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忍者バーガーTRPG その夜、一人の忍者がホワイトハウスに忍び込もうとしていた。 彼の手にあるのは、オカ・モチに詰め込まれたハンバーガーセット。これを刻限までに大統領執務室へ届けるのが、黒装束の男──ヤヒロ・ザ・ブラックキャット・サンに与えられたミッションだ。 のこされた時間は、あと五分。番犬を眠らせ、赤外線レーザー、感圧センサー床、その他さまざまの電子セキュリティをかいくぐり、ヤヒロ・サンは執務室をめざす。 失敗は許されなかった。地球上いかなる場所へも30分以内にハンバーガーを配達する闇のバーガーショップ『忍者バーガー』 彼は、その誉れ高き社員であるのだから──。 米国のオンラインハンバーガー店『忍者バーガー』がオープンしたのは、かれこれ10年ほど昔のことである。オンライン受注限定のファーストフードは日本では珍しいが、米国ではさほど珍しくもない。しかし、忍者バーガーは基本理念からして世界
不完全自殺マニュアル 無職の私にとって、自殺は非常に身近なものである。ブックマークの『実用』カテゴリには自殺系サイトが5つほど登録されている。他殺系サイトも登録されているが、こっちは後日語ることにしよう。今回は、自殺の手段についてだ。 周知のとおり、自殺の方法のうち最もポピュラーなのは首吊りである。例年6割ほどの自殺者が、この手段を選んでいる。数々の手段が存在する中で毎年のように6割達成というのは、じつにすばらしい成績だ。イチローもこれぐらいヒットを打ったら良いと思う。まさに自殺界のマジョリティ。圧倒的多数派である。 首吊りのすぐれた点は、成功率の高さにある。脳への酸素供給を直接的にカットするという性質上、発見が早くなければ確実に死ねる。10分以上ぶらさがっていれば、まず間違いない。そのくせロープ一本あれば良いのだから、これほどリーズナブルな自殺手段はほかにないと言ってよかろう。 欠点とい
或るゲェムについての攻略の記(あるいは団子の道) 最近、すっかりゲームをやらなくなった。いや嘘だが。ゲームに費やす時間が減ったのは事実である。とはいえ、やはり面白いゲームに出会うと朝から晩までそればかりという生活になるのが必然であって、そんな生活を10年も続けている自分はちょっとどうかと思うが、どうにもならないのもまた事実である。生まれてきてスミマセン。 そんな私のもとへ、先日ひとりの友人が新作ゲームを持って訪れた。「ぜひコレをやってみろ」と渡されたCD‐Rのラベルにはアルファベットで『The Perfect Ninja Soul』と刻まれていた。 見たことも聞いたこともないタイトルだったが、そのタイトルだけで「こいつはヤバい」と直感した。なにしろニンジャソウルである。しかもパーフェクトなのだ。これがマトモなゲームであろうはずがない。さらに訊ねてみれば、そのゲームはアメリカ製の同人ソフトだ
[ 雑文 ] 2009/01/30 [ 小説 ] 整理中 [ 他文 ] 整理中 [ 告知 ] 2011/05/29 雑文のページをいじりました。
File.113 とげとげ 昔からよく語られる話題のひとつに、「アリクイはかわいそうだ」というものがある。なにがかわいそうかというと、そのアリクイという名前そのものがかわいそうだというのだ。アリクイの名前の由来は単純明快である。アリを食うからアリクイ。そのまんまである。ヒネリもなければオチもない。その亜種であるオオアリクイなど、輪をかけてかわいそうだ。彼は大きいアリクイだからオオアリクイなのである。あんまりといえばあんまりなネーミングだ。 もし、この地上にアリがいなかったとしたら、どうだろうか。当然、アリクイにはアリクイ以外の名前が与えられることになる。食うべきアリがいないのだから当たり前だ。仮に、この新しい名前をパクとする。バクではない。パクだ。マシンによってはフォントがつぶれて同じ文字列に見えるかもしれないが、そんなのは私の知ったことではない。とにかくパクである。 このパクは黒く
File.109 そのときチャーハンは選ばれた 男の価値は切り捨ててきたものの数で決まる――。 昔、そういう名言を残した王がいた。人生とは取捨選択の積み重ねであり、切り捨ててきたものが多ければ拾い集めたものも多いというわけだ。人は誰でも、たった一つの生き方しかできない。この生き方も良いが、あの生き方も悪くない――。そんな生き方はできない。人は日々くりかえされる無限の選択肢の中からそのときの自分に最も見合う選択をし、それ以外のすべてを切り捨てながら生きなければならない。望む望まざるにかかわらず、およそすべての人間はこの選択を無意識のうちに、あるいは意識的にくりかえしている。場合によっては、たった一つの取捨選択がその後の人生を一変させたり、瞬間的に人生の幕を下ろしてしまうこともある。 その日もまた、私は重大な人生の岐路に立たされていた。 道は二つ。どちらか一方を切り捨て、もう一方の道を
No.076 2009/01/30 忍者バーガーTRPG No.075 2009/01/27 バンドをはじめるのに必要なもの No.074 2009/01/19 ベースで目立ちたいバンドマンのために No.073 2008/01/24 不完全自殺マニュアル No.072 2007/11/21 山手線無限軌道案 No.071 2007/11/14 ハートチップル賛歌 No.070 2007/09/14 夢と現実 No.069 2007/05/25 Gの悲劇 No.068 2007/04/01 最速の生物 No.067 2007/01/30 縄梯子の謎 No.066 2006/11/25 のだめカンタービレ No.065 2006/09/22 バンド命名法 No.064 2006/08/31 職業欄 No.063 2004/04/01 重力式涙滴型眼精疲労解消剤射出装置(目薬) No.062
File.106 いいわけ 時の流れというのは早いもので、私が雑文を書かなくなって三ヶ月が経過してしまった。なぜ三ヶ月もの間、雑文を書かなかったのか。これに対する答えは簡単である。ネタがなかったという、ただそれだけのことだ。周囲の人々は「早く雑文を書け。書かないなら死ね」などとおっしゃるが、ネタもないのに書けと言われても、それはムリな注文というものである。 ではこうして書いているということは新しいネタを仕入れたのかと問われると、非常にこまる。なぜなら、そんなネタなどどこにもないからだ。つまり今回の雑文は「ネタがないのをネタにする」という最低最悪の駄文であり、言い切ってしまうならばこんなものを読む必要はまるでない。おもしろくないことは、書いているこの私自身が保証する。だから、これ以下の文章は読まないでほしい。これは忠告ではない。命令だ。 雑文のようなものをある程度の期間にわたって定期的
File.72 まえる 世の中には誤植があふれている。 ごぞんじでない方のために説明すると、誤植とはこぬいうものだ。 新聞や雑誌、その他あらゆる紙媒体で誤植は見かけることができる。だれでも、「らめーん」や「ぎょざー」などの誤植を見かけたことはあるだろう。「水戸黄色」「エリック・プランクトン」などの誤植も比較的ポピュラーなものである。 私は誤字や誤植といったものにはうるさい人間なので、誰も気付かないような些細な誤植を発見することが多い。先日も、ある雑誌をめくっているときに普通では気付かないような誤植を発見した。 前後の文脈は忘れたが、読者からの投稿欄だったと記憶している。たしか、このような文章だった。 「私は一歳の男の子を持つ主婦です。いつも『アァンアァンアァン』を読んでいるのですが……(以下略)」 凄いタイトルの本もあるものだと感心してしまったが、その後を読み進めてゆくにつれ
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