言い訳の多い台づくり その4 とりあえずの最終回

2019/12/29
こんばんは。

年内に終わらせてしまおうと思っていた台づくりですが、何とか作業を終えることが出来ました。


拭き漆4回目↓

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拭き漆5回目↓

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前回記した通り、完全に乾かせる(硬化させる)ためには、温度も湿度も足りない環境ですので、真の完成は来年の梅雨時期とか
そんな頃になるかも知れません。
それまでは、埃を被らないように容器にしまっておこうと思います。


さて台そのものの出来ですが、正直酷いです。
異なった3種の木材を使用したために、激しい色ムラが出来ています↓

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①は今回購入したヒノキ材
②はベースとなった家にあったジャム箱の蓋(樹種不明)
③は父が遺した木材(樹種不明)

ネットで拭き漆を調べた時に、対象の木材によって仕上がりの色が変わるというような記述を目にしましたが、全くその通りの結果
となりました。


また、そもそもの話として、事前に勝手な想像をしていた色よりも、かなり薄い出来となりましたが、ベースとなったジャム箱(今回未加工の本体)と比較してみますと↓

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↑流石にそれなりの違いは見られます。


更にこれこそ作り始める前から分かっていたことなのですが、ごくごく一般的な縦横比をした長方鉢を載せてみると↓

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奥行きに対して幅が長すぎることが良く分かります。
では最初からベストな作りが出来ても、展示会などでは使えないサイズのものを作っていたのかと問われれば、そうなんですと
答える他ありません。
取り敢えず今回は練習みたいなもので、漆塗りを含めて、なるべく手間を掛けずに台を最後まで作るということが一番の目的でした。
今回、父の遺品を随分使いましたが、まだ存命中でしたら『なんで手間を掛けて、最初から使えないもの作ってるのかが俺にはわからん』と呆れられたことでしょうね。


最後に。今回で拭き漆については少しだけ分かったので、次回は高温多湿な梅雨~夏にかけて、
流木から作って放ってあったこの地板を↓

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拭き漆で仕上げたいと目標を立てて、文を閉じようと思います。



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サビ病っぽい症状への消毒

2019/12/28
こんばんは。

石灰硫黄合剤の散布時に発見した、サビ病らしき症状の出た野バラ
硫黄合剤による消毒後も、症状が収まりきっていない樹があったため、

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サビ病に対して、予防のみならず、治療効果も期待出来るとされるラリー水和剤を注文してあったのですが、それが手元に届きました。

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ただ先程の↑の画像から更に1週間程度経った罹患箇所を確認すると、もともと石灰硫黄合剤が効いているように見えていた箇所の胞子はほぼ壊滅したように↓

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効きの悪そうに見えた箇所さえも↓

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ジワジワと効いてきているように見えます。
ただ、昨年はじめてこのサビ病と思われる病気が亀の飼育スペースに直植えしてあったヤナギから出た

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生体のいる場所であるため、農薬は使わず、罹患した枝を全て払い落とすという対処をしたのですが↓

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その後吹いた芽からも同様の症状が再発するということがありました。
そのようなことを踏まえ、土中あるいは樹のどこかに原因となるカビの胞子が残るのではないかと考え、樹と用土に吸わせる目的で、ラリー水和剤へのドブ漬けでの消毒を行うこととしました。

希釈率ですが、当然『野バラ』などという項目はありませんでしたので、

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何となくの2000倍希釈で行うことにしました。
また、前述のヤナギは、今年亀の飼育スペースの見直し時に抜いて処分してしまいましたが、その樹から挿し木した子がまだ残っていますので↓

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こちらも一緒にドブ漬けすることにしました↓

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↑薬に漬からない頭に何度か溶液を掛け、3時間ほど薬浴しました。

またその後、せっかく薬を作ったので野バラの隣のコンテナ(主に挿し木したグミ)もその後やはり3時間ほど薬に漬かって貰いました↓

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これで来年は発病しないと良いのですが。




今回の記事とは直接無関係ですが、来年からブログ名及びハンドル名の改称を行いたいと思っています。
ブログの中身は変わる予定はありませんので、引き続きよろしくお願いいたします。



