アル・フォスターが亡くなった時は一週間ぐらい経ってから知ったのでここには書かなかったのだった。
ディジョネットはそれはもう伝説的なジャズドラマーで、エルヴィンとトニーをかけ合わせていろいろ発展させたような凄い人で、少なくとも30年ぐらい前の時点では世界最高の実力者として評価されていたと思うのだが、自分としてはあまり馴染めなかったドラマーでもあった。
ジャズを齧っていた頃は勿論先輩方からこういうのを聴いて研究しろと薦められたりしたものだが、どうも音楽的に上手すぎて現実味の湧かないドラムだと感じて敬遠するようになってしまったのかもしれない。
ディジョネットの名演といえばモントルー・ジャズ・フェスティヴァルのビル・エヴァンスとかキース・ジャレットのスタンダーズ・トリオとかがド定番で、まあいろいろ沢山ある。あと個人的にはライブ・アンダー・ザ・スカイ(昔のジャズフェス)でショーターとデイヴ・リーブマンがフロントで吹いてたコンボの演奏が好きだったかなあと思い出した。
ロイ・ヘインズ(ジャズドラマーです)が亡くなったそうなのでロイ・ヘインズのことを書く
ここのところ、凄いレジェンドというか何というか、もう90代にもなるようなそういう大物ミュージシャンの訃報が続いている。
9月にはベニー・ ゴルソンが亡くなったし、最近は本当に続けざまに、クインシーも、ルー・ドナルドソンも逝ってしまった。
そして、ついにロイ・ヘインズの訃報も届いてしまった。享年99。もう90を過ぎてから何年も経っていたので、個人的には妖怪と呼んでいた。
ロイ・ヘインズの名演とか、"Now He Sings, Now He Sobs"とか、そういう話題はネットにいくらでも転がっているので、そしてこれから更にどんどん出てくると思うので、ここではあまり書きません。
チック・コリアの"Now He Sings, Now He Sobs"は、自分が持っているのは初CD化された当時のCDで、曲順が元々のアルバムと大きく異なっている。1曲目が"Matrix"というブルースの曲のやつである。まぁオリジナル盤の1曲目である"Steps-What Was"も前半はブルースの曲だよね。
ロイ・ヘインズと言えば、30年ぐらい前は、ロイ・ヘインズのシンバルレガート(チンチキチンチキ叩くあれのことであり、大坂さんが言うところのライドパターンのこと)は、スイングしないシンバルレガートの代名詞みたいに言われていた。
個人的な話になるが、若い時分にジャズを少しかじっていた当時、自分がジャズを叩くと、ロイ・ヘインズみたいなシンバルレガートだと言われたものだ。
そして、当時はそれはとても不名誉なことだったのだ。
YouTube動画を視聴 Yamamoto Drum Lab - 【ドラムショップ①】定番に混ざってレアな品々が普通に並ぶ専門店をチェックしました
2ヶ月前に出たので今更感はあるが、浅草ドラムシティの紹介動画。
動画の23:46付近から、レモのスキンディープなるヘッドが登場している。
このヘッドは大坂さんの動画でも紹介されていた。
誰も言わないみたいだから俺が言うけど、スキンディープって、ベルソン副社長(故人)の曲と同じ名前ですなぁ(棒)
人が亡くなったことを書く_20230303
ショーターが亡くなった。説明不要のレジェンドだ…。
人が亡くなったことを書く_20230208
アメリカにModern Drummerという雑誌がある。洋雑誌だからほとんど読んだことがないのだが、ニッポンのドラムマガジンもこの雑誌からの翻訳記事を掲載したりしていたことがある。
Modern Drummerの創刊は1977年。創刊号の表紙を飾ったのはバディ・リッチだった。まだリッチが世界一のドラマーとして健在だった時代のことであり、まぁ妥当と言えるだろう。ところでニッポンのドラムマガジンの創刊号は誰が表紙だったかな?(答:ジェフ・ポーカロ)
創刊から3号目となる1977年7月号では、表紙が4つに区切られ3人のドラマーが表紙を飾った。1人はKansasのフィル・イハート、1人はアラン・ドーソン、そしてもう1人はベースドラムのフロントヘッドに"BASIE"と書かれたドラムとともに登場した。当時、ベイシー楽団のドラマーだったブッチ・マイルスである。ベイシー楽団のドラマーがドラム雑誌の表紙に載る時代だったのだなぁ。しかも当時はブッチ・マイルスは、ニッポンのドラムメーカー、Pearlのエンドーサーだった。
そのブッチ・マイルスが亡くなったとのこと。音楽の先輩からフルバンというものを教えていただいた頃、初めて買ったベイシーのCDが"Montreux '77"だったので、今日はこれを聴いて寝ることにしよう。ドラムはもちろんブッチである。
ブッチの名演は他にも"Basie Big Band"、"Live in Japan '78"、"On The Road"(いずれもベイシー楽団)などなど。随所でド派手にぶっ放すドラミングと、バンドが一丸となってドライブしまくる演奏が堪能できると思います。
現在50代ぐらいの人たちが若い時分には、ネスティコ(この人も数年前に亡くなってしまった)が譜面を書きブッチがドラムを叩いた時代のベイシー楽団のサウンドはモダンなものとして受け取られていたと思う。今の若い人たちは当時のサウンドを聴いてどう思うのだろうか?
↓Modern Drummerのサイト
亡くなった人のことを書く_20230115
今度はユキヒロかよ…。
続くなぁ…。