横浜開港バザーから持ち帰ったセッコクの植え付け

2019/05/31
注文していた品が届きました↓




水苔は水苔でも、パッケージ右下に燦然と輝く『AAAA』の文字。
いつものホームセンターのお値頃品とはちょっと違います。
水で戻し、適当に摘んだもの↓




明らかに長さが違います。
これまでも僅かながら、セッコクを水苔で巻いたことはありましたが、WEB上にあるお手本動画、画像の
真似をしようと思っても、そもそもの水苔の長さが足りずに、中途半端な感じになってしまっていました。
鉢の数も増えてきたことですし、セッコクも少しづつちゃんとやっていこうと、まずはまずはのAAAA水苔という
わけです。

水で戻した水苔を、長さで2つに分けました。




そして水苔到着まで、こんな姿で過ごして貰っていたセッコクを引っ張り出し↓




販売時に束ねられていたビニールテープを解くと、3つの株が現れました↓




ここで百均で買った工作棒を転がっていた端材に穴を開け差したもの(You Tubeのフウランの植え付け動画で見たものを真似て作りましたが、道具名が分かりません)を取り出し↓




先程2つに分けた水苔の短い方を、5~6本にまとめ、下図のように棒を覆っていきます↓




これを棒が見えなくなるよう、4方向から行いました。

次に、セッコクの根を広げ、水苔で覆った棒の上に跨がらせ↓




今度は長い方の水苔を、やはり5~6本にまとめて、ショールを掛けるように軽く巻き(これも順に4方向から)、
下に垂れた長い水苔を、腰の方で巻き付け固定。そのまま水苔ごとスポンと棒から抜き、




2号素焼き鉢に、ピンセットのヘラを使って植え付けました。
これを熊本産✕3、オマケで頂いた鹿児島産✕1の計4株分行いましたが、



手が慣れてくるとそんなに難しくもなく、終わってみれば1番面倒な作業は、最初の水苔の長さ選別でした。

さて、途中で追加したせいもあって、戻した水苔が大分残ってしまったので、このまま昨年の酉の市から持ち
帰った鹿児島セッコクも植え替えていくことにしました。




かなり状態は良くないです。
特にツガ根に納めてあった方は新芽が出ずに、高芽のみが出ています↓




もうこちらは植え替えず(湿った水苔の上に寝かせるかも知れません)、高芽取りの練習台になって貰おうと思います。
もう少しマシな状態で、新芽が出ている鉢植えの方にも




高芽が出ていましたが(しかももう切り取れそう)、とりあえずはこのままにしておきます。

セッコクの根っこをそんなに見たことが無いのですが、先程植え付けた、バザーお土産の株と比べると、
あちらの根が緑色をしていたのに対して




こちらはどうみても調子が良さそうには見えません。
が、とりあえず今は消毒はせず、新しい水苔に植え替えるだけしておきました。




これで回復すれば結果オーライ。駄目ならそのうち消毒しようと思います。









日本カマツカの手入れ

2019/05/31
こんばんは。

昨年の秋雅展から持ち帰って日本カマツカですが、まずは、時間を少し遡って4/25の姿↓




樹が古そうに見えているため、落としたら落としたきりになるのでは?と思い、なかなか抜けなかった枝を
ようやく抜いたところです。


それから2週間ほど経った、5/19の姿↓






抜いた時に、鶴見陶苑さんから頂いたお言葉の通り、あちこちからプツプツと吹いてきているのが分かります。


現在の姿↓




今年は花も来ませんでしたし、そういうことなら(割と吹く樹種)と、枝がゴツく、もう針金で修正の効かない箇所を
落とし、




やり直していくことにしました↓




右の枝は、ひと芽残して切り戻してありますが、もう一段下の芽が固まったら元から落としてしまう予定です。





横浜開港記念バザーの植木市に行ってきました

2019/05/30
こんばんは。
一昨日のこととなります。

所要で横浜に出向くタイミングと、横浜開港記念バザー(横浜スタジアムの周囲に各種物産店が出店)の
タイミングが上手く重なったため、植木市に出掛けました。




正直、そんなに盆栽を扱っているお店は多くないです。
一昨年に一度訪れましたが、昨年は出掛けませんでした。
ただ今年はふたつばかり、目的ありました。

ひとつ目の目的。
昨年の今時期は手を出していなかったセッコク。
一昨年の記憶の中に、山野草を扱っているお店にセッコクがあった覚えがありました。




やはりありました。
しかも、うちの地域の酉の市に出店している業者さんでした。出店規模は10倍くらい違いますが(笑)
山野草を選びながら、奥に置かれていた盆栽にも目を遣ります。
自分はやっていないものなので、購入はしませんでしたが、↓のサツキが印象的でした。