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木固めエースでジン、シャリ保護 -トショウ、ボケ、真拍再塗布-

2019/12/27
こんばんは。

気が向くと行っている、木固めエースでの保護です。

まずはトショウ↓

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この樹にあったジンを固めるのも木固めエース購入の目的のひとつでしたが、購入前に折ってしまいました
今回はジンが折れてしまった時に勢いで彫ったシャリの保護です。
枯れ葉を掃除し、シャリに木固めを吸わせました↓

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作業後↓

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続いては問題児のボケ↓

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うちに来てからずっと調子が上がらず、今年5月には取れる分だけヤケをほじって、カットパスターで埋めてありました。
育てていれば傷は必ずと巻くだろうとの思い込みを、それは間違いだと身を持って識ることになった樹でもあります。
この姿から、盆栽にすることが出来るのかはかなり疑わしいですが、その一方で久しぶりに花をつけそうに見えます↓

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ということでやれるだけはと、カットパスターを剥がし、ヤケの入った場所に木固めエースを吸わせました↓

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その後カットパスターを貼り直し、一箇所軽く剪定して作業終了↓

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さて最後に、1度木固めエースでの保護をし終えた真拍NO2のジンに亀裂が入り脆くなっていたため『そういうことじゃないんじゃ?』と思いつつも、再度木固めエースを塗布しておきました↓

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またその隣にあった真拍NO7のジンにも同様の処理をしましたが↓

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こちらは完全に意味などなく、その場のノリでの作業となりました。



ジン、シャリ保護メモ


10/6

事前掃除組
①真柏NO4
②元冬至梅
吸収、艶なし

急遽塗布組
①真柏NO1
②真柏NO3←12/1ヤスリがけ
③真柏NO5
④真柏NO8
⑤緋梅
表面に膜、艶あり


12/1
①真柏NO2
②真柏NO7(ジンのみ)
③ムレスズメ
④コマユミ(太い)


12/26
①トショウ
②ボケ(ヤケ箇所)
③真柏NO2(ジンのみ再塗布)
④真拍NO7(ジンのみ再塗布)



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ターニングポイント

2019/12/24
こんばんは。
今夜は少々、野暮で生臭い話も含みます。

『年内に』と思っていたことをしてきました。

ロウヤガキです↓

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このロウヤガキは先月、展示会に伺った湘風園さんの棚で見つけ『いいなあ』と思った樹でした。

小さな実や

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立ち上がりの太さ、模様も気に入りました

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ただ良いと思うものは大抵の場合値段の方もそれなりで、この樹には私が自分の中で決めている一本の樹に出せる上限の倍近くの札が付いていたため、その時は諦め、棚に戻し帰ってきました。
いつもはこれで数日も経てば、大抵忘れてしまうのですが、今回はどうにも頭に残りました。
盆栽をはじめて3年半ほどでしょうか。
より手頃な価格帯の中から樹を選び持ち帰り、それが自分の手で少しでも良くなったと思えると、とても嬉しく楽しいことでした。
一方で、ここ一番『これがどうしても欲しい』という時に、値段にビビってこのロウヤガキのように置いてくることもまた、しばしばでした。
薄々分かってはいたことなのですが、結局そのビビって手を出せなかった金額を、結局5~6本の樹を一気に買ったりして使っていたりするんですよね。
そろそろ、その5~6本いっていたことを止めて、その分を置いてこれないと思った一本に投入するべき頃合いかなと思いはじめてきました。これをしないと、結局幾ら樹を増やしても、満足しない気がしてきました。

とそんなこんなと思うところがありまして、湘風園に電話で確認してみたところ、当該のロウヤガキはまだ残っているとのことでしたので、ひと月遅れで今回持ち帰ってきた次第です。

来春、鉢替えで駄温鉢に移し1年肥培に努め、再来年、赤線のあたりで↓

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ぶった切って、作り直す予定です。
これまでの上限額の倍近いものを叩こうとしているので自分にとってはとても大きなギャンブルです。


