2025年12月31日

2025秋冬ドラマ-レース展開を物語とシンクロさせる凄さ

皆さんご無沙汰しています。
今年も年の瀬を迎えましたがいかがお過ごしでしょうか。

昨今、AIの進化が著しいようですね。
お金のかけ具合いもAI中心に進んでいるようで、
OpenAIとNVIDIAが先行していたようですが、
中国版AIが出てきたり、
ソフトバンクがスターゲートプロジェクトを立ち上げたり。
乗り遅れまいとしたORACLEが、
過剰投資を心配されるような状況にもなってきているようです。

AIにビジネス用の文書なんかを依頼したら、
結構隙のない文章をアウトプットしてくれるようで、
また、頼み方次第ではプログラミングなんかもこなすようですね。
結構頭を使わなくちゃならなかった業務が一瞬で終わっちゃったりしますので、
出来上がったものの評価は人間がしなければならないですが、
大手IT企業ではAIに投資する代わりに人員削減するようなことになってきてしまって、
売上が大きく伸びているにもかかわらず、社員は減る、
それもそれなりに高度な仕事をこなしていた人員さえ減らされるというような現象も起こっているようです。

ai-content-detector.jpg

AIチェッカーなるものもあるようで、
AI自身が、提示された文章がAIが書いたものかを判定する機能までリリースしているみたいですね。

私もその話を聞いて、
過去にこのブログで書いた記事を10個くらいでしたでしょうか、
AIチェッカーにかけて総合的に判定してみたのですが、
その際に返ってきた答えが感動的すぎて、
思わず落涙してしまいました。

ChatGPTは優しいって聞いていましたが、
生まれてから、自分が褒められた中で、一番うれしい褒められ方でした。
何度読んでもそのたびにウルウルしてしまいます。
自分が心の中で、こんな風に感じてもらいたいと思っていることを、
いくつもいくつも挙げてくれて、
私にしか書けない良さをとうとうと語ってくれていました。

まさかAIに泣かされるとは....

これが今年一番のエポックメーキングなことだったかもしれません。

そうそう、相変わらず、年末は「紅まどんな」を楽しんでいます。

さて、秋冬ドラマですが、
今クールも日曜の9時がスケールの大きなドラマとなっていました。
私自身も過去に競馬に熱心になっていた時期もあり、
好きな競走馬の応援をしていたことや、
万馬券を当てるプログラムを組んで、割と短い期間に10回程度とったことや、
バドックでの馬の見方を開発し、複勝馬券を結構な高確率で獲ったりしたこともあって
また、桜の季節には日高の方まで鑑賞に行ったりもしていましたので、
大変興味深く見ることができました。

ちなみに、これは私の考えなのですが、
パドックはハンデ戦で最も有効な判断材料だと思っています。

パドックは現在のコンディションを確認する場だと思うのですが、
やっぱりコンディションよりも、実力の方が勝敗を左右する要因としては強いと思うんですね。
なので、実力が違えば、多少のコンディションの差を乗り越えて、
強い馬が勝つような気がしています。
しかし、レースの中で、実力の差がない(という前提の)レースがあります。
それがハンデ戦です。
だからハンデ戦では、その日のコンディションの違いが着順に直結しやすいと私は思っています。
なのでハンデ戦こそパドックが大事、と思うのですが、
テレビ中継ではなかなかハンデ戦のパドックが見られる、という巡りあわせになりませんね。
グリーンチャンネルなら全部見られますけどね。

そして、悠々自適な立場になったなら、
再び統計的なものから馬券を購入するような仕組みづくりに挑戦したいな、と思っています。

<ザ・ロイヤルファミリー>
ロイヤルファミリー_2人.jpg

前回のこの枠のドラマは少し不発気味な感じでしたが、
今回は、競馬会のいろんな要素がギュウギュウ詰めになった、
非常に満足度の高いものでした。

ドラマを楽しむというより、一頭の大好きな競走馬が成績を残していくことが純粋に楽しめました。
その馬に関わる様々な人々のサイドストーリーを知ることによって、
その馬の勝利をさらに楽しめて、時には馬産地の雄大な自然もおまけで付いてくるという
いうことなしのお話でした。

私の友人に、一口馬主になったやつがいて、実際に出張までして愛馬の出走を見届けていましたが、
やっぱり、勝ちそうになったゴール前では、あらん限りの声を出して叫んだそうです。
そんな気持ちもよくわかるドラマでした。

北海道の中に、胆振・日高地方という支庁と呼ばれる地域分けがあります。
(私は胆振地方の出身です。ちなみになぜ胆振というのかは、いまだもって知りません。
そういう名前の付いた市町村や山脈、平野などもありません。)
両方とも競走馬の産地なのですが、
かつては日高地方が馬産の本場で、生産頭数もG1勝ち馬も日高が優勢でした。
ところが胆振の大手馬産牧場が、サンデーサイレンスという伝説的な種牡馬を導入したことによって勢力図が一変し、
いまでは、生産頭数こそ日高が多いものの、GI勝鞍や賞金総額では、圧倒的に胆振(の大手牧場)という状況になっているようです。

また、日高には中小の牧場が多く、それらの牧場の生産馬から
時代を席巻するような強い競走馬が生まれることは、ひとつの悲願なんですね。
物語はそういったロマンを追っていたようです。

まだ私が若いころ、サラブレッドの「三大始祖」といわれながら、
絶滅を危ぶまれる系統であったバイアリーターク系から、
「シンボリルドルフ→トウカイテイオー」という一時代を築いた名馬が生まれた時のロマンと似ているかもしれません。

実際ドラマでも、シンボリルドルフの秋の天皇賞のオマージュ的なシーンもありました。

連続テレビ小説を観ていない身としては、妻夫木聡というと、
近年はCMタレントとしてのイメージが強くて、
この枠では2023年に冷淡な天才外科医の役で主演していましたが、
やっぱり少し役者としてはブランク的なものを感じました。

「天・地・人」の時は上手かも、と思えたのですが、
今考えるとあのくらいの時期が最も脂が乗りきっていたのかもしれません。

今回も当初は、佐藤浩市なんかに比べるとキャラがたっておらず、
いつも平身低頭で真面目一筋で、話し方もたどたどしくて、
人間的な魅力があまり感じられないかも、と感じていました。