素晴らしい立ち上がり。
曲入れの参考にしようと撮影させていただきました。


さて、帰宅後、持ち帰ったものを見ていきます。

まずはセッコク、セッコクと言っておきながら、個人的に1番インパクトを受けた岩ヒバ↓




手前の2鉢は、大宮大盆栽まつりから持ち帰った20年ものと聞いた岩ヒバですが、サイズ的には子供扱いです。聞くところによると今回の株は、先代の頃からある50~60年ものの株だそうで、そもそも最後に植え替え
したのが20年ほど前だという代物らしいです。






↑の、株を覆い尽くした水苔はうちの環境では枯れてしまいそうですが…なんでしょうね、姿なんかは前回の
20年ものの方が好きだったりするのですが、時代を経たものにはそれだけで説得力みたいなものがあるような
気がします。
それともうひとつ驚きでしたのが、この岩ヒバの価格。
これ1鉢800円、なんなら2鉢セットで1500円でした。おかしいです。

次に、これもすぐに使い途はなくとも、欲しくなってから探しても見つからないだろうと思い持ち帰ったのが、大きなツガ根↓




こちらも1000円以下でした。

何なら↓の天然石は




『売り物のつもりだったけど、(両手を広げて)こーんなに大きかったのを落として割っちゃったから、ただで配ってるの。あんたも持っていきな。最後の1個だよ』とサービスでくれました。

試しに、手元に持ってきてあった20年岩ヒバを置いてみました↓




まあ駄温鉢ですし、こんなものでしょう。
ちゃんと考えて使えば、サイズ的にも何かに利用出来ると思います。


そして元々の目的であったセッコク↓




↑熊本セッコクの中に、太い矢のものが混じっていたのでそれを選びました。
またセッコクにもオマケが付きました。鹿児島セッコク↓




とにかく矢鱈とサービス良くして頂きました。



そして、もう忘れられているとは思いますが、最初の方に書いた2つの理由のうちの残りのひとつ。
こちらの記事で少し書いてありましたが、誤ってコンクリート床に落としてしまった初代剪定バサミ。
実は一昨年この開港祭バザーで『手打ちはさみ』の幟を立てていたお店にて購入したものでした。
その際、お店の奥様が『年に一回ここに持ってきてくれれば、サービスで研ぐからね』と言葉を掛けて下さって
いました。
でもそれは当然、普通に使っていて切れ味が鈍った際の話であろうと思っていました。
それでもダメ元でと、コンクリートに落として先が欠けてしまったことを話ながら、ハサミを差し出してみると
『これなら直るよ。今、雨降ってて研げない(作業場はテントの外)から、ぐるっと周り見てきてよ。1時間くらい
のうちに研いでおくから』とご主人。




切れ味抜群に戻して頂けました。
お礼に何か別の道具を買って帰ろうかと思ったのですが、もう道具は手元に一通り揃ってしまっていて必要な
ものが見つからなかったため、せめて研ぎ賃をと申し出たのですが、それもニコニコしながら決して受け取りませんでした。
う~ん、無理矢理でもなんか買っておけば良かったかなと後悔していたところ、この日付き合わせていた最近園芸をはじめた(盆栽ではない)友人が、このやり取りを見ていて、このお店を気に入り、翌日再度出直し、ハサミを購入したとのラインが入りました。
他力本願とはなりましたが、よかったよかった。


















結局、手を入れた姫リンゴNO2とNO3

2019/05/28
こんばんは。
ほんの数日前、樹勢がどうのと暫く剪定はしないと言った姫リンゴのNO2とNO3。
その舌の根も乾かないうちで、ちょっと恥ずかしいのですが、結局手を入れることにしました。


まずはNO2。
水切れのような症状をひと月ほど前に起こしてしまったため、




足元を水苔で保護し、ほとんどの実を摘んで樹勢回復を図っていました。
1ヶ月が経過しましたが、その後は良好そう見えているため、少し姿を整えることにしました。
うちに来てから枝を落としたり、針金かけで駄目にしてしまっているので、再度、正面の検討からやり直しました。






