Photo.SeTaが綴る、静景写真のことと日常のこと。 静けさの中にある美しさを写真に。OM-1で撮る、光と影、空気感を大切にした風景をお届けしています。
読んでくれてありがとうございます。静けさの風景写真が好きな方は、応援クリックしていただけるとうれしいです。 にほんブログ村 年が明けた区切りに、写真とブログについて静かに振り返りました。派手な目標ではなく、続けていくことを大事にしたいという今の気持ちを書いています。 年明けに、写真とブログについて考えたこと 年が明けました。だからといって、何かが急に変わったわけではありません。 いつもと同じように写真を見返して、いつもと同じようにパソコンを立ち上げて、気づいたら、もう数日が過ぎていました。 ただ、年明けという区切りがあるだけで、少し立ち止まって考える時間が生まれるのは不思議なものです。普段は流…
フォトマスター検定が休止へ|2級合格と、これからの写真の学び方
読んでくれてありがとうございます。静けさの風景写真が好きな方は、応援クリックしていただけるとうれしいです。 にほんブログ村 先日、フォトマスター検定が来年の開催を最後に休止するという公式発表がありました。 事務局からの案内は、以下のPDFにまとめられています。https://www.pm-kentei.com/pdf/closure_2025.pdf 2004年から続いてきた検定で、これまで10万人以上が受験してきたとされています。そう考えると、ひとつの時代の区切りなのだと感じました。 フォトマスター検定2級に合格しました 私は、フォトマスター検定2級に合格しました。合格が分かったのは、202…
雨の日の写真撮影|防滴とIP等級で「無理をしない」判断をする
読んでくれてありがとうございます。静けさの風景写真が好きな方は、応援クリックしていただけるとうれしいです。 にほんブログ村 雨の日は、写真を撮るには少し気を遣う天候です。機材が濡れるリスクがあり、足元も悪く、集中もしづらい。そのため、私は雨の日の撮影は基本的に控えめにしています。 「今日は撮らない」という判断も、写真を長く続けるうえでは大切な選択だと思っています。 雨の日に気になる「防滴」という考え方 雨の日の撮影を考えるとき、よく話題に上がるのが防滴・防塵という言葉です。 カメラやレンズには、IP等級(Ingress Protection)という形で、防塵・防水性能の目安が示されているものが…
南九州で樹氷を狙うなら?白髪岳・韓国岳ほか候補5座と時期・天候チェック
読んでくれてありがとうございます。静けさの風景写真が好きな方は、応援クリックしていただけるとうれしいです。 にほんブログ村 南九州の冬は「雪が少なく、写真の被写体に困る」と言われることがあります。確かに、本州の豪雪地帯のように毎年安定して雪景色や樹氷が見られる地域ではありません。それでも、条件が重なれば南九州でも樹氷が形成される可能性はあります。 前回の記事では、南九州の冬でも雪の結晶や樹氷、双子座流星群といった季節限定の被写体をどう考えるか、という整理を書きました。 ▶ 前回の記事:南九州の冬は撮るものが少ない?雪の結晶・樹氷・双子座流星群を撮るための準備ガイド では次に気になるのは、「南九…
登山でカメラの持ち運びに悩んだ結果、胸固定ハーネスをおすすめする理由
登山で写真を撮るようになってから、「カメラの持ち運びが想像以上に難しい」と感じるようになりました。 ザックに入れると取り出すのが面倒で、結果的に撮らなくなる。首から下げると、望遠レンズの重さが首に集中してつらい。 この記事では、登山で写真を撮りたい人向けに、私が実際に使っている胸固定タイプのカメラハーネスをおすすめする理由を、体験ベースでまとめます。 登山を始めて気づいた、カメラ持ち運びの問題 最近、近場の低山を中心に登山を始めました。本格的な縦走ではなく、風景を楽しみながら歩くスタイルです。 登山を始めてまず直面したのが、カメラをどう持ち歩くかという問題でした。 カメラをバッグに入れると、撮…
色彩検定の受験スケジュールと勉強計画まとめ|写真表現に活かす色の学び方
色彩検定の受験スケジュールと勉強計画まとめ|写真表現に活かす色の学び方 色彩検定は、写真表現やデザインの基礎となる「色の仕組み」を体系的に学べる資格です。特に写真編集や作品づくりで色の調整を行う人にとって、基礎をしっかり理解していることは大きな強みになります。 この記事では、色彩検定の年間スケジュール、申込時期の目安、受験計画の立て方をまとめます。来年6月の受験を検討している方にも役立つ内容です。 色彩検定は年2回:6月と11月に実施 色彩検定(公益社団法人 色彩検定協会)は、毎年6月と11月に試験を実施しています。出題形式や難易度は大きく変わらないため、自分の生活リズムや勉強時間を確保しやす…
南九州の冬は撮るものが少ない?雪の結晶・樹氷・双子座流星群を撮るための準備ガイド
