苦しみから解き放ってくれた「ROCK MUSICAL BLEACH」~Arrancar the Final~
※こちらの記事はエッセイとして書いたもので、あまり舞台としての感想が書けていない可能性があります。そして長いです。
3/9 、冷たさの中にどこか暖かさを感じる風が吹く。
そんな日、「ROCK MUSICAL BLEACH」~Arrancar the Final~が大千穐楽を迎えた。
自分が通った舞台が終わってしまうと、寂しさを感じることが多い。しかし、今回ばかりはなぜか違っていた。私は観に行くという受動的な体験をしたに過ぎないが、それでもこの舞台は、私のこれからの人生を変えるように、強く訴えかけてくるものがあった。
昔の自分に戻りたかった
ここ最近、私は自分が何を成し遂げないか、少し迷っていた。それゆえ、何か目標を掲げても目移りして達成できなくて、歯がゆさを覚えていた。
かつての私はアグレッシブでストイックだった。
小学4年生で、大学の志望校を決め、絶対に現役で受かることを誓っていた。そして、様々なことを犠牲にしていた。
ストレスでまっすぐ歩けなくなっても、内申のために、這ってでも学校に行って、結局座ることも困難で病院に運ばれたり、生徒会で帰りが遅くなっても絶対に平日は絶対に2時間は勉強したり……。
親や周囲から反対されようが、私は誰の手も借りずに進むことを選んだ。
志望校を決めるのも、進学後の資金計画も、受験時のホテル探しも、すべて自分の力でやり抜いた。
だが、今はどうだろう。あの頃の熱意は、どこか遠くなってしまった気がする……。今しかないものを大切にと言い訳してはなすべきことから逃げている。だから、昔の自分に戻りたかった。
2/23東京大千穐楽で得た答え〜藍染惣右介の救い〜
ここで、東京公演のことも書こうと思う。実は東京公演中の観劇は苦しみを感じることが多かった。
しかし、東京千秋楽で藍染惣右介の救いを見つけたことで、私の心は深い苦しみから解放された。
順を追って説明したい。
まず、観劇の中で苦しみを感じた理由は主に以下の3つ。
・ギンと要には愛する人間がいて、その人のために行動しているのに、藍染にはそういう人がいない
・藍染があのような性格、考え方ゆえ、仮に愛し合う人がいても、霊王を討つことが目的になりそうで、どうあがいても尸魂界を裏切るしか選択肢になさそう
・崩玉と融合(本人曰く「従えた」)してから、向こう見ずな戦い方が多く、焦りがあるように見える
東京公演中は、崩玉と融合していることが判明してから、しばらく涙が止まらなくなることが何回かあった。あの最も感動するギンの最期に乱菊さんが慟哭する場面に入る前から、あり得ないほど泣く。
カテコの時は持ち直しても、ソワレが終わって品川駅まで歩いていると、自然と目の奥が熱くなって仕方がなかった。
藍染惣右介は、私の人格形成で最も影響を与えている。
誰の手を借りなくても、一人で何でもできる。
しかも強くて賢い。
ロールモデルとして一際輝くような存在だった。
実際、私は一人でも自分の力でもやり抜くのが辛くない。しかし、今の年齢になって思う。人は一人では生きていけず、命があるとてやがて狂う。
誰かと目標や夢を共有した経験が私にはほとんどない。
これは精神衛生上よくなかったかもしれなかったと今では考えている
そのため、孤独しかなかった藍染を見ると、自分のあまりよくなかった行動がフラッシュバックした。
藍染にとっての救いはなんだろうか。
藍染を推して10年以上は経っているが、「救い」を見出だせないでいた。
しかし、2/23東京千穐楽でようやく見つけることができた。
それは、四十六室が藍染に判決を言い渡したとき。
捕まっているのに、落ち着いて、精神的に満たされたような瞳をしていた。確かに、見た目は縛られているけど、心が解放され、平常心に帰っているような……。
このように感じたのは、法学部出身だからだとも思う。そう思ったとき、法学部を目指した過去の自分が藍染に父性を求めてロールモデルとしてすえ、なんとか自分を保てていた傷が癒えるような心地もした。
藍染惣右介は生涯最高の推しであり続ける。数少ない永遠の一つになる。
その藍染の救いを見つけたことは私のこの上ない財産だと思っている。
救いを見つけた後のブリミュ
大阪公演からは、悲しみはわずかになり、ほとんどが楽しみに変わった。
確かに藍染の孤独に心は痛めるけど、でも救いがあるから、前ほどは辛くない。ハンカチがビチョビチョになるほど泣かなかったし、今このときを楽しもうと思えるようになった。
過去の熱を持った自分も取り戻せ、仕事のモチベーションも高まった。
3/9マチネでは、スペシャルカーテンコールのコーレスは、念願だった「藍染様」!!