ちょっと分かりづらい画像ですが、クルクル回して何度か見ましたが、やはり下の画像の方が正面らしく
見えたので、そちらを正面と決めました。

まずは枯れてしまった枝に針金が掛けたままであったので、針金を外し、枝を生きている箇所まで切り戻しました↓








この状態で、細部を見直してみると




↑たった今切り戻しで残したばかりの枝ですが、全体として見ると、やはり使い途がありそうに思えなかった
ため、元から落とすこととしました。
そして、差し枝や後ろ枝に針金で模様を入れ作業終了↓




慎重に曲げたつもりですが、これ左の差し枝が枯れたりしたらまた全てがやり直しになるので、なんとか
残って欲しいものです。



つづいてNO3。
こちらは秋雅展から持ち帰って早々に芯を飛ばされた樹です↓




現在(昨日)の姿↓




この樹は、芯を飛ばした時にヤケ込み防止のために余裕を持たせてあった切り残し箇所を




削り直しました↓




直ぐ側の徒長させている芯に引っ張られて傷が巻くのではないかということと、傷巻き促進の削り直しは
芽出し時期ではなく、葉が固まる頃だと(少し遅れたかもしれませんが)、立春大市に出店していた業者さんに
教わったことを根拠とし行なった作業ですが、時期、やり方などに間違えがあったらご指摘頂けると嬉しいです。

あとは芯以外の徒長した枝を切り戻し、少し曲を強調させて完了。
ついでに葉の裏についていたアブラムシは指で潰しておきました。これが1番手っ取り早いです。




今回出た剪定枝(2本ですが)は、いつものようにリキダス水に十分浸した後、オキシベロン原液に5秒ほど
浸け、挿し床に挿しておきました。




数が余りに少なすぎて、データにもなりませんが、前回NO1剪定時に出た挿し穂(こちらはオキシベロン5倍希釈液で処理しました)とともに、一応記録に残しておきます。











テリハツルウメモドキの手入れ

2019/05/27
こんばんは。
テリハツルウメモドキです。




オスとのタイミングが合わなかったため、授粉が上手くいったとは言い難い感じでしたが、
多くは無いものの、チラホラと実を着け始めました↓




この鉢が大幅に遅れたメスたちの中ではもっとも早く開花した樹なので、他のメスの成績はもっと芳しくない
はずです。
今年、藪からもってきて挿した穂木がオスだったため、来年はオス複数体制で臨める予定なので、タイミングの
問題の改善を期待したいところです。

話を戻します。
ボチボチ、ピーンと徒長した枝が気になりだしたので、あるものは切り戻し、またあるものには針金を掛けてみたり、なんなら根元から落としたりもしました。




中でも重要な芯の部分には、部分葉刈りを掛けて見やすくして、針金で模様を入れました↓




作業終了後の姿↓




劇的には変わりませんが、きっと必要な作業だったはずです(笑)










ウメモドキの授粉

2019/05/26
こんばんは。
昨年の秋雅展から持ち帰ったウメモドキが、うちでは初となるウメモドキの花芽をつけているのを見つけたのが
5/11
オス木の花芽も確認済みであったため、獲らぬ狸の何とやら、秋の実なりを想像して開花を楽しみにしていました。

はじめて開花を確認したのは、確か↓の画像の1日か2日ほど前。
うちでは雌雄異株のものはオスが先行するイメージがありましたが、先に開いたのはメスの方↓




その頃、オスの花弁はまだ閉じられたままでした↓




↑から2日後、更に開花の進むメスに対して




一向に開いてこないオス花。
ウメモドキの授粉を狙うのははじめてのことなので、開いたメス花がどのくらい保つのかなども分からずヤキモキし、オス花をこじ開けてみようとするも、ピンセットで摘むと、脆く壊れて失敗。ヤキモキは続いたままでした。


そして今日。遂にオス花に開花が見られました。






僅か5輪ほどですが、先行していたメス花に早速擦り付けていくことにしました↓






やり方がマズイかったのか、それとも花が脆いのか。
ピンセットでオス花を摘もうとすると、花柄がスポッと抜けてしまう感じで、何度か掴みそこねてしまいました。
それでも今日開いた5輪分は全て擦りつけておきました。
これから数日は、開花を発見次第、摘んで擦りつける作業を繰り返して行こうと思います。





ズミの葉刈りと再整枝

2019/05/26
こんにちは。
花の来なかったズミです。




と言いますか、ズミ、カイドウの類は、受粉用と割り切って大きく育てはじめた一鉢と、先日膨らんだ子房確定で持ち帰ってきた姫性のものを除けば、他のものは全て花を見たことがありません。

