潮風がもたらすもの

2018/08/31
こんばんは。
早速ですが、我が家のズミ、ミヤマカイドウです。



程度の差こそあれ、葉枯れを起こしています。
右のものは虫、病害によるもののように見えますが、消毒済みなので今は置いておきます。
一番酷い真ん中のズミ↓



対処としては、葉切、葉刈りを行いましたが、完全に枯れた葉は、触ると簡単に落ちました。



さて、葉に何らかのダメージを負っている、我が家のズミ、ミヤマカイドウですが、例外が一鉢。



↑の樹に関しては、ただの一箇所も枯れなど見られません。
何が両者を分けたのか?
思い当たるのは、台風20号。
枯れの見られないミヤマカイドウは、うちで唯一実を着けているズミ、カイドウであるため、
台風通過(かなり遠方でしたが)の際、念のため室内に取り込んでいました。
このズミ、カイドウの葉のような枯れ方をしたもので、先日掲載した樹があります。

富士桜↓



お盆前には、辛うじて上部の葉が残っていましたが、現在はこの様に丸坊主になっています。

ズミ、カイドウの葉枯れの理由として、台風20号を上げましたが、この富士桜も病気というよりは、
台風、言い換えれば海からの潮風にやられたものではないかと考えます。

↓の画像は、家から5分ほどの場所にある、街路樹の桜です。





並んだ樹ではありますが、↑の2枚はそれぞれ別個体です。
やはり家の桜のように丸坊主になっている、あるいは葉が全て枯れ、落ちる寸前となっています。
ただ近所の桜全てがこのような状態であるという訳ではなく、当然、未だ葉を茂らせているものも存在します。
同時に、個人宅なので撮影は控えましたが、やはり葉がボロボロになっている枝垂れ桜を見掛けたりもしました。

原因が分かってるのであれば対処すれば良いだけではあるのですが、それがなかなか難しい。
本日もそうでしたが、海からの風などしょちゅう吹いているからです。
↓の2枚(別々の日の撮影にため空模様が違っています)は、葉枯れした桜の街路樹よりも、
更に家に近い岸壁にある街路樹ですが





海風に煽られ続け、リアル吹き流し樹形になってしまっています。
撮影時、風が吹いていて↑のようになっているというわけではなく、風がない日もこのような姿をしています。

樹に慣れてもらうか、もっと保護に務めるのか。そもそも気候にそぐわない樹は諦めていくことにするのか。
今はまだ結論は出ていませんが、なるようになっていくことでしょう。

少し戻って我が家の富士桜。



これだけ芽があるので、☆にはならないだろうと楽観しておりますが、今冬持ち帰ったままの姿(しっかりした芽がついているように見えた)で☆になられた



このような例もあるので、吹くまではやっぱりわからないですね。



もういくつか、簡単な記事を書こうと思っていましたが、時間も遅くなったので今夜はここまで。
おまけだけ。



ついに出てきた亀ですが、3匹同時に出てきていたため、昨日まで追っていたカリメロは、結局どの個体か
分かりませんでした。
ちゃんちゃん。







マンゴーとその他諸々

2018/08/30
こんばんは。
さて、曲を入れてみた実生マンゴー1号ですが、樹勢が落ちるようなことは無かったようです。



ヤゴ芽まで出てきたようなので



抜いてみると



根のようなものが確認できたので、



興味本位から、一応挿しておきました。
今回は盆栽ではまずやらない用土。腐葉土100%。
上手く着けば、もう多分ひと月ばかりこんな姿で停滞している3号候補生(もうひとつの種は☆になりました)↓



を追い抜き、3号を名乗るようになるかも知れません。


引き続き2号の様子。



虫こぶのようなものに侵され、生育の悪かった2号ですが、ここ最近展開してきた葉は健康そうなので



一安心です。



おまけ

たぶんシャリンバイや、名も知れぬ草などを輩出してきた池の濾過槽から、また何やら出てきていました。



今回も名前は分かりませんが、親の推測は出来ます↓



うちにあるどの樹よりも古い(と言っても3年位ですが)シダの仲間。
池を復活させた際、雰囲気作りのため、近所の土手から採ってきて鉢に移植したものです。
たぶんこの胞子が飛んで生えてきたのでは無いかと。
ここ最近の流れに従い、今回も鉢に移植してみることにしました。
抜いてみると、案外根が長かったため



少し深めの鉢に収めました。



ただ、たまたま最初のものは上手く着きましたが、近所の物知りおじさんとこのシダの話をした時、
『アレはなかなか着かないよ』と仰ってたのを覚えています。
さて今回はどうなるでしょう。



