beauty and harmony Ⅱ

いつかきっと。

雨の日に、

薔薇の悲しみ

霧雨のなかおもおもと群れ咲く薔薇の前に立って気づけば薔薇の悲しみを想像していた薔薇は薔薇の悲しみのために花となり青き枝葉のかげに悩める__若山牧水牧水は悩みながら薔薇を眺めてその花に己の悲しみを見いだしたのだとは、思うでも薔薇自身の悲しみ…

なないろの雨の朝

音のない雨のそぼ降る朝青灰色の空は淡く、ぼんやりと光を広げて窓のそとには立派なクモの巣 透明なクモの糸はたくさんの雫をたくわえて重そうにたわみ豪華だけれど繊細で清らかで妖精の髪や肌を飾りそうに美しくて見つめてそっと心にしまう思い出したように…

雨とあじさいとトロイメライ

フジコさんのこの動画は演奏がはじまる前に雨音と鐘の音、雷鳴がひびいて完璧なその調和に一瞬にして時空を超えて教会のピアノの傍らに飛ばされて曲がはじまるフジコさんのプライベートな写真もロウソクの灯も愛らしい天使たちも窓の外の雨もフジコさんのト…

桜雨

雨に烟る桜しっとりと淡く滲んで大気とまじわっている溶けていく雨にたゆたい桜にたゆたい雨のなかでは不思議と桜とひとつになっているような安らぎを感じる雨と桜と、わたしだけ2023年ことしも桜が、咲いています。★STAND WITH UKRAINE・

しぐれ降る庭

裏庭の木々を登る蔓を見あげてたたずむ透ける葉色とりどりの実こぼれる光見あげる頬に朝しぐれ雨をよろこぶ草木を見あげているとみずうみの底にいるみたいだと思う緑の濃い匂い水草や藻の匂い音のない世界頬を撫ぜ髪を広げるやわらかな水の流れはるかな湖面…

人魚の涙

そぼ降る雨のなかのあじさいをぼんやりと眺めて人魚の涙みたいだなって思う。雨がなのかそれともあじさいの花がなのか定かではないけれど。波打ちぎわでさわさわと消えていく泡のようだとも。訳:金原瑞人絵:清川あさみ によるアンデルセンの『人魚姫』は布…

雨の日のモッコウバラ

モッコウバラが咲きはじめて写真を撮ろうかな…と思いつつなかなかその気にならなかったのですが雨のなかで咲く表情に惹かれてそぼ降る雨に瑞々しく美しく群れ咲く小さなバラたちのささやきが聞こえそうなそんな気がして雨音にこころを澄ます雨と光と、モッコ…

芽吹きの雨

久しぶりの雨雨音に包まれてほっと息をつくわたしがいてさざめく心が落ち着くような呼吸が楽になるような出掛けるために玄関を出てでも思わず雨の庭に佇んでしまう色とりどりの花よりも萌黄色の芽に若葉に吸い寄せられて庭の奥奥の方へ雨のなかで湖の底の魚…

雨のハロウィン

なんだかすっかり凹んでいてなにもしなかったハロウィン飾り。でも午前中にそろそろ終わりと抜いたマリーゴールドと切り戻したブルーサルビアのきれいな花を拾ってきていっしょに挿したらよもやよもやだ!(@煉獄さん)のハロウィンカラーなのでした。カボチ…

蓮池のほとりで

厳かに美しく咲く大輪の花よりも心を奪われたみなもを漂うひとひらの花びら波紋にゆられて淡い光を運ぶゴンドラ水にその姿を映して仄かに光りくるりくるり池を渡ってゆく奪われた心がそのまま久遠へとさらわれそうなほど美しくて柔らかな雨はみなもに千々の…

雨が咲いています。

庭で仄かに雨が咲いています。あじさいの花は雨が咲いているようで大好きなのです。アメリカではあじさいと言えばなによりもまず花嫁のブーケ。それに向こうには梅雨という梅雨はなくてあじさいは初夏の爽やかな晴天に咲くお日さまの似合う明るい花でした。…

そよ風と若葉と、小ぬか雨

窓辺のサンキャッチャーたち。お日さまの光をキャッチするのが役目だけどきのうつかまえたのは、そよ風と若葉と小ぬか雨。音もなく降る細かな雨とほどける若葉が風を薫らせてさあっと吹き抜けていくそよ風。万葉集にも登場する「ちさの花」。エゴノキです。 …

雨の日に

きのうはずうっと雨でした。ほっとして目を閉じて息をついて庭の植物たちも同じでシンクロしているような気がした。ビニール傘ごしの街はひっそりと静かで淡く滲んでほんのりと光り、湖の底に沈んでいるように美しく。雨と雨音に閉じ込められて海まで歩きた…

雨に烟る

少し前の写真です。 書くこと溜まっているけどどうしよう?とぼんやりカメラのデータを見ていたらきらめく新緑より生き生きとした鳥たちより華やかに咲く色とりどりの花よりもずっと雨に烟る情景がすとん、と心に落ちついたので。ゆるやかに優しく蛇行する川…

花筏 -はないかだ-

きょうは鈍色の空がとても低かった。この雨、いつまで降るつもりだろう。雨になって庭の金木犀が散りだして、おとといの朝から木のそばの地面がオレンジ色に染まりはじめた。きのうには、それはもう一面のオレンジに。金木犀のじゅうたんを写真に写そうと思…

雨の日のクラゲ

クラゲが好き。また生まれるならクラゲがいい。水槽のなかはちょっと避けたいけれど避けられなくてもいい。クラゲになりたい。物欲を失くして久しいのに一目惚れした傘がある。雑貨ブランド "YOU+MORE!"と加茂水族館のコラボ『雨空を泳ぐ クラゲの傘 』クラ…

見るべきほどのことは見つ

子猫たちは、いとこが引き取ってくれました。ご心配をおかけしました。逃げちゃった子が見つからなかったのだけれど残った子を車庫のわきに置いてみたら、にゃーにゃ―鳴いて1時間もしないうちに逃げた黒っぽい子がやって来た。さすが兄弟。いとこも奥さんも…

雨の日の捨て猫

うちに入ってくる小径の脇にゴミ出し用の金網のカゴみたいなのを置いてあるのだけれど、昨日の朝、その横に小さな段ボール箱があって、なにかと思ったら子猫だった。開けた途端に一匹飛び出して逃げちゃった。めちゃくちゃ驚いた。昨日も今日も必死に探して…

色づくヤマモモ

少し前から、 ほんのりと頬を赤らめるように色をつけはじめたヤマモモの実。 きょう気づいたら、だいぶ色づいている実があります。 まんまるでかわいらしい。 あめ玉みたい♪ やっぱりたくさんなりすぎて粒は小さい。 ツリーハウスで本を読みながら、摘んで食…

きのうの雷

夕べは激しい雨が降って、ものすごい雷鳴が轟いていた。 ひさしぶりの大迫力。 わくわくした。 雷、好きなんです。 あの轟きも好きだし、稲光を眺めるのも好き。 なぜだか胸が高鳴ります。 後から気づいたのだけれど、 夕べ、あのとき、ちょっとコロナを忘れ…