さてこの樹ですが、1月に掛けてあった針金の食い込みがボチボチ気になってきたので、葉刈りして確認してみました。




↑やはり食い込んでいますね。
一度全ての針金を外して↓




再整枝しておきました↓




1月の姿と比較してみると↓






少し大人びた気がします。樹に使う表現じゃないと思いますが。









大宮から持ち帰ったグミの剪定と整枝

2019/05/25
こんばんは。
大宮大盆栽まつりから持ち帰った、夏グミのフリ?をしていた秋グミです。




持ち帰ってすぐに植え替え、一部の枝に針金を掛けてありましたが、少し見直して見ることにしました。





↑まず最初の問題点。徒長し、現状の主幹と同程度の太さになってしまっている枝の先を、勢いを削ぐ目的で
落としました。

次に、主幹に掛けてあったほとんど効いていない針金を外しました↓




青線部のつまらない直線部をどうにかしてみようと、針金を2重掛けにして足掻いてみました↓




焼け石に水程度の変化しか得られませんでしたが、これ以上捻るのはマズそうでしたので、この箇所は
とりあえずココまでとしました。


次に主幹の奥にある、分岐した枝の節間の間延びしたもの↓




これは元から落としてしまい、分岐の片割れを針金で引っ張り出して格好をつけました↓




と、今回はとりあえずここまで↓




左側に3つ並んだ枝の処理もいずれはしなければならない問題ですが、主幹がこの先活かせるのか?やり直しを迫られるのかで、要、不要が変わってくると思いますので、ここはもう少し先送りにしようと思います。












オオアブラムシ(たぶん)を叩け!

2019/05/25
こんにちは。
さて黒松を見ていたところ、またコイツを発見しました↓




GW中の5/2の記事で『ダニ』と見做し、ダニ太郎1000希釈液を噴霧したこの虫が、また群れで見つかりました。




あの時実は、ダニ太郎で即死はしなかったコイツラを3匹ほど捕まえて、原液に近いダニ太郎を入れたボウルに
落とし、翌朝様子を見てみたところ、それでもまだ1匹動いてるやつがいました。
ちなみにベニカX ファインスプレー攻撃にもコイツラは耐えています。
見た目でそう思い込んでいましたが、これはダニでは無いかもなと思い、その後ホームセンターに出かけた際に、ダニ専用ではない殺虫剤、サンヨールを購入しておいたのですが、早くもそれを試す時がやってきました。
説明書きを読むと、多くの対象に対して500倍希釈という濃度がもっとも多かったので、今回はそれに倣います。

100均で買った1cc計量匙にサンヨールを一杯取り、それをスプレーに入れ、500ccのメモリまで水を入れたら、ざっくり500倍希釈液の完成




早速、対象に噴霧してみると↓






今回は一発でノビました。効果ありです。
松に目立って付いていた虫でしたが、棚場全体や挿し木床、花壇なんかにも噴霧していたら500cc使い
きってしまいました。

さて殺虫後、この虫はいったい何者なのだろうかと検索を掛けてみたところ、どうやらオオアブラムシという
ものが一番近そうに見えました。
アブラムシなんて、てんとう虫にやられるもっと小さくて柔らかそうな外見のものしかイメージに無かったので、
その仲間という発想は浮かびませんでした。
『たぶん』くらいな感じで、当たっているかは分かりませんが、倒せたので、コイツをまた見かけたら、サンヨール
をぶっ放そうと思います。











サルスベリ、遂に取り木

2019/05/24
最後はサルスベリです。
5月は無かったので、前回4月の勉強会にて『もう少し枝が充実してからの方が良い』との複数の声を頂戴し、
取り木のタイミングを待っていましたが




もうそろそろ良いのではなかろうかと、早速、環状剥皮を行いました↓




ちょうど線を引いた位置に、コブのようなものがあり、ちょっと汚い仕上がりになってしまいましたが、気にせす
ルートンティッシュを巻き↓




鉢底ネットとビニールで柵を作り、いつもの微塵+水苔のカスを混ぜたもので埋めました↓




私自身はサルスベリははじめてですが、挿し木も容易との記述は到るところで目にするため、そんなに心配
もしていないのですが、ちょっとこの暑さだけは気になります。
真夏は樹も休み、根もそんなには動かないと聞きますので、樹が真夏と勘違いしなければ良いのですが。