2017年06月11日

love letter

WOWOWの映画工房という番組をチラ見してたら、岩井俊二特集だそうです。
岩井監督、数々の名作がありますが、中でも「love letter」がとり上げられていました。

岩井監督の映画の中でも、最も好きな一本ですが、それ以上にまた深い思い入れのある映画でもあります。

ご覧になった方はご存知と思いますが、この物語、舞台は小樽です。
ロケ地も大半が小樽で、歴史を感じさせる石造りの建物や情緒ある坂道など、市中の様子も随所に出てきているようです。

loveletter_自転車置き場.jpg

ところが、映画工房での紹介で取り上げられたシーンは自転車置き場のシーンで、
なんとそこだけ、小樽からは100キロも離れているわが母校の自転車置き場なのです。
100キロもロケハンしたとは思えないので、何かしらの縁があったのかな。
実は、しばらくそのことは知らなかったのですが、なにかのきっかけで母校のホームページにアクセスしたら書いてました。
残念ながらミポリンは来てませんが、鈴木蘭々や酒井美紀がやってきてたはずです。
この時の校舎も自転車置き場も、もうないので観るととても懐かしい。
そういえば、酒井美紀と柏原崇、「白線流し」とどちらの共演が先だったんだろ。

この物語、最初は渡辺博子っていう女性(ミポリン)の話だったんですよね。

loveletter_中山美穂_渡辺博子.jpg

それが転じて、やりとりをする藤井樹(こちらもミポリン)が書く、
想い出をなぞる手紙の中に、
あの時、あの時代のかけがえのない気持ちが、かげひなたにこもっていて、
いつのまにか藤井樹の話になっていく。
その移り変わりがスムーズで、知らぬ間にやられちゃいます。
なんにもはっきり言っていなくて、その時の日常があるだけなんですけど、
そして、少し時を経て、それらのことを落ち着いて書いているだけなんですけど、
内包された気持ちがわかるんですよね。
そこが秀逸でした。

loveletter_中山美穂_藤井樹.jpg

序盤の謎解きみたいな部分もおもしろかったですよね。

タイトルが指すlove letterってどれのことだろう。
最初の手紙のことだったのかな。
それとも、渡辺博子に宛てた、想い出をなぞる手紙のことだったのかな。
その手紙、他人のためにしたためたことで、自然な気持ちが表現できていましたよね。
自分では気づかない想いに、もらったほうが、気づいてしまうほど。

loveletter_中山美穂_藤井樹2.jpg

この映画、渡辺博子のラストシーンと、
藤井樹のラストシーンと両方ありますよね。

特に、藤井樹のラストシーンがステキだったなぁ。


loveletter_中山美穂_トヨエツ.jpg

この物語、珍しくトヨエツが2番目に愛される男をやっています。
今ならさしずめ、田中圭あたりが定番の役どころですが、
そういったところも興味深いですね。

loveletter_長田江身子.jpg

また、藤井樹の仕事場の同僚役で、長田江身子という人が出ています。
ちょっぴりセクシーなモデルさん?で、
その当時だけ出てたような人だったんで、結構懐かしかったです。


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2017年04月19日

今度は母になる。かつて姉妹だった北川景子と沢尻エリカ-「間宮兄弟」

藤木直人との出会いと、オトされ方が、ちょっぴり「クローズド・ノート」に似ていた沢尻エリカ。
「クローズド・ノート」で伊勢谷友介にオトされてしまった時、
こんなことでぇ・・・ とものすごく悔しく感じましたが、
今回は藤木直人が伊勢谷友介のときみたいには、しゃあしゃあとしていなかったので、
まぁ、許しましょう(笑)
オトされた後は恋人時代も束の間、あっという間に母親になってしまいました。
北乃きいや多部未華子が社会人役をやるようになってしまったように、
沢尻エリカも女から母に移り変わるタイミングに差し掛かってるのかと考えると
少し寂しさを感じてしまいますね。

