リーズ vs マンチェスター・ユナイテッド レビュー

試合結果
リーズ 1-1 マンチェスターユナイテッド
得点者
62分 アーロンソン(リーズ)
65分 クーニャ(マンチェスターユナイテッド)
試合の構図
リーズは前線のルーウィンを起点にチーム全体を押し上げる形が明確だった。 ルーウィンへの長い縦パスが攻撃のスイッチとなり、ボールが収まることで 中盤・サイドが一気に高い位置を取れるのが特徴的だった。
一方のマンチェスター・ユナイテッドは、リーズの縦パスに対して自由を与えず強く寄せる守備が機能。 特に前向きで受けさせない意識が高く、リーズの狙いをある程度制限できていた印象だ。
ユナイテッドの攻撃と課題
攻撃面では、2列目に入ったクーニャとドルグが頻繁にボールへ関与。 中央での関わりが増えたことで、前進自体は比較的スムーズで、 効率の良いビルドアップができていた。
ただし、サイドへの展開や相手背後を狙ったロングボールは 引っ掛けてしまう場面が多く、チャンスに繋がらないシーンも目立った。 長いボールを多用するのであれば、キック精度に長けた選手の存在はやはり重要で、 ブルーノ不在の影響はこの部分で色濃く感じられた。
また、全体的に前進できボールを保持できてはいたが決定的なチャンスを作れないことは以前からの課題で改善する必要がある。
守備では相手の縦パスに対して大体は強く寄せることができていたが、 前線で起点を作られてしまう場面もあり、 完全に試合をコントロールできていたとは言い切れない内容だった。
リーズの前進力
リーズはオカフォーにボールが渡ると一気に縦への推進力が生まれ、 チーム全体が前進できるのが大きな強み。 特に後半立ち上がりは、ホームの雰囲気も相まって 全体の勢いが明らかに増していた。
ゴールシーン
62分、アーロンソンがゴールを決め、リーズが先制。 押し込む流れの中で生まれた得点で、スタジアムの空気を一気に高めた。
しかし65分、途中出場のザークツィが鋭いスルーパスを供給。 これに抜け出したクーニャが冷静に決め、ユナイテッドがすぐさま同点に追いつく。
途中出場ザークツィの存在感
ザークツィは投入後、多くボールに関わり球離れも良好。 身長のある選手ながら足元の技術もあり、 2列目での起用は今後も試してみる価値を感じさせる内容だった。
試合の流れと総括
後半序盤はリーズペースで先制に成功したものの、 同点に追いつかれてからは徐々にユナイテッドペースへ。 リーズとしては勢いを保っている時間帯に もう一段階押し込めなかった点が悔やまれる。
ユナイテッドは内容に課題を残しつつも、 交代策と個の質で試合を引き戻した一戦。 両チームの持ち味と現在地がはっきりと表れた90分だった。





