ごみと青い岩

いま振り返るジャパンモビリティショー2025 〜Part 1〜

 

ついにやってきたJMS(ジャパンモビリティショー)!

前回からもう2年経ったとはとても信じられないが。。。

blue-rock53.hatenablog.com

 

 

序章:2年前と何が変わった?自動車業界

前回も激動の自動車業界なんて言葉を使ったと思う。

しかし、この2年間もその脈動の激しさはさらに増したといっても過言ではない。

実際に業界に身を置く中でそれはひしひしと感じている。

 

第二次トランプ政権による関税はもちろんだが、環境規制の緩和はその際たる例。

加えて、BEV需要の大ブレーキとHEV需要の高まりという消費者目線の変化もある。

 

BEVは何せ金だけかかって儲からない、というのが基本的にはOEMの共通した認識だろう。

とはいえ、ポストトランプ以降の政策的な揺り戻しにも警戒しながら、電動化を手の内化していかねばならない。

となると、BEV以外の「他領域」でさらに収益を確保したい。

もちろん、まだまだ未開のBEV技術も何とか手の内化していくことで、将来的には固定費を回収しながら、収益を生み出せる車をつくろうと模索している。

 

これが今の自動車メーカーが立たされている状況ではないだろうかと思う。

 

そんな中、今回のJMSで一つキーワードなのは「ヘリテージ(Heritage)」と感じた。

 

 

DAIHATSU

まずは、トヨタグループの先頭を切るダイハツから。

今回のJMSでは、前回よりも各社のこれからの姿勢や方向性を表現するために「ヘリテージ」が展示されている印象を強く持った。

 

ダイハツではまさかのミゼットが登場。

「わたしにダイハツメイ」いいキャッチフレーズだよなあ。

日本の高度経済成長期を支えたミゼット越しに眺めるとつくづくそう思う。

そして、コンセプトのミゼットXがステージに展示されている。

軽だからこそ生活により身近なモビリティを「ハツメイ」していこうというメッセージが非常に明快で、ダイハツってそうだよな!とワクワクしながら納得させられてしまう。

こちらの「KAYOIBAKO」はハイゼットの発展版?コンセプトなのだろうか。

ハイゼットXといい、めちゃくちゃ地に足ついていながら先進性が持たされている様な、絶妙なバランスがとっても好き。

 

そして、一番の目玉はやはり次期コペンだろう!

コペンオーナーとして、軽規格で開発が進められていることに感動。

しかもFRで。

性能台車に使用されているセロ。めちゃくちゃエンジンの搭載位置低いな。。。

車好きは100%ここで連写してニチャニチャしてたともっぱらの噂。

実は、現在ダイハツのミラMTを通勤快速号として使用している。

やっぱりダイハツのライトで気楽なスポーティさがどうにも愛おしい。

ぜひ、市販化お待ちしております。

 

TOYOTA

さて、お隣のトヨタブースへ。

こちらにもヘリテージとして”G1トラック”が展示されていた。

TO YOU. TOYOTAという新キャッチコピーの原点を示すようだ。

豊田喜一郎が故障の知らせを聞くや自ら修理に行ったという。これにより多くの改良点を見出し、品質を向上させていった。まさにお客様目線の手本を示したといえよう。

 

裾野の広い商品群で、「欲しい」と思わせる車を届ける。

安定した品質で信頼と支持を離さない。

そんなメッセージを感じる。

 

そして、正面にはこちらの2台。

カローラはスタイリング攻めていて好きだが、なかなか運転がしにくそうという心配がまさってしまう。

 

話題のランドクルーザーFJ。これは売れるわな。

カッコかわいいデザインとサイズ感。

私個人は、後席や荷室が狭いため実用性の観点から物欲は掻き立てられないが、あからさまにクロスカントリーな見た目とこのサイズ感は素直に魅力的。

 

新型RAV4も展示されており、こちらも大盛況。

内外装の質感とラギット感のバランスが良い感じ。これ売れちゃいそうだなあ。

 

この流れでセンチュリーブースに向かおうとしたところなんと70分待ち。

赤ん坊連れのため流石に撤退。いや、転進(大本営)。

 

やっぱりトヨタイムズの効果もあってか注目度高そうだ。

改めてメディア含めての戦略が綺麗。。。

 

LEXUS

さて、一転してレクサスでは前面に先進性を訴える。

空も飛べちゃうよと。

 

こちらはLS COUPE CONCEPT。

マッシブだけど、どこかクーペセダンの面影を残す美しいデザイン。

こちらはSPORT COUPE CONCEPT。次期LFA的なものかと何となくイメージしていたが、昨日(12/5)発表されたLFA CONCEPTに似ていた。

global.toyota

GR GTのインパクトが強過ぎて少し影が薄いのは可哀想だが、相手は4LV8だからしょうがない。排気量と気筒数が通貨みたいな世界だから。

 

こちらはLS CONCEPT。いやはやびっくり6輪。

今回、レクサスはHUBという商業インフラ的コンセプトも展示していた。各地にLEXUS HUBをつくりながら、よりLEXUSで完結する生活体験を提供しようとしているのだろうか。

この6輪LSは、レクサスHUB利用者しか乗り込めなかったりして。

 

あれ、トヨタグループだけで初回が終わってしまったぞ。

ということで、まだまだ続きます。

 

では、本日はここまで。