Bricksのフォームで WordPress の会員登録フォームを作成する方法
Bricks のフォーム機能を使えば、WordPress の標準ユーザー機能を利用した 会員登録フォーム を簡単に作成できます。
今回は、実際に必要なフィールド作成からユーザー登録の紐づけ設定まで、順を追って解説します。
フィールドを作成
まずは、会員登録に必要な項目をフォームに追加します。
- ユーザーID(ログインID)
- パスワード
- メールアドレス
- ニックネーム(推奨)
(図:Bricksのフォームを使って会員登録フォームを作る)

ニックネームを作る理由
WordPress では ニックネームを設定しない場合、ユーザーIDがニックネームとして公開表示されてしまいます。
ユーザーIDはログイン情報の一部であるため、公開されるのは好ましくありません。
そのため、初期段階でニックネームの入力欄を作成しておくことをおすすめします。
ニックネームのフィールドでは
属性:名前 → nickname
と入力します。

各フィールドの設定
ユーザーID
- タイプ:テキスト
- 属性:名前 →
username
(図:ユーザーIDフィールドの設定)

パスワード
- タイプ:パスワード
- 属性:名前 →
password - パスワード表示/非表示切り替えを ON にすると、目玉アイコンを設定可能
(図:パスワード設定画面)

エラーメッセージ
パスワードの制限に合わせてカスタムのエラーメッセージを入力できます。
今回は「8文字以上」で設定するため、「パスワードは8文字以上です」と入力しておきました。
属性:パターン
正規表現で使用できる文字種の制限を設定できますが、複雑にするとユーザー体験が低下しやすいので、今回は設定していません。

アクションの設定
フォームが完成したら、次に アクションタブ を設定します。
- 「ユーザー登録」
- 「リダイレクト」
を選択します。
会員登録後は 会員マイページへリダイレクト する想定です。
成功メッセージもここで設定できます。(図:アクション設定画面)

ユーザー登録の紐づけ設定
フォームで作成した各フィールドを WordPress のユーザー情報に紐づけます。
パスワードの最低文字数
ここで「8文字以上」などの条件を設定できます。(図:パスワード条件設定画面)
会員登録後の動作
- 今回は 自動ログイン を ON にしています。
- 会員登録を審査制にしたい場合は OFF のままにしてください。

役割(ロール)
- 編集者(Editor)
- 投稿者(Author)
- 寄稿者(Contributor)
- 購読者(Subscriber)
の中から選択できます。
各権限の詳細は WordPress オフィシャルのドキュメントをご覧ください。

コードスニペットでニックネームを保存する
今回は会員登録時にニックネームも同時に保存したいため、コードスニペットを使用します。
以下のコードを functions.php または Code Snippets に追加してください。
add_action('user_register', function($user_id){
if (isset($_POST['nickname'])) {
wp_update_user([
'ID' => $user_id,
'nickname' => sanitize_text_field($_POST['nickname']),
]);
}
});
これで、フォームの「nickname」フィールドが WordPress のユーザーのニックネームに反映されるはずです。
まとめ
Bricks のフォームを使った会員登録は、WordPress の標準機能を活かしつつ構築できます。
今回はニックネームを登録するためのコードを使用しましたが、一般的な会員登録フォームであれば Bricks の機能だけで十分に作成できます。
おまけ
Bricks の「カスタム認証」設定で、会員登録ページに作成した登録ページを指定して保存してください(下図参照)。

この設定を行うことで、Bricks の動的タグがそのページを「会員登録ページ」として正しく認識するようになります。
なお、この設定をしていない場合でも、会員登録の機能自体は問題なく動作します。ただし、動的タグのリンク先が不明になったり、意図しないページへリダイレクトされる可能性があります。安定した認証フローのためにも、登録ページを明示的に設定しておくことをおすすめします。




