自身の離婚調停経験から、男性の離婚にとって有益な情報、戦術をお伝えいたします。心が少しでも軽くなって
裁判所から面会交流に関する調停調書が届いた。茶封筒を開封すると表題の「調書(成立)」以下に成立した内容が記載されている。学校で配られるようなぺらぺらのエコ再生紙であるが、左上に「これは謄本である」と裁判所の押印があり、この用紙の持つ意味はとても大きくそして重い。これまでを振り返ると裁判所の紙っぺらによって左右され続けた人生だったかもしれない。初回は相手側からの離婚調停申し立てに関する内容のぺら紙だ。茶封筒を開封したときの衝撃は今でも鮮明に覚えている。その後あらゆるものが崩れ去っていった。今回受け取った茶封筒は再構築の芽といえばよいであろうか。同じ茶封筒であるが受け取った時の気持ちは全く異なる。100里霧の中であるが確実な一歩を踏み出すことができた。何年かかるかわからぬが善い形となるよう全力を尽くしたい。裁判所から調停調書が届いた
調停から一年と9か月、ついに終了した。結果は多少妥協したところはあるものの、ほぼこちらの希望に近い形となった。点数でいうと80点といったところか。面会の頻度、時間については一般的な基準に近い形となったが、子供の意思次第で頻度を増やしたり、一定期間内の宿泊も可能とした。つまり子供が会いたいと思えばいつでも会える条件にしたということだ。(きっと相手方は子供の意思をコントロールするであろうから理想論にしか過ぎないが…)そして期限は設けていないので相手側から変更要求がない限り有効である。間接強制を効かせることも考えたが、以前調停でそれとなく条件を細かく言ってみたら「この条件だと間接強制が効いてしまうのでは」と調停委員から警戒感を持たれる場面があったので、方針を変え上記条件を付け加える形で交渉を進めた。その結果、相手方の...面会交流調停決着
調停を開始してから1年半年が過ぎた。調停は長期戦であると自分で言っていたがまさにその通りである。その間、子供と会えたのは試行面会の1回だけ。別れ際の最後までくっついてきて、「今度はいつあえるの」と。以降、間接交流はおこなっていないので子供の近況はわからない。この間調停期間中に担当している調停員一名が任期満了となったため、担当が変わった。これまでの調停員は中間管理職のような調整型で、双方の意見を組み入れ、相手の様子を伺い、意見をまとまらせようとしていた。なんとなく受け入れられている感じはあるものの、合意形成まで時間がかかるやり方であった。裁判官からも極力調整を行うようにとの指示があったらしく重視していた。一方新規担当の調停員は自分の意見をはっきり言う独断タイプで、風貌は顔体横に大きくぎょろ目、口は大きく、腹からで...面会交流調停終盤戦
3.調停委員という人種を理解していなかった前回のつづきであるが、現調停での調停委員と接している中で理解した個人的な一意見であることをご了承いただきたい。調停を行う場合、まず調停委員と接するわけであるが、「よく理解してくれてこちらの有利になるように動いてくれた」と思うことはまずないと思ったほうがよい。それは調停委員という性質にある。まず調停の目的は申立人の問題を解決することではなく、双方の言い分を聴いて、法令や判例、慣習などに合わせて落としどころを探り、双方の合意が得られるよう調整をすることであることを理解する必要がある。例えば婚姻費用や養育費ではたくさんほしい監護側ととられたくない非監護側の意見が衝突するわけであるが、調停委員は合意が難しそうであれば試算表をベースに算定し、双方の事情に合わせて調整を行うようにす...調停委員と接して感じたことその二
これまでを振り返ると良くも悪くも調停委員によって左右されてきた結果だったかもしれない。一度目の調停における調停委員への印象はとにかく最悪であった。面会交流を知らない、民法766の改定を知らない。FPICのような支援機関の存在をしらない。あまつさえ面会不要論もでる始末であった。あまりの無知ぶりに事務局へクレームを入れて問題の調停委員を黙らせ調査官を呼び出し仕切り直してどうにか面会交流の取り決めまでたどり着いたが、終始お互いの印象は悪かった。二度目の面会交流調停では一度目と異なる調停委員で構成されていたが、当初と真逆でこちらの要望に対して協力的であり相手への説得に応じてくれたため好印象であった。まあ、女性調停委員は「女性とは感情の生き物である」と強い持論を持っていて相手の味方につく場面が多く正直面倒だったが、男性調...調停委員と接して感じたことその一
