5. オストワルト
オストワルト登場
オストワルト
(1853年 - 1932年)

カール・ボッシュ登場
(Carl Bosch、1874年 - 1940年)

ネルンスト登場


空中チッ素固定の概要
N2 + 3H2 → 2NH3
チッ素 + 水素 → アンモニア (チッ素肥料の原料)

うまくいかない理由
なぜなら、
このアンモニア合成反応は、
アンモニアができる右方向に
反応が進むこともあれば、
チッ素 + 水素 → アンモニア
できたアンモニアが
元のチッ素と水素に戻ってしまう
左方向に反応が進むことも
あるからである。
チッ素 + 水素 ← アンモニア

可逆反応とは
このような
両方向に進むの反応のことを
可逆反応という。
(かぎゃくはんのう)
平衡とは
可逆反応は
一定条件下では釣り合いを保ち、
反応が止まったように見える。
このことを平衡(へいこう)という。



高圧にすると
空中チッ素固定の概要
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
N2 + 3H2 → 2NH3
チッ素 + 水素 → アンモニア (チッ素肥料の原料)
上記のアンモニア合成反応式は
1モルの窒素(0℃,1気圧で22.4L) と
3モルの水素(0℃,1気圧で67.2L)
合計で89.6Lの混合ガスが
100%反応したとすれば、
2モルのアンモニア(0℃、1気圧で44.8L)が
できることを表している。
つまり、アンモニア合成反応では、
89.6Lの原料ガスが
44.8Lのアンモニアガスになるわけだから、
合成反応が進むにつれて
系全体の体積は小さくなっていく。

N2 + 3H2 → 2NH3
チッ素 + 水素 → アンモニア (チッ素肥料の原料)
平衡は右
こうした化学反応系に圧力をかけると、
平衡は右方向、
つまりアンモニアができる方向に
反応は進んでいく。