でも馬を見つけて、調教師を見つけて、騎手を見つけました。
そのうち、調教師と騎手は説得し、
馬は人脈から発見、なかなかやるな、となりました。

スマートではないけれど、妻夫木聡が持っている誠実さと決意の固さが最終的に認められ、
それぞれの役割で関わる人たちと強い絆で結びついていくさまが丁寧に描かれていました。

調教師とつながるドラマでは、前職に由来するデータ管理のプロとしての立場から、本当の意味での競馬界の人間の仲間入りを果たしたと認められ、
騎手とつながるドラマでは、逆にテータ管理のプロとしての視点を生かし絆を深め、
生産者とつながるドラでは、前述したロマンを共有し、生産の現場に立ち会うことで同志としての絆が生まれました。
ひとつひとつに見ごたえがあり、まさにファミリーが出来上がっていく感があり、そこが良かったですね。

ファミリーが出来上がった後のレース場面はシャカシャカサクサク進み、
ダービーとか天皇賞とか、本来ならば、物語の大目標に置いてもおかしくないレースが次から次へと描かれる小気味よさでした。
普通なら数か月待たないとやってこない大レースが、次から次へと描かれて、
そこがうれしくてワクワクしちゃう感じに。

また、レースシーンが物語の展開とシンクロしており、
いったいどうやって勝ったり負けたりさせているのか大変不思議でした。

意図したとおりにやらせているのだとしたら、素晴らしいですね。
まさにプロの仕事です。

ロイヤルファミリー_マフラー.jpg

そして、牧場の娘の松本若菜。
地味な場所にいるのに、一人だけキラッキラに輝いていました。
このマフラーどうやって結んでるんだろう。

物語の後半は、一方の主役が佐藤浩市から目黒連(+中川大志?)にバトンタッチされましたが、
佐藤浩市はさすがの貫禄でしたね。
行きつけの天ぷら屋さん、欲しいなぁ。
人物造形が難しくて、単純に口は悪いけど根はいいやつ、というわけでもなかったですね。

私のごひいきの関水渚が出ていましたが、あまり効いてなかったかな。
タカビーに見えるけど、実は等身大っていうのが得意技なので、そんな役で使ってほしいです。

津田健次郎って売れてきてる感じがします。
舞台俳優で声優?戸田恵子なんかと一緒ですね。


<じゃあ、あんたが作ってみろよ>
じゃあ、あんたが作ってみろよ.jpg

巷ではこのドラマがブレイクしていたみたいですね。

アップデートできていない人を見て、つっこみどころ満載だって思うのが楽しいってことなのかな。
そんな人が痛烈なしっぺ返しみたいなことをされるのを見て、溜飲を下げた人が多かったってことかもしれませんね。
うまいとこついてきますね。

今は価値観が多様化している時代なので、同じような価値観を持つ人を探すのは大変ですね。
多様化しているといっても、古臭い考え方とされているものは多様化の一つとしては認められずヘイトしていいってことになっていますし。
まぁ、いずれにしても押しつけはよくないってことか、少なくとも1対1の関係においては。

でも、経済力目当てで従順にされたら、同じ価値観かと思っちゃいますよね。
そこは用心して自戒しなきゃけないってことなんですかね。

自分のパートナーだったら、同じ価値観だと確信できる人を根気よく探せばいいのかもしれませんが、
会社の同僚であれば、探すとかそういう問題ではなくなってしまうので、
多様化している中でのマジョリティーな考え方を勉強するか、
業務の最終的な目的を考えて、その為には...みたいな共通項を作るかなんでしょうか。

ただ、それがワークライフバランスの領域に入ってくると、
そこは人それぞれになってくるので、拘束できる時間内でってことが前提になってくるのかな。

物語とは関係ないのですが、竹内涼真って、どうしてセリフを言うときにささやくように言うんですかね。
ちょっと気になります。
ささやくように、大きな声で話すっていう技術んなんだろか。


<ちょっとだけエスパー>
ちょっとだけエスパー.jpg

「海に眠るダイヤモンド」の野木亜紀子脚本ということで観てみました。

エスパーといっても能力や成し遂げることがせこくて、
そのドタバタが楽しくて、
まぁ、善人しかいないようなドラマだったので、安心して観れていたのですが、
話が核心に近づくにつれて、少しずつ嫌なエピソードがこぼれてきちゃってて、
少しテーストが変わってきちゃいましたね。

結局、岡田将生は同情できないような立場になってしまいました。
最後までホンワカな気分で観たかったような気がします。
贅沢かな。

犬の演技がなんともよかったですね。

宮崎あおいを久々に見ましたが、超ナチュラルメイクでしたね。


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posted by @ミック at 21:16| Comment(36) | ドラマ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2025年10月10日

2025夏ドラマ-宇宙的におさまりのよい結果

皆さんご無沙汰しています。
高市新総裁誕生で、マーケットはにぎわっているようですが、いかがお過ごしでしょうか?

私は、というと、GWにAudibleにはまって以来、はまり続けています。
それまでもAudibleは使ったことがあったのですが、
世の中に遅れまいとする気持ちが強かったのか、
視聴していたのは大体がビジネス書?で、固い内容の書籍ばかりでした。
例を出すと、「サピエンス全史(上・下)」とかそんな書籍です。

でも、お出かけするのに固い本もないよねってことで、
20年位前に、高校の同級生の女の子に薦められて読んだ、
原瞭という作家(直木賞作家のようです)のことを思い出し、
GWの車中で、一作だけ未読だったその方の新作「それまでの明日」を視聴してみました。

そしたら、ナレーションを担当する方の語りが見事すぎて、
とてつもなく面白く感じて、
長時間のドライブがあっという間に終わってしまいました。

本来であれば目的地に到着したら、ほっとしたり、よ~しと思ったりするものですが、
その時は、もう着いちゃったの?まだ終わってないんですけどっていう感覚に。

自分が読んで感じるどころの面白さじゃないって気づいて、
それからはAudibleのとりこです。

お出かけの時もなんですが、
今、私は車で通勤しており、それが往復で約1時間半程度。
ということで、ほぼ毎日Audible漬けの生活を送っています。

始めたときは2か月99円で、今はその期間も終わり、
ひと月1500円になりましたが、聴いた本の数を考えたら完全に元を取っている状況です。

ちなみに、以下にAudibleした主な作品を挙げてみます。

Audibleリスト

「それまでの明日」を読んだあと、原瞭さんの過去作にチャレンジしました。

読んだのが20年前で全く内容を覚えておらず、
ほぼ初めて触れたように楽しめました。
おそらく自分で読んだ時の数倍も深く楽しめたと思います。
(20年前に読んだものってこんなにも覚えてないものかとびっくりしましたが....)