幸せとはこれ、このこと。
公共の場で「藍染様ーーーー!!!!」って叫べたの本当に本当に感謝しかない。
いよいよ、大千穐楽。
もうこれで、生は見納め。ちょっぴり寂しい気持ちを残しつつも、ワクワクしながら観劇ができた。前篇含めて、藍染に対して「美しすぎて泣いた」というようなことはなかったが、大千穐楽だけは別で、自然と涙が溢れてしまった。初めての経験。
本篇が終わり、スペシャルカーテンコールの後、全キャストが出てくるとき、衝撃の光景が! なんとあの藍染様がジャンプしながら舞台袖から出てきた!! このときの開放感、絶対に他の人も感じていたと思う。藍染惣右介として演じるの、本当にプレッシャーだっただろうな……。
新たな門出と清々しい気持ち
大千穐楽を見届け、会場を出ると、どこか清々しい気持ちがあった。
もう観られなくても、寂しくない。自分の心に永遠に残り続けるという安心感もある。
私は以前似た感情を抱いたことがある気がする。
それは、受験を終え、結果発表を待ちながら、高校を卒業したときのこと。そこには寂しさだけでなく、新天地での生活への爽やかな期待感もあった。
冷たさの中にどこか温かさのある風が吹く。
明日も仕事を頑張ろうと襟を正しながら、帰路に着くのだった。
好きなシーン3選感想 ROCK MUSICAL BLEACH〜Arrancal the final〜
2/8から公演がスタートした、ブリミュを観に行きました!
何度か観に行っていて、残り僅かしか期間がないのですが、たくさんの人に観てほしいので、感想を書いてみます。
今回の記事では、好きなシーンを3つ挙げようと思います。
一護vsウルキオラの織姫の叫び
BLEACHベストバウトNo.1の超人気対決。歌も演出もすごく凝っています。
筆者は織姫が好きなのですが、このバトルでは絶叫する姿が見られるので、見る前からずっと楽しみにしていました。
一護がウルキオラに孔をあけられる直前の戦闘シーンが影になっているのもめちゃくちゃカッコ良いです。
ウルキオラと一護の歌での駆け引きも本当に良くて、それを経ての織姫の慟哭。
一護のために行動していて、助けを求める存在になりたくないと頑張ってきたのに、結局頼ってしまう織姫の痛みが、心にぐっと来ます。
虚圏衣装の織姫の苦悶に満ちた表情は見ていて辛いけど、もっと見ていたくなりました。
「謝っといて良かったわ」からの乱菊巻頭歌歌唱パート
ここで泣かない人は藍染惣右介の素質があります。
藍染に付き従っていたのはすべて乱菊の為だったギンの気持ちがこもった秋沢さんの演技に、震えました。藍染にやられても一心不乱に崩玉をつかもうとしていた演技に胸が締め付けられます。
原作ではあそこ腕もがれているので、相当な激痛だと思いますが、それでも乱菊のために体が動いてしまうギンにうるうるしました。
そこで、乱菊さんが巻頭歌を詠いながら、ギンの許へ歩んでいって……。詠い始めた瞬間、涙があふれてしまいました。乱菊さんの巻頭歌は、ギンとの過去と現在を詠んでいて、心が痛みますね……。
ブリミュ後半で一番感動したシーンはここ。
藍染様VS護廷十三隊&仮面の軍勢
私の一番のお気に入りシーン。
とにかく藍染様が強すぎます。ロングコートがひらひらとしていて、これだけでもカッコ良いのに、殺陣も素晴らしすぎ。絶頂。老若男女問わず、このシーンで興奮すること間違いなし。(※ですます調が置いていかれるほどに)
藍染様が複数人の隊長格を同時に相手にしてそれでも余裕そうに笑みを浮かべている姿にときめきを禁じ得ませんでした。
あの力の塊のような狛村さんを遥かに凌ぐ膂力で圧倒していたり、日番谷君に対して舐めたような素振りをしたり……。何回見ても違う発見があるような最高のシーン。すさまじい剣戟を観れるだけでもありがたいのに、その中心が藍染様(私の最推し)なんて幸せの極み!
