ここに来てシグマの「DP Merrill」シリーズが熱い。(続々編)

みなさん、ただ今。長浜→東京間400㎞往復ドライブから帰ってきましたよ~。m(_ _)m
では、早速ですが東京で試し撮りしてきましたDP1とDP3のファーストインプレッション行きま~す。先ずは購入前に調べたWEB上でのこのシリーズに共通する評判の検証から。
評判の良かった点の検証
1,圧倒的解像感と豊かな階調表現による自然で立体感のある高精細な描写。
さすがはFoveonセンサーと一体型単焦点レンズがはき出す画です。怪物とか驚愕、超弩級、鳥肌ものといわれるだけはありますね。
2,APS-Cサイズのセンサー搭載にもかかわらず小型なボディ。
もっと小型かと思ってました。最近のコンデジの中では意外に大きい。一眼ほどではないけど、レンズがかさばるし、重さもズッシリ!
3,コマンドダイヤルやマニュアルフォーカスリングの搭載で操作しやすい。
これはもう素晴らしいの一言。特にフォーカスリングがマニュアルで微調整できるのはいいですね。
4,連写速度をはじめ、全体に動作速度が向上。
以前の機種を知らないので比べようがないですが、書き込み以外の動作速度は普通です。
評判がイマイチ!だった点の検証
1,97枚しか保たないバッテリー。
前評判どおり満充電でも97枚しか保ちましぇん!予備バッテリーは必須です。
2,データが重すぎて、書き込みが遅い。
一枚のデータ量45MB越えは確かに重い。32GBのカードで540枚って、5D Mark IIで撮影した時の半分しか保存できない。
3,熱をもちやすいボディ。
デジカメでこれだけ筐体が熱くなる機械を私は知りません。夏場はイヤですが、冬は湯たんぽ代わりになるでしょう。(笑)
4,ファインダーがない。
笑われそうですが、液晶しかついてないことに最初は戸惑いました。が、お高い外部ファインダーを買う必要はなさそうです。
5,高感度撮影が苦手。使えるISOは400までくらい。
高感度撮影時のノイズはかなりです。私の使っている5D Mark IIは高感度撮影に強いので余計にそう思うのでしょうが、こればかりは困ります。
6,手ぶれ補正機能がついていない。
これはいりますねえ。特に焦点距離の長いDP3での近撮時や、夕方などの光量不足時のスナップには手ぶれ補正の機能はぜひ欲しいです。
7,見劣りがする動画機能。
動画は撮らないので、その機能が見劣りしようがどうでもいいです。
総評
前評判どおり筐体はかなり熱くなります。データの書き込みも遅いし、97枚しか保たないバッテリーもその通りでした。でも、このコンパクトさでこの画質ですもん。高精細だけではない空気感、立体感、階調の豊かさ、見えなかったものまで写る意外性…とにかくドンピシャでハマった時には言葉では言い表せない驚きと感動があります。「それがこの機種の唯一無二のぶっ飛んでいるところです。」と誰かさんがレビューしてましたけど、まさにその通り。いろんな欠点を補って余りあるというのは言い過ぎでしょうか?(笑)
いわゆるコンデジの定義を「簡単でお気軽」であるとするならば、「DP Merrill」シリーズはその真逆。非常に尖ったカメラですので、撮影するのにある意味「気合い」がいります。使い勝手は以前の機種に比べて良くなったと言われていますが、大手他社のコンデジに比べればイマイチなところも散見されます。それでも「真実をありのままに写しとる」という写真哲学と技術思想を貫き通し、世界中のメーカーがそっぽを向いたじゃじゃ馬「Foveon X3センサー」を唯一採用して、APS-Cサイズに仕立ててここまで調教してみせたシグマはホントに立派だと思います。
まだまだ充分じゃないところも、行き届かないところも確かにあるでしょう。発展途上だけどそれ故に可能性を秘めたこのカメラで、ちゃんとした作品を作ろうとするならかなりの修練と慣れがいるのも事実です。まさに「シグマのカメラは人を選ぶ」と言われる所以ですね。(^^;)
さて、それにしても私的にはこれからどのようにCANON EOS 5D Mark IIと使い分けていくかが問題です。
…え、サブ機にしろって?どちらを?(笑) そもそも二刀流ができるほど器用じゃない私ですので、これは贅沢な悩みです。ま、一眼には一眼にしか撮れないシーンが沢山ありますし、CANONならではの良さも欠点もわかってるつもりですので、しばらくは成り行きに任せますかね。(^^)
それからもう一つ。この圧倒的解像感のある画像に今までのように魔法をかけていいのか?という疑問。私がこれまで一貫して行ってきたデジタル加工は、ボケと滲みをソフトで加えて絵画のような趣を保たせるものですので、元画像の持っている解像感やディテールを完全に犠牲にしてしまいます。ある意味正反対の画像の持つ“よさ”をどのように画風に活かすべきか?その折り合いの付け方は今後の大きな課題であります。ま、これも今までだってフルサイズ機で撮った画像を加工していたわけですから、あんまり深く考えなくていいのかな?なんてね。(笑)
さ~て、どうすればいいのやら。こまったこまったコマドリ姉妹 しまったしまった島倉千代子。(^^;)
疲れたので今日はここまで。明日はまた出かけますので、DP1とDP3で撮った東京おのぼりさんシリーズはしばらくしてから。だって、現像にすごく時間がかかるんですもん…って言ったら叱られそうなので、取り敢えずおねえさんを一枚。m(_ _)m

by borderlines | 2013-08-02 21:29 | 撮影小物など