その沢尻エリカ、こないだのスーパー不動産屋のお姉さん役が評判だった北川景子とかつて姉妹だったことがありました。
それがこの映画、「間宮兄弟」です^^

間宮兄弟沢尻エリカ店員.jpg

沢尻エリカが「1リットルの涙」でブレイクした後、また見たいな~何かに出演してないかな~と思ってた頃に公開された映画でした。
監督は森田芳光。
森田芳光の作品だったらもっとプロモーションされていても良さそうなモンですが・・・
公開当時はさして話題にもならず、上映館数も少なかったみたいですね。
脚本も確か森田芳光だったと思いますが、わたしはこのような話を書ける人を尊敬します。
何故かというと、基本的にごく日常的な話で、大きな感動もなければたいした成長物語もないからです。
その何の変哲もないような事を面白く見せる技術、あるいはこの話は面白い話になるんだと確信して話を書き始める発想と構成、展開。
この映画のようにホントになんでもないようなシーンがそこはかとなく面白いという映画、なかなかないですし、私は大好きです。
自分の心の中に持っている小さな幸せ。
普段は気づかなくても、観客として、文字通り客観的に
劇中で描かれるささいな心のひだを見ることによって、
その小さな幸せをしみじみと感じられる作品ではないでしょうか(^_^)

間宮兄弟沢尻エリカ電話中.jpg

当時、お目当てだった沢尻エリカも、その後の彼女に比べて、爽やかに可愛くて最高でした。
常盤貴子も思ったよりかなり可愛かったですよ。
沢尻エリカと十分張り合えてました。

間宮兄弟沢尻エリカ北川景子常盤貴子みんなでトランプ.jpg
そして、沢尻エリカの妹役をやってた北川景子。
中盤の浴衣姿も良かったですが、後半輪をかけてイイ感じになってました。

間宮兄弟沢尻エリカ北川景子浴衣.jpg
その後、『そのときは彼によろしく』という、長澤まさみ、山田孝之、塚本高史の
黄金のトライアングル物語にも出演する予定ときいて、当時、楽しみにしていました。

黄金のトライアングルについては、こちらをどうぞ・・・

間宮兄弟沢尻エリカ北川景子スースーする.jpg
北川景子が、浴衣を正式な(いさぎよい?スースーする?意味わかります?)着方をしてる
事をアピールするシーンもあります(笑)
また、サンチーに会いたいですね^^

<関連記事>
そのときは彼によろしく
そのときは彼によろしく・・・その2

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2010年09月07日

美少女オーラはいつ消えた?-「打ち上げ花火、下から見るか? 横から見るか?」

この夏に新作アニメが公開される「打ち上げ花火、下から見るか? 横から見るか?」。
CSで、岩井俊二監督の実写版が放映されていて、観てみました。
岩井俊二監督というと「Love Letter」という作品に、
私の母校の自転車置き場が登場しています。
この作品、封切り時にはそんな話は全く知らずに見逃していて、
長年、観たくて観たくてたまらなかったところに、
数年前のまだ冬の頃、土曜の昼あたりに突然放映され、たまたま見ることが出来ました。
しかし、地上波だったせいか、肝心の自転車置き場のシーンはカットされてしまったらしく未登場。
ガッカリしたんですが、それ以上にお話が素敵で、とっても観た甲斐が感じられました。
いろんな賞をとったり、
おとなり韓国で最も愛されている映画の一つになっているのにもうなずける内容だったと思います。
特に、学校の図書室をめぐるエピソードがよかったなぁ。
DVDも長らくリリースされていませんでしたが、
WOWOWで放送されたので、自転車置き場のシーンが確認できました。

奥菜恵美少女オーラ.jpg

そんなこんなで好きになった岩井俊二監督の作品ということで、
少年の頃の夏の思い出に浸りたいという気持ちもあり観てみた
「打ち上げ花火、下から見るか? 横から見るか?」。
14歳の頃の奥菜恵が出演していて、美少女オーラ出しまくりでした。

たまにそういう女の子、いますよね。
その他には、例えば「青春デンデケデケデケ」の高橋かおりとか、かな。
あと、「ドラゴン桜」くらいまでの長澤まさみなんかもそうかもしれません。

そういう人たちって、おとなになっても綺麗ですが、
何故か、オーラはしぼんじゃうみたい。
それが不思議です。
無垢だからこそ出るオーラってあるのかなぁ。
作品を観てて、そんなことを思いました。

私は大人の女性にしか興味はないんですけど、
またそんなオーラを出す人が現れたら、是非大きなスクリーンで観てみたいですね^^

私、大林監督の「なごり雪」という作品が大好きなのですが(何故好きかは過去記事を参照ください)、
その映画で重要な役柄を素晴らしい感覚で演じている反田孝幸という俳優さんが、
この映画に子役で主演しています。
「なごり雪」好きにはたまらないと思うので、
そんな方と美少女オーラコレクターな方は、是非ご覧になってみてくださいね(^_^)

