ベストアルバムを除けばフルアルバムとしては久しぶりのリリースとなったが、その数年の間に、様々な出来事があった。プライベートでは出産を経験し、世の中は新型コロナウィルスの流行で掻き乱され、あゆにとって公私を問わず状況の大きな変化があった事は…
MASK 作曲・編曲:小室哲哉 新型コロナウィルス流行下においては、夏でもマスクの着用が推奨された。楽曲タイトルからその日々が思い起こされるが、しかしここで描かれているのは素顔を分かりにくくさせる「仮面」としてのマスクだろう。もっとも、マスク着…
Summer Again 作曲:加藤肇 編曲:tasuku 世界中の人々の生活を不自由にさせた新型コロナウィルス。呼吸器の病気のイメージがない夏でさえ外出は憚られ、海水浴場は開かれず、夏祭りも中止に。しかし対策が確立されるにつれ、少しずつ制限は解除されていった…
Nonfiction 作曲:小山寿 編曲:tasuku 新型コロナウィルスの流行は、直接の対面での交流を制限する一方、リモートワークの推進や配信でのイベント開催など、文明の恩恵も実感させた。しかし、そうした通信システムの高度な発達故に不確かな情報や「フェイク…
23rd Monster 作曲:原一博 編曲:清水武仁、佐藤あつし 『A BALLADS 2』と同じ日にリリースされた新曲。『Startin’』や『WARNING』などの提供のある原一博さん作曲で、叩きつけるように激しいエレクトロニック・ロック。 突如として現れ、瞬く間に世界中に…
「エー・バラーズ・ツー」と読む。最初のAはロゴ表記。 バラード・ベストとして『A BALLADS』に続いて2枚目。収録曲はもちろん『A BALLADS』以降に発表したものであるが、バラードだけでもCD2枚分の楽曲がある事に驚かされる。それでいて惜しくも収録されな…
春よ、来い 作詞・作曲:松任谷由実 編曲:中野雄太 『A BALLADS』の『卒業写真』以来、再び松任谷由実さんの楽曲をカバー。『A BALLADS 2』に先駆けたリリースとなる。以前にテレビ番組で歌った楽曲である事もあり、このカバーは大いにファンを沸かせた。 …
MY ALL (Chinese version) 中国語訳:郭德紫毅 ライブの終盤によく歌われる名曲を中国語に翻訳。 中国語訳のセルフカバーは以前『Who...』でも行ったが、どちらもライブの締めくくりの定番、ファンに想いを届ける楽曲である。日本のみならず人気を集めるあゆ…
Dreamed a Dream 作曲:小室哲哉 編曲:中野雄太 初の日本語タイトル曲でファンを驚かせてから一転、再び英語のタイトルで歌われるのは、鋭く急き立てる曲調に乗せた、揺るぎない決意表明だ。 「古いモノと懐かしいモノ」「使わなくなったキングと 使えなく…
オヒアの木 作曲:菊池一仁 編曲:中野雄太 このブログは、あゆ作品の歌詞に注目する事を第一に投稿している。つまり大切なのは、どんな言葉を使い、どんな表現を用い、何について書かれているかであって、いわゆるプライベートの類は触れない事にしてきた。…
前作『RAINY SEASON SELECTION』からあまり時を置かずにリリースされたセレクション。今回はアニメやゲームのタイアップが付いた作品を集めている。 バラード中心の『A THEME SONGS -Drama edition-』と比べると、アクティヴさや勇壮さを感じる楽曲が多い。…
あゆと言えば夏歌と冬歌が多いが、「雨期」という切り口は新しい。梅雨が夏の初めに訪れる事を考えれば、これもまた夏歌か。 集められているのは、雨が直接的に歌詞に登場するものだけではなく、PVで雨の演出があるもの、雨の日に聞きたくなるようなバラード…
20周年を記念したミニアルバム。 このリリースの何作も前から、あゆは先行シングルをあまり出さずにアルバムをじっくり作る形に変わっている。20周年の節目も、長年変わらない感性と、進化してきた表現とで、5曲の中にあゆの現在地がぎゅっと凝縮されたもの…
We are the QUEENS 作曲:原一博 編曲:中野雄太 壮大な幕開けと、冒険への旅立ちを思わせる曲調を経て、勇ましいエレクトロニック・ロックへ。そんなイントロだけでも目まぐるしいが、最後の最後までドラマティックな展開が続く。「剣」「ドラゴン」「城」…
〔『M(A)DE IN JAPAN』の記事 【前編】 【中編】 【後編】〕 Mr. Darling 作曲:湯汲哲也 編曲:中野雄太 『HONEY』や『meaning of Love』のような、素直に可愛らしく「愛しい人」へ想いを伝える楽曲。オルタナティヴ・ロックの曲調で爽やかに響き渡る。 歌…