京楽さんと背中合わせになっているときに、めちゃくちゃ笑っているのが可愛いし、かと思えば、冷酷な表情をして凄まじい勢いで斬りまくるから、ギャップに骨抜きになります。全人類観てほしい、誇張表現なしに。
今回はこのような感じでまとめましたが、色々なことにフォーカスして記事書きますー
マイペースに。
私の王子様は真田弦一郎君!【テニプリ途中まで読んだよ報告】
『テニスの王子様』
女オタクの大半が読んでいる作品の1つだと勝手に思っている。
ただ、私はオタクでありながら、実はあんまり触れてこなかった。
弱ペダは舞台も含めて観に行っているくらい好きなので、同じようにテニミュには興味はあった。
しかし、『新テニスの王子様』を含めると、まあまあ長いためなかなか進めなかった。
この度、ありがたいことにテニミュを観に行く機会をいただいたので、原作を読むことにした。
2024年7月27日現在、30巻まで読了している。全国大会に行って、沖縄代表の比嘉中と戦っているところ。
無印全部読んでから感想を書くかと思っていたけど、ちょっと事情が変わった。
なんと、好きな人ができたんだ。
その人の名前は真田弦一郎。
本当に、ありえないくらい、めっちゃタイプ!!!!
性格は、真面目で、堅苦しくて、誠実で、自他ともに厳しい
顔は、鼻筋が通っていて、ツリ目切れ長、だからといって小さくはなく、目力があって、眉毛が太い
身長が高くて筋肉質。
テニスの実力は中学生の中でTOPクラス。
おまけに神奈川県に住んでいる。
ひいいいいいいいーーーーーーーーーーーっ!
おかしくなる!!!!!!
私の王子様じゃん、真田君。
実は、数年前から気になっていた。
JUMP SHOP原作新商品情報
— ジャンプショップ JUMP SHOP【公式】 (@jumpshoptokyo) 2021年11月4日
11/4(木)発売
『新テニスの王子様』真田のふんどしアクリルスタンド
1,650円(税込)
前回の告知画像に不適切な表現がありましたので該当ツイートを削除し、訂正した内容にて改めて告知いたします。お客様に不快なお気持ちにさせてしまいましたことを深くお詫び申し上げます。 pic.twitter.com/0zL7YDU0Ro
真面目にやって、こんな感じになるなんて、おもしれー男(馬刺しちゃんは、おもしれー男が大好き。藍染惣右介もおもしれー男)。
しかも、ふんどし。
馬刺しちゃんは裸体が大好き。
裸はごまかしがきかない。
その人が普段どんな生活をしているのか、これまでどんなことをしていたのか、体をみれば分かるから。
真田君の好きなところ①
手塚部長に「たるんどる!」とぷんすかしているところ
初登場時、真田君は怪我をして試合に出られなかった(?、記憶曖昧)手塚に対して「たるんどる」と、少しご立腹。
厳しそうだけど、端正な顔立ちにドキドキ。
意地悪で「たるんどる」って言っているわけじゃないよね、真田君は。
それが伝わるから、大好きなんだ。意地悪はNO。
真田君の好きなところ②
誰に対しても容赦をせず、自分に自信があるところ
関東大会のVSリョーマ。
1年生との戦いでも容赦しないで、自分の全力を出していて、すごくかっこよかった。
単行本のおまけコーナーで無我の境地を使わなかった理由にも触れていたんだけど、自分の方が強いから使わないって言ってて、めちゃくちゃ痺れる。
自分に自信があって厳しい人が一番好きーーーーーー!
ネットで調べたところ、真田君は風紀委員長とのこと。
私も風紀委員長だったんだが……。
あと、筋トレが趣味らしい。
うきゃーーーーーーッ!!!
なぜ、私のツボをここまでおさえるのか。
怖いまである。
31巻以降や新テニにもたくさん出るらしい!
別のキャラに沼ったら笑ってください。
楽しみ!!!!
ちなみに真田君、香水出ているのだが、かなり好みの香りそうで、悶絶しています。
【primaniacs】新テニスの王子様 フレグランス 真田弦一郎
来週あたりには無印は全部読み終わると思うので、感想をお楽しみに。
【決意表明】中国語を始めます
こんばんは、馬刺しです。
前回、Duolingoで韓国語の記事を執筆したとき、中国語を始めると言っておきながら、全然進めていませんでした。
basashilaboratory.hatenablog.jp
なのでこの記事をもって、中国語を始めようと思います。
中国語は本当にはじめてなので、とてもワクワクします。
英語と同じ語順らしいので、私と合っていると良いな~って思っています。
今回使う教材はこちら!
