ドラマ「私の家政夫ナギサさん」と、「逃げ恥」「凪のお暇」との関係 ―ジェンダーの呪いと、家事労働の人権侵害性 TBSドラマ「私の家政夫ナギサさん」が面白い。母からの「呪い」、ジェンダーの足かせに心折れた経験のある私としては、他人事として見られそうにない。このドラマが気になっている人、第1話を見て今後に期待をふくらませている人に向けて、私の考えたことを書いておきたい。 「私の家政夫ナギサさん」とは「私の家政夫ナギサさん」(以下「わたナギ」)は、製薬会社でMR(薬の営業担当)としてバリバリ働いている20代の女性・メイの日々を描くラブコメディ。「仕事で輝く女性になれ」という母親の期待を背負って仕事に打ち込むあまり、散らかった部屋で荒れた生活をしているメイ。彼女を心配した妹が、メイの28歳の誕生日に有能な家政夫・ナギサさんによる家事サービスをプレゼントするところから物語は始まる。 家政夫と雇い主と