ここが大変だよ、日本人メジャーリーガー~プロ野球とのプレー環境の違い~
2018年04月14日
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日本人選手がメジャーリーグに挑戦する際、
「メジャーの野球に対応しなければならない」
そんな話を耳にしたことがあるかもしれません。
イチロー選手や大谷選手などの例外を除くと、大多数の日本人選手のメジャーリーグの個人成績はプロ野球時代と比べると劣ります。
その理由は、単純にメジャーリーグのレベルが高いというだけではありません。
そこにはプロ野球とメジャーリーグ間での「違い」があるのです。
上原投手や黒田投手、斎藤隆投手などは、その違いに上手くに対応し、あるいはその違いを利用することで、プロ野球時代と同等かそれ以上の活躍が出来たと考えられます。
では何がどう違うのでしょうか。
ということで、日米の野球の違いについて整理してみました。
ボールの違い
【ボールの規格】
野球規則によると硬式球の規格は、
・ボールの重さは141.7~148.8g
・円周が22.9~23.5cm
と定められております。
この野球規則は、アメリカにおけるプロ野球ルールである『Official Baseball Rules』を翻訳したものである為、日米共通の規格となります。
※正確に言えば、日本の公認野球規則は独自の注釈や軟式野球に関することも追記されてあるのですが、基本的には同じです。
じゃあ、日本もアメリカも同じボール?と思われるかもしれませんが、それが違うんですよね。
定められた規格において、
・日本は最小値の141.7g、22.9cmを採用
・メジャーは最大値の148.8g、23.5cmを採用
その為、重さは7.1g、円周は0.6cmの違いが生まれているのです。
【ボールに使われている牛皮の違い】
メジャーのボールは滑りやすいと言われておりますが、ボールに使われている牛革の質が違います。
日本人メジャーリーガー投手を観ていて、日本時代よりもすっぽ抜ける球が増えたように感じるのは、この牛皮の違いが大きな要因です。
【ボールの縫い目】
メジャーのボールは日本のボールより縫い目が高く、さらにその高さにもばらつきがあるようです。
その為、ボールによって投げる球種を決めることがある、というような話をしていた方もいました。(確か斎藤隆さんだったかな?)
この野球規則は、アメリカにおけるプロ野球ルールである『Official Baseball Rules』を翻訳したものである為、日米共通の規格となります。
※正確に言えば、日本の公認野球規則は独自の注釈や軟式野球に関することも追記されてあるのですが、基本的には同じです。
じゃあ、日本もアメリカも同じボール?と思われるかもしれませんが、それが違うんですよね。
定められた規格において、
・日本は最小値の141.7g、22.9cmを採用
・メジャーは最大値の148.8g、23.5cmを採用
その為、重さは7.1g、円周は0.6cmの違いが生まれているのです。
【ボールに使われている牛皮の違い】
メジャーのボールは滑りやすいと言われておりますが、ボールに使われている牛革の質が違います。
日本人メジャーリーガー投手を観ていて、日本時代よりもすっぽ抜ける球が増えたように感じるのは、この牛皮の違いが大きな要因です。
【ボールの縫い目】
メジャーのボールは日本のボールより縫い目が高く、さらにその高さにもばらつきがあるようです。
その為、ボールによって投げる球種を決めることがある、というような話をしていた方もいました。(確か斎藤隆さんだったかな?)