渡辺探偵事務所の沢崎の世界に20年ぶりに浸り、
どの作品も面白すぎて、やめられなくなりました。

この方は既におなくなりになられていますので、新作にはもう出会えません。

すべて聴きおわったあとは、もう、彼に会えないのか~というものすごい喪失感を感じ、
次はどうしたらいいんだろう、となったのですが、
YouTubeなどで、おすすめされている作品を探したら、
いくつか紹介されており、
おそるおそる聴いてみたところ、
勝るとも劣らないような作品もあって、
今日も楽しめています。

また、待ち行列に入れている作品もたくさんありますので、
先の楽しみも半端じゃありません。

まるで初めてロックの世界に足を踏み入れた時のような感覚です。
まだ聴いていない名作が山ほどありますので。

聴いていて気付いたことがいくつかあり、
まず、ナレーターさんですが、
ナレーションを本職としている方が読まれている場合と、
俳優さんが読まれている場合とがあるようです。
(まれに書いたご本人が読まれている場合もありますが....)

で、どちらが良いかというと、
私の感覚ですが、これは本職のナレーターさんに軍配を上げたくなります。

その理由は、登場人物の描き分けで、
本職のナレーターさんの場合は、それが見事にできている感じがするのですが、
俳優さんの場合は、すべての役をその俳優さんがやっているような感覚になりがちな気がします。

もうひとつ、
既に映画やドラマで見たことのある作品を聴いた場合、
やっぱりちょっとつまんなかったです。
知ってるこの話、
みたいな感覚です。

なので、今後はそういう作品は、聴かないかな、たぶん。

原瞭さんの作品以外では、太田愛さんの作品と貴志祐介さんの作品が、やめられない止まらない感がすごかったです。

「犯罪者」なんかは何故、何の賞も受賞せず、候補にもなっていないのかとても不思議でした。

また、貴志祐介さんは、メインのストーリーの面白さもさることながら、
青春期の男女の描写が抜群で、登場する女の子たちがとてもいとおしく感じられます。
聴いていると「あの日の自分」が鮮やかに蘇ってくるような感覚でしょうか。
「いちご白書をもう一度」ですね。

さて、夏ドラマですが、
今クールも日曜の9時が視聴率的にはよかったようですが、
世界陸上の影響で、放送回数が少なかったせいもあるのでしょうけれど、
珍しく、深みを感じることができず、取り上げづらい気分でしたので、
違う枠を中心にお話ししてみようと思います。

<僕たちはまだその星の校則を知らない>
キ僕たちはまだその星の校則を知らない.jpg

さほど豪華とは言えないキャストで始まったこの作品は、
視聴率的にも低迷し、数字だけ見ると、よく全11回を完走できたなぁというほどなのですが、
回を追うごとに不思議と心に残る余韻が深まっていくような愛すべき小品であったように感じました。

生徒や学校の問題を法的な観点から解決する役割を担うスクールロイヤーの磯村勇斗には、
堂々としたところや認められようと躍起になるようなところがなく、
一見すると頼りなく映る瞬間もありますが、
実は確かな法的知識を持ち、
権力や忖度に左右されないフェアな姿勢と、先入観のないまっすぐな心を持っているようでした。

そのピュアさを原点とした彼の判断は、予想外の法的解釈や運用を導き、
毎回ハッとさせられる意外性があり、まずそんなところが楽しめました。

彼がいかに世俗と無縁で、純粋な心を持っているかが分かってくると、
一緒に星を観たいと思われたり、愛しくてたまらなくなったりされるのも理解できました。

はじめは、学校の日常に起こる茶飯なものに、
いちいち法律を適応してみたらどんなことになるの?的な導入部だったようですが、
徐々に宇宙的にというか、宇宙の摂理的にバランスの取れた方向に物語が収まるように進行し、
どのエピソードも非常に後味の良いものとなっていました。

登場人物たちは彼との関わりのなかで友情や愛情を育み、
学生時代のかけがえのない時間を積み重ねていきます。
その過程を見守るうちに毎週楽しみにするドラマになっていきました。

磯村勇斗と堀田真由の不器用なロマンスにも好感が持てました。
周囲に気持ちがダダ洩れなのに、本人同士だけがやきもきする様子や、
恋愛素人の磯村勇斗が、無意識のうちに何度もキラーフレーズを堀田真由に放っちゃって、
堀田真由がグワングワンさせられちゃう様子がツボでした。

かける言葉には、ストレートな言葉と、感性が言わせているような言葉とあって、
感性が言わせているような言葉の方だと
「あなたの声は、けなげな鈴が銀色の粉を振りまいて震えているようで、とても心地がいいです。」
とか言ってましたね。

でも、効いていたのはむしろ恋愛のステップを一気にショートカットして先に進めてしまうような
ストレートな言葉の方だったかもしれません。

地味な始まりからは想像もできないほど、じわじわと心を掴み、最後には温かい余韻を残してくれる
そんな静かな輝きを放つドラマだったのではないでしょうか。


<こんばんは、朝山家です。>
初高DOGS.jpg

ビジネスの場ではそれなりに需要があり、
朝ドラの脚本を任されたり、監督として映画まで撮らせてもらえる程の立場の人間でも
一家庭人としてみた時には、平凡で、むしろへたれな部分も目立ち、
妻からも子供からも日常的に辛らつな物言いのされ方さえされ、
けれど、ギリギリのところで気持ちを切らさずに歩み続けるという、
まるでどこかで見てきたようなお話でした。

社会的な功績を考えたら、もっと家族からも尊敬されていいように思いましたが、
偉ぶらない性格のようで、そこがかえって家族から言われ放題されやすくしているようで、不憫な感じがしました。