更におまけ

昨日の亀ですが



今日もまだ、出てくる気は無いようです。






まだ続く失敗

2018/08/30
こんばんは。
昨日のキンロバイ。
一度、夕方の水遣りをし忘れ萎れさせてしまいましたが、腰水で復活したと過去記事でも綴っていましたが、
また調子がおかしくなってきました。



前回掲載時から10日も経たない間に実は、萎れ→復活を2度ほど繰り返していました。
ただ萎れても、霧状の葉水などすると、翌日にはすぐに復活していたので、それほどに深刻には捉えて
いませんでした。
またこの間、同時に3つばかり花をつけたり(この樹で同時に咲いた花数では過去最高数)したことも、
暢気に構える要因になっていたと思います。
この日の朝、また萎れていたキンロバイに葉水を与えたのですが、夕方の水遣り時に葉が戻ることはありませんでした。
ここで流石に『おかしい』と思い、鉢を手に取り、よく見ようと顔を近づけてみると、微かにドブのような臭いが
漂ってきました。腰水用の皿は萎れてからの10日ほどセットしたままでした。
何度もやってしまっているのに、ここでようやく『根』だと気付きました。
鉢からそのまま抜いてみたところ



やはりやられているように見えます。
水切れと思われる症状を回復させたことで、夏場のキンロバイには腰水が良いと思い込んでしまいました。
後からネットや書籍で調べると、キンロバイは高温『多湿』により根が傷むので注意というような記述をいくつか
目にしました。
最初の緊急のための腰水はそれなりの効果も見られ、悪くない選択だったのかも知れませんが、その後
すぐに皿を外すべきだったのだと思います。

処置に移ります。
根を洗い、傷んだ根を取れるだけ取り除きました。
先日の黒松の時はそのまま根を残し消毒しましたが、キンロバイは黒松と比べれば発根が容易だと思って
の処置です。季節も樹の状態も発根に最良だとは言えないでしょうが。



ほんの僅かながら、生きた根が残っているのが見えます。
根を減らしたので、上も捌き、トリフミン1000倍希釈液に漬けました。



ハサミと鉢はイソジンで焼きました。



3時間後、薬浴から上げ、桐生1:富士砂1:硬質赤玉1の水通りの良さそうな用土に植え付けました。



多分これからも似たような失敗を繰り返すことと思われますが、喉元の熱い内くらい、これ以上同じ過ちを
繰り返してはいけません。
水切れから回復傾向になってからも、同じく腰水に漬けっぱなしであった桑の皿を外しました。



この桑も、素焼きから駄温鉢に変えたいのですが、もう少し休ませてからのほうが安全かもしれないですね。
凹みはしませんが、似たような失敗が続きなんとも情けない限りです。







夏の終わりのニレケヤキ

2018/08/29
こんばんは。
さてニレケヤキです。
自分でもすっかり忘れていましたが、5月に一応3番まではナンバリングをしていたので、それに応じて
進めていきます。





まずは1号。この樹は唯一お店から持ってきた樹で、肌の荒れ具合など気に入っているのですが、
各枝が間延びしてしまっているため、5月の段階では『来春、接ぐ』ような気持ちでいたようですが、今では
考えを変え、力を溜めるだけ溜めさせて、来春、もしくは再来春、一気に叩いてみようと思っています。
そのため、何の手も入れず、好きなだけ暴れさせています↓





続いて2号。盆栽をはじめた頃に挿した樹です。



7月の終わりの掲載時には『良い位置に枝が出たので、取り木をするべきか悩ましい』と贅沢な悩みを
抱えていましたが、あれからひと月経った現在、その『良い位置からの枝』は枯れました。



『たぶんシャリンバイ』もそうでしたが、なかなか簡単にはことを進めさせてくれませんね。
その代り迷いは消えたので、来春には取り木をすると思います。
不要枝を抜き、輪郭を整えておきましたが、ニレケヤキのこの間延びを避ける良い方法無いものですかね?↓





続いてはこの鉢↓



これ↑最初はてっきり、1号の頭を飛ばして挿し木にした部分だと勘違いしておりました。
枯れていないから発根はしてるだろう。丈夫なニレケヤキだし中を確認しても大丈夫だろう。
ということで、まずは水苔と表層の土を退けてみると



やはり、かなり上の方まで根が上がってきてしまっています。
もう少し確認をしたくなり、シャワーで更に土を退けていくと



2重鉢にしてありました。何が恐ろしいって、自分にこんな記憶全く無いということ…本当に物忘れ酷いです。
さてこの辺りまで姿が出てくると、これ本当に最初に思った挿し木なのか?と疑いが出始めました。
こうしてどんどんと事はエスカレートしていきます。
今度はスポンと抜いて確認。



