スーツが裂けた日から始まった話
2年間の出向生活で、ストレスとおいしいものに囲まれた結果、見事に太りまして。
そのときに購入したスーツのズボンが、ついに裂けました。
結果、手持ちのスーツがローテーションできなくなり、非常に困った状況に。
幸い、職場ではジャケットを着ない文化だったので、
ジャケットはRing Jacketのまま、パンツだけユニクロの感動パンツでごまかす日々が続きました。
ただ、このままではさすがに限界。
初売り真っ最中の東京へ、急ぎでスーツを作りに向かうことにしました。
最終的にたどり着いたのは、
2年前に一度お店を訪れながら、Ring Jacketのセール品を購入してしまい、
結局オーダーには至らなかった Zerbino(ゼルビーノ) さんでした。
新宿から虎ノ門へ、人見知りの回遊ルート
最初に向かったのは新宿のZerbinoさん。
ただ、あまりにも混雑していて、私の人見知りハートでは声をかけることができず……。
そのまま新橋方面へ歩き、テーラーフクオカさんでセール品を眺めつつお話をしていたところ、
Zerbinoがテーラーフクオカの系列店であることを教えてもらいました。
「休日なら虎ノ門店のほうが穴場ですよ」とのアドバイスを受け、虎ノ門店へ。
体感では1時間くらい歩いた気がしたのですが……
Google Mapで確認したら、30分もかかっていませんでした。orz
生地選びと価格帯のリアル
Zerbinoさんの最低価格ライン、¥39,000だと、
ほぼ(おそらく全部?)ウール70%・ポリエステル30%の混紡素材。
ですが、ひとつ価格を上げた¥49,000のラインになると、選択肢が一気に広がります。
写真を撮り忘れてしまい、手元に残っているのは選んだ生地だけなのですが、
国産生地と英国生地で悩んだ末、
英国 John Foster のフランネルを選びました。
テンション上がったのと2パンツにしたので若干の予算オーバー
— べる (@bel729) 2023年1月7日
致し方ない
そもそもサンプルセールはサイズ合わないということもわかったのは収穫#zerbino pic.twitter.com/9q0vr3YRdX

納品、そして初めてのダブルスーツ
待つこと約2か月。
巨大なヤマト運輸の段ボールに入ったスーツが届きました。

今回が、人生初のダブルスーツです(オプション+¥3,000)。
背中はサイドベント仕様。

ディテールと仕立ての満足感
ボタンは水牛。これが標準仕様なのは正直驚きました。
袖は特にこだわりがなかったので、仮切羽に。

生地はJohn Foster。英国生地の入門編的な位置づけとのこと。
ふわっとした起毛感があり、触っているだけでうっとりします。

裏地はキュプラ100%、ブルーの花柄。
濃淡で柄を表現しているので、遠目では派手すぎずちょうど良い。

背裏と袖裏で柄は違いますが、タグ表記どおり袖裏もキュプラ。
こうした見えない部分に手を抜かないのが好印象です。

Differenceだと背裏・袖裏でそれぞれ+¥2,000、合計¥4,000のアップチャージ。
そう考えると、この仕様が標準なのはかなり強いです。
トラウザーズの仕上がり
こちらがトラウザーズ。

1タックで、裾はダブル仕上げ。

裏側にもブランドネームタグ。
裏地がない分、素足に生地が当たり、素材の良さを直接感じられます。

着用感と総額
全身写真を撮るのは本当に苦手なのですが……。

今回のオーダー内容は以下の通り。
- Custom Line(John Foster):¥49,000
- ダブルブレステッド:¥3,000
- スペアパンツ:¥18,000
合計:¥72,000(税抜)
水牛ボタンとキュプラ裏地が標準なのは、本当にありがたい。
正直、予算が許すならラグジュアリーラインにも行きたいですが……まぁ無理ですね。
納品から2週間ほど着用していますが、着心地は抜群。
以前、深野羅紗で作ったドーメル生地のスーツはかなりカチッとした印象だったので、
このフランネルのやわらかさは、また違った魅力があります。
夫婦でオーダーしたDifferenceのスーツも届いたので、
次回はそちらも紹介していく予定です。