南九州の冬は「撮るものが少ない」と感じやすい季節です。実際に雪景色や霧氷は身近では見られませんが、雪の結晶や樹氷、双子座流星群など、冬ならではの撮影テーマはしっかり存在します。本記事では、南九州から冬の被写体をどう狙うか、そして長時間の撮影で必須となる防寒準備(ワークマン中心)についてまとめました。 冬は撮るものが少ない? 南九州の冬撮影の特徴 南九州に住んでいると、冬でも雪が積もる日はほとんどありません。森の色も落ち着き、季節感のある風景に出会いにくいのが悩みどころです。 それでも、冬にしか撮れない被写体は確かにあり、むしろ「狙いどころが明確になる季節」と言えます。遠征できる日を作って、冬の…
静景日和|こころをほどく音と色を届けるために 「静景写真家|Photo.SeTa」として活動する中で、私はある時ふと気づきました。写真だけでは伝えきれない“空気”がある、ということです。 光の柔らかさ、風の温度、朝の気配。目で見るだけでは届かない、確かな感覚がありました。 その不足した部分を補い、風景の“呼吸”まで届けたい。そう考えたことが、自然音BGMチャンネル「静景日和|こころをほどく音と色」を立ち上げた理由です。 自然音BGMという形を選んだ理由 最初のきっかけは「静景をもっと立体的に届けたい」と思ったことでした。現地で撮影していると、写真には写らない“音”がいつもそこにあります。 波が…
フォトマスター検定2級の独学勉強法|3級・2級を効率よく突破した私の学習ルーティン
フォトマスター検定2級の勉強ルーティンまとめ|必要最小限の教材で効率よく進めた方法 フォトマスター検定の勉強を始めたとき、私は本来「書いて覚える」タイプです。しかし今回は本番までの時間が足りなかったため、勉強法を切り替えて、3級と2級のテキストを中心に読み込む方法を採用しました。 結果として、必要最小限の教材でも十分に回すことができたので、ここでは私が本番まで続けていた“実際の勉強ルーティン”をまとめます。 使用した教材は「公式テキスト+問題集+過去問1回分」だけ 準備した教材は以下の3つです。 公式テキスト(1級~3級まで掲載) 公式問題集 過去問1回分(メルカリで購入) もともとは書いて覚…
【静景の裏】雨上がりに咲く彼岸花と水滴|光を待つことで見えた世界
【静景の裏】雨上がりの彼岸花|滴の煌めきと、光を待つ時間 撮影に出かける日の朝、雨が降っていました。当初は「彼岸花を撮りに行こう」と思っていたのですが、雨が上がったあと、花びらに残る水滴を見て、「彼岸花を撮る」から「彼岸花と水滴を撮る」に変わりました。その瞬間から、被写体との向き合い方が少し変わった気がします。 雨上がりの光がつくる、小さな宝石のような水滴。 撮影環境と設定 撮影日:雨上がりの午前中。空気にまだ湿気が残る時間帯。 光:曇天から一時的に差し込む柔らかい陽光。 絞り:開放寄り(例:F2.8)で背景を滑らかに。 ピント:花の中心よりも、水滴を伝う細い“線”に合わせて。 フォーカス:M…
【勉強記録】フォトマスター検定2級、過去問で60%→86%まで伸びた話
【近況報告】フォトマスター検定2級の勉強で更新が滞ってました しばらくブログの更新が止まっていましたが、じつは「フォトマスター検定2級」の勉強に集中していました。本業や撮影の合間に少しずつ進めていて、気づけば過去問を複数回まわしたところです。 過去問の結果(推移) 回数 正答率 メモ 1回目 約60% 記録なし(体感) 2回目 71.7% 問題の言い回しに少し慣れた 3回目 78.3% 間違いの理由を追うようにして伸びた 4回目 86.7% 出題の「癖」が読めてきた 初回は記録を残していませんが、体感では6割前後。そこから回数を重ねるごとに、問題文の癖や出題パターンが少しずつ読めるようになって…
はじめに 前編では「なぜ数字を追うのか」、中編では「PIXTA販売実績」を振り返りました。今回はその続きとして、PIXTA以外で広がった活動や、今後の課題について書いてみます。 ▶ 前編はこちら:活動記録のつけ方とKPI進捗|静景写真家の取り組み▶ 中編はこちら:PIXTA販売実績と半年の振り返り 活動の広がり この半年、PIXTA以外にもいくつかの新しい挑戦をしました。 BASEでの販売自分のショップを立ち上げて写真を直接販売。売れるまでのハードルは高いけれど、「自分の場所」を持つ安心感がありました。 Google AdSense 合格はてなブログ無料プランでも審査に通過。これが自信につなが…
はじめに 前編では「なぜKPIをつけているのか」について書きました。今回は、その数字のなかでも PIXTA販売実績 を中心に、半年間を振り返ってみます。 ▶ 前編はこちら:活動記録のつけ方とKPI進捗|静景写真家の取り組み PIXTA販売実績|数字と気づき 初めて売れたとき 4月、ついにダウンロードが2件。思わず「やった!」と声が出ました。それまでは「本当に売れるのかな?」と半信半疑だったので、最初の一歩は思った以上に大きな自信になりました。 👉 気づき:最初の一歩は、思ったより早く来る。まずは出してみることが大事。 売れない月の悔しさ 5月と6月はゼロ。PIXTAに写真を出しても「見られる」…
皆既月食の撮影当日(後編)|雲との勝負と、自然に委ねる心構え
