続 鉢を掃除する -サンポール編-
2019/11/23
こんばんは。
昨日行った、クエン酸液(水10リットル+クエン酸200g)に浸したのち錆落とし消しゴムで、鉢についた所謂カルキ汚れを落とす作業の続きを行いました。
元々汚れが大したもので無かったのか、簡単に綺麗になる鉢↓

がある一方で、モノが小さく凹凸などもあるせいで、消しゴムを使用してもなかなか思い通りにならない鉢(後ほどまとめて画像を掲載します)や、クエン酸が効いたようには見えず、まだ白い汚れだらけの鉢↓

などもありました。
ちょっとこのまま続けていても埒が明きそうも無かったので、考えていたもう一つの方法を試すことにしました。
サンポールです。

汚い話で恐縮ですが、以前一人暮らしをしていた頃のこと、トイレ掃除の際にいくら擦っても落ちない尿石に手を焼いた経験がありました。あまりにも落ちないその汚れにムキになり、ネットで検索をしてみたところ、『サンポールを使えば一発』というような複数の記事を発見。早速薬局に向かい、帰宅後試して見たところ、中性洗剤を使いナイロン不織布で擦りまくってもビクともしなかった石の層が、普通の柔らかいスポンジで拭き取れる程度に柔らかくなったことに驚きました。
そんなことから今回も最終手段はサンポールだと決めていました。
それでも本鉢を使うのは早くても来春。こんなに早く試すつもりは無かったのですが、前述の通り、クエン酸がそれほど効かず、ある程度の掃除で納めるにしてもかなりの労力(消しゴム擦り)を使いそうに思えたことと、昨夜の記事に頂いた鶴見陶苑さんの
>>塩類の白い汚れは“塩酸”で洗わないと落ちません。
家庭でやるのは塩酸ガスが出ますからやらない方が良いです。
こちらのコメントで、一気にやる気が起きてしまいました。
サンポールには塩酸が含まれているのです。
ガチな塩酸は、鶴見陶苑さんも指摘されているように家庭ではちょっと躊躇われるシロモノですが、家庭用洗剤まで塩酸濃度を
落としたサンポールならリスクも少なく思えます。
どのくらい落ちるのだろう?火が点いてしまうとせっかちなので止まりません。
そんなこんなで急ぎ試してみることとしました。
まず薬が流れないように、キッチンペーパで鉢を厚めに包みます↓

次に鉢にサンポールを垂らし、手袋をして薬と鉢を馴染ませます↓


便器を洗う際の使用法には、薬をつけて2~3分で洗うとありますが、うちの汚れは何せ頑固なので、昼食休憩の間の1時間半ほど、そのまま放置した後、ブラシやスポンジを用意し洗っていくことにしました↓

満足な結果が得られるなら、なるべく労力は少ないほうが良いです。
まずは汚れも酷かった上、使う予定も無さそうな鉢を試金石とし、ブラシでは擦らずに、食器を洗うようにスポンジだけで洗ってみて、結果を見てみました↓


↑サンポール+普通の洗いではこの程度の洗い上がりでした。
こんなもの数値化も出来ませんので感覚の話となりますが、ブラシも使用しないとダメだなと判断し、もう少ししっかりと洗い上げて行きました。
以下に少し、比較結果を掲載してみます。
クエン酸+消しゴム↓

更にサンポール+ブラシ、スポンジ洗い↓

↑画像では分かりにくいかも知れませんが、自分の目で見た感想では明らかにより綺麗になりました。
色鉢もあったので
クエン酸+軽く消しゴム↓

更にサンポール+ブラシ、スポンジ洗い↓

↑こちらは正直更に結果の差が分かりにくいです。
この鉢は次回予定している椿油での最終仕上げの方がもう少し分かりやすい成果が出そうな気がします。
では今回で分かりやすい変化の出た鉢↓
クエン酸+消しゴム↓

更にサンポール+ブラシ、スポンジ洗い↓

↑かなり綺麗になったことが画像からも見て取れますが、赤で囲った辺りに、まだ白い汚れが残っているので、
更に消しゴム(ササッと程度)↓

↑ほぼ完全に汚れが取れたように思えます。
好結果だけ載せるのも良くないので、サンポールを使用しても、あまり汚れの取れなかったものも↓

↑しっかりブラシでも擦ったのですが。
元の汚れの量あるいは質(例えば石灰硫黄合剤など)が酷かったのか?鉢の材質が汚れの落ちにくいものなのか?
理由は分かりませんが、効果があまり出なかったのは事実です。
ただ、このような頑固な汚れも、消しゴムでムキになって擦れば↓