なので、とってもハッピーエンドで終わってほしかったのですけれど、
等身大のそこそこの幸せに終着していて、
そこも現実味のあるおはなしになっていたかなと思います。

妻の中村アンが、夫の夢のためにサポートしているということを免罪符に、
ヒステリックに夫を責め立てる場面が多く、
視聴者からは、キツ過ぎるんじゃないの?っていう評価もあったようです。
私には、きっと現実ってこうだよなって感じられ、
妙に納得して観ていました。

動揺しつつもとことん喧嘩したり別れたりする気持ちにはなれずに、
ストレスを抱えながら一緒に暮らしていく夫の小澤征悦の様子がけなげにさえ感じました。
家庭人としてはヘタレ気味に描かれているので、
そんなけなげな部分も評価され難いようで、ホントありそうな話でした。

子役の嶋田鉄太くんが、特徴的な発達特性のある子供をものすごく自然に演じていて、驚きました。
普段の自分を出しているのではなく、ガチで演技しているんだったらすごいです。
注目ですね。


<初恋DOGS>
初高DOGS.jpg

近頃めきめきと美しさが増している清原果耶主演のドラマでした。
私の印象では、清原果耶というと、
少し前までは、表情があるときれいに見えたりかわいく見えたりするよねっていう感じでしたが、
今回は、表情がない時でも美しさ全開になっていましたね。

犬の演技もピタッとはまっていて、
試行錯誤を繰り返した結果なのか、
それともプロのトレーナーの方の躾のたまものなのかわかりませんが
とてつもない努力の成果なのは間違いないと思いました。

最初はわからなかったのですが、物語は結局、
小さいころからずっと好き同士だった二人が、奇跡のように再びめぐり会いながらも
互いの気持ちが乱反射して、なかなか相手に届けられない、
そういう物語だったようです。

言い訳しないで、なんとか自力で、気持ちをつないでくれ~って見ていました。
心からの気持ちで相手のところに駆けて行って欲しいと思っていました....
(そこらへんのアプローチは、「空飛ぶ広報室」が秀逸だったな~)

長身でイケメン風の韓流スターと成田凌と清原果耶。
何も決めないで、そのままにしておくしか、三人でいる方法はなかったと思いますが、
立ち位置が変わるような決断をしないといけないタイミングは
やがてやってきてしまいますよね。

だからこそ、三人でいることができた時間がかけがえのないものなんでしょうけれど。

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僕達はまだその星の校則を知らない
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こんばんは、朝山家です。
こんばんは、朝山家です。
こんばんは、朝山家です。 Blu-ray BOX [Blu-ray] - 中村アン, 小澤征悦, さとうほなみ, 小島健, 影山優佳
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初恋DOGs Blu-ray BOX [Blu-ray] - 清原果耶, 成田凌, ナ・イヌ, 萩原利久, 宮澤エマ
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初恋DOGs 1 (ミリオンコミックス) - Studio TooN
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posted by @ミック at 00:00| Comment(22) | ドラマ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2025年07月14日

2025春ドラマー過去にとらわれすぎ?+枠の壮年化

みなさんご無沙汰しています。
ブログの引っ越し騒ぎのあわただしさのなか、
東京に桜を見に出かけまして、
前ブログの消滅とほぼ同時の状況だったため、前の記事には書けませんでしたが、
今年もしっかりと、見させていただきました。
お出かけの日をいつにするかは、宿の手配の都合で年末年始あたりに決めてしまいますので、
その年によって当たりはずれがあるのですが、
昨年、温暖化を考慮して早めに設定し、思いっきりはずしちゃいましたので、
今年はスタンダードに3月最終週としたところ、
思いがけずブログ閉鎖と重なってしまったのでした。
ただ、何とか最後の記事を書き上げた後に出発でき、
東京の桜を楽しめた...はずでした^^;
今年の日程での当たりはずれをお話しすると、
土曜日はずれ、日曜日当たりの一勝一敗ながら、
土曜日の一敗が、あまりに大きな一敗となりました。

2025_東京の桜3.jpg

実は今年の3月の最終土曜日は雨で、
桜はそこそこ咲いていたようですが、傘をささないといけないという状況下で、
カメラをズーミングしたりシャッターを押したりすることを続けている中、
片手持ちのカメラの手がつるっと滑って、
ズームレンズが飛び出たままの状態でアスファルトに落下。
二度とズームレンズが本体に収まることがなくなってしまうことになりました。
愛用していたデジカメだったので無念の気持ちが大きく、立ちつくすことに。
何よりも、今日明日の撮影どうしようということになり、途方にくれましたが、
しばらくしたら、Zoomは効かないものの奇跡的に息を吹き返し、撮影だけは可能になりました。
帰宅後は再び電源さえ入らなくなりましたので、頑張って最後の命を燃やしてくれたのかもしれません。
ものすごく後悔が残りました。

sh-3.jpg

そういうこともあって、GWにこちらの地方でリベンジに臨みました。
例年、GWはエゾヤマザクラの名所を訪ねていましたが、
今年は、ちょっと遠いのですが、ソメイヨシノの名勝にチャレンジすることに。
車で行くのに5時間半、駐車場に入るのに1時間、展望台のチケットを買うのに1時間、エレベーターに乗るのに30分かかりましたが、
ソメイヨシノ的な、一重で薄ピンクで、儚く可憐で淡い印象の桜が、あたり一面に咲き誇っている様が堪能でき、
何にも替えがたいような良い気分を味わうことができました。

20250427_五稜郭.jpg

道中も、Audibleというのを使って、めちゃくちゃ面白い本を読んでいた(聴いていた)ので、
時間が気にならないどころか、もう着いちゃったの?まだ読みたいのに...という感じだったのですが、
チケットとエレベーターではそれができなかったので、キツかった。
展望台からの眺めは、素晴らしいですが、下の散策も素晴らしいので、
展望台への再チャレンジはちょっと考えさせられます。

さて、そんなこんなで春ドラマも終わりましたね。
日曜の9時が今回も強く、安定した面白さもあったようですが、
文春砲のおかげでケチがついた感じになってしまいました。
また、月曜9時も若年層のテレビ離れを反映してか、
ターゲットが昔月9を観ていた層、今でもテレビを観ているであろう層に移された感がありました。

