はじめに
ららぽーと門真といえば、テレビでも取り上げられるほどの渋滞で有名。2026年1月3日、「正月はどれだけ混むのか?」を確かめるべく、WEBで定期的に駐車場状況をチェックし続けてみました。
結果は予想を遥かに超える混雑ぶり。まさか午後8時になっても満車とは...!
実際に記録したデータを元に、お正月のららぽーと門真の混雑状況と、全国の施設と比較した評価をレポートします。
【前提】公式も本気の混雑対策を実施
実は三井不動産も事前に大規模な対策を講じていました。
公式が用意した3つの対策
1. 臨時駐車場(鶴見緑地公園)【1/2・3限定】
2. 臨時駐車場(パナソニック社有地)【1/2・3限定】
3. 公共交通機関利用でお買物券プレゼント
- 期間: 12/27(土)~1/4(日)、1/10(土)~12(月・祝)
- 特典: 1,000円分のお買物券プレゼント(条件あり)
- 対象駅: 門真市駅(京阪・大阪モノレール)、門真南駅(大阪メトロ)
- 詳細はこちら
公式がここまで準備するということは、相当な混雑が予想される証拠です。
では実際どうだったのか? データで見ていきましょう。
駐車場の混雑推移【完全実測データ】
朝8時20分から約7分おきに駐車場の状況をチェック。
混雑度の変化(時系列)
8:20-9:56 🟢🟢🟢🟢🟢 全駐車場空車
9:56 🟢🟢🟢🟢🟡 東平面が混雑開始
10:03 🟢🟡🟢🟢🟡 西Bも混雑
10:40 🟡🟡🟢🟢🟡 西Aも混雑
10:47 🟡🔴🟢🟢🟡 西Bが最初に満車
10:55 🔴🟡🟢🟢🟡 西Aが満車
11:02 🔴🔴🟢🟢🟡 西側2つが満車
11:10 🔴🔴🔴🔴🔴 全駐車場満車!
↓
19:40 🔴🔴🔴🔴🔴 8時間半ずっと満車継続
🟢=空車 🟡=混雑 🔴=満車
(午後八時で私が力尽きました...)
重要なポイント
🚨 11時10分に全駐車場満車 → 19時40分まで8時間半継続
- わずか1時間10分で全駐車場が満車に
- その後約70回チェックしたが、一度も空車に戻らず
- 午後8時でもまだ満車という異常事態
周辺道路も大混雑【14:48時点】
駐車場だけでなく、周辺道路も大混雑していました。
国道163号線(施設北側)
施設 ← 🚗🚗🚗🚗🚗🚗🚗🚗 【2km渋滞】← 奈良方面
その他の道路
全方向から施設中心に【1km程度の渋滞】
この時刻は駐車場が満車になってから約3時間半後。各所のボトルネックで処理しきれない車が溜まり、施設周辺全体が渋滞状態になりました。
全国比較: ららぽーと門真の渋滞は酷かったのか?
ここからが重要です。全国の状況と比較してみましょう。
2026年正月期間、Twitter調査による全国の渋滞ランキングがこちら:
渋滞ランキング TOP10
| 順位 |
施設名 |
投稿数 |
最大渋滞 |
| 🥇1位 |
三井アウトレット木更津 |
23件 |
アクアライン全線 |
| 🥈2位 |
鳥栖プレミアム |
21件 |
高速30km |
| 🥉3位 |
御殿場プレミアム |
18件 |
御殿場ICまで |
| 4位 |
三井アウトレット岡崎 |
14件 |
国道1号2km |
| 5位 |
佐野プレミアム |
10件 |
佐野藤岡ICまで |
| 6位 |
ららぽーと富士見 |
8件 |
事故影響 |
| 7位 |
神戸三田プレミアム |
7件 |
有料道路まで |
| - |
ららぽーと門真 |
3件 |
国道2km |
2026年正月のアウトレット・ららぽーと渋滞情報まとめ【X調査】 - asklib
驚きの結果: 投稿数わずか3件(ベストテン外)
なぜ投稿が少なかったのか?
実測データでは8時間半も満車が続いたのに、Twitter投稿は3件のみ。これは何を意味するのでしょうか。
考えられる理由:
1. 臨時駐車場2箇所が効果を発揮(利用状況は不明だが)
2. 公共交通促進策(1,000円券)による車利用の抑制
3. 周辺道路の渋滞は2km程度で、木更津のアクアライン全線や鳥栖の30kmと比べれば「まだマシ」
もちろん交通渋滞は複合要因ですが、事前対策がなければもっと悲惨だった可能性が高いです。
なぜららぽーと門真の対策は効果的だったのか
1. 交通導線を分散する臨時駐車場配置
臨時駐車場(鶴見緑地・パナソニック)は、実はららぽーと門真のメイン導線になる大阪中央環状線とは異なるルートでアクセスできます。
つまり、本館駐車場への交通と交差しない = 渋滞ポイントが分散されるという、かなり理にかなった対策です。
2. 行動変容を促す1,000円クーポン
公共交通機関で1,000円もらえるなら、十分車から鉄道へシフトする動機になります。
これは「モーダルシフト」という交通手段の転換を促す戦略です。
さらにWEBでは「混む時間を避けてね」という従来行動変異を勧めた、
しかし運営は、「混む時間を避けてね」の呼びかけだけでは正月の需要はさばけないと
