【現地速報|2026年1月2日 15:00 時点】
年末年始の繁忙期ということもあり、イオンレイクタウンの駐車場は早々に全て満車となっています。 周辺道路では特にイオンレイクタウン方面へ向かう車列が深刻な渋滞を引き起こしており、到着までに相当な時間を要する状況です。
なお、読者の方からの情報によると、同じイオン系列でも「イオンタウン吉川美南(通称:吉川イオン)」は比較的空いているとのこと。 「どうしても今日イオンに行きたい」という方は、こちらを選択肢に入れるのも一案です。
以下通常記事
こんにちは!今回は日本最大級のショッピングモール「イオンレイクタウン」の渋滞問題について、道路交通マニアの視点から徹底分析してみました。
【図解】イオンレイクタウン周辺の交通状況
まず、この図を見てください。イオンレイクタウン周辺の道路構成です。

【マニア視点】最適侵入ルートはこれだ!
あまりに巨大なので、まずこの攻略法を見てください!
北側から来る場合(図の赤色の実線)
moriの東側の南北道路を南下→左折でブリッジ入庫
これ以上言うことはありません。これ一択といっていいでしょう。
南側から来る場合(図の赤色の実線)
絶対に国道4号線を使わず、埼玉県102号線を北上してmori駐車場へ!
kazeに行く場合(図の赤色の破線)
moriに停めるとkazeまで少し歩きます。もしkazeに停めたいなら、国道4号線の西側を走る道からoutletとkazeの間の越谷市80578号線を使い、kazeの手前の信号交差点を右折してkaze駐車場に入庫しましょう。
outletに行く場合
outletに用事がある場合はmoriに停めてください。 outletは駐車台数が1,000台しかないので、休日は無いものと思ってください。
規模を再確認
- mori:約6,100台(図の通り最大規模)
- kaze:約2,300台
- outlet:約1,000台(最も少ない)
- 臨時駐車場等:若干
イオンレイクタウンは3つのモール(mori、kaze、outlet)で構成され、駐車台数は臨時駐車場も含めて約1万台規模。これは間違いなく日本最大クラスです。
どれだけの車が来ているか
イオンレイクタウンの年間来客数は推定約4000万人。これは東京ディズニーリゾート(約3200万人)を上回る規模とされています。
しかも決定的な違いが一つ。ディズニーは電車利用が多いのに対し、イオンレイクタウンは郊外型施設のため来客の大部分が車でアクセス。つまりディズニー以上の車の出入りが発生している可能性が高いということです。
(参考までに、ディズニーリゾートの駐車場は約2万台ですが、基本は1日1回の出入りです。イオンモールは何回も出入りするので出入りする車の台数は多くなります。)
道路管理レベルから見る渋滞要因
道路がどのレベルで管理されているかが渋滞分析の鍵です!