早速裁判所へ調停申し立ての資料一式をとって、必要事項を記載し窓口へ事前チェックをしに行った。簡単なチェックを受け、指摘事項を修正し提出となったが、見る調停委員の気持ちになれば感情のままたくさん書いてある汚い文字を見て把握するのは嫌であろうと思い、またまだ書き足りない気持ちがあったのでその場で提出するのをやめた。申立書に書いていない事項は要求をしていないものとする原理原則がある。後から必要となり調停の場で要求したとしても、当初は思っていなかった事項であり大したことではないだろうと判断され後回しとなる。さらに相手から申立書にないではないかと指摘されれば、議論を中断せざるを得ず、よく弁護人の反撃手法としても利用される。(申し立てられた側なら利用してもよいだろう)なので要望事項はすべて記載する必要があるということになる...調停委員を頷かせる面会交流調停申立書の一工夫
これまで続けてきた面会交流が延期続きとなり、思うようにいかなくなった。FPICから母側へ日程調整をもちかけても、音信不通だったり、連絡がとれても意思疎通がとれず、うそとしか思えない意味不明な理由によるお断りが続いた。ついにFPIC担当はしびれを切らし「私のことを信用していないのかしら。いろいろ手を打ちましたが、もーたいへんでたいへんで。向うの無茶を飲んで続けてきたのに、残念ですがこれ以上難しいみたいだわ。」といわれた。私の場合、担当に恵まれ相手の不都合があったとしても適当に流してくれ、ストレスなく長く続けることができた。さらに契約更新ができなくとも担当の裁量で何回か続けることができた。FPICでは双方の合意があってはじめて利用できるルールとなっている。不履行状態が続いたり、契約更新に一方が応じない場合はそこで打...再び面会交流調停へ
千葉家裁100日面会で注目されていた東京高裁の控訴審だが残念な結果に終わった。妻側には弁護士団体、女性団体が味方につけ、子供の意思を先導させた上、でっち上げDV、子供の負担などの要素と団体の圧力を利用し、さらに東京高裁は従来の枠組みを優先したため勝利を得た形だ。戦略の面で妻側が一枚上手であったことは認めざるを得ない。しかし一方で親権の争いは戦略次第では判決が180度ひっくり返るということも判明した。なにをもって子の利益とするか司法の中でも揺れている証拠でもある。個人的に気になる点がある。それは親権を勝ち取っても100日面会が条件としてついてくることだ。面会交流をおこなうとわかるが一回でも正直双方の負担は大きい。これを今後100%続けることは困難に近いということだ。つまり別の言い方をすれば妻側の反撃の機会が多くあ...最近思うこと
面会交流前日に起こる子供の謎の体調不良によって3ヶ月連続でキャンセルとなった。(最後はノロウイルスだとか・・・)面会交流が満足に行われているケースは稀であると以前ブログで述べたが、私自身もその場面に直面しており、対策を練っている。今回は一つ気になっている法案を取り上げてみたいと思う。それは「親子断絶防止法」で親子断絶を防ぐ目的の法案である。日本は片方しか親権を認めない単独親権の制度の国である。そして年々増えている離婚件数で単独親権制度であるがゆえに子供に会えない、対策も講じられないという方々が増え続けているという事実がある。そして最も深刻なのは子供の心情、子供の利益があまりに軽視されていることである。この法案はこのような状況を変える可能性を秘めており、法案が通り制定された場合はフレンドリーペアレントルールが法的...面会交流にわずかな光が
前回に続き、千葉家庭裁判所松戸支部平成28年3月29日判決分析をしたい。本判決の特徴といえる部分にフレンドリー・ペアレント・ルール(寛容性の原則)が採択されたという点がある。これまで親権については同居親を優先する「継続性の原則」と「母親優先の原則」が働いていて、建前は子のためといっても実質は母親のための原則であり、父親の意思をないがしろにしてきた。ところが本判決は父親の意思を尊重し、父親が親権を獲得できたということから、これまでの親権の考え方が司法で大きく変わったということが言えるのである。ではなぜ変わったのかという疑問が浮かんでくると思う。その答えは、答弁書へ記載されている以下の文章から読み取ることができる。--------------------------------------------国会の審議にお...親権獲得の方程式その三<千葉家裁判決分析>
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