雲の合間のチャンスを掴む この記事は、皆既月食の撮影当日(前編)の続きです。まだご覧になっていない方は、先にそちらをお読みいただくと流れが分かりやすいかと思います。 また、撮影計画(事前編)では、準備した機材やシミュレーションについて詳しく紹介しています。 当日の天気予報は晴れマークで、雲も少なく絶好のコンディションになるはずでした。ですが、現地へ向かう途中から空には分厚い雲がかかりはじめ、到着したときには、すっかり月が見えない状態に…。いったんは「これは無理かも…」とあきらめかけたものの、かけ始めのタイミングで雲の切れ間から月が顔を出し、そこからは月が完全に隠れることはなく、奇跡的に観測する…
皆既月食の撮影(当日編 前編)|苦労と課題 はじめに 事前編では、皆既月食に向けた準備やロケハンについてまとめました。いざ当日を迎えてみると、感動よりもまず「苦労」の連続。ここでは、撮影中に直面した課題と、次に向けた改善点を書いていきます。(内部リンク:皆既月食の撮影計画(事前編)) 機材の重さ 今回持ち込んだのは、カメラとレンズのセット、三脚、天体望遠鏡本体とその三脚。これだけでかなりの重量になり、現地まで運ぶだけで肩に食い込むほどの負担でした。 今後は:その日の目的に合わせて機材を厳選。「月を撮るのか」「星雲も狙うのか」で持ち物を整理し、体力を消耗しすぎないようにします。 ポラリエUの限界…
活動記録とKPIをまとめてみました(前編)|PIXTA販売とSNSの数字公開・記録方法
活動記録とKPIをまとめてみました(前編)|PIXTA販売とSNSの数字公開・記録方法 はじめに 写真活動を続けていくなかで、どれだけ進んでいるのかを「数字」で見えるようにしておきたいと思いました。感覚だけに頼ると「やっているのに成果が出ていない」と落ち込んでしまうこともありますが、数字を追えば小さな変化や成長に気づけます。そこで僕は、毎月の活動をKPI(重要な指標)としてまとめ、記録することにしました。 なぜPIXTAやSNSの数字を公開するのか 「数字を出すのは恥ずかしい」「小さい実績を公開して意味があるのか」と思われるかもしれません。でも、僕にとっては 「事業として本気で取り組んでいる証…
フォトマスター検定(2級)勉強の進捗と計画メモ 1. フォトマスター検定を受ける理由 静景写真家として活動するうえで、写真の基礎知識を「資格」という形で示すことはブランディングに役立つと考えました。また、これまで撮影では感覚に頼ることが多かったので、検定勉強を通じて基礎を体系的に学び直す機会にしたい、という思いもあります。 2. 試験日と申込スケジュール 試験日:2025年11月16日(日) 申込期間:2025年8月1日(木)13:00 〜 9月19日(金) 年に一度の開催なので、申込を逃すと次は1年後になってしまいます。まだ申し込んでいないので、早めに手続きを済ませないといけません。 3. …
皆既月食の撮影計画(事前編)|2025年9月8日に向けた機材と準備
2025年9月8日の皆既月食を撮りたい——そのための事前準備をメモとしてまとめました。機材、ロケハン、設定の目安、当日の注意点をコンパクトに整理しています。 皆既月食の基本情報(2025年9月8日・日本時間) 欠け始め(部分食開始):1:27 皆既食:2:30–3:53 部分食の終わり:4:57 ※深夜〜未明にかけて進行します。赤銅色(しゃくどういろ)の月を安全に観察できる天体現象です。 今回の狙いと表現アイデア 月だけを大きく切り取るだけでなく「何か」と絡める(シルエットやランドマークなど。場所の詳細は非公開) 欠ける→皆既→戻るまでの月を同一フレーム上で並べて表現する案 機材の準備 カメラ…
色彩検定を検討しています|写真表現に活かす色の知識 写真にとって「色」はとても大切な要素です。これまで私は、色の調整を感覚に任せて行ってきました。雰囲気に合っていると思えれば「これでいいや」と思えるし、その楽しさも写真編集の一部だと感じています。 でも、ふと「もっと良くできるかもしれない」と思うことがあります。 感覚に頼る色調整 現像のとき、「彩度がちょっと強いかな?」「なんだか明るいな?」と感じても、深く考えずにスライダーを動かしています。今はシャドウやブラックを少し調整して、しっくりくればOKというスタイル。感覚ベースで整えても十分楽しいのですが、同じ写真でも仕上がりがその日の気分で変わる…
【静景の裏】花火写真の編集方法|DxO PureRAWとKikuchiMagick+Lightroomで仕上げる流れ
【静景の裏】花火写真の編集方法|DxO PureRAWとKikuchiMagick+Lightroomで仕上げる流れ 前回は、夏の夜空に咲く花火をどう撮ったか、その裏側(F8・2秒・ISO200/インターバル撮影)をご紹介しました。今回は、撮影後の写真をどう仕上げていったのか、編集・合成編です。 👉 【静景の裏】夏の夜空に咲く花火を撮る|設定とインターバル撮影の工夫 花火写真の整理:不要カットを削除 インターバル撮影は自動でシャッターを切り続けるため、花火が上がっていない空や、開ききっていない途中、終わった後の煙のみのカットも大量に残ります。まずはここを徹底的に削除して、候補探しに集中できる状…