価格は1200円+税
安すぎ。
ページ数は196で多くもなく、少なくもなく丁度良い感じで、初心者向けって思ったからです。持ち運ぶのも楽そうだし。
あと音声もついているし!(これが一番重要かも)
(Amazonリンクを貼っていますが、アフィリエイトはしていません)
勉強方法はこんな感じで進めて行こうと思います。
1日1時間ほど。
最初の20-30分は発音練習。
そのあと1PARTずつやって、1か月くらいで1周できればって思っています。
(PARTは発音以外なら20PARTあります。まあ余裕かなって思っています←フラグを立てる)(夏休みの宿題が終わらず、大泣きして登校拒否した前科あり)
ただ、発音練習はYouTubeを見てやろうかなって思っていて。
理由としては、文章やイラストだけでは口の形や動きが分かりにくいから。
この教材はイラストがないので、さらに分かりにくい……。
まあぶっちゃけイラストがあったところで、実際の口の動きを見た方が早くて正確なので、ここはあまり気にしていません。
YouTubeで繰り返し見ているのはこちら
全部ってなるとかなり長いので、平日は冒頭の方のみ見ます。
8月24日までにPART20まで1周終わるか、見物です。
こういうのは大抵おわらないので(バッファ設けているので、終わることを信じたい)。
夏休みは取れるのか分からず、お盆休みがなく、いつも通りの週5勤務が続きます。
韓国語やTOEICの勉強もしている(嘘、TOEICはあまりやっていない、ちゃんと仕組み作れるように考えているところ。とりあえず、単語覚えたし、毎日Gumballみているし、英語には触れている感じ)し、普通に仕事の勉強もするので、暇ではない。
緊張感持ってやれるので、良い刺激かも。
1週間に1回くらいは進捗報告します。
お楽しみに。
『ルックバック』を観に行ったら、フラッシュバックして開始から最後まで泣くバケモンと化した
2024年6月28日(金)公開の映画『ルックバック』。
藤本タツキ先生が「ジャンプ+」に2021年7月に公開した漫画が原作になっている。
あらすじはこんな感じ。
漫画を描くのが得意な藤野は、いつも学級新聞に漫画を載せており、クラスメイトから好評を博している。あるとき、担任が藤野に、隣のクラスにいる不登校の京本の漫画を載せたいと頼まれ、舐めた態度で承諾する。しかし、実際に京本の漫画を見るや否や、その画力に驚愕し、闘志を燃やし始める……。
漫画のリンクはこちら
(2024年7月19日現在、途中までは読める)
原作の方は、公開されてすぐに読み、泣くほど感動した。
映画の公開からしばらく経って、7月17日。
既に映画を見た人がSNSに感想をあげていて、多くRTされ、私の目にもとまった。
その中で印象的だったのは、「そこから泣くの?」という意外なシーンでずっとオタクが泣いているという感想。
筆者の涙腺は脆い。
ただ、既に読んだ話でもある。「まあ、そんな泣かないでしょ」とたかを括って、ハンカチすらもたず、というかスマホと家の鍵だけで映画館に向かった。
さて、映画が始まると、なんということか。
1分程で泣いてしまった!!!!
えっ!? そんなことある!?!?
努力していないわけではないのに「5分で描いた」と言ったり、(本当は一生懸命考えているはずなのに、それを毛ほども感じさせず)自分の漫画は面白くて当然みたいな態度をとったり……。
これ、小学生の頃の私ですーーーーっ!!!! どひゃーーーーーーッ!?!?
原作を読んでいるからこそ、この後の話の流れを知っている。
藤野は、京本に対して侮った見方をして、結果、京本の圧倒的な画力に打ちのめされる。
わーーーーーー、やめてくれーーーー!!!!
ここも私の過去と同じ!! 私の過去再放送!?!?!? ひぃーーーッ!
(ちなみにこの過去についてはこちらの記事に)
(別に読まなくて良いです)
あーこういう記事を割と近い時期に書いたからこんなことになるのか!?
