びぶん少女と積分うさぎ

微分少女と積分ウサギ

16. エーテル?

 

目次

 

 

 

 

 

 

 

これまでのあらすじ

 

笑気麻酔を世に広めようとした

歯科医ウェルズ―――

 

彼の元に一通の手紙が届いた。

 

 

その手紙の差出人は

弟子のモートンで、


自分こそが

麻酔の開発者である旨が書かれていた。

 

 

モートンは師匠を出し抜き、


麻酔の開発者として
世間に認められようとしていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

対面

 

1845年7月にモートン


義歯製作のアドバイスを受けるために、


ウェルズを訪問した。

 

 

二人の話はやがて


笑気ガスによる麻酔の話になった。

 

 

 

その後、モートン


ある富豪の女性の歯を

治療することになった。

 

 

だが、その女性は
手術の痛みを恐れて

治療を渋っていた。

 

 

 

 

 

 

 

対面2

 

モートン

研究所の外に出たところで、


彼は

外出先から帰ってきたジャクソンに

出くわした。

 

 

 

 

 

エーテルとは

 

エーテル(ジエチルエーテル)は


1540年に初めて合成された物質である。

 

ジエチルエーテルは揮発性が高く、


空気に触れると

気化してしまう液体として知られていた。

 

 

/\(^O^)/\ ジエチルエーテル

 

(C2H5OC2H5

 

 

エーテルの鎮痛作用

 

このジエチルエーテルの蒸気を吸い込むと


無感覚と眠気が引き起こされることが

知られるようになったのは


19世紀初めのことである。

 

 

そして、この頃のアメリカでも
その鎮痛作用がウワサされていた。

 

 

 

モートンにはジャクソンの言葉が


アドバイスなのか、


それとも

ただのイタズラなのか


わからなかった。

 

 

しかし、ともかく彼は


薬局から

ジエチルエーテルを買うことにした。