【静景の裏】夏の夜空に咲く花火を撮る|設定とインターバル撮影の工夫
【静景の裏】夏の夜空に咲く花火を撮る|設定とインターバル撮影の工夫 夏の夜を彩る花火。肉眼で見ると華やかですが、写真に残すとなると意外と難しい被写体です。今回は、この一枚を撮るまでの裏側を少しご紹介します。 まずは試写から 花火撮影でいきなり本番に臨むのは無謀です。まずは試写を繰り返して、ピントとフレーミングを整えました。 ピント合わせ:オートフォーカスは迷いやすいので、マニュアルで無限遠に近い位置へ。遠くの街明かりを目安に調整しました。 フレーミング:空を見ながら「花火がどこに上がるか」を予測し、画面のどの範囲を切り取るかを試行錯誤。このとき便利なのがズームレンズです。大きな花火も小さな花火…
自然音BGM動画を始めました|高音質の現地録音と写真で届ける静かな時間
自然音BGM動画を始めました|高音質の現地録音と写真で届ける静かな時間 静かな時間を届ける、新しい挑戦 このたび、私の新しい活動として自然音BGM動画の制作と配信を始めました。きっかけは、撮影のために訪れた場所で感じた、耳に残る「音の美しさ」です。波の音、風に揺れる木々の葉音、鳥のさえずり——写真と同じくらい、その場の空気を鮮やかに伝えてくれました。 写真は「瞬間」を切り取る表現ですが、音はその時間全体を包み込みます。この二つを組み合わせれば、より深く、その場所の魅力を届けられるのではないか。そんな想いから、自然音BGM動画という新しい形のコンテンツづくりをスタートしました。 現地でしか録れな…
写真や動画編集にブルーライトカット眼鏡は向いていない?|正しい色のための使い分け
写真や動画編集にブルーライトカット眼鏡は向いていない?|正しい色のための使い分け 写真や動画の仕上がりを見て、「現像したときは良かったのに、あとで見ると色が違う」と感じたことはありませんか?その原因、もしかしたらブルーライトカット眼鏡かもしれません。 私自身、以前は「目にやさしい」という理由でブルーライトカット入りの眼鏡を常用していました。でも、撮影時にも現像・編集時にも“見え方”がズレていたことに気づき、ブルーライトカットなしの眼鏡を導入するようになったんです。 ブルーライトカットの仕組みと“色ズレ”の理由 ブルーライトカットはモニターなどの青色光を抑えて眼精疲労を軽減します。その副作用とし…
【静景の裏】夜明け前の富士山と山中湖|静けさを映す縦構図と反射の美しさ
【静景の裏】夜明け前の富士山と山中湖|静けさを映す縦構図と反射の美しさ 写真にまつわるちょっとした話を、少しずつ書いていこうと思います。撮影のときに考えていたことや、あとから気づいたこと。そんな「写真の背景」にある想いや工夫を、ゆるやかに綴っていくシリーズです。 今回の写真は、山中湖から撮影した夜明け前の富士山です。静まりかえった湖に、真っ青な空と富士の姿が映るこの光景は、事前にイメージしていたものでした。 「こんな写真が撮れたらいいな」と思って、いろんな写真やYouTubeを見ながら情報を集めました。富士山が美しく見える撮影スポット、山中湖の水面に映るリフレクション、太陽が昇る前の時間帯——…
【静景の裏】背景と構図から決めたモノクロ写真|主役を引き立てる“余白”の力
【静景の裏】背景と構図から決めたモノクロ写真|主役を引き立てる“余白”の力 写真にまつわるちょっとした話を、少しずつ書いていこうと思います。撮影のときに考えていたことや、あとから気づいたこと。そんな「写真の背景」にある想いや工夫を、ゆるやかに綴っていくシリーズです。 都井岬を歩いていたとき、草地の上にぽつんと立つ一頭の馬と出会いました。 少し曇りがちな空と、光を反射する海。遠くに見える風車も含めて、背景がとても印象的で、「これは構図で見せたい場面だな」と思いながらシャッターを切りました。 その時点では、モノクロで仕上げることまでは決めていませんでした。でも、撮った写真を見返しているうちに、「色…
同じ場所に通って撮るということ|“気になる”が育ててくれる写真の感覚
なぜ人は同じ場所に何度も足を運んで写真を撮るのでしょうか。そこには期待や気づき、過去の反省を超える再挑戦の意味があります。写真を通じて自分自身と向き合う、そのプロセスを綴ります。
主役が伝わる写真とは?構図と距離感から見える感性の磨き方 「主役は決めてるのに、なんかパッとしない」写真を撮っていて、そんなふうに感じたことはありませんか?僕もずっと、「悪くないけど、伝わってない気がする…」という写真に悩んでいました。 でもある日、自分の写真を見返していて、ふと気づいたんです。構図や距離感が、主役の“伝わり方”を大きく左右しているんじゃないかって。 遠い・中距離・近距離で、主役の印象はまるで違う 撮った写真を「主役の距離」でざっくり分けてみたら、それぞれに特徴がありました。 遠景:全体の雰囲気は出るけど、主役が埋もれやすい(例:緑の中の赤い花) 中距離:構図に“意図”がないと…