タイミングミスった。
そう思ったのは映画を観終わったあとなので、もうここからはあとの祭り。
1時間泣きっぱなし。人が少ない時間帯で本当に良かった。
以下は泣きポイントをPUして書こうと思う。
格上だと思っていた京本から「漫画の天才」とほめちぎられた藤野が、雨が降る中、傘も差さずにスキップしながら帰るシーン
自分にとっての憧れ、努力する原動力になっている人に実力を認められる。
これ以上の喜びはないと思う。
藤野はクラスメイトから絵や漫画を褒められるのは、ある種当たり前なこととして捉えていたと、私は感じた。
「自分は一番絵がうまくて、話も面白い」そういう自信が藤野にはあったと思う。
だから、自分より絵がうまい人がいたり、しかも自分で見ても明らかに見劣りがしたりすると、めちゃくちゃ悔しい。
映画では、クラスメイトから京本と比べて「普通の絵」と言われたことに、特にショックを受けているようにみえた。
京本を越せるように前にもまして努力する藤野。
しかし、圧倒的な画力についに負けを認めてしまい、6年生の途中で漫画を描くのをやめてしまう。
そんな中、京本と実際に邂逅すると、やれ「ファン」やら「漫画の天才」やら、賞賛と興奮に満ちた思いをぶつけられる。
本当はめちゃくちゃ嬉しいのに、藤野は冷静な態度を貫く。
中学生のころを思い出す。
「内申点ももらえるし、生徒会、一緒にやらん? ○○高校(※地元で偏差値1位の名門)に行くんなら生徒会長になっといた方が良いらしいし。まあ、オレは選挙出るの嫌だから、執行部には入らんけど。何かの委員長とかに立候補しようと思う。お前は生徒会長に向いているし、なれると思う」
筆者が、頭脳の高さを認めていた唯一の異性の同級生から言われた言葉。
30年近く生きてきて、この言葉より嬉しかった異性の言葉はないと思う。
このとき、憧れでもあり、宿敵でもある彼から実力を認められたと感じて、胸が熱くなったのを今でも鮮明に覚えている。
自分には実力があるという自信だけは強く、勉強はできて当然、京大を目指すならこれくらい分かって当然、だから周りの同級生や教師から「頭が良い」と思われても、喜びはあまりなかった。
一方で、筆者は中学生の頃、とんでもないアホだと思っていた一面があった(今考えると、認知が歪んでいるだけ)。
憧れと自己に乖離があり、自分の方が劣っているのではないかと気後れしていた。
でも、そう感じているのは自分だけ。
しかも、この異性は内向的でとてもじゃないけど、生徒会というキャラではなかった。
そんな彼が、筆者と一緒に生徒会に入ることを望んでいるのもかなり驚愕だった。
憧れのライバルから、背中を預けられる相手として認められる気持ち。
本当は全世界に大声で発信したいくらい嬉しかったのに、ぐっと堪えてクールに「まあ、なるよね。そのためにこんなことしようと思っていて……」なんて語っていた。
映画では実際に動いているというのもあって、スキップのシーンがより躍動感があるように思えた。
漫画だと物理的には静止しているので、堪えているというのがより感じやすくなっている。
藤野の正反対の感情と行動はぜひ、漫画でも映画でも堪能してほしい。
一緒に漫画を描いてきた藤野に、京本が自分の意志で決別をするシーン
ここが一番泣いた。
原作を知っているからというのもあるかもしれない。
しかし、それ以上に過去の記憶がフラッシュバックして、涙と同時に変な汗も流れてきた。
記事を書いている今も涙が止まらず、鼻水ティッシュが山をなしている。
中学校にあがってからは藤野と京本は二人で漫画を描き始め、賞に応募し、編集者とも会うようになる。
藤野がネームなどを描き、京本がアシスタントのような形で背景などを描く。
二人で一人の漫画家のようになっていた。
受賞など、漫画家のデビューへの道のりを地道に進める二人。
しかし、ある日、京本は美大に行ってもっと絵がうまくなりたいからと、漫画を一緒に描くのをやめたいと藤野に申し出る。
このあたりから心臓ばくばくで気が気でなくなってしまった。
前の項目で書いた憧れの同級生から決別を告げられた。
2月。南国なので雪は降っていないが、とても寒かった冬の日。
「あんたは、お兄さんも○○高校(※上記と同じ地元1位の名門校)だし、あんたも頭良いから、当然志望校は○○だよね? 将来はハーバードに行くんだし」
「いや? やっぱり行かないことにした。兄貴とは別の道に行きたい。普通科は無理だけど、理数科なら学区違ってもここから通えるし」
確かにそこの理数科の方が偏差値は高い(※当時。今は違うようだ)。
しかし、政治家を多く輩出し、全国レベルの知名度もあるような名門高校を捨てるなんて、筆者には考えられなかった。
それに加えて、筆者は彼と高校も一緒に進学すると思っていた。
あんなことを言われたら一緒に行くって信じていた。
二人で頑張っていきたかったのに。
二人でならどこにでも行けると信じていたのに。
おまけに、なんなら筆者の方が理数科目得意なんですけど!?!?!?!?!??!
信じられない!!!
許せない!!!!!
置いて行かないで!!!!!!