他方、こちらは経済的に樹以上においそれとは手出し出来ませんが、鉢にも少しづつ力を入れはじめました。

絵鉢ではありませんし、購入時にも初代の末期か2代目かもハッキリ断言できないとの説明を受けた御蔵山↓

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以上のような経緯もあり、自分にも手を出せる価格帯で求めることが出来ました。
上には上があることは承知の上ではありますが、はじめてこのクラスの鉢を手にしましたが、良いです。
一発で気に入りました。

多分、今がターニングポイントなのかも知れません。

因みに荒唐無稽な計画では、10年後に完成したこのロウヤガキをこの御蔵山におさめてお茶を飲む予定です。

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冬支度

2019/12/21
こんばんは。


うちでもそろそろということで、ここ数日にチョコチョコ行った冬支度の記録です。

まずはうちでも冬の定番となりました石灰硫黄合剤での消毒。
昨年までは、希釈液に鉢を逆さにして漬ける方法を取っていましたが、今年からは散布に切り替えました。

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最初の500cc分はつまらない勘違いから、本来したかった希釈倍率30倍の倍の濃さ、15倍希釈で散布してしまうといったアクシデントもありましたが、数日経った本日まで樹に大きな異変は見られていないため、まあ大丈夫なんじゃないかと思われます。
しかし散布は楽です。昨年まで石灰硫黄合剤消毒というと半日~1日仕事として挑みましたが、今年は1時間も掛からずに終わってしまいました。この手軽さでしたら、昨年までは面倒でやらなかった年明け2度目の消毒もやってしまおうと思います。

また、この石灰硫黄合剤散布の際、挿し木を鉢上げしてあった野バラに病気を見つけました↓

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多分サビ病の類ではないかと思います。
暑い時期には出にくい病気で、昨年やはり12月に亀の飼育コーナーに植えてあったヤナギ(現在は撤去)に同様の症状が見られました。
この時には、感染木のすぐ近くに亀がいるため農薬を使えず、全ての枝を払うことで対処しましたが(隣接する棚場には予防剤散布)その後、吹いた葉で再発したことを覚えています。
今回は農薬の撒けない場所ではないため、石灰硫黄合剤をお見舞いしておきました。

その翌日の様子↓

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サビ病は消毒に成功すると患部が白くなるとどこかの農業系のサイトで見たのですが、今回は薬が石灰硫黄合剤なため効いての
『白』なのかただの薬の色なのかがハッキリしません。また、薬の掛かりが悪かったのか、患部が白く染まらなかった箇所も見受けられます。

更に数日経過した今朝の写真↓

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↑やっぱり何となく効いてないっぽい場所が残っています。ただこの問題に関しましては、現在サビ病に効くとされる治療薬(予防ではありません)を市内の種屋さんに取り寄せて貰っている最中ですので、届き次第2発目の消毒を行う予定です。
葉刈りで落としても再発する可能性が高そうなことは、昨年のヤナギで経験済みですので手を替えてみます。


石灰硫黄合剤消毒を終えると、一部の木のムロ入れを行いました。
ムロ入れと申しましても昨同様ただの発泡ケースに入れるだけです。

チリメンのような寒さに弱いとされている樹

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以外にも、先日荒っぽい作業をしたベニシタンなんかも一応入れていきます。

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随分遅い時期になって吹いてきた、取り木後のサルスベリの親木なども↓

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サルスベリは一応取った上も仕舞っておこうと、邪魔な枝を切り戻している最中に、結構深めなヤケを発見してしまったため、
緊急オペを行いました↓

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右側に枝が何も無くなってしまいました。周辺から吹いてきてくれると助かるのですが。


と話がちょっと散らかりましたが、こんな具合に発泡3ケース分ほどの樹を保護しておきました↓

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また、ちょっと失敗したと思っているのが挿し木床に挿しっぱなしであったクチナシ↓

