北野天満宮へは、二月の梅花祭以来の訪問です。まずは楼門にある菅公の歌を鑑賞します。季節や行事によって違う歌が掲げてあるので、訪問するたびに楽しみにしています。 【心だに誠の道にかなひなばいのらずとても神やまもらむ】 (こころだにまことのみちにかないなばいのらずとてもかみやまもらん) 意訳:心に誠意を持ち、道理にかなった行動をしていれば、ことさらに祈らなくても神は守ってくださるであろう。 この歌は昔からよく知られた歌で、共感を覚える方も多いかと思います。神社の説明書きを一部引用します。 『…この御歌を詠み、「神さまが真に偉大であるならば、祈らずとても守ってくださるだろう。誠の道さえ行えばよいのだ」と考える人がいるかもしれません。 ところがこの御歌は誠の道に叶わぬ悪い事をしながら神の守りを期待する、不心得者に対する警告であり、決して、祈願の不必要を述べたものではありません。 神の御神徳を受けよ