夏の湿気でレンズが曇る?|撮影後のカビ対策と防湿庫のすすめ 夏場の撮影で悩まされるのが、レンズの曇りとカビ。この記事では、結露の原因から対策、防湿庫や防塵防滴機材の活用まで、湿気と上手く付き合う方法をまとめました。 なぜレンズが曇るのか? 冷房が効いた車内や建物の中にいたカメラは、表面も内部もひんやりしています。そんな状態で、気温も湿度も高い屋外に出ると、空気中の水蒸気が急激にレンズ表面で結露します。 これはコップに冷たい飲み物を入れたとき、外側に水滴がつくのと同じ現象。特に梅雨〜真夏の時期は、ほんの数秒で前玉が真っ白に曇ることもあります。 曇ったときの対処法と、撮影前の予防策 レンズが曇って…
はてなブログ無料プランでもできるSEO対策|写真ブログ初心者が始めた改善メモ
要約(120文字)はてなブログの無料プランで、検索流入を増やすために今から始めるSEO対策をまとめました。初心者でもすぐに試せる基本項目を実践中です。 はてなブログ無料プランでもできるSEO対策 写真ブログ初心者が今から始める改善メモ 最近、ふとアクセス解析を見て思ったんです。「検索から来てくれる人って、全然いないな」と。 私は、はてなブログの無料プランで写真中心の記事を書いています。これまでAdSenseには通りましたが、SEO対策は特に意識してきませんでした。けど最近、「せっかくなら、ちゃんと届けられるブログにしていきたい」と思うようになってきたんです。 なぜ今、SEO対策を意識し始めたの…
最近、写真を撮るときに考えていること|「何を撮りたかったんだろう」と思う瞬間
最近、写真を撮るときに考えていること|「何を撮りたかったんだろう」と思う瞬間 最近、遠征に行くことが多かったせいか、撮影を終えて写真を整理しているときに、不思議な気持ちになることが増えました。 「この写真で何を感じてほしかったんだろう?」 もちろん、写真を撮ること自体が好きで、続けているだけでも充分に楽しい時間です。でも、どこかで「こんな風景を撮りたい」「こんな空気を残したい」という気持ちが、前よりあいまいになっている気がします。 これまでの撮影の目的 これまでは、撮影にはいつも何かしらの小さな目的がありました。 静けさを撮りたい 光が変わる一瞬を残したい この土地の空気を写真に写したい そん…
撮った写真を残すときにやっていること|感覚とツールを組み合わせた整理の流れ
撮った写真を残すときにやっていること|感覚とツールを組み合わせた整理の流れ 撮影のあと、たくさんの写真を前にして「どれを残すか」悩む時間が好きです。ただ、一度の撮影で200枚くらい撮ることもあって、感覚だけで全部を選ぶのはかなり大変です。 今回は、私が普段やっている写真の厳選から仕上げまでの流れをまとめてみます。 1. まずは人力で「いいな」と思う写真を選ぶ 最初は、自分の感覚だけで「いいな」と思ったものをざっくり残します。 撮ったときの気持ちが残っているもの 印象的な瞬間や雰囲気が写っているもの 逆に、 ピントがずれている 構図が大きく崩れている などは除外します。 やり方としては、二枚の写…
最近気になっている作業環境と撮影を快適にする道具たち 撮影や編集を続けていると、「もう少し環境を整えたいな」と思うことが増えてきました。今回は、今気になっている道具を備忘録を兼ねてまとめておきます。 広色域4Kモニター まず一番大きな買い物になりそうなのが、色域の広い4Kモニターです。写真を仕上げる上で、Adobe RGB対応だけは妥協したくないので、いくつか候補を比較しています。 本命候補 EIZO ColorEdge CS2740 Adobe RGB99%対応 ハードウェアキャリブレーション 専用ソフトで色の精度管理ができる プロ向けとして定評のある安心感 性能だけを考えると、このモニター…
星空撮影を始めるときにやっている準備とピント合わせの工夫 星空を撮りたいと思っても、現地に着いてから「どうやってピント合わせる?」「どの方向に天の川が出るんだっけ?」と迷うことが多いです。 私自身、何も準備せずに撮影に行って失敗したことが何度もあります。 今回は、星空撮影に出かける前に必ず確認していることと、現地でのピント合わせの工夫をまとめました。 撮影日の選び方と事前準備 月の出入りを確認する 月が出ていると空が明るくなり、星が見えにくくなります。 私は必ず撮影予定日の月の出・月の入りを確認して、月が沈んだ時間帯を狙うようにしています。 アプリや天文サイトで簡単に調べられるので、これだけで…
静景写真家がOM-1を選んだ理由|フルサイズに憧れながらもこの一台に決めたわけ
静景写真家がOM-1を選んだ理由|フルサイズに憧れながらもこの一台に決めたわけ 長くE-P5を使ってきて、「そろそろ買い換えたいな」と思ったとき、正直フルサイズも候補に入れていました。 センサーサイズの魅力も知っていたし、写りに憧れもあったんです。 でも、フルサイズにすると本体もレンズも一気にコストが上がるし、既にマイクロフォーサーズ用のレンズをいくつか揃えていたこともあって、なかなか踏み切れませんでした。 最終的に選んだのはOM SYSTEMのOM-1。 ▶ OM SYSTEM OM-1 ボディ(Amazonで見る) 「コンパクトで手ブレ補正が強力なボディを使いながら、今までのレンズ資産を活…