球種の違い
WBCなどの国際試合を見ていると、日本のピッチャーの投げる変化球が普段より良く曲がってるなあ、と感じることがあります。
これはWBCでは、メジャーリーグの公式球が採用されており、ボールの違いによって、変化球の曲がり方が変わる為です。
ボールが違うことによって、変化球の曲がり方が変わるのであれば、当然ピッチャーが投げる球種にも違いが出てくるというわけです。
その代表的なものがツーシーム。
これはWBCでは、メジャーリーグの公式球が採用されており、ボールの違いによって、変化球の曲がり方が変わる為です。
ボールが違うことによって、変化球の曲がり方が変わるのであれば、当然ピッチャーが投げる球種にも違いが出てくるというわけです。
その代表的なものがツーシーム。
ツーシームとは、ストレートの一種ですが、通常のストレートがボールが1周スピンする間に縫い目の線が4回通過するのに対し、ツーシームは1周する間に縫い目の線が2回通過するボールです。
文字にすると分かりずらいかもしれませんんが、要はボールの握り方を変えることにより、空気抵抗を変え、若干の変化(少し沈む、落ちる、動く)を生むストレートです。
このツーシームと言う球種なのですが、日本のボールではあまり変化しない(空気抵抗の変化がメジャー級に比べて少ない)ようなのです。
黒田投手が日本に戻ってきた際も、日本のボールはツーシームの曲がりが少ないので、ピッチャープレートの立ち位置を工夫してしたようなことを言っていました。
故にメジャーではよく目にする球種であるツーシームですが、日本で投げるピッチャーは少ないということになります。(いることはいるのですが、全体的に数が少なく、投げる頻度も少ない)
2017年WBC準決勝のアメリカ戦で日本打線が沈黙してしまったのは、このツーシーム(動くボール)に対応できなかったことが大きな要因と言われております。
そもそもツーシームに慣れていない日本人打者に打ち崩すのは中々厳しい話です(相手がメジャートップレベルのツーシームピッチャーであるロアーク投手だったのですから、なおさら)
今回は、代表的な例としてツーシームを挙げましたが、つまりは日米それぞれのボールの特徴が異なる為、より有効で効果的な球種も異なるということになります。
日米それぞれのボールで有効(変化が大きい、投げやすい)な球種は、
・メジャー球→ツーシーム、
・日本球→カーブ
あたりでしょうか。
(人によって異なるようですので、一概には言えませんが……)
またボール以外にも、体の大きさ、身体能力、手の大きさなどの違いによる影響も大いにあると考えられます。
黒田投手が日本に戻ってきた際も、日本のボールはツーシームの曲がりが少ないので、ピッチャープレートの立ち位置を工夫してしたようなことを言っていました。
故にメジャーではよく目にする球種であるツーシームですが、日本で投げるピッチャーは少ないということになります。(いることはいるのですが、全体的に数が少なく、投げる頻度も少ない)
2017年WBC準決勝のアメリカ戦で日本打線が沈黙してしまったのは、このツーシーム(動くボール)に対応できなかったことが大きな要因と言われております。
そもそもツーシームに慣れていない日本人打者に打ち崩すのは中々厳しい話です(相手がメジャートップレベルのツーシームピッチャーであるロアーク投手だったのですから、なおさら)
今回は、代表的な例としてツーシームを挙げましたが、つまりは日米それぞれのボールの特徴が異なる為、より有効で効果的な球種も異なるということになります。
日米それぞれのボールで有効(変化が大きい、投げやすい)な球種は、
・メジャー球→ツーシーム、
・日本球→カーブ
あたりでしょうか。
(人によって異なるようですので、一概には言えませんが……)
またボール以外にも、体の大きさ、身体能力、手の大きさなどの違いによる影響も大いにあると考えられます。
マウンドの違い
メジャーのマウンドは硬く、高さがあり、日本のマウンドは、柔らかく、低い。
と言われております。
基本的に日本のピッチャーは、重心が低く、踏み込んだ足をずらしながら投げます。
しかし、この投げ方をメジャーの硬いマウンドでしてしまうと、踏み込んだ足をずらすことができず、つんのめってしまう為、メジャーのマウンドで投げる時は、踏み込んだ足をずらさずに固定する必要があります。