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挿せば着くイメージのある樹ですが、昨年もこのような状態で挿し床挿したままだったものが、冬場にほとんどやられ消えてしまっていたことを思い出しました。今更鉢上げすることも出来ませんので、更に大きい発泡ケースに丸ごと入れてしまおうかと試しましたが、流石に入り切らなかったので、棚から下ろし直置きし、なるべく風が当たらないようにだけしておきました↓

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こんな感じで、気づけばまた対処していこうと思っていますが、うちの棚場も冬に向かっています。



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言い訳の多い台づくり その3

2019/12/19
こんばんは。
ジャムの空き箱を再利用した台づくりの続きです。
前回は灯油で薄めた漆で下地塗りを行ったところまで記録しました。
そして繰り返しになりますが、テキトーにやっているため、今回も法螺成分が多めかと思いますので、漆塗りに興味のある方で間違ってここに辿り着いてしまった方は他所様のちゃんとした記事を参考になさって下さい。


ということで、1回目(下塗り除く)の塗りです。
漆は前回使った下地生漆から、摺用生漆へ変更しました。
何がどう違うのかは私にも全く分かりません。家にあって、名前がそれっぽいので変えてみました。
刷毛はネットで検索してみましたが、要は木の木目に沿って漆を刷り込ませれば良いのだろうと解釈し、歯磨き粉のオマケに付いてきた、いらない歯ブラシを使ってみることにしました。

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You Tubeなどの拭き漆の作業動画では、そもそも先に漆を紙で絞って濾してから使っているのを目にしましたが、そんな紙は家にはありませんので、そのまま行くことにします。
なお、かぶれ防止の為、作業中の画像は一枚も撮っていません。
歯ブラシに多めに漆を付け、木目に沿って刷り込むように塗り、キッチンペーパーで余分な漆を拭き取った後、更に手拭いでもう一度表面を拭きました↓

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元のジャムの箱との比較↓

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↑まだそれほど大きな変化は無いように見えます。
で、次はこの漆を乾かすわけですが、ここでもの凄く重要なことをかなり遅れて知りました。
どうやら漆は高温多湿(温度25℃湿度85%前後)でないと乾かない(硬化しない)ようなんです。
つまりこの時期はダメじゃん、ということになります。
また、そこに持ってきてこの1回目の塗り。実は前回の下塗りが生乾きのような状態の内に待ちきれなくなって、作業してしまったのですが、これも最悪なことでWEB上の情報では更に硬化を遅らせる行為とのこと。
普段なら、もうやっても無駄かな?とやる気を無くすところなんですが、今回の目標はどんなに不細工でもとにかく完成させるところにありますので、とりあえずやれるだけやってみます。
高温多湿というワードでまず浮かんだのは風呂ですが、家族に多くのものにアレルギー反応を示す者がいるため、ちょっと持ち込むことは憚れました。
そこで衣装ケースに発泡ケースを入れ湯を張り、その中で乾かせてみることにしました↓

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↑のような状態で丸一日以上放置しておきましたが、今回も生乾きのままのような気が(そもそも乾いた状態という正解を知りません)します。
やはり前回の生乾きのまま重ね塗りをしたという行為が後を引いているような気がしてなりません。
これをやってしまうと『ほぼ永久に乾かない』というような記述も目にしました。
どうせ『永久』(と言っても1年も放置しておけば乾くのではと思っています)に近いような時間を待つなら、待ってから作業するのではなく、作業をし終えてから待ってやろうと、ドンドン作業を進めます。

2度目の塗り↓

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その後、衣装ケースの中で丸一日以上放置して、『気分で』ペーパーでの水研ぎ↓

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また衣装ケースで乾かせて(相変わらず生乾きですが)3度目の塗り↓

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多分、漆を知ってらっしゃる方から見れば、出鱈目もいいところの作業だとは思いますが、今はこの段階で乾かしている最中です。

記事としては次回でとりあえずの完結。
本当の完結は、完全放置して乾いてからになりそうです。



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西洋カマツカはちょっとだけ切り戻す

2019/12/18
こんばんは。

雁字搦めの西洋カマツカです↓

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ふた月ほど前に整枝をし直していましたが、このまま続けても埒が明かないと判断し、取り敢えず全ての針金を外しました↓