首や肩が痛くならないカメラストラップを探して|私が選んだものと検討した2つの候補
首や肩が痛くならないカメラストラップを探して|私が選んだものと検討した2つの候補 長時間の撮影や移動で、カメラストラップが首や肩に食い込んで痛くなる経験をしたことはありませんか? 私も以前は見た目重視で、本革の細いストラップを使っていました。かっこよさは気に入っていたのですが、撮影のたびに首が痛くなるのがストレスで…。 「もっと楽に持てるストラップが欲しい」と思っていろいろ調べた結果、今は柔らかくて幅広の肩掛けタイプを使っています。 今回は、私が選んだストラップと、実際に検討していた他の選択肢をまとめました。 肩や首が痛くなる原因 最初に気づいたのは、ストラップの幅の狭さと素材の硬さが原因だと…
はてなブログ無料プランでもAdSense審査に合格|問い合わせフォームはGoogleフォームで対応できる
はてなブログ無料プランで問い合わせフォームを設置する方法 Googleフォームを使えば、固定ページがなくても大丈夫 Google AdSenseの審査では「問い合わせフォームの設置」が求められることがあります。でも、はてなブログの無料プランでは「固定ページ」が使えません。 それでも大丈夫。Googleフォームを使えば、固定ページがなくても問い合わせフォームを設置可能です。私自身もこの方法でAdSenseの審査を通過できました。 ここでは、実際に行った設定手順を画像つきで紹介します。 ✅ 手順1:Googleフォームの作成と設定 1. フォームの基本設定(タイトル・説明・お名前) Googleフ…
プライバシーポリシーの設置方法|無料プランでもAdSense審査に対応できた実例
プライバシーポリシーの設置方法|無料プランでもできる対応方法 固定ページが作れなくても大丈夫 はてなブログの無料プランでは「固定ページ」の機能がありません。でも大丈夫。通常の記事としてプライバシーポリシーを投稿しておけば、それでもAdSenseに合格できます。 つまり、固定ページでないと通らない、というわけではないんです。大事なのは、読者がいつでも確認できる場所にあること。 ステップ1:プライバシーポリシー用の記事を作る まずは、プライバシーポリシーを本文に書いた記事を1本作成します。このとき、投稿するカテゴリーやタグは自由ですが、見つけやすいようにしておくと◎。 プライバシーポリシーの記事の…
はてなブログ無料プランでAdSense合格!|第2回:申請前に意識した5つのこと
はてなブログ無料プランでAdSense合格!|第2回:申請前に意識した5つのこと 前回の記事では、無料プランでAdSenseに通ったという概要をお話ししました。今回は、実際に申請前にどんなことをしていたかをまとめていきます。 無料プラン/有料テーマやカスタムなし 有料プランへの切り替えや、有料テーマ・独自ドメイン導入などは一切していません。はてなブログの無料プランのまま、提供されているデザインをそのまま使っています。 テーマも公式の無料テーマを選んだだけで、CSSカスタムなどもほぼしていません。 「お金をかけなくても、きちんと整えていけばAdSenseに通る」ことの証明になると嬉しいです。 記…
はてなブログ無料プランでAdSenseに合格した方法|固定ページ・独自ドメインなしでも通過!
はてなブログ無料プランでAdSense審査に通った話|私がやったこと・やらなかったこと はじめに 「無料のはてなブログでもAdSenseって通るの?」私も最初はそう思っていました。検索してみると、「独自ドメインじゃないと無理」「固定ページが必要」といった情報が多くて、正直あきらめかけた時期もありました。 でも実際は、無料プランのはてなブログでも、固定ページなし・独自ドメインなしでAdSense審査に通過できました。この記事では、私が審査に通ったときのブログの状態や、やったこと・やらなかったことをまとめておきます。 審査通過時のブログの状態 2025年5月28日にAdSense審査に申し込み、翌…
お問い合わせ|Photo.SeTa 当ブログ「静景日和|Photo.SeTaの撮影手帖」をご覧いただき、ありがとうございます。 ご意見・ご感想・お仕事のご相談など、下記のフォームよりお気軽にご連絡ください。内容を確認のうえ、必要に応じて折り返しご連絡させていただきます。 ▶ お問い合わせフォームはこちら 👉 Googleフォームを開く 【ご注意ください】 自動投稿(スパム)防止のため、「ポテト」と入力する項目があります。お手数ですがご協力をお願いいたします。 内容によっては、返信にお時間をいただく場合や、回答を控えさせていただくこともあります。
運営者情報|静景写真家|Photo.SeTa 当ブログ「静景日和|Photo.SeTaの撮影手帖」にご訪問いただきありがとうございます。 本ブログは、 静景写真家|Photo.SeTa が運営しております。 ■ 運営者について 名前(ハンドルネーム):Photo.SeTa 撮影スタイル:三脚なしの手持ち・マニュアルフォーカス中心、編集は最小限に 主な撮影ジャンル:風景、静かな日常、植物や自然のディテール 資格:フォトマスター検定2級 受験予定 ■ 使用機材について 使用カメラは、OM SYSTEM OM-1。軽量かつ高性能なマイクロフォーサーズ機でありながら、手ブレ補正や防塵防滴性能に優れ、手…