落ちるには落ちますが、使用する予定のない鉢なので、今回はここまでに留めます。
それとこれは事前に予想していたことではありましたが、(予想ほどではありませんでしたが)鉢にサンポールの匂いが残りました。
残留した成分が植物の根に悪さをするとまでは自分は考えませんが、その匂い落としも兼ねて、数日真水に漬けて置くことにしました↓

今回、一定の効果を得られたと自分では思っておりますサンポール洗いですが、これが長期的に見て、あるいは鉢の材質などによって、必ずしも鉢に対して良いことなのかは分かりません。
まだ所謂高級鉢を所有していないことも、このことを試した要因のひとつだと思います。
もっと言ってしまえば、記録として記事にはしましたが、真似はされないほうが無難だと思います。
ちょっと歯切れの悪い終わりですが、おしまい。
ブログ村 盆栽ランキング 行き
昨日行った、クエン酸液(水10リットル+クエン酸200g)に浸したのち錆落とし消しゴムで、鉢についた所謂カルキ汚れを落とす作業の続きを行いました。
元々汚れが大したもので無かったのか、簡単に綺麗になる鉢↓

がある一方で、モノが小さく凹凸などもあるせいで、消しゴムを使用してもなかなか思い通りにならない鉢(後ほどまとめて画像を掲載します)や、クエン酸が効いたようには見えず、まだ白い汚れだらけの鉢↓

などもありました。
ちょっとこのまま続けていても埒が明きそうも無かったので、考えていたもう一つの方法を試すことにしました。
サンポールです。

汚い話で恐縮ですが、以前一人暮らしをしていた頃のこと、トイレ掃除の際にいくら擦っても落ちない尿石に手を焼いた経験がありました。あまりにも落ちないその汚れにムキになり、ネットで検索をしてみたところ、『サンポールを使えば一発』というような複数の記事を発見。早速薬局に向かい、帰宅後試して見たところ、中性洗剤を使いナイロン不織布で擦りまくってもビクともしなかった石の層が、普通の柔らかいスポンジで拭き取れる程度に柔らかくなったことに驚きました。
そんなことから今回も最終手段はサンポールだと決めていました。
それでも本鉢を使うのは早くても来春。こんなに早く試すつもりは無かったのですが、前述の通り、クエン酸がそれほど効かず、ある程度の掃除で納めるにしてもかなりの労力(消しゴム擦り)を使いそうに思えたことと、昨夜の記事に頂いた鶴見陶苑さんの
>>塩類の白い汚れは“塩酸”で洗わないと落ちません。
家庭でやるのは塩酸ガスが出ますからやらない方が良いです。
こちらのコメントで、一気にやる気が起きてしまいました。
サンポールには塩酸が含まれているのです。
ガチな塩酸は、鶴見陶苑さんも指摘されているように家庭ではちょっと躊躇われるシロモノですが、家庭用洗剤まで塩酸濃度を
落としたサンポールならリスクも少なく思えます。
どのくらい落ちるのだろう?火が点いてしまうとせっかちなので止まりません。
そんなこんなで急ぎ試してみることとしました。
まず薬が流れないように、キッチンペーパで鉢を厚めに包みます↓

次に鉢にサンポールを垂らし、手袋をして薬と鉢を馴染ませます↓


便器を洗う際の使用法には、薬をつけて2~3分で洗うとありますが、うちの汚れは何せ頑固なので、昼食休憩の間の1時間半ほど、そのまま放置した後、ブラシやスポンジを用意し洗っていくことにしました↓

満足な結果が得られるなら、なるべく労力は少ないほうが良いです。
まずは汚れも酷かった上、使う予定も無さそうな鉢を試金石とし、ブラシでは擦らずに、食器を洗うようにスポンジだけで洗ってみて、結果を見てみました↓


↑サンポール+普通の洗いではこの程度の洗い上がりでした。
こんなもの数値化も出来ませんので感覚の話となりますが、ブラシも使用しないとダメだなと判断し、もう少ししっかりと洗い上げて行きました。
以下に少し、比較結果を掲載してみます。
クエン酸+消しゴム↓

更にサンポール+ブラシ、スポンジ洗い↓

↑画像では分かりにくいかも知れませんが、自分の目で見た感想では明らかにより綺麗になりました。
色鉢もあったので
クエン酸+軽く消しゴム↓

更にサンポール+ブラシ、スポンジ洗い↓

↑こちらは正直更に結果の差が分かりにくいです。
この鉢は次回予定している椿油での最終仕上げの方がもう少し分かりやすい成果が出そうな気がします。
では今回で分かりやすい変化の出た鉢↓
クエン酸+消しゴム↓

