2025-01-01から1ヶ月間の記事一覧
惣十郎浮世始末(木内昇/中央公論新社)初見の作家さんだが、「捕物帳の新たな傑作誕生!」という帯の言葉に惹かれて借りてみた一冊。読売新聞連載作品。天保の改革が進められる時代の北町奉行所同心、服部惣十郎を主人公とする捕物帳。物語の発端は薬種問…
張良(宮城谷昌光/中央公論社)昨年2月に『諸葛亮』を紹介して以来の、宮城谷氏の著作。かなり前に『太公望』も書いているので、三大軍略家が揃うことになる。あとがきに、張良は「情報を多く早く得て、それを武器として戦い」ぬいたと書いてある。本書で…
数学的な宇宙(マックス・テグマーク/講談社)先々週に続いての宇宙論読書。今回は、昨年末に紹介した『不完全性定理とは何か』で言及されていた「数学宇宙仮説」に関する本。著者はその提唱者で、宇宙背景放射の解析などで実績のある宇宙論研究者。「究極…
償いのフェルメール(ダニエル・シルヴァ/ハーパーBOOKS)美術修復師ガブリエル・アロン シリーズの最新作。1年ほど前、2作品を紹介したが、今回、本屋で見かけてタイトルに惹かれて買ってみた。美術修復師で、修復のみならず、模写や何なら贋作も思いの…
宇宙を解き明かす9つの数(アントニオ・パディーヤ/早川書房)年初に当たり、少し重めの一冊を。物理学の中に現れる特徴的な数について解説しつつ、相対性理論、量子力学、宇宙論の現在地を独自の視点で語る一冊。取り上げられる数字と話題は次のとおり。…
当ブログを訪問していただいている皆様に新年の御挨拶を申し上げます自己紹介の欄に、趣味は読書と料理と書いていますが、料理は趣味というよりは生活技術だと思っています。時節柄、おせちの紹介を。一の重二の重三の重ローストビーフと蒲鉾以外は自作です…