プライバシーポリシー 当サイト(以下、「当ブログ」)では、Googleアドセンスを利用して広告を掲載しています。本ページでは、広告配信に関連するプライバシーの取り扱いについて説明します。 1. 広告の配信について 当ブログでは、Googleやその他の第三者配信事業者による広告サービスを利用しています。これらの事業者は、ユーザーの興味に基づいた広告を表示するために、Cookie(クッキー)を使用することがあります。 2. Cookieの使用について Cookieとは、サイトにアクセスした際にブラウザに保存される情報です。これにより、ユーザーが当ブログおよび他のサイトに過去にアクセスした情報をもと…
編集は「撮ったときの空気を壊さない」ためのもの|現像を控えめにしている理由
編集(現像)で気をつけていること、あるいはやらない理由 編集は、写真の空気を壊さないために使うもの 私にとって編集(現像)は、「写真を仕上げる」ためのものというよりも、「撮ったときの空気を壊さずに整える」ための手段です。コントラストをちょっと下げたり、色味を少し抑えたり。そういう小さな調整がメインです。 電線や雲を消したりすると、それはもう「撮ったもの」ではなく「作ったもの」になってしまう気がするので、そういった編集はしません。形を変えたり、人影を消したりするのも同じ理由で避けています。 撮ったそのままの状態が一番しっくり来るときは、ほとんど何もいじりません。撮ったときの空気感が大事なので、「…
写真を見返すときに考えていること|“いい写真”と“残したい写真”のちがい
写真を見返すときに考えていること 撮影直後と、少し時間が経ってからでは見え方が違う 撮った直後は「撮れた!」と思っていた写真でも、数日後に見返すと「なんか違うな」と感じることがあります。逆に、その場ではあまり印象に残らなかった写真が、あとからじわじわ良さが出てくることもあります。 だから、撮影直後に選びきるのではなく、数日〜数週間寝かせてから見返すようにしています。 特に星の撮影では、撮ってすぐのプレビューでは「うまくいった!」と思えても、あとでPCで拡大して確認するとピントが甘かったり、星が流れていたりしてガッカリすることがあります。 そういう後悔を減らすために、私は同じ構図を2〜3枚は撮る…
撮影旅で何を持っていくか|フル装備と身軽装備、その切り替えの基準
撮影旅で何を持っていくか|フル装備と身軽装備、その切り替えの基準 撮影に出かけるとき、まず考えること どこに行くか、何を撮るか、何泊するか──。撮影に出かけるときは、まずそのあたりを整理するようにしています。「全部持っていけば安心」なのはもちろんなんですが、やっぱり荷物には限りがあるし、移動や撮影のスタイルによって必要なものは変わってきます。 ただひとつ、できるだけ避けたいのは、「あれを持っていれば撮れたのに……」という後悔。そのためにも、自分なりの装備の基準をある程度決めておくようにしています。 遠征泊まり撮影のときはフル装備 泊まりがけで遠方に行く撮影旅のときは、基本的にフル装備です。レン…
静けさを撮るために大切にしていること|写真に「間」を残す理由
静けさを撮るために心がけていること 静けさって、どういう状態? 「静けさ」と言っても、音がしないことだけが基準じゃないと感じています。人が少なくて物音のない場所はもちろん静かだけど、たとえば誰かの気配があっても、そこに“落ち着き”や“優しさ”があれば、静けさは生まれる。私が撮りたいのは、そういう“気配を含んだ静けさ”なのかもしれません。 撮影地で静けさを探すときに見ること 風の音しかしない早朝、誰もいない広場、少し曇った日の公園。にぎやかさの中にも「間(ま)」がある場所に惹かれることが多いです。人気スポットに行ったとしても、人の少ない時間帯を選んだり、視点を変えて静けさを切り取れるアングルを探…
初めての望遠ズーム|40-150mm F2.8をレンタルして感じた「これ一本でいいかも」な理由
望遠レンズが必要だと思った理由 手持ちで使える望遠レンズがなかったんです。60mmマクロも焦点距離を換算すれば120mmになりますが、あれはあくまで「マクロはマクロ」。遠くの被写体をしっかり写せる、望遠らしいレンズがほしいなと思っていました。 遠くが撮れる=背景との距離も稼げるので、自然とボケも大きくなる。そういう効果にも期待してたんですが……このレンズ、値段がそれなりに高い。なので、いきなり買うのは躊躇して、まずはレンタルして試してみることにしました。 というのも、富士山を撮りに行く予定があったんです。しかも、けっこう大掛かりな撮影旅行になりそうで、「もしあのとき望遠があれば…」って後悔だけ…
風景を撮るときに意識していること|静けさを写すための構図と光の選び方