え~い、もう洗っちゃえ。



ここでようやく、これは1号の頭を挿したものではなく、3号を取り木にしていたものだと判明しました。
『思い出した』ではなく『判明』としたのは、↑の方に貼った、自分のブログの5月の記事をみて、ようやく
取り木を市仕掛けていた事を思い出したからです。本当に恐ろしくなります…
さて3号に話を戻します。
まずこの姿を見て、最初に悩んだのがこの太根をどうするか?
抜こうかとも思いましたが、今回はこれが後々味になるのでは?との期待を込めて、残すことにしました。
反対側に目を向けます。



よろしく無いことに、発根していない箇所がありました。
このまま放っておいても片根になるだけだと判断し、最適期では無いでしょうがナイフで削り直し、ルートンティッシュを貼り付け↓



植え付け直しました↓



きっとまた来年の春には、こんな作業をしたことも忘れているのでしょうね(汗)


さて、ここで気になるのは挿し木にしてあった1号頭の挿し穂。ざっと探したのですがやはり見当たらない。
仮に着かなくて枯れていたとしても、太枝なので残骸が残ってると思うのですが。
ただその捜索の副産物で、去年だかに挿したニレケヤキで、ちょっと良さそうなものが出てきたので、
手入れしておきました。


ビフォー



アフター





ビフォー



アフター



似た樹形を避けるため、下の樹は右へ左へと動く模様木を目指してみようと思うのですが、難しそうではあります。



おまけ

挿し木の捜索中、別の着かなかった挿し木鉢で自生してる草があったので、水苔、用土ごと摘んで、
一番小さそうな鉢に、そのまま入れておいてみました。さてどうなるか?





更におまけ

この子は昨日からずっとこんな感じです↓



まだ、この厳しい社会に出たくないのでしょうね。
そのうち、出たくなったら出てくるでしょう。





備忘 胡蝶蘭のつぼみ落ちる

2018/08/29
こんばんは。



育成開始時に、それなりの葉と根を持っていたものは、まだ元気に見えますが↑
根はほとんど無く、葉も萎れ気味ながらも花芽を膨らませてきていた胡蝶蘭は↓





↑僅かこの3日ほどで、つぼみの殆どを落としてしまいました。
やはりこの個体は厳しそうです。




備忘 マッチ棒ピラカンたちの記録

2018/08/28
こんばんは。
そもそもうちには素材木しかありませんが、その中でもまだ記録するまでも無いかと、きちんとした
記録を残していない樹たちがいくつかあります。
やり直しのために強剪定をしたり、折りたくなかったのに誤って折ってしまったりなどし、気づいたら1年近く
いるのに、全然進んでいなかったような樹。
そんなんでも、やはり姿を残しておくと、その後何かの役に立つかもしれないと、記録しておくことにします。
ピラカンサ。

最初の個体は、野ブドウを貰ってきた友人のお花屋さんで『残っちゃったから持ってて』というお言葉に甘え
頂いてきた植木を、盆栽に仕立て直そうと思い、強剪定をし針金で思いっきり曲げたところ、折ってしまい、完全に1からやり直している樹です。





先日、針金が食い込んでいたので、やり直しの針金を外して、休ませているところです。
立ち上がりの曲は螺旋ではありますが、癒着しないものかなあと試している途中です。

次の樹は、何処かの展示即売会で貰ってきましたが、後から何となく形が気になりだし、強剪定を行い
これまたやり直している途中です。





正直、まだどうしたいのかさえもピンと来ていない状態で、今後得られるであろう肥りなどで、何かが
見えてくることに期待したいです。

最後の樹に至っては、ピラカンかさえハッキリ断言できません。



今よりも、まだ木の種類も何も分からなかった頃、花壇の樹を挿したものだと思うのですが…



どれもまだマッチ棒のような樹たちですが、また変化があったら記録しようと思います。






相次ぐ失敗

2018/08/28
こんばんは。
今朝は随分と早起きをしてしまい、朝の棚場での時間もあったため『あっ糸トンボが来てる。きっと池を復活させたからだな』



などど最初は暢気にやっていたのですが、コイツを見てそんな気分でもいられなくなりました↓



今年の3月に取り木を仕掛けていた黒松ですが、ここ数日で一気に葉色が悪くなってきました。



かなり色が抜けてしまっているように見えます。
思い当たるフシはあります。腰水です。
黒松炎天挿しからの発想だけで、大した根拠も無いままに、この葉色の抜けた黒松は腰水で管理をしていました。
仮に取木に成功するにしても、先日のイボタの様に短期間で簡単に、黒松が発根するとは思っていません。
最低でも、来春までは根の様子を見ないつもりでしたが、こうなってしまうとまた事情が変わってきます。
抜いてみると悪い予感は的中。やはり根がやられていました。



