危うい富士桜に粛々と手を入れる

2020/01/16
こんばんは。

富士桜です↓

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秋には芯を立て替えている予定でしたが、台風やらその後の季節外れの芽吹きなどもあり、何となく延び延びになって、気がついたら年を越してしまっていました。
その作業を遅れ馳せながらやってしまおうと思います。

と芯を落とすその前に、この桜の抱えている問題点から見ていきます。
まずは、見た感じ枯れているように見える左の二の枝↓

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少しずつ切り戻して、確認していったところ↓

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結局、元まで枯れてしまっていました。
そういえば以前何処かで、桜は枝枯れしやすいといった言葉を見たような気がします。

次に、ちょっと原因が思い当たらないのですが裂けた肌↓

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実は足元に貼ったカットパスターの下にも、このような裂傷が入っています。
最初はここまで大きな傷ではなかったため、その内勝手に巻くのでは?と楽観視していたところ、巻くどころか気づいたときには
ここまで傷が広がっていました。
今更感が漂いますが『桜伐るバカ』の言葉もあることですし、殺菌剤入りのトップジンMペーストを糊代わりに塗り、その上から
カットパスターを貼り付けておきました↓

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もう元の計画からは大きく逸れてしまっていますが、芯をこれ以上方って置いても、外した後の傷が大きくなるだけなので、
粛々と作業を続けていきます。

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↑ノコを使って芯を外すと、今度はヤケのようなものが顔を出しました↓

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完全除去を目指すと、また噴火口が出来てしまいそうだったので、ある程度の妥協をしつつ変色箇所を削りました↓

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次に右の一の枝を切り戻そうとしたのですが、先に花芽のようなものが見られたため↓

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今落としても、花後でも結果は変わらないだろうと見送り、最後に新しい芯の模様を微調整して終了↓

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作業後は、ここのところお決まりの発泡ケースに納めておきました。

しかし後手後手の管理のマズさもあって、ここに来て大分グズグズになってしまいました。
富士桜は挿せば着く類なので、やり直しのスペアも数本あるのですが、うちでは古参の部類に入る樹なので、もう少し続けてみようと思います。



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コメント

No title

廃棄するのは簡単ですが育てて行くのは努力が要ります。
折角付き合ったのですからとことんまで付き合いましょう。

拍手 & 村ポチ!

No title

桜の枝切気を付けます
村ポチ

No title

こんにちは♪裂傷のところはコスカシバの痕だったりもあります♪

なんかヤニっぽいのが出てるなー??って気づいたときにはもう虫が去った後だったり…キモイ幼虫がいたり(^^;)

ウチでも富士桜を二本育ててますが、ヤケの他にも虫害や病気、水やりなど桜は凄く気を遣うというか私は結構相性悪いですねー

富士桜

丁寧な処置で良いと思います。
花を見たいですね。

村ポチ

>>鶴見陶苑さん

こんばんは。
はい、今はその方向で処置をしていますが、樹のほうがどこまで保つか微妙に見えます。
ここに来て、桜は難しいと思うようになりました。

>>キンズさん

この樹はごく初期から手元にあったもので、曲入れに失敗してねじ切ってしまったりしても、また足元から吹き直したりと
『丈夫』なイメージがあったため少し乱暴に扱い過ぎたのかも知れません。
そもそも走らせて叩くような樹では多分ないのだと思います。

>>akiraさん

こんばんは。
コスカシバ?はじめて耳にする名でしたので検索してみました。
かなり酷い被害をもたらす場合もあるんですね。今年はコイツにも気をつけていきます。ありがとうございました。
観察し直したところ、富士桜にも若干の裂傷があったりと、桜、途端に難しく感じ始めました。

>>Kenさん

こんばんは。
今年で大まかな姿が出来上がり、来年からは花を目指そうと考えていたのですが、大きく予定が狂いそうです。
なかなか思い通りにいかないものですね。