<関連記事>
なごり雪
この道をクロスバイクで走りたい-「ハルフウェイ」岡田将生と北乃きい
ヤマモミジ・・・「北の国から」の手紙


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posted by @ミック at 00:43| Comment(36) | TrackBack(0) | 邦画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年03月27日

この道をクロスバイクで走りたい-「ハルフウェイ」岡田将生と北乃きい

人気脚本家北川悦吏子の初監督作品「ハルフウェイ」がCSで放送されていたので観てみました。
高校生の女の子の等身大の姿を描いた作品で、
ex-女子高生の方が観たなら、共感するであろう描写満載の作品だと思われます。
逆に、ex-男子高生からしたら、当時こんな面倒くさいものと関わってたんだ~(笑)
と思うくらい女の子側の正直な視点から観た作品で、
男性脚本家、男性監督の描く、
いくばくか偶像化された女の子ばっかり観てきた自分には、結構新鮮でした。
多分当時から、偶像ばかり追っていて、ホントの女の子のことを理解しようとする気持ち、
ちっとも持ってなかったと思います^^;

ハルフウェイ岡田将生北乃きい.jpg

劇中では、岡田将生が女子高生(北乃きい)の、
思ってること、言いたいこと、一緒にしたいことすべてを受け止めていて、とても立派でした。
まるで、チッチとサリーみたい。
あれが女の子が男の子に描く理想、憧憬(現実にはほとんど存在しない?)なのかな~
そういう人に近づけるよう、頑張らないといけないですね(^_^;)

ハルフウェイ岡田将生.jpg

物語の序盤に、学校帰りのふたりが、川沿いの道で会うシーンがあり、
その道がとっても素敵です。
なのにこの道、学校のすぐ横なんですよね~
こんな道がすぐ側にある学校に通ってみたかったなぁ。
気になって、ロケ地を調べてみたら、
これがなんと驚くことに、自宅から10㎞程度の場所でした。

ハルフウェイ北乃きい.jpg

ということで、今は、いい陽気の日に、この道をクロスバイクで走ってみるのが夢です^^
こちらはもう、お彼岸も過ぎているのに、また雪が残っていて、
気温も思ったほどに上がっていません。
でも、GWの頃になれば、きっと気分のいい季節になっていると思います。
今からその日が楽しみです♪

<関連記事>
スターの私服-「ダウンタウン超DX爆走2時間30分生放送めんそ~れスペシャル


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posted by @ミック at 08:24| Comment(18) | TrackBack(0) | 邦画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年02月13日

忘れられない過去を持つ相手との恋愛-「雨よりせつなく」

雨よりせつなく田波涼子.jpg

ここのところ、
コードブルーの浅利陽介、不毛地帯の小雪、クロスゲームのあかねちゃんなど、
決して忘れることの出来ない人を胸に秘めた相手との恋路を多く見るような気がします。
ちょうどCSで、そのような恋愛をとりあげた映画が放映されていたので、観てみました。

雨よりせつなく田波涼子西島秀俊.jpg

「雨よりせつなく」というタイトルの作品でした。
雨ってやさしいだけじゃなくて、せつなくもあるんですね。
「リアルクローズ」で、2枚目半な上司を演じ、女の子に人気だった西島秀俊が、
過去に事故で恋人をなくした男。
その西島秀俊と恋に落ちる女の子が主演の田波涼子という人でした。
(私は田波涼子をこの作品で初めて知りました。)

雨よりせつなく西島秀俊.jpg

相手の中にある忘れられない想い出と、どう心の折り合いをつけていくのか、
それが知りたくて観ましたが、さすがに難しいテーマだったようです。
道義的にも、忘れるなんてできないし、忘れろとも言えないので、
唯一残されたやさしさは、相手にわからないように思い続けること、
それ以外にないように思えました。
でも、比嘉愛未にしても、壱岐正にしても、樹多村光にしても、西島秀俊にしても、
誰も出来そうにないんですよね~
きっと、ものすごく難しいことなんでしょうね。

雨よりせつなく再会2.jpg

どれかひとつだけでも胸を打つ答えを提示してくれるような物語を、見せて欲しいですね。


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