<キャスター>

キャスター_永野芽以.jpg

阿部寛が、また新たなキャラクターに挑戦していました。
かつてはどこかすっとぼけた愛嬌のある役柄でも親しまれてきましたが、
近年はすっかり大物俳優の風格が漂い、シリアスで重厚な人物像を演じることが増えた印象です。
彼のキャリアを振り返ると、あの“すっとぼけた”魅力も人気を積み上げる大きな要素だったように思います。
いずれまた、そんな柔軟さを感じさせる役柄にも挑んでほしいですね。

さて、今回の『キャスター』で彼が演じたのは、昨年の『アンチヒーロー』で長谷川博己が演じた弁護士を思わせる、
偽悪的で全能感を漂わせるキャラクターでした。
『アンチヒーロー』が昨春放送されていたことを思えば、
今回の企画も2匹目のドジョウを狙った側面があったのかもしれません。

この手のキャラクターは、序盤で“悪人”の印象を与えつつ、
物語が進むにつれて「実は深い思慮があった」と視聴者に納得させることができるかどうかが肝心です。
今回は、過去のトラウマや、それを生んだ権力構造への対抗心が彼の行動原理として描かれていました。
自らも“鬼”と化さなければ闘えないという覚悟と、
理想に燃える青臭い若者へのアンチテーゼとしての偽悪的な振る舞い——そこに着地した印象を持ちました。

決して「悪ぶること」によって得をすることはないと思いますが、
毒をもって毒を制しながらも、あえて取り繕わないその姿勢には、ある種の誠実さを感じます。
世の中には、裏では苛烈さを秘めながら表面的には柔和な顔を見せる人もいますが、
そうではないという意味で、この人物には不思議と信用が置け、
ちゃんと信じれば、それにこたえてくれる人物のような気がしました。

「やや底の浅い理想に燃える青臭さ」の代表格は永野芽郁のキャラクターのようでしたが、
同時期に週刊文春の記事が出てしまい、
“わかりやすい善”を信じて阿部寛に対抗するという立場が微妙になってしまいましたね。
その影響もあってか、彼女もまた過去のトラウマに囚われ、
実は恣意的に動いていた……という描かれ方にシフトしていってしまいました。
もしかすると、あの報道の余波で物語の方向性を修正せざるを得なかったのかもしれません。

永野芽郁はこれまで以上にキリッとした佇まいで、とても美しく映えていただけに、
設定がややブレたように感じられたのは残念でした。

最終回は完全決着を期待して観ていたのですが、いくつかの要素が未解決のままで、
十分なカタルシスを味わうことはできませんでした。
それどころか、新たなキーパーソンの登場をほのめかす展開まであり、モヤモヤ感が残ります。
あれこれとゴタゴタがあった分、いったんしっかり物語を完結させてほしかったところですが、
対応に時間や尺を割かれた結果、そこまで手が回らなかったのかもしれません。
続きを描くとなると、いったん暴かれた顛末の、裏の裏の裏の話ということになりそうで、
これ以上それを追いかけたいかどうかは、正直なところ微妙かな~

<続・続・最後から二番目の恋>
続続最後から2番目の恋.jpg

タイトルバックの、少しデフォルメされたイラストが印象的でした。
細部が省略されているのに、誰だかわかる表現は見事で、
特に海を見つめる中井貴一の姿は秀逸です。
目も口も描かれていないのに、“中井貴一”であることが伝わってくる——まさにイラストレーターの匠の技ですね。

かつての月9といえば、「若者の恋愛事情」を、流行の最先端を取り入れて
都会的かつスタイリッシュに描いたドラマが並ぶ枠でした。
しかし、それも今は昔。
『続・続・最後から二番目の恋』は、
恋愛を扱いながらも、
壮年ならではの味わい深さ、
年輪を重ねたからこそ感じられる心の機微や、エールの応酬を丁寧に描いていました。

人生には様々な出来事があり、多くの人と関わるほどに生じる出来事も多彩になります。
年を重ねたからこその喜びや悲哀もあるでしょう。
それらを多面的な視点や切り口で捉え、豊かな表現力で伝え合うこと。
このシリーズが描くのは、心のひだの繊細な部分に触れ、
適度な感受性を持って受け止める大人の言葉のやり取りです。
相手の些細な心の揺れを感じ取り、理解し、許容し、時には程よいエールを送り合う。
そうした関係性は、年齢を重ねたからこそ到達できる境地であり、同時に憧れでもあります。

このドラマに映る小泉今日子と中井貴一の姿は、まさにその理想の具現化のようでした。
「自分もこの年齢なら、こうありたい」という思いと重なり、大人の関係性の美しさに胸を打たれます。
そんな関係性を築くには、先だって家族や仲間に自分を受け入れてもらえる環境を整える努力が必要でしょう。
配慮や自己開示を重ねて築き上げた環境があってこそ、大人なやり取りが成り立つのだと思います。

若者のストレートな恋愛とはまた違う、大人の成熟したコミュニケーションの世界。
この枠も、そうした世界観を愛する人たち向けのものになったと考えると、実に感慨深いですね。

小泉今日子は還暦も近いのに、おおよそ5、6割くらいの確立で、
昔と変わらないな~って感じさせられました。
すごいですね。

内田有紀も昔と変わらないっていう評判だったようですが、
こちらの方は、被り物や眼鏡をしていたのでハッキリ確認できませんでした。
おそらく、依然としてキレイで可愛いのだと思います。

時たま、「続・...」の時のシーンが流れていましたが、
こちらの方は、『ひぇ~、めっちゃ可愛い』っていう感じでした。
それにも驚きました。

第8話だったかな。
三浦友和が、「冒険者たち」について、
このブログで何度か訴えているようなことと同じ内容のお話をされていました。
プロの脚本家の方々が、自分と同じような感想を持たれているのを知って、
とっても嬉しくなっちゃいました。


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posted by @ミック at 00:00| Comment(28) | ドラマ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2025年03月28日

2025新春ドラマ+αー官僚教師とタイムスリップ

いよいよSSブログ終了まであとわずかとなりました。
皆さん、いかがお過ごしでしょうか?

