beauty and harmony Ⅱ

いつかきっと。

2020-07-01から1ヶ月間の記事一覧

ひかり宿して、

蓮は花のなかにひかりを宿して咲く。まるで、おのずからひかりを発しているようだ。身のうちのひかりをほんのりと外に透かしてたおやかに風に揺れている。蓮の精天女この世ならぬそんな美しいものが開いた蕾からあらわれてもきっと驚かない。そんな花だ。ひ…

水底の石

なんの変哲もない水底(みなそこ)の石に、心惹かれる。それはクラゲへの憧れに少し似ている。クラゲとかプランクトンとか水底の石とか貝とか。波打ちぎわの、さわさわと消えていく泡とか。そういうものに、わたしはなりたい。...あれ?「そういうものに. わ…

炎を戴いて

睡蓮鉢のホテイアオイ(布袋葵)六枚の花びらのうち上に向いた一枚にだけ孔雀の羽根のような模様が入って、美しい。真ん中の黄色の斑紋は焔(ほむら)だっているようで強く印象に残る。浮袋のようにふくらんだ葉柄を七福神の布袋様のお腹に見立てて布袋葵と…

怪鳥ガビちゃん

水しぶき攻撃~!『ガビチョウ』って、怪獣チックな名前じゃないですか?「ガビチョウだ!」ってなんとなく「怪鳥だ!」みたいな。外来種で体の大きなこの野鳥はかなり圧巻で存在感抜群の堂々ぶり。モノマネ上手でよく通るとてもいい声で鳴くけれど大音量で…

この世でいちばん好きな食べ物『最後の晩餐』であなたが食べたい料理はなんですか?って質問を見かけることがあるもしも最後に口にするものを選べるなら、桃迷いなく一切れの桃・・

かぼちゃの花

ふくよかに咲くあまりにも無垢に、素直な感じに咲いていたので思わず写したかぼちゃの花。あざやかなビタミンカラーで元気いっぱい。キュウリとかスイカとかゴーヤとかみんな黄色で素朴で生きいきとして似たかんじのお花だけれど、さすがに、かぼちゃの花は…

雨の日のクラゲ

クラゲが好き。また生まれるならクラゲがいい。水槽のなかはちょっと避けたいけれど避けられなくてもいい。クラゲになりたい。物欲を失くして久しいのに一目惚れした傘がある。雑貨ブランド "YOU+MORE!"と加茂水族館のコラボ『雨空を泳ぐ クラゲの傘 』クラ…

ヤマガラの水浴び事情

ずっと単独だったのに7月に入ってからは群れでくることが多くなったヤマガラ。一緒に入ることもあるけれどお互いにけん制し合う方が多い。それでなんだかちょっと殺伐とした感じがする。なんで追い払うかな?一緒に入ればもっとずっとかわいいのに。これは手…

ノウゼンカズラと、ハチドリと

アナポリスで暮らした家の隣家の庭にはノウゼンカズラの蔓が生い茂り夏にたくさんの花を咲かせていた。アメリカノウゼンカズラ。日本で古くから咲くノウゼンカズラに比べると花がスリムでラッパのようなかたちでオレンジより濃く赤く咲いていた。この花のい…

青栗と見晴らし台

なんてやさしい緑淡くてちょっと透明で、落ち込んだ気持ちにやさしい色合い栗のイガって漢字で書くと「毬」なんだ「まり」なんだぜんぜん痛そうじゃなくて、意外ほのかな黄緑色でやわらかくてさわっても痛くなくてころころでまるでマリモのような癒し系ふと…

ファイト・ソング

これまで声に出さなかった思いが ビルを壊してる あの鉄球みたいに暴れだす 声を限りに今夜、この気持ちを叫ぶわ ねぇ、わたしの声が聞こえる? これはわたしの応援歌 やり直してみせるって わたしは大丈夫って、証明する歌 力がみなぎる わたしは いま、強…

逢魔が時

淡き夢うつし揺蕩う烏瓜日暮れ前。カラスウリの開花を見ていたら今年はじめてのひぐらしの声を聞きました。かなかなと。あの澄みきった もの悲しい、美しい声。層を重ねてゆくような夕方の空気を震わせて寄せては返すように響いてくる。遠く、近く、また遠く…

愛する

愛するそれは互いに見つめ合うことではなく同じ方向を見ることであるそう言ったのは、『星の王子さま』の人、サン=テグジュペリ。大好きな作家のひとりです。はじめてこの言葉を読んだときああ、そういうことだったんだ! と震えた。実感していても、言葉で…

メジロたちのバードバス

庭のバードバスにひとりでふらりと飛んできたり仲良くペアで来たりもするキュートなメジロ。それでも大挙して押し寄せることの方が多くてやっぱ目白押しよねー♪ とひとり勝手に納得するわたし。押し合いへし合いでばしゃばしゃばしゃばしゃやっている。ひと…

烏瓜の花

月を、待っている数日前から裏庭の生け垣にからまるカラスウリが花を咲かせはじめました。まだ7月なのにちょっと早い気がする。カラスウリは、晩秋を彩る鮮やかなオレンジ色の実が目を引くけれど夏の夜に咲く花はさらに印象的。白いレース糸で優美に編んだよ…

文月のフェルメール

De kantwerkster : レースを編む女寛ぎながらもレース編みに没頭している佇まい。伏せた目元や聡明そうな額。繊細な指先。ゴッホを魅了した「レモン色、ほのかな青色、パールグレーの配置。」クッション型の裁縫箱からこぼれる糸。その驚くべき美しい描写。…