更にサンポール+ブラシ、スポンジ洗い↓

↑かなり綺麗になったことが画像からも見て取れますが、赤で囲った辺りに、まだ白い汚れが残っているので、
更に消しゴム(ササッと程度)↓

↑ほぼ完全に汚れが取れたように思えます。
好結果だけ載せるのも良くないので、サンポールを使用しても、あまり汚れの取れなかったものも↓

↑しっかりブラシでも擦ったのですが。
元の汚れの量あるいは質(例えば石灰硫黄合剤など)が酷かったのか?鉢の材質が汚れの落ちにくいものなのか?
理由は分かりませんが、効果があまり出なかったのは事実です。
ただ、このような頑固な汚れも、消しゴムでムキになって擦れば↓

落ちるには落ちますが、使用する予定のない鉢なので、今回はここまでに留めます。
それとこれは事前に予想していたことではありましたが、(予想ほどではありませんでしたが)鉢にサンポールの匂いが残りました。
残留した成分が植物の根に悪さをするとまでは自分は考えませんが、その匂い落としも兼ねて、数日真水に漬けて置くことにしました↓

今回、一定の効果を得られたと自分では思っておりますサンポール洗いですが、これが長期的に見て、あるいは鉢の材質などによって、必ずしも鉢に対して良いことなのかは分かりません。
まだ所謂高級鉢を所有していないことも、このことを試した要因のひとつだと思います。
もっと言ってしまえば、記録として記事にはしましたが、真似はされないほうが無難だと思います。
ちょっと歯切れの悪い終わりですが、おしまい。
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コメント
No title
研究熱心ですね、取れないものも有りですか。展示の時だけ磨きます。(^^)/
村ポチ
>>Kenさん
こんばんは。
偶々汚れが酷く格安だった鉢を手に入れたため、ちょっと綺麗にしてみよう、が少し大げさになってしまいました。
サンポールでブラシで擦って落ちないものは予想外でした。
消しゴムで落ちないことも無いですが、労力や傷のことを考えますと、安いからと言って余り汚な過ぎる鉢を持ってくるのも
考えものだなと自省しました。
No title
まずはクエン酸でやってみます
村ポチ
>>キンズさん
こんばんは。
クエン酸でしたらより安全ですし、無難かと思われます。
傷だけ気をつければ、錆落とし消しゴムの威力は大きいです。
ただ今気が付きましたが、自分は上野グリーンクラブで入手したものを使っていますが、ヤスリのように番目があると安易にオススメ出来ないかもですね(汗)
No title
盆栽初心者さん、こんばんは(。・∀・)ノ゛
ぉ、サンポール利きますねΣ(゚Д゚≡゚Д゚)
私もトイレの洗剤使ってみますw
ぽち
No title
“塩酸” 含有の “サンポール” が多少効果があったようで少なからずお役にたてて良かったです。
私、化学会社に勤めていましたので「カルシウムや塩類の汚れ」には “塩酸” を使うことを知っていました。
さて準備も出来ましたので来春の植替えには綺麗になった鉢が使えますね。
拍手 & 村ポチ!
こんばんは〜〜(^_−)−☆
サンポール我が家のトイレにも常備しております!(笑)
ポチ
No title
今日は盆栽会の定例会で盆栽展の反省会に時間を割きました。
実習は黒松の古葉取りと葉透かしでした。
村ポチ
>>凡盆栽人さん
こんばんは。
乳酸が更に良いなんて情報も見つけまして検索掛けたところ、トイレティンクルという商品が乳酸入りなのですが、軽く見たところネット上の評価はイマイチなんですよね。
まあ、鉢じゃなくトイレの汚れ落としとしてのものですけどね(笑)
>>鶴見陶苑さん
こんばんは。
そうでしたか!お仕事で化学に携わってらっしゃったのですね!
それはお詳しいわけです^^
また今日鉢が増えましたので、またサンポール戦法で掃除しようと思います。
ありがとうございました。
一番の問題は、来春に本鉢に入れるような樹があるかですね(汗)
>>こうじいさん
こんばんは。
我が家のトイレ掃除用品は、トイレクイックルなので、このためにサンポール買いに行きました(笑)
>>kenさん
お疲れさまでした。
反省会が出来るということは、素晴らしいことだと思います。
特に趣味のものですし、良いところだけを見て『上手く行ったね。ちゃんちゃん。』で締めたほうがどんなに楽なことでしょうか。
でもそこで問題提起をすることは確実にレベルアップに繋がると思います。
と若輩者が偉そうな口を利いてすみません。