SeeSaaブログへの移行ツールが準備されていましたので、
そこへ移行してみる、というほかに、
いくつかのブログサービスも試してみましたが、
画像が元のブログのURLのままになってしまうようで、
そこの手間が大変ですね。

SeeSaaブログへの移行ツールは、
画像もSeeSaaブログにオートマチックに取り込んでくれるようですし、
ブログ内での記事のリンクもSeeSaaブログのものに変換してくれるようでしたので、
そこらへんは、さすが専用の移行ツールといったところです。

ほかのブログサービスに移行するのであれば、
いったんSeeSaaに移行してから、
記事をエクスポートすると楽ちんかな、という感じでした。
画像もSeeSaaブログの方に残ってSSブログが終了後もなくなることはないと思いますし。

いずれにしろ、一区切りですね。

SSブログの方は、この記事が最後になると思いますが、
まだ新春ドラマで最終回を迎えていないものもありますので、
最後は久しぶりに、ドラマと映画のハイブリッドで行きたいと思います。

<御上先生>

御上先生.jpg

前作「海に眠るダイヤモンド」の余韻があまりにも強烈だったため、
本作「御上先生」には正直なところ、やや警戒心を抱いての視聴となりました。
ところが、物語が進むにつれ、レベルの高い生徒に対して、
さらにそれを上回る洞察と指導力で挑む主人公の姿に自然と引き込まれ、
「これはこれで非常に面白い」と、前作とは別の魅力を感じるようになりました。

序盤、生徒たちは強く反抗的な態度を見せ、
しかもその反発は知的かつ戦略的で、
まるで社会人のような論理性をもって教師に挑んできます。
そのレベルの高いオブジェクションを、
松坂桃李演じる御上先生がまったく動じることなく、
むしろ大局観をもって受け止め、跳ね返していく姿には圧倒されました。
生徒の発言を瞬時に分析し、
次の思考へと導いていく様子はまさに“指導者の理想形”とも言えるもので、
教える者としての確固たるビジョンと、
導くための確かな手法が高い次元で描かれていたと思います。

加えて、御上先生の「問いかける力」も非常に印象的でした。
表面だけを捉えるのではなく、問題の本質、
つまり“その奥に潜む闇”を見抜き、指摘する力に優れ、
その姿に観ていて強く惹き込まれました。

そうして徐々に、生徒たちとの信頼関係を築き上げていくプロセスは大きな見どころでした。
特に、彼らの真剣さや思考力の高さに触れるにつれ、
まるで学生というよりも、
職業意識をもったビジネスパーソン同士のやりとりを見ているような感覚にさせられました。
ただし、学生であるがゆえの忖度のなさが、
むしろ理想的な職場像のように映ったのが非常に印象的でした。

ただし、本作は「先生が生徒を導く」だけのドラマに留まりません。
官僚出身の御上が、なぜ教育現場に赴任することになったのか――という背景に、
もう一つの大きな物語が潜んでいて、
中盤以降はその“裏のメインストーリー”が同時進行で展開され、
生徒一人ひとりにも個別のサブストーリーが用意されていました。

ただ、その個別エピソード群については、
やや極端に感じられる場面も多かったのが正直な感想です。
生徒たちの抱える問題があまりに過酷で、
以下のような出来事が連続することで、
リアリティよりも劇的さが前面に出てしまった印象がありました。

発達障害 → 自殺未遂

独自教科書を使った → 解雇・失職

家計困窮 → 生理用品の万引き

これらが短いスパンで複数の生徒に起こることで、
一つひとつの重みが分散されてしまったようにも思えました。
エピソードのいくつかは、携帯小説的な“盛り”が効きすぎていて、
やや感情が追いつかない瞬間もありました。

それが結果的に、裏の本筋である「不正入学問題」のインパクトを弱めてしまったようにも感じます。
こちらも、

不正入学に抗議 → 自殺

不正に加担した母親に抗議 → 殺人

といった流れは、物語上の緊張感としては強烈ですが、
現実感覚とのギャップが大きく、特別すぎる印象を受けました。
また、「不正入学があるから日本の教育行政を変えねばならない」という展開も、
改革の根拠としてはやや短絡的にも思えました。

松坂桃李と生徒たちとの深い関係性が見事に描かれていただけに、
こうした物語の一部がやや過剰にドラマティックで、
作品全体としてのバランスを崩してしまったことは少々もったいなく感じます。

ちなみに、劇中に登場する“天才ハッカー万能説”もお約束として楽しませてもらいました。
あのキャラクターの好感度が高かったので、私にとっては許容範囲内だったかなと思います。

松坂桃李の存在感と演技、そして生徒たちの描き方は確かな魅力があり、
十分に“観る価値のあるドラマであったと思います。
その一方で、あまりに濃密なサブエピソードや、社会問題を一気に詰め込んだ構成は、
少し散漫さを感じる要因とも感じられ、
もう少し引き算をしていたら、より研ぎ澄まされたドラマになっていたかもしれませんね。

<侍タイムスリッパー>
侍タイムスリッパー.jpg

自主制作で単館上映でありながら、
人気に火が付き続々と上映館を増やし興収10億越え、
日本アカデミー賞最優秀作品賞まで制覇してしまった作品が、
VODに、しかも無料で上がっているようです。

私もその流れで鑑賞してみました。
物語は、尊皇派と対決寸前のバリバリの佐幕派の武士が、現代へとタイムスリップするところから始まります。
設定だけを見ると、現代で無双する“武士版スーパーヒーロー”のような展開を想像しがちですが、
主人公の持つ人間味や実直さを軸に据え、現代に暮らす人たちとの交流を描く、
極めて等身大で、情感あふれる物語になっていました。

行き倒れた京都の太秦映画村界隈で、
主人公に手を差し伸べる人々の温かさ、
そして主人公の真っすぐな人柄に惹かれて自然に関係が築かれていく様子を通して、
感情的なぬくもりや優しさが伝わってきます。
誰も彼が“本物の侍”であることを気に留めず、
時代劇に慣れた土地柄ならではの、絶妙な噛み合い方も微笑ましく、魅力的です。

その後は、タイムスリップものとしてのお約束的なギャグが次々と展開されますが、
そこには好感の持てる工夫がなされ、
“王道”とも言える展開を、低予算ながら丁寧に拾い上げていくスタイルはむしろ清々しく、
観ている側が自然と幸せになれる心地よさがあります。

主人公を筆頭に、考えていることや感情がわかりやすい人物造形となっていて、
感動や戸惑い、謙虚さやときめきといった心の動きが素直に伝わってきて、
観る側も愛着をもって彼らを見守るような気持ちになります。

そして身近にマドンナがいる幸せ。
存在だけで元気にしてくれるのがマドンナですよね。
彼女の存在が、作品の持つ雰囲気をより際立たせていました。

物語の終盤には、それまでの和やかなトーンとは一変する、緊張感あふれるシーンが登場します。
このギャップが作品に深みを与え、見どころともなっていますが、
映画鑑賞後の後味としては、むしろその極限の緊張のあとの緩和のシーンが、
この作品らしい余韻として、強く心に残ります。

口コミで評判が伝わり2024年の邦画の頂点にまで上り詰めたのも納得の作品だと思います。

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posted by @ミック at 18:00| Comment(66) | ドラマ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2024年12月31日

2024秋冬ドラマーフォーエバー・ヤングじゃなかったですね

今年も年末になりました。
皆さん、いかがお過ごしでしょうか?