強い怒りの一方で、自分の家族と同じ道を行きたくないというのは、刺激的だったし、張り合いがある、「さすがそれでこそ我がライバル」と心強く思ったので、「ふーん、じゃあ、中学でお別れだね」とだけ返した。
しかし、ことあるごとに筆者は揺さぶりをかけた。
「本当にあんたは理数科で良いの? 今回のテスト、私の方が数学の点数高いんだけど」
「こっちの方が家から近いし、校則もないし、自由だよ」
「あんたの家からなら自転車ですぐじゃん。向こうは自転車なら40分くらいかかるよ。近いのが一番じゃない?」
「高校でさ、一緒にこういうことしようよ」
「滑り止めの私立は同じかよ。まあ、あんたと一緒なんか嫌だけど(※嘘。筆者はこういうことを言う癖がある)」
彼との決別の会話、それにまつわること全てが頭に割り込んできて、心臓と背中がおかしくなって、涙がとめどなく溢れてくる。
決定的だったのは「私についてくればさっ 全部上手くいくんだよ?」という藤野の台詞。
原作の結末を知っているので、ここで藤野のいう通りにしていれば……、と苦しくなり、
フラッシュバックでまた情緒がぐちゃぐちゃになる。
一番許せないのは、例の男が、ハーバード大学に進学もせず、しかも東大も京大もいかず、地元のちんけな大学に1浪して入ったこと。
あんなに恵まれていた才能なのに……。
それが潰されたみたいで。
私が一番期待して信じていたのに、本当に許せなくて、悔しくて。
成長のためだった決別がこんなことになるのが苦しくて、思わず嗚咽が出そうになった。
2人だから成長できたし(向こうは違うかもだけど)、2人だから乗り越えられた壁があった(これは向こうも納得するかも)ことが脳に流れてくる。
ちょっと、すみません。ここは追記するかもしれない。
ここから、エンディングまでずっと泣いて、終わってからすぐにトイレに行く。
さすがにハンカチなしで鼻水がめちゃくちゃ出そうで耐えられなかったから。
トイレの鏡には、めっちゃ目が赤くなったバケモンがいた。
観に行く際は絶対に人と観に行かないことをお勧めする。本当にバケモンになるから。泣き過ぎて。
でも絶対に観に行った方が良い。
映画のHPはこちら(劇場は限られているので要確認)
Duolingoで韓国語を1年以上やってみての感想
Duolingo、Duolingo、デュオデュオデュオDuolingo〜🎶
たまにCMで聞いたことがある人もいるのではないだろうか。Duolingoは無料で英語や韓国語、中国語などが学べるアプリだ。
韓国で放送されている「TV 동물농장(動物農場)」という番組が好きで、韓国語を学ぼうと、Duolingoを使ってみることにした。
1年以上かかったが、本日、新たなことを学ぶユニット3まで終わったので、使用感や効果を記してみる。
※ユニット4以降は今のところ復習。ひょっとしたら新規で単語が出るかもしれない。
前提として、始める前の筆者のスペック
・京都大学卒(文系)
・大学の第2外国語はドイツ語
・英語は大学院の講義が受けられる程度
・韓国語の経験なし、K-POPや韓国ドラマに興味なし(ハングルが一切読めない、アニョハセヨくらいしかわからないくらいの素人)
印欧以外の語学は初めて。
並行して使った教材は以下の2つ
・木内明『基礎から学ぶ韓国語講座 初級 改訂版』国書刊行会
・中島仁『これならわかる 韓国語文法: 入門から上級まで』NHK出版
Duolingoの仕様について
Duolingo Plus(課金)を使っている。
広告は集中力を削ぐので、絶対に課金したほうが良い。筆者はガチの注意欠陥かつ神経質なので早々に課金。
使用している期間で少し改変があったが、基本的には1つずつクリアしたら先に進めるが、飛び級もできるような仕様。

飛び級は使わなかった。
個人的にかなり基礎を大事にしている、酒に酔っていようが、高熱を出そうが無意識に言葉が出るまでやらなければと意味がないと思っているため。英語を学習する際もこれが生きていると思っている。
1つのレッスンはおおよそ15問(種類によって若干多分違う)。リスニングやスピーキングが織り交ぜられている。
もし外にいるときなどだったら、スピーキングをスキップしたりなども可能。
間違った問題は繰り返し出される。問題はTwitterなどに投稿ができたり、画像として保存できたりできる。
レッスンの他に、リスニングだけスピーキングだけの問題を選択できる。
個人的に好きなのは単語の問題。やはり単語は基礎中の基礎なのでそれだけを反復してできるのはかなり良いと思う。

文法の解説はない。なので、「これはどうなっているのか?」と疑問に思ったときは、手持ちの文法書を確認した。
Duolingoは、生まれたての赤ちゃんが自然に言葉を覚えるように、アプリをすれば自然と身につくことに重点を置いている。なので、別に調べなくても良いのかもしれない。