道路の優先順位とその意味
- 交通量:16,051台/日
- 国道として最優先で信号処理される
東西方向のメイン. 県道52号線(越谷流山線)
- 交通量:19,375台/日(!)
- 県道として国道の次に処理される
南北方向のサブ. 埼玉県102号線(平方東京線)
- 交通量:14,023台/日
- 比較的交通量が少ない穴場ルート
東西方向のサブ. 越谷市80578号線
- 市道として最も優先順位が低い
興味深い発見:県道52号の交通量が国道4号を上回る理由
注目すべきは県道52号線の交通量(19,375台/日)が国道4号線(16,051台/日)を上回っている点です。これは:
- 東西方向の交通需要の高さ
- 流山・松戸方面への通勤・通学ルートとして機能
- 国道4号のバイパス的役割
を示しています。
避けるべき「死の交差点」
図の「混む」ポイント、つまり国道4号線と越谷市80578号線の交差点は絶対に混みます。
先ほどのおすすめ侵入ルートでこの交差点を避けているのは、この理由からです。さらに、片道2車線道路がこの周辺で極めて少ないので、幅が広い国道4号線は渋滞の元でしかないため、できるだけ利用していません。
1時間あたりの出入庫台数を推計
休日のピーク時間帯を想定した理論計算
- 平均滞在時間:約3時間
- 駐車場稼働率:80%(約8,000台が利用中と仮定)
- 1時間あたりの出入庫:約2,700台
つまりピーク時は1時間で2,700台もの車が出入りする計算になります。これは一般的なショッピングモールの10倍以上の規模です。
主要アクセス路は
合計9車線でアクセス可能
計算上、片側1車線の道路は1時間あたり約700台が処理限界とされています。イオンレイクタウン周辺の全道路を合わせた理論上の最大処理能力は
9方向 × 約700台 = 約6,300台/時間
必要な処理能力は入庫2,700台+出庫2,700台=約5,400台/時間
理論値では余裕がありそうですが、現実は厳しい状況です。
要因1:通過交通の圧迫
国道4号や県道52号は主要幹線道路のため、イオンレイクタウンとは無関係の「通過車両」が大量に存在します。
特に県道52号は19,375台/日と最も交通量が多く、実際にイオンレイクタウン関連で使える道路容量は大幅に減少します。
要因2:人気駐車場への集中
誰もが「入口に近くて便利な駐車場」を狙うため、メインエントランス近くの駐車場に需要が集中。遠方の駐車場や立体駐車場の上層階は空いているのに、1階部分や入口近くだけ満車渋滞…という現象が頻発します。特にoutlet目的の人は少ないアウトレットの駐車場めがけてきます。
要因3:駐車場選択の迷い
約1万台の駐車場は複数エリアに分散
- kazeの屋上駐車場
- moriの立体駐車場(複数階層)
- アウトレット駐車場(容量小)
- 臨時駐車場(複数箇所)
来客は「どこが空いてるかな?」と複数の駐車場を巡回することになり、これが場内循環交通を生み出し、結果的に外部道路への渋滞波及につながります。
要因4:反時計回りに出入口が連続する
このイオンレイクタウンは完全に左折イン・左折アウト(右折で入出庫させない)が徹底されています(臨時駐車場を除く)。つまり、店が見えていても右折ができません。その代わりに左折での入出庫の出入口が沢山設置されています。
これが、入庫の車と出庫の車そして、通過する車が交差していき渋滞の引き金になってます。これにより反時計回りに渋滞します。
しかしよく見ると、moriの東側のブリッジで1つだけ独立した出入口があります。これを使えば時計回りのルートで入出庫できるので、渋滞に巻き込まれにくくなります。

要因5:混雑データから見る渋滞パターン
一般的な混雑傾向として:
- 最悪レベル:土曜日14~16時
- かなり混雑:日曜日11~13時、祝日終日
- 比較的マシ:平日10~15時、日曜夕方17時以降
この傾向は多くの郊外型大型施設と共通しています。
今後:さらなる渋滞悪化の可能性
前提として埼玉県全体で見ると、「この国道4号線より大渋滞している道路が多数ある」ため、この道路の渋滞解消は後手に回ります。
さらに問題があります。現在、4号線をさらに北側に延伸する工事が行われています。一見便利そうに見えますが、現在のところ4車線化工事ではないので、単純に通過交通量を増やし渋滞が悪化する可能性があります。
この4号線延伸の記事はこちら。 東埼玉道路の真の目的と見落とされがちな課題—「イオン渋滞解消」を超えた広域交通戦略 - asklib
一方で、電車が便利かというと、10分に1本運行しているものの、休日日中は特に混雑します。大規模ショッピングモールで大量買い物をすることを考えると、やはり車の方が便利でしょう。
まとめ:構造的渋滞の必然性
イオンレイクタウンの渋滞は以下の構造的要因による必然的結果です
- 約1万台という日本最大級の駐車場規模 2.商業施設という頻繫に車の出入りが発生する施設 3.周辺道路が基本片道1車線 4.駐車場分散による選択の複雑さ
完全な渋滞回避は困難ですが、道路管理レベルを理解した戦略的ルート選択により、ストレスは大幅に軽減可能です。
駐車場状況
イオンレイクタウン 駐車場状況 (2026年1月3日) - asklibdata
施設基本情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 施設名 | イオンレイクタウン |
| 都道府県 | 埼玉県 |
| 運営会社 | イオンリテール株式会社 |
| 敷地面積(m2) | 340,000 |
| 延床面積(m2) | 403,000 |
| 賃貸面積(m2) | 190,000 |
| 専門店数 | 700 |
| 開業日 | 2008 |
| 映画館 | 有 |
| 駐車台数 | 10,500 |
| 駐車料金 | 有料 |
| 最寄駅 | 越谷レイクタウン駅 |
| 距離(m) | 200 |
| 最寄りIC | 三郷IC |
| ICからの距離 | 5,892 |
| 入口の数 | 21 |
| 駐車場の数 | 6 |
| 駐車場状況リアルタイムURL | リンク |
| GoogleMap | リンク |
参考文献 第4回 埼玉県渋滞ボトルネック検討WG 2025年3月17日
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