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↑上から見るとよく分かりますが、徒長した枝を誤魔化そうとして、螺旋だらけです。
この樹は、老爺柿の苗に混じっていたのですが、他の苗木とは明らかに異なるスピードでグングン枝を伸ばし、樹種が判明するまでは蔓が混じっているのかとも思っていました。
この樹は実も、徒長した先に付けるので、コンパクトに纏めるのは難しい樹種なのかも知れません。
いずれにせよ、冒頭述べたようにこのまま続けていても仕方ないので、来春にでも叩いて吹けば作り直してみようと思っています。


もう1本の西洋カマツカ↓

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↑やはりこちらもヒョロヒョロと枝を伸ばしています。
取り敢えず、芽を辿って切り戻しましたが↓

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↑こんな程度ではほとんど改善しているように見えません。
元に芽のない左の枝は、これまた春になったら賭けで思い切り切り戻してしまおうかとも思います。
本当は青線辺りで頭を抑えたいのですが、そういうことの難しそうな樹だとは感じています。
この樹も花実は関係なく、来年は木作りをしていこうと思います。



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ガマズミを切り戻す

2019/12/17
こんばんは。週末に行った作業です。

今年沢山の実をつけてくれたガマズミです。

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来年は実無しでも良いと思っているため、木作り優先で切り戻すことにしました。
ブログを振り返ってみたところ、昨年も冬に切り戻しをしていました
ただ、モノの本に依れば、ガマズミの花芽分化は前年夏頃となっているため、今年花実が来たのは運が良かったんですね。

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↑の画像の赤線の通り、基本ひと芽残しで切り戻していきます。

そのひと芽がなかった箇所がココ↓

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この青線の枝は枝自体もゴツく、また現時点でかなり徒長してしまっているので、必要なしと判断し落としてしまうことにしました。
このガマズミを作りはじめてまだ1年半ほどですが、その短い期間でもガマズミの枝はシュートするというイメージが着いていますからね。


ちょこっとだけ針金を掛けて、作業終了↓

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春になって、元の方から吹く芽がありましたら、今回残した芽も、随時摘んでしまう予定です。



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サンザシを切り戻して整枝し直す

2019/12/16
こんばんは。

我が家唯一のサンザシです↓

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枝が広がりすぎているように思えます。
僅かながらも、今年実を見ることも出来ましたので、来年の実のことは考えずに木作りすることにしました。

元芽まで辿って切り戻していったのですが、威張っている赤○の枝の芽は流れが悪く、懐に芽当たりのようなものも見つけられませんでしたので↓

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取っておいても使えないと判断し、落としてしまいました。
そして再整枝↓

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↑青矢印で示したような胴吹きも見られますので、今後も追い込んで、もう一回りコンパクトな樹形に出来たらと思います。



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鉢を掃除する -最終章-

2019/12/15
こんばんは。

さて、前回ピカールまで持ち出した、かつてないほど頑固な白い汚れとの戦いの決着編です。
今回も、理系は小学校の算数で落ちこぼれた人間の書く文章であるため、話半分以下でお読み下さればと思います。

