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映画、漫画、革のブログです

【トランスフォーマーONE】|オーソドックスを、丁寧に

インスタの広告が流れるまで、3D映画化するの全然知らなかったのですが

なんやかんや実写TF全部見てるし、ちょっと興味あるなと思っていたところに

私の好きな映画を大きな箱で上映することを渋りがちな地元のTOHOシネマズが

何をトチ狂ったのか一番でかい箱で上映しているので

これは来週には一番小さい箱になるだろうなと思い見に行きました

トランスフォーマーONE

https://tf-movie.jp/

本当は、オプティマスはクリスヘムスワースだし、ヒロインはスカヨハだしで字幕を見たかったのですが、そもそも字幕の上映がなく・・・完全に子供向け作品と勘違いしたんだろうな・・・まぁ結構声優も豪華でしたので、吹き替え版で見に行きました

実際300ちょっとの席に10人もいなかったので、これは厳しい・・・

 

実際、凄く良い、突出している、という感じがないのでそこまではねないだろうなとは思いつつも、しみじみ良い作品でした

ちょいネタバレありな感じで行きます

 

 

あらすじ

機械生命体が暮らす星、セイバートロン星

星を守る勇者プライム達が、クインテッサ星人によってセンチネルプライムを残し全滅し、マトリクスが失われたことで、星の豊かさは消え去っていた

主人公のオライオンパックスとD-16は、トランスフォームできない労働者階級で

日々首都アイアコンの地下でエネルゴンを採掘していた

その後数奇な運命をたどり、地上に出た二人は、センチネルプライムの隠す真実を知る

その事実を知った二人は、その受け取り方の違いから、徐々に溝ができていく

オートボットのリーダーオプティマスプライムと

ディセプティコンのリーダーメガトロンの、知られざる友情と別離の話が始まる

 

といった感じ

 

ディストピア感がかなり強い作品

地上は荒廃し、オートボットたちは、地下世界でマイニングして生計を立てる

そんな底辺労働者階級が主人公で

トランスフォームできるものとできないものが、まるで貴族と平民のように分断されている

そして、労働者階級は支配者による洗脳でそこに疑問を抱くことなく搾取されている

 

わりと良質なディストピア物の要素があるなぁというのが見ているときの所感でした

支配者階級にいいように使われてそれを疑問に思わないディストピアというと、個人的にはリベリオンを思い出すのですが

リベリオン

リベリオン

  • ドミニク パーセル
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最終的に被支配階級が反乱を起こす、という所も含めてフォーマットとしては十分満たしているかな

やはり最底辺からの革命は王道で良いですね

 

 

割と見たことある要素で構成されている作品ではある

見る前に、X-MENファースジェネレーションっぽい

というつぶやきはちょっと目に入っていたんですよね

すぐに記憶から消したんですが

まぁ、ぶっちゃけまんまでしたね

正義のヒーローと悪のリーダーが昔は同じチームで親友でした

ってなると、どうしてもプロフェッサーX/チャールズ・エグゼビアとマグニートー/エリック・レーンシャーは避けて通れない

袂を分かつ前と後で呼び名が変わるところも含めてね

リベリオンしかり

被差別階級が下剋上して支配階級を打倒する

だと、そこまでたどり着かずに続編とん挫しちゃったけど

アリータなんかも好きでしたよ

 

そんな感じで、まあテーマとしてはありふれたもので、

そこにどう味付けするかがストーリーテラーの腕の見せ所

という所では、トランスフォーマーというガワをかぶせたこと

格差の原因をトランスフォームできるかどうか、という所に持ってきたところが結構お面白かったですかね

失われた力があり、それを取り戻すことで支配階級と渡り合うことが出来るようになる

というのは結構なムネアツ展開でしたよ

しいて言うなら、トランスフォーマーコグ、でしたっけ、あれがなくてもトランスフォームできる、っていう話は何だったんだろうな・・・というのはありますが

また、なんやかんや往年の名キャラクターたちが

すぐ裏切るスタースクリームや、やっぱり裏切り者だったセンチネルプライム、メガトロンの腹心のショックウェーブ、サウンドウェーブに、まだ実力を見せることなく終わってしまったけどジャズだったり、いろいろと顔見世していたのは良かったですね

センチネルの腹心のエアラクニッドがクモつながりで柚木涼香さんなのもうれしいキャスティング

声優で言うと、ヒロインのエリータの声を当てた吉岡里帆さん、本職かと思うくらい上手でしたね

正直メガトロンの木村昴が木村昴すぎてくどさを感じたのもあり、結構ベテランの声優が勢ぞろいしている中、全然渡り合えていたな・・・

インサイド・ヘッド2の多部未華子さんといい、最近は俳優の声優チャレンジ枠もかなりしっかり指導してるんですかね

吉岡里帆さんそんなに声当てしたことないみたいだけど、もっと他の作品にも出てほしいかも

 

 

主役二人の性格は正直ちょっと気になる

別にトランスフォーマーに凄く詳しい

というわけではないので、浅い知識での感想でしかないのだけれど

コンボイって、こんなにノリの軽い子だっけ・・・

という違和感が結構序盤強い

血気盛んな青年が、苦節を経て経験豊富なリーダーに

というのをやりたいんだろうなぁというのは何となくわかるし

それこそオーソドックスなヒーロー像でもあるけどね

 

オライオンパックスのノリの軽さと同様に

D-16、のちのメガトロンのキャラクターも思ったよりも陰気でやっぱりなんか違う

こう、根暗な青年がフラストレーションの許容量を超えてプッツンしちゃった感じが強いんよね

力を得て増長してオライオンパックスとだんだん思想がずれていくのはよくわかるけど

にしてもちょっと闇落ちが強引だなぁというのはちょっと思ふ

もうちょっと袂を分かつまでの、特にメガトロンの心境の変化は丁寧にやってほしかったかも

もちろん、だんだんオライオンパックスのお守りをするのに疲れていたのは随所に見て取れるんだけど、かといって、永遠の友情を捨てるほどの心境の変化がそこに生まれるだろうか、というのは疑問

そのあたり、そもそも貴族階級のチャールズと、被差別民だったエリックとの環境の違いが同じ理想を掲げた二人が袂を分かつ一つのトリガーとして機能していたX-MENは良い作品だったのだなと改めて実感したり

あそこで手を離した時点で、もうオプティマスプライムを撃つことに葛藤が無くなっていそうなのが、プリクエルとしてのストーリーが終わってしまっている感じがして

これ以上話が広がるのかしら・・・という疑問は感じましたね

 

最後に

そこまで期待していなかったというのもちょっとあるけど

おもったよりも面白かったな、というのが印象

その割にあんまりほめていないな。。。

実際、そこまで強い引きがある作品でもないし

映画TFシリーズ自体が、今現在どこまで集客力のあるコンテンツなのか・・・

トランスフォーマーTWOが制作されるのを凄く期待しているけど

前述の通り、その後の話は今までの作品で十分なんじゃないか

という気もちょっとしているんですよね

 

TWOがあるなら敵役になるであろうクインテッサ星人も

見た目もいまいちだし、一応最初のプライムたちは勝つ寸前だったわけだしね

それ考えるとちょっと敵として微妙かなぁ・・・

プリクエルスターウォーズのバトルドロイドとか、アベンジャーズのチタウリみたいなやられキャラ感がねぇ

 

まぁでも楽しませてもらったので、TWOをやるのであれば見に行きますよ

TF×G.I.ジョーよりは興味があります

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