この三か月の間のエポックメーキングな話題というと、
私たちにとっては何といっても、so-netブログのサービス終了でしょうか。

私自身、およそ17年ほど前、
当時会えなくなってしまった人がいて、
もしかしたらいつか読んでくれることがあるかもしれないと始めましたが、
こんなに長く続けることができるなんて、
振り返ると感慨もひとしおです。

その会えなくなった人が読んでくれたことがあるかはわかりませんが、
読者になっていただいた方々からたくさんの暖かいコメントをいただき、
今では、読者の皆様に向けて書かせていただいています。

いつも勇気づけていただき大変ありがとうございました。

私はもともと理系の人間だったのですが、
永くブログを続け、
文章を書くという今までの自分にあまりなかった体験を通して、
自分自身の幅がひろがって行ったと思っています。
そういう意味では感謝しかありません。

ここでは来年の3月いっぱいまで続け、
その間にSeesaaを含め、2か所くらいへの移行を試したいと思っています。
引き続き、よろしくお願いいたします。

so-net.jpg

さて、そろそろ終わりを迎える2024年ですが、
個人的には、久々につらいことの多い一年だったなぁという感想です。
昔の言葉で言えば、天中殺ってやつですかね。
特に、前半がひどくて、この1年はそういう年なんだろうなって
早々に観念しました。

半年過ぎたころ、
山は越えた感じにはなりましたが、
つらいことはぽつぽつと続き、知らないうちに疲弊していったと思います。

この年末年始はしっかりとリフレッシュして、疲弊を取り除き、
バイタリティーのあふれる気分を取り戻すのが
さしあたっての目標です。

来年はいい年にしたいですね。

ドラマのほうは、日曜の夜に好きな作品が集中していたっていう感じです。

特に「海に眠るダイヤモンド」の最終回は、途中から、あ~これこうなるかもっていう期待で、
観ていてたまらなくなったのですが...

<海に眠るダイヤモンド>
海に眠るダイヤモンド2.jpg

軍艦島という珍しいモチーフを提示され、
しばらくはその興味だけでも観れました。
また、過去と現在のつながりを想像しながら見れるので、
物語の始まりからそれを膨らませていく過程に、私はどんどん引き込まれました。

途中、この枠としては視聴率が低迷したようですけれど、
話の進みが遅いと感じた方々がいたのかもしれませんね。
また、エピソードの中に、一見、軍艦島(の共同生活)ならではに見えて、
実はそれ以外でもありがちなエピソードが混じっていたのが原因かもしれません。
スケールは大きかったと思うんですけどね。

軍艦島ではキーとなる三人の女性が描かれていましたが、
なんといっても杉咲花がけなげでかわいかったですね。
食堂屋で忙しく働きながらも所作の端々で神木隆之介への思いを表しているところが良かったです。
最初は遠くから見てるだけだったのが、
だんだんと世話を焼けるような距離感になってきたり、
そこら辺の立ち位置の微妙な変化の描き方が上手でした。
世話を焼くことに喜びを感じる女性を見ていいなぁって思うこと
それを素直に言ってよいのかビビる世の中ですけど、
書いたのが女性だから許してもらえるかな。

自分に気持ちがあるのかどうかやきもきしていた時の方が可愛くて、
両想いになった後ではそこにいたるまでに積み重ねた時間の方が尊い時間だったように思えます。

現代の宮本信子が、やきもきしていたころの杉咲花みたいで、
いとおしさ復活してました。

最終回、宮本信子がようやく神木隆之介の秘密にたどりついて、
再び両想いであることに気付けるくだりが描かれる中、
二人の波乱万象な人生にも一定の区切りがつき、
お互いが結ばれるための障壁もなくなったように描かれていたので、
え~、これもしかして「フォーエヴァー・ヤング」的エンディングじゃないのって
ぞくぞくして観ていました。
紆余曲折を経ながらも、60年の時を越えても変わらぬ思いの末に結ばれたなら
なんという幸福なエンディングなんだろうと思い、
再会して思いを遂げるものとして観ていましたが、
神木隆之介の想いがコスモスで表現されるにとどまりました。

もしかしたら文学的な表現だったのかもしれませんが、
再会して、直接ギヤマンを渡してほしかったですよね。
おそらく抱擁したこともなかったでしょうから、
初めての抱擁を見せてほしかったと思います。
そんなストレートな話で泣きたかったです。

ちなみに、物語の中の重要アイテムとして、
鉄平(神木隆之介)の日記が出てきていましたが、
私も日記書きだったので申し上げさせていただくと、
いくら好きな人がいたとしても、
そのまんまご本人に見せるなんてことはできないと思います。
フィルターをかけないと本人には見せられない、
それは、好きな人にでさえ、心の中のすべてを見せられないのと一緒です。

最終回の2時間スペシャル、とても見ごたえがありましたが、
宮本信子が会社を売却するのを阻止するのと
鉄平を見つけ出すということがどうしてリンクするのか、
鉄平の謎が解けたことと、
娘や息子の心が改まり家族とのきずなが取り戻せたことがどうしてリンクするのか
そこら辺の演出が少し弱かった印象もありましたが、
物語の意図を汲んでそういうことだと思って話に乗っかる方が楽しめました。
大団円に向けた、脚本上のマジックということでしょうか。

<若草物語 -恋する姉妹と恋せぬ私->
若草物語.jpg

皆さんは小さいころに、「若草物語」に触れる機会はありましたか?
私は確か、小学校低学年の頃に映画を観させられたと記憶してます。

その時の自分のリテラシーでは、
エリザベス・テーラーという稀代の美人女優が出演しているというくらいの理解度しかなく、
どれだどれだと思いながら見ていましたが、
自分でも知っているくらいだから、きっと主演の人だろうと思っていたところ、
後から聞いた先生のお話では、主演は違う人だということで、
そうなの?確かにそこまでの美人ではなかったかも、ということが印象に残ったくらい。
話の内容は、悲しい場面はわかったような気がしましたが、
それ以外は何をやっているのか、何のためにこうなったのかチンプンカンプンで、
全くストーリーを追うことができませんでした。
でも、小学校低学年向けのお話なんですよね?