まず、これまで一定の効果を見せてきていたサンポールが全く効かない白い汚れの正体を推測する必要があります。
そもそも、白い汚れにサンポールを使うきっかけになったトイレの尿石落とし。
その尿石の正体を調べてみると炭酸カルシウムやリン酸カルシウムといったカルシウム化合物であることが分かります。
一方、鉢に付着した白い汚れの原因のひとつとなりそうな水垢。
こちらもネット検索のみの浅い知識では、尿石と同様、炭酸カルシウムが主要な成分のひとつであることが分かります。
以上のことから、ザックリとサンポール(塩酸)は炭酸カルシウムとリン酸カルシウムで出来た白い汚れを分解する力があることが
分かってきます。
では、今回の白い汚れの原因をが水垢であると仮定した場合において考えられる、サンポールでは落ちない成分とは何なのか?
こちらもネットのみの浅い知識ではありますが、検索をすると水垢の原因物質の中にケイ酸カルシウムという、塩酸でも硫酸でも落とせない物質があることが分かります。
私には聞き慣れない単語でしたが、浴室の鏡の汚れの原因などがそのケイ酸カルシウムであるようです。
ケイ酸カルシウムは、ケイ素で出来ている鏡やガラス質と良く結びつき、より強固な汚れの原因となるそうです。
色鉢に掛かった釉薬もガラス質であるため、何となく今回のこの同化したような強い汚れの正体はこのケイ酸カルシウムではないかと推測出来ます。
ところがそのケイ酸カルシウムを分解出来る物質が非常に少なく、またその殆どが劇物扱いされているもので、一般家庭で趣味の盆栽鉢の汚れを落とすために扱えるようなシロモノではなさそうです。
ただその居並ぶ危ない物質の中にフッ化アンモニウムという劇物指定を受けていない物質があり(=全くの無害という意味ではありません)、またそのフッ化アンモニウムを配合した洗剤も市販されていることも分かりました。
ということで長い前置きでしたが、そのフッ化アンモニウム入りの洗剤を取り寄せ、頑固な汚れとの最終決戦に挑みました。


とその前に。流れをぶった切ってしまうようですが、まずは前哨戦として、鉢替えしたツルウメが入っていた鉢を掃除しました。
一度、展示会前にナッツで磨いたのですが、その時どうしても落ちなかった白い一本線の汚れがまだ残っていました↓

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この宿題を、サビ取り消しゴム一発で片付け、仕上げに椿油を拭き取ることで育てている(わざとらしいテカリを極力抑えるため、油を追加せずとも磨けるオイリーな)タオルで蹴散らしておきました↓

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さて今度こそ本題です。

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フッ化アンモニウム入の洗剤は、ネットで検索すれば数種類見つけることが可能と思いますが、私が購入したものには紙の説明書きが同梱されていました↓

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軽く緊張します。
珍しく言うことを聞き、手袋だけでなくマスクも着用し作業に挑みます。
使用してみると、サンポール程度の粘度のある洗剤であったため、鉢に塗りつけ、キッチンペーパーで包み、更にその上からまた掛けるという、サンポールの時と同様の方法で、薬剤を浸透させます↓

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ちょうど昼食時に差し掛かったため、そのまま1時間程度(説明書きには10分間と記載あり)放置。
その後、包みを開けてみたところ、少なくとも説明書きにある『傷をつけないスポンジや布切れ』で落ちるような雰囲気ではなかった
ため、最初からサビ取り消しゴム全開で落としに掛かりました。
両手手袋で強い薬剤を扱っているため作業画像はありません。消しゴムで擦った結果↓

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非常に分かりづらいとは思いますが、自身の感覚では僅かながらはじめて汚れが落ちた気がしました。
説明書きに頑固な箇所は複数回作業する、ともあります。はじめて落ちた僅かな箇所が、蟻の一穴になりうるやも知れません。
再び薬剤とキッチンペーパーで鉢を包み↓

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今度は説明書き通りの10分放置の後、もう何度目でしょう。全力でサビ取り消しゴムで擦り、最後に椿油で仕上げてみました。



まずは購入直後のビフォー

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↓↓↓↓↓

アフター

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ビフォー

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↓↓↓↓↓

アフター

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画像が全てを物語る通り、ほんの少し落ちるには落ちましたが、掛けた労力に見合った効果は残念ながら得られませんでした。
恐らく洗剤の代金を足せば、状態良好の同作家の鉢も買えたのではないかと思われます。
安物買いの銭失いを地で行くような結果となりましたが、これは勉強代ですね。
また、金銭の問題だけでなく、健康上もあまり強い薬品は使わないに越したことは無いと思いますので、やはり最初からキチンと
した状態のものを求めるのが、一番お利口さんな選択だと思いました。

最後に繰り返しになりますが、以上は本当に基礎知識のない人間のたわ言です。
市販品と申しましても、混ぜるな危険に代表されますように、どんな危険、落とし穴があるか分かりません。
話半分以下で受け取って頂ますよう再度お願いいたします。



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