上原投手がメジャーで活躍できたも、立ったような投げ方をしていることが一つの要因かもしれません。
と言われております。
基本的に日本のピッチャーは、重心が低く、踏み込んだ足をずらしながら投げます。
しかし、この投げ方をメジャーの硬いマウンドでしてしまうと、踏み込んだ足をずらすことができず、つんのめってしまう為、メジャーのマウンドで投げる時は、踏み込んだ足をずらさずに固定する必要があります。
上原投手がメジャーで活躍できたも、立ったような投げ方をしていることが一つの要因かもしれません。
バットの違い
バットも日米では違いがあります。
何が違うのかと言いますと、ズバリ材質です。
・日本→アオダモ、ホワイトアッシュ
・メジャー→ハードメイプル、ホワイトアッシュ
が多く使用される材質です。
ホワイトアッシュは共通でよく使用されているので置いてといて、注目すべきは、アオダモとハードメイプルの特徴です。
何が違うのかと言いますと、ズバリ材質です。
・日本→アオダモ、ホワイトアッシュ
・メジャー→ハードメイプル、ホワイトアッシュ
が多く使用される材質です。
ホワイトアッシュは共通でよく使用されているので置いてといて、注目すべきは、アオダモとハードメイプルの特徴です。
・アオダモ→柔らかくミートしやすい
・ハードメイプル→硬く強打向き
つまり、ミートすることに重点を置いている日本人打者はアオダモの方が都合よく、パワーのある外国人選手はハードメイプルを好む傾向があるのではないでしょうか。
メジャーリーグは、日本のプロ野球とはパワーが違うとよく言われますが、身体能力だけではなく、バットの違いも多少の影響があるのかもしれません。
・ハードメイプル→硬く強打向き
つまり、ミートすることに重点を置いている日本人打者はアオダモの方が都合よく、パワーのある外国人選手はハードメイプルを好む傾向があるのではないでしょうか。
メジャーリーグは、日本のプロ野球とはパワーが違うとよく言われますが、身体能力だけではなく、バットの違いも多少の影響があるのかもしれません。
≪まとめ≫
他にも日米の違いは山ほどあります。
・試合数
・移動距離・時間
・ストライクゾーン
・応援の仕方、文化……等々。
・試合数
・移動距離・時間
・ストライクゾーン
・応援の仕方、文化……等々。
日本人選手がメジャーで活躍するには、これらの違いに対応しなければなれません。
そう考えると、一年目から大活躍したイチロー選手の凄さが余計に際立ちますね。
そして、大谷翔平ですよ。
投手としても打者としても対応しないといけないので、少し時間が掛かるかな……などと思っていたら、皆さんご存知の通りの大活躍です。
もはや恐ろしい(笑)
打者としていきなり活躍できるのは、異常なほどの才能や対応力はもちろん、リーチの長さと体のしなやかさ、それにより右方向へ強い打球が打てることも一つの大きな要因ではないかと、個人的にみております。
それから投手としてですが、大谷選手が所属していた日ハムの本拠地・札幌ドームは、マウンドが硬く、日本の球場の中でも、一番メジャーリーグのマウンドに近いらしいです。
その辺りも、大谷選手にとってプラスに働いているのかもしれません。
なにはともあれ、これほどワクワクする選手が出てくるなんて、今後が楽しみでなりません(嬉)
そう考えると、一年目から大活躍したイチロー選手の凄さが余計に際立ちますね。
そして、大谷翔平ですよ。
投手としても打者としても対応しないといけないので、少し時間が掛かるかな……などと思っていたら、皆さんご存知の通りの大活躍です。
もはや恐ろしい(笑)
打者としていきなり活躍できるのは、異常なほどの才能や対応力はもちろん、リーチの長さと体のしなやかさ、それにより右方向へ強い打球が打てることも一つの大きな要因ではないかと、個人的にみております。
それから投手としてですが、大谷選手が所属していた日ハムの本拠地・札幌ドームは、マウンドが硬く、日本の球場の中でも、一番メジャーリーグのマウンドに近いらしいです。
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