ただ、個人的には調べたほうが理解度は高まったと思う。
Duolingoのユニットを全てクリアしたらどれくらいのレベルなのか
おそらく肌感ではハングル検定4級くらいは固いのではないかと思う。まあたしかに文法書など他の教材あってのことかもしれないが。
終了時点では約1100単語くらい学んでいるので、まあそんなものかも。

Duolingo韓国語コースの良かった点
①格安で音声を聞きながら、話しながら、語学ができる
②復習のタイミングが計算されている
③続く仕組みが整備されている
①ネイティヴが周りにおらず、話す機会がなかったため、アウトプットの問題があったのはかなり良い。
TV 동물농장を視聴する際も、知っている単語が増えたし、公共交通機関の韓国語音声もわかるようになった。
②学習の中では復習が一番大切。
その復習を学習者が考えずとも、定期的に入れてくれるのはとても良い。各コースではテーマが決められているが、後半になると以前のコースの内容が出てくる。非常によく設計されていると感じた。
③Duolingoはリマインド機能があり、いつも学習している時間になっても、まだレッスンをしていないと通知を入れてくれる。いつも朝10時頃にやっていたら、その時間になってもやらないと、通知が入る。習慣化しやすいように同じ時間にやってもらえるような工夫がされている。
これのおかげで筆者はもう500日以上続いている。もうここまで来ると意地みたいなもんで、続けなければという気持ちになってくる。今まで頑張ってきたのは水の泡になるのは嫌だし。
Duolingo韓国語コースのあまり良くなかった点
①教材使って自分で何周かした方が早い
②ある程度の時間を取らないと、完全に忘れた状態で問題を解くことになり、定着しない
①筆者は語学はおそらく得意な方。独学でドイツ語を中学からやっているようなタイプ。
なので、普通に教材をぶん回した方が早いと思った。韓国語のテキストも6,7周くらいはもうやっているし。これにはデメリットもあり、アウトプットの時間が極端に少ないので、ともすれば間違った発音のままで学習し続ける可能性がある。今後、別の外国語を学ぶときにこの反省点を活かしたい。
Duolingoをやっていれば、ある程度の会話を理解できるようになったり、発話できるようになったりするのはガチだとは思う。
ただし、自分で気になった文を何回も紙に書くとか別のことをしなければ、筆記はできるようにならない。Topikは筆記問題があるので、留学や仕事で韓国に行きたい人は注意した方が良い。ちなみに私は全然書けないので、教材を何回も解いて訓練している。
話せるけど、書けないのは悔しい。印欧諸語なら割といけそうだが(義務教育で英語が身についているため)、ハングルは個人的にかなり難しい。表記通りが基本とはいえ、ng、m、nは正確に覚えていないと無理、リエゾンなどで表記通りとは違う単語も少なくない。
②Duolingoの良いところとして、何も考えなくても復習の問題を出してくれることを挙げた。
ただし、これはある程度の時間をとることが必要。レッスンを進めなければ、復習にたどり着けない。例えば、一生別のことをしていれば一生復習できない。
語学力を身に着けたいなら、絶対にレッスンを進めた方が良い。とはいえ、真面目にするなら声を出せて、よく音声を聞けるような環境で行わなければならない。社会人にとっては難しい時期もあるかも(仕事の繁忙期はとりあえず続けることしかできなかった)。
これがDuolingoで韓国語をやってみての感想。
次は中国語をやってみようと思う。今回は速さ重視。完全なアウトプットとして使ってみる。
上海へオタ活しに行こう! 上海JUMP SHOP体験談

今年でJUMP SHOPは20周年を迎える。国内には常設店舗が13店舗。
実は上海にもJUMP SHOPがあり、日本国内には展開されていないグッズも数多く存在している。
今のご時世、ネットがあれば海外の商品を手に入れることは難しくないが、リスクがあるため、喉から手が出る程欲しい一方で、尻込みしている人も少なくないと思う。
というか、私がそうだった。
なので、実際に上海に行ってみることにした。
事前準備
2024年7月6日現在、中国に渡航するにはビザが必要。
まずは中国ビザの取り方について軽く説明したいと思う。
おおまかな手順は以下の通り。
①航空券とホテルを予約する
②ビザの申請書類を用意する
③ビザセンターに行く
④約1週間後、ビザセンターにとりに行く
①航空券とホテルを予約する
ビザを申請する際、渡航日および帰国予定日、滞在中に泊まるホテルを提示する必要がある。
個人情報が筒抜けになるのは忌避感があるだろうが、仕方ないので。
ちなみにPeachでは東京と上海は往復5万程で行ける。
ホテルは割と高めのちゃんんとしたホテルで、約1.5万円。