〔『M(A)DE IN JAPAN』の記事 【前編】 【中編】 【後編】〕 Survivor 作曲:ティム・ウィラード 編曲:中野雄太 前曲から一転、アップテンポでダンサブル、アグレッシヴな楽曲である。歌詞もシリアスではあるが前向きで、歌詞カードの写真もこの曲から明る…
カバー曲を除き先行楽曲が一切なかった、挑戦的なオリジナルアルバム。アルバムタイトルの「(A)」はロゴ表記。 『A ONE』、『sixxxxxx』と、ダークさや繊細さが滲み出る路線が続き、今回もまた、特に前半ではかなりシリアスな世界が描かれる。しかし何より注…
冬をイメージしたクラシカルアレンジのアルバム。『A ONE』と『sixxxxxx』の収録曲から選曲されている。 今回のクラシカルアレンジは、荘厳なサウンドが特徴だ。いわゆる「Acoustic Version」のような優しく物静かな雰囲気とも、一つ前のクラシカルアルバム…
「s」から始まるタイトルの楽曲を6曲集めたミニアルバム。明るい楽曲とシリアスな楽曲が3曲ずつある。 6曲中5曲は湯汲哲也さんからの提供であり、曲調に違いはありつつも全体に統一感のある印象を受ける。一方で、唯一DAISHI DANCEさんが提供した楽曲では豪…
デジタル・ダウンロードシングル。ハイレゾ配信盤では『July 1st』をカップリングとして収録。“ジャケット写真”は光の中で微笑むあゆのバストアップ。 Step by step 作曲:湯汲哲也 編曲:中野雄太 明るくポップな曲調は、シングルとしては久しぶりかもしれ…
〔『A ONE』の記事 【前編】 【中編】 【後編】〕 The GIFT 作曲:JJ Lin 編曲:小林信吾 シンガポール出身のシンガーソングライター、JJ Linさんが楽曲を提供し、PVでも共演した作品。ピアノが美しく鳴り響き、未来を夢見る二人が描かれる。 あゆ作品で既に…
〔『A ONE』の記事 【前編】 【中編】 【後編】〕 Last minute 53rdシングル。歌詞については当該記事を参照。 PVでは、真っ暗な部屋の中で振り子のように灯りが揺れ、赤いドレスのあゆと黒いドレスのあゆが、灯りが向いた時に浮かび上がる。赤いドレスのあ…
アルバムタイトルは「エー・ワン」と読む。『A Song for ××』以来で「A」がロゴ表記でないが、これはロゴが登場してからでは初めて。 『Colours』のノリのいいEDM路線から一転、噛み締めるような歌詞を載せたバラードを中心にまとめられたアルバムである。前…
あゆ作品のうち、テレビドラマの主題歌や挿入歌になったものを集めたアルバム。デジタルダウンロード限定でリリースされた。“ジャケット写真”は、収録曲のジャケットが形作る立体の「A」のロゴ。 『LOVE ~since 1999~』『ever free』はアルバム初収録となる…
タイトルの「A」はロゴ表記。クラシカル・アレンジのアルバムとしては『A Classical』以来ということになるが、今作はこれまでのものとは一味違う。あゆの楽曲に、クラシックの名曲の旋律がマッシュアップされているのだ。 あゆ作品とクラシックのメロディー…
冬にぴったりのバラードを集めた、3曲A面シングル。2024年現在、あゆは今作を最後にCDでのシングルのリリースはしていない。また、PVは『A ONE』のDVD及びBlu-rayに収録。 作曲は多くの楽曲をあゆに提供してきた多胡邦夫さん、湯汲哲也さん、小室哲哉さん、…
あゆにとっては初めての配信限定のアルバム。“ジャケット写真”は雪降る街をバックにした「A」のロゴ。 あゆ作品には、2枚組のベストが出るほど“夏歌”が多いが、“冬歌”もコンスタントに発表しているのを忘れてはいけない。寒さが沁みる歌、温めてくれる歌、別…
15thアルバム『Colours』からのリカットシングル。オリジナル音源の他、2つのリミックスバージョンを収録。ジャケットは、ヌーディーカラーのシンプルでゆったりした衣装で、海辺に佇むあゆを横向きに映している。 Terminal 歌詞については当該記事を参照。 …
〔『Colours』の記事 【前編】 【後編】〕 Terminal 作曲・編曲:Armin van Buuren、Benno de Goeij 恐らくだが、あゆ作品の中でもかなりの癖の強さを持つ楽曲であろう。フルコーラス分の長さがありながら、歌詞は少なく、謎めいている。ややもすればトラン…
EDM調を中心にまとめられたアルバム。 言うまでもなく、あゆ作品にはたくさんのデジタルサウンドの楽曲がある。キャリア初期に人気を押し上げた楽曲や、『Love songs』の頃に小室哲哉さんの提供で発表したシンセポップ、『NEXT LEVEL』の骨格となったエレク…