ…
わたしの一番好きなバレエ作品、『白鳥の湖』がロイヤル・バレエで今季開幕となった。 オデット・オディールはMarianela Nunez、ジーグフリード王子はVadium Muntagirov、当代きってのゴールデン・コンビ。 初っ端からすごいものを見てしまった... まず、…
マチネが終わったら大雨になっていた。 15時前でお腹ペコペコ、「ぎりぎりだけどもしよかったら」と駆け込んだThe Petershamの中は、外が灰色にも関わらず、マチスを立体にしたような鮮やかさ。 注文したヒラメのソテーはちと焼き過ぎだったが、デザートが…
わたしの一番好きなバレエは断然『白鳥の湖』だ。 何度も書いているが、解釈が無限に可能なことがその理由のひとつである。 このブログを始めてご覧くださる方の中には、「オデット・オディールは何者か」をたどって迷い込んできてくださる方が、「カラボス…
娘の内裏雛。 欧州でも20年間(ほとんど)毎年飾った。 ベルギーから英国に引っ越した時、引越し屋が梱包した荷物を解くと卒倒しそうになった。 内裏雛の納められた一番内側の箱の中には和紙がふんわり詰めてあるため、スペースに余裕があると思ったのだろ…
ロイヤル・バレエの『オネーギン』、今シーズン5回目(さすがに最後)を見に行った。 主役はタチアナ役Marianela Nunezとオネーギン役平野亮一さんのコンビ。 Marianela Nunezの演じるタチアナは、最初、内気な少女といういうよりは病弱な感じすらさせ青白…
恥ずかしながらアレクサンドル・ボロディンAlexander Borodinとアレクセイ・ヴォロディンAlexei Volodinの名前の区別がつかなかったのだが、今回、アレクセイ・ヴォロディンのリサイタルを生で見てやっと謎が解けた。 ちゃんとアルファベットのスペルを覚え…