あくまで参考に。
②ビザの申請書類を用意する
ビザの申請の際には、サイトで事前に名前や渡航目的、滞在先などの情報を入力する。
このフォームに入力してからでないと、③に進めない。
他に必要なものは以下の通り
・パスポート
・宿泊先が分かるもの(予約画面のスクリーンショットなど)のプリント
・入国日と出国日、便名、席が記載された往復の航空券(プリントアウトされたもの)
・申請書と同じ顔写真
③ビザセンターもしくは大使館に行く
ビザの申請は住んでいる地域によって違う。
筆者は東京都民のため、有明にあるビザセンターに申請に行った。
このビザセンターは東京、大阪、名古屋にしかない。なので、この地区以外の人は大使館でビザを申請する。
ビザセンターのサイトはこちら
怪しい日本語が見受けられるが本物なので安心されたし。
有明のビザセンターに朝イチで行ったところ、待ち時間は1時間以下。
中国人が対応。すごく手際が良く、もし不備があれば、その場で修正してくれる。
ちなみにパスポートが回収されるので、申請中に海外への航空券を予約することがあれば、パスポートの番号を控えた方が良い。
※ビザセンターは中国のカレンダーで動いているので、日本と祝日が違う。
なので、日本では平日でも、中国では休日のときは閉まっている。事前の確認が大切(私は閉まっているときに行きかけた)
ビザは約8000円。クレカなど現金以外でも決済できる。
④約1週間後、ビザセンターにとりに行く
不備がなければ、約1週間でビザが通る。郵送には非対応なので自分で取りに行くこと。ビザはパスポートに貼られるので、パスポートさえ持ってくれば、持ってくるのを忘れることはないので安心。
ちなみに朝イチに取りに行ったら、1時間未満くらいで終わった。
事前準備PART2
ビザさえあれば入国はできる。ただ、現在の中国はスマホ決済がないと何もできない。
おまけに、中国はGoogleやApple Storeにアクセスすることができないので、何の用意もしなければ検索することも不可能。最悪空港から出られない。なので、事前にアプリを入れておく必要がある。
とりあえず、この2つは絶対に入れてほしい。
・支付宝
(全ての決済はこれで。地下鉄もカフェもグッズの買い物全部これ。飲食店はこのアプリでQRコードを読み込み、そこから注文する店が多かった。クレカと紐づけれらる。)
・百度地図
(GoogleMapも当然使えない。何か地図アプリがないと詰む)
ちなみに中国ではLINEも使えない。
2人以上で旅をして、連絡手段が必要な場合はWeChatなどをインストール。
上海JUMP SHOPへの行き方
上海のJUMP SHOPは美罗城という、商業施設の中にある。
事前準備で入れた百度地図を使って、行き方を検索すればすぐに行ける。
中国は公共交通がとても安いので、交通費は気にしなくても良いと思われる。
筆者が行った2024年4月のレートにはなるが、1時間以上地下鉄に乗車していても、100円にも満たない運賃だった。
基本的に、中国人は英語や日本語は話さない。
ただ、筆者がJUMP SHOPを訪れた際には日本語が分かるスタッフがおり、色々なことが聞けた。
上海のJUMP SHOPにも、日本と同様にポイントカードのようなものがあり、一定数貯まると割引される。そのポイントカードはWeChatで登録することができたので、私も登録し、割引を受けた。
本当にラッキーだった。
売っている商品は、上海限定の商品はもちろん、日本で販売されているものがあった。たとえば『NARUTO』のるかっぷなどがあった。
一番驚いたのは、プライズ商品が普通に売られていたこと。
筆者はクレーンゲームが苦手なので、そういう苦手な人でも手に取りやすくて感激した。値段もそこまで高くない(あくまで主観、およびレートによる)。
JUMP SHOP限定ブロマイドももちろんジャンプショップで印刷できる。
ただ、主観では待ち時間が長いように思えた。そもそもプリントする速度が遅いというのもあるが、常時2,3人並んでいる感じ。
実を言うと、このブロマイドは、上海のアニメイトやLOFTでも印刷することができる。LOFTは大きな商業施設にはどこにでもあるような感じ。そこは大体空いていたので、筆者的にはわざわざJUMP SHOPで印刷しなくても良いかもと思った。
なお、LOFTでも一部(?)のJUMP SHOP限定グッズを揃えている。何が限定なのかよくわかんねえな、これ。
日本にもブロマイドを印刷する機械があり、支払い方法は現金のみ。
しかし、中国はIT先進国。支払い方法で現金は選べず、支付金などアプリで払うことになっている。わざわざ、現金をもたなくても手軽に買える。
おわりに
中国に行くのには様々な障壁がある。それでも、その障壁以上の価値があると思われた。上海JUMP SHOPは良いぞ。