もうここまでやられてしまっていると、悪い根は捌いて、などとやっていると丸坊主になりそうです。
そこで仕方なく、水で根洗いし、簡単に抜ける分だけを除去し、針金も外して、ダコニール1000倍希釈駅に3時間程度漬け、



その後、粗目の砂2:硬質赤玉1の用土に植え込みました。



思いつきでやることは大抵失敗で終わっている気がするのですが、瓢箪から駒がということも…などと
思ってしまうんですよね。懲りないです(汗)







カエデの呼び接ぎにまた失敗する

2018/08/27
こんばんは。
タイトル通り、またしても接ぎ木に失敗してしまいました。



枯れた枝を処理しようと、手にしてみると



思い切り折れておりました…そりゃ枯れますよね。
台風から避難させたときは枯れても折れてもいなかったですし、戻す時にも注意したのですが。
何れにせよ、またしても失敗。いつになったら接ぎ木に成功するのでしょうか?
まだ懲りていませんけどね!





トップジンMによる消毒と亀の孵化

2018/08/26
こんにちは。

ついに丸坊主になった富士桜↓(芽は沢山ありますが)









これは病気か虫っぽい、老爺の♂木↓



悪かった葉を落としたところ、新芽が出て回復傾向には見えるが、本調子には遠そうなウメモドキ♂木↓



などなど。これらの木々に対して、例えばトヤのような生理現象、あるいは灼けだけど気にするレベルのものでは無いもの、水切れや深刻な病気であるもの、見る方が見れば、各樹への適切な対処法が判るのでしょうが、残念ながら私にその知見はありません。
そこで風も止んだことですし『仕方なく』(面倒くさいと意味ではなく、原因をひとつづつ潰すため)消毒を行う
こととしました。
病名どころか病気かどうかも分からないので、第一選択薬もへったくれもありません。
今回は手持ちの薬でまだ使用したことのなかった、トップジンM水和剤を試してみることにしました。



希釈は最大公約数が多そうな1000倍。健康そうに見えている樹や、盆栽以外の花壇の樹、また普段は
キノンドー一本槍の松柏類へもこのトップジンを散布してみることにしたので、2リットルの水溶液を作ることと
しました。1000倍希釈なので2グラムの薬を



2リットルの水に溶かし、水遣り後でもあったため、そこに展着剤ダインを垂らし、散布していきました。



↑伸びているのは、近所の藪から挿し穂を採ってきて挿したハコネウツギですね。
今まで消毒したことのない、こんな挿し床などにも万遍なく散布していきました。
それでも約500ccほどのトップジンM水溶液が余りましたが、どうせ秋の展示即売会でまた病気が出て
樹を持ち帰るのはほぼ確実だと思いますので、その新しいお友だち用に、そのままスプレーの中に残しておこうと思います。


おまけ

昨日、あと3~4日もすればと言っていた、亀の卵ですが、消毒後確認しに行くと、1匹産まれていました。



まだヨークサックも大きいので、暫く餌やりの必要はないです↓



まだ孵っていない卵と分ける為に、プラケースに水苔を入れ、移しました↓



こんなチビでも、あと数日もしてもう少し動くようになれば、発泡スチロールのケースなんかですと、よじ登って
脱走しますからね。
本当に小さくて可愛いのですが、この個体、よく見ると多甲(左側の甲羅の数が多い)が確認できるので、
重症じゃないことを祈ります。


おまけのおまけ

釣った鰻を調理していたら、段々と完成度が高くなってきました。何でもある程度までは慣れですね。




蘭、盆栽、亀、鰻ときましたが、一応盆栽ブログなんです。






備忘 胡蝶蘭のつぼみ

2018/08/26
こんにちは。
まずはサクッと蘭です。
8/9からコンポスト無しの吊り下げ育成を試してみている胡蝶蘭↓



基本、朝夕2度はたっぷりの葉水を与えるようにしていますが、生きている根が殆ど無かった個体はやはり
厳しく見えます。





葉にも覇気が見られません。
ただこんな状態でありながらも、先端の蕾は膨らみ続けています。



生命の危機を感じて最後の花火を上げようとしているのか?それとも復調への小さな光なのか?
私には分かりませんが、日々の葉水を欠かさないようにはしていきたいです。