風景を撮るときに意識していること なんかいいな、で構えても、首を傾げることも多いので、同じ被写体でも角度を変えてみることが多いです。 風景を撮るとき、最初に考えるのは「その場の何に心が動いたか」ということです。風の流れ、光のやわらかさ、季節の匂い……それが自分の中でちゃんと残っていれば、写真にも自然と表れる気がしています。 構図へのこだわり 構図はかなり意識しています。三分割構図や日の丸構図は、撮りたいものの「気配」や「存在感」に合わせて使い分けています。被写体だけでなく、余白のバランスも重要です。 そして、引き算の視点も大事にしています。「これは写ってなくてもいいな」と感じるものは、できる限…
初めて手にしたカメラのこと|写真が「楽しい」に変わった瞬間を今でも覚えています
初めて手にしたカメラと、最初に撮った一枚(の記憶) 写真を始めたきっかけは、たしか、ガラケーで何気なく撮った一枚でした。 ふとした光の入り方が妙にきれいで、「こんなふうに撮れるんだ」と驚いて、何度も見返したのを覚えています。それが、写真にちゃんと向き合ってみようと思った最初のきっかけでした。 当時から「面白い写真を撮りたい」という気持ちが強くて、構図や切り取り方をいろいろ試していました。ガラケーの画質では限界もあったけれど、そういう試行錯誤が楽しかったのを覚えています。 でも、いつの間にか「写真を見たら思い出が蘇るから」という理由で撮るようになっていました。どのカメラで撮ったのか忘れてしまった…
マニュアルフォーカスで撮る理由|ピントを合わせる時間も写真の一部だと思うから
「なんでオート使わないの?」と聞かれるけど カメラを趣味にしていると、たまに聞かれることがあります。「なんでオートフォーカス使わないの?」って。 オートは確かに便利です。ピント合わせは速いし、精度も高い。誰でも、すぐにきれいな写真が撮れる時代になりました。 でも僕は、どうしてもオートだけでは物足りなかった。ただシャッターを押すだけではなく、「自分の手で、撮った」という実感が欲しかったんです。 1. ピントを合わせるという行為が好き MF(マニュアルフォーカス)を使う理由のひとつは、単純にピントを合わせる作業そのものが好きだからです。 自分の目で見て、感じて、ここだと思う場所にピントを置く。その…
手持ち撮影は自由だけど、ブレとの闘いでもある|身体ごと三脚になる感覚を目指して
手持ち撮影は自由だけど、ブレとの闘いでもある 手持ち撮影は、自由に動けるという大きな魅力があります。三脚に縛られず、自分のリズムでシャッターを切れる。だから僕は、手持ちを選び続けてきました。 でも、自由と引き換えに付きまとうのが「ブレ」との闘いです。シャッターを押す瞬間、カメラを構えるとき、呼吸ひとつで写真は揺らいでしまう。今回は、そんな手持ち撮影の“地味だけど大事な工夫”について、まとめてみようと思います。 1. シャッターを押す瞬間のブレ カメラをしっかり構えていても、シャッターボタンを押すとき、指先の力加減だけでカメラが動くことがあります。 特に、力任せに押し込んでしまうと、せっかく整え…
三脚を使う機会もあるけれど、基本は手持ち 撮影に出かけると、風景写真といえば「三脚を立ててじっくり撮るもの」というイメージを持たれている方も多いかもしれません。 カメラ歴は約15年になりますが、僕は基本的に“手持ち撮影”を選んできました。 もちろん、三脚を使うと安定します。構図も整えやすいし、ブレも防げる。撮影の基本としてはとても理にかなっています。 僕も必要な場面では三脚を使います。夜景や超望遠の撮影、そして星の撮影など、三脚のありがたみを感じる場面もたくさんあります。 今日は、そんな「手持ち撮影にこだわる理由」について、少しだけ書いてみようと思います。 手持ちで撮る、という選択 三脚を使う…
最初は、写真なんて…と、どこか他人事のように思っていました。 静けさを撮りたくて、カメラを持った Photo.SeTaとして活動する理由 このブログで届けたいこと けれど、あるときふとした拍子に撮った一枚が、妙に気に入ったんです。たしか、まだガラケーを使っていた頃だったと思います。 何気ない風景でしたが、「あれ、なんだかいいかも」と感じたことを今でも覚えています。 そこから、少しずつ写真の世界に引き込まれていきました。上手くなりたい、もっといい写真が撮りたい。そう思って、コンパクトデジカメを手にしました。 当時から少し変なこだわりがあって──車の運転もMT(マニュアル)にこだわっていたせいか、…
こんにちは、Photo.SeTaです。 このブログでは、静けさの中にある美しさを探す日々を綴っていきます。 静景写真家ってなに? 「静景(せいけい)写真家」というのは、僕が自分のスタイルに合う言葉として名乗っている肩書きです。 “静かな風景”という意味も含んでいますが、それだけではありません。 時間が止まったような一瞬、空気のゆらぎ、光のにじみ、風の流れ── そういった目立たないけれど確かにそこにある「情景」を、やわらかく、静かに、そっと写し取りたい。 そんな思いを込めて、「静景写真家」という言葉を選びました。 誰かの心に、気づかぬうちに残るような写真を撮りたいと思っています。 写真との出会い…