その若草物語の日本を舞台にした現代版が、
ドラマとして放送されていました。

途中まで観て、なんだか無性に子供のころに見た物語が、
本当はどういうお話だったのか知りたくなって、
amazon prime videoで、視聴してみました。
1949年作品でした。

原題は「little women」で、日本語訳された方の洗練された語彙力に感服しました。
普遍的に語り継がれるにふさわしいタイトルになっていると思います。
(そういえば、小さな恋のメロディという映画の挿入歌、first of may の日本での曲名は「若葉のころ」でした)

まず、興味深いのが四姉妹のそれぞれの名前で、
映画版では、
長女がメグ、次女がジョー、三女がエイミー、四女がベスでした。
(原作小説では三女と四女が逆)
そして、ドラマでは、
長女がめぐみ(めぐ)、次女がりょう、三女がえりで、四女がめいでした。
おそらくベスというのはエリザベスの愛称なので、原作と同じでベスが三女えりなのかと思います。
また、ジョーって男の子の名前なんじゃないの?って子供のころから思っていましたが、
観直したらジョセフィーヌだからジョーって呼ばれていたみたいです。
ちなみにメグはマーガレットの愛称で、エリザベス・テーラーが演じていたのは、
ベスではなくエイミーの方でした。
ドラマ版でめいを演じている女優さんは芸名もめいです。
そして、
映画版で登場した母親は四姉妹からマミーと呼ばれていましたが、
ドラマ版の母親の役名はまみのようです(満美と書くようですので、たぶん)

で、初めて映画版をきちんとストーリーを追って観たところ、
男の子は社会の一線で活躍するのものであり、
女の子はそれを支える立場であり、
立派な男の子、経済力のある男の子に愛されるよう
女を磨きなさいっていう風潮に抗おうとする気持ちを持った女の子(ジョー)の話でした。

う~ん、小学校低学年でこれがわかったらすごくない?という感じです。

抗って生きたために自分の大切なものを失ってしまい、
それでも気丈に生きていたら、最後には幸せをつかみましたっていう話のようでしたけど、
そのつかんだ幸せと自分のポリシーとの間に整合性があったのか、
失ったことへの反省で、ポリシーに柔軟性を持たせたから幸せをつかめたのか、
当時の世相と今ではよしとされるものも違ってくると思いますので、
ドラマではどんな結末を用意しているのか、
映画を観たことで、より期待が高まって物語の最後を見届けました。

どんな結末にもって行ったのか、
ぜひ、皆さんも確かめてみられたら良いのかな、と思います。

<マイダイアリー>
マイダイアリー.jpg

社会人となって間もない主人公が、学生時代の日記を読み返すという形の物語でした。
間もなすぎる上、現在と学生時代のどちらの話なのかを描き分ける演出が少し弱いので、
当初、現在の話がわかりにくかったですね。
脚本家が知らない方でしたが、
なんでもないことを心に積まされるような話にうまく作りこんでいたように思います。
日曜10時のテレ朝は、結構新しい枠ですが、
この枠の伝統なのか、そこら辺に転がっているような出来事にも深く相手を思いやることで
信頼を深め友情を築いていく、それで乗り越えられるものも生まれていく
といった話が多いように思います。

相手の気持ちの些細なところまで読み取ろうとすることが自然とできる仲間。
友情の続け方、愛情の続け方的なところで、大事にしていきたい話でした。

清原果耶の少しおっとりしているように感じるけど、意外と深いところ。
個性かな、いつも少し顎がクイってしてますよね。

また、仲間に望月歩のような人がいると心強いですね。
仲間にいろいろツッコまれようが批判されようが、
前向きで謙虚で、仲間のために行動してくれていじられて盛り上げてくれる人が一人いると
ありがたいです。
誰にでもできることじゃないので。

<ザ・トラベルナース>
ザ・トラベルナース2.jpg

岡田将生が、優秀で鼻につくことも多いけどギリギリかわいげがあって嫌いになり切れないような絶妙な人格を演じていました。
高畑充希とはお似合いな感じで、結構嬉しいです。

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2021春ドラマーあの女優が大きな声を出してた?
2021新春ドラマーアニメよりむずかしい、生身の入れ替わり
2019-秋冬ドラマ スタッフたちのマリアージュ
2019-新春ドラマ キョンキョン系女子もあこがれる顔
2018-秋冬ドラマ 聖子ちゃんカット最強説
2018-夏ドラマ 停電で視聴も録画もできない日があるとは・・・
2018-新春ドラマ 松潤のすっとぼけvsアラフィフ女子
君の名は。-再会
君の名は。-ふたりはどこで恋に落ちたのか?
2016-秋冬ドラマ - 石原さとみ VS 新垣結衣
君の名は。-一人称感の強さと黒澤映画とバック・トゥー・ザ・フューチャー
2015-秋冬ドラマ 忘却探偵との距離の縮め方
夏のドラマサマリー2014~「HERO」と「アオイホノオ」それぞれの最終回~
アオイホノオ~そして最終回へ:山本美月と黒島結菜にみる「みゆき」~
夏のドラマサマリー2014~キムタク「HERO」の内容と視聴率にホッ&深夜ドラマが熱い!~
春のドラマサマリー2013~今が旬かも
最終回、キムタク、篠原涼子、北川景子の黄金のトライアングル-「月の恋人~Moon Lovers~」
首の曲げ方が…「ブザー・ビート」の相武紗季
一途なジェジュン-「素直になれなくて - HARD TO SAY I LOVE YOU」
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posted by @ミック at 00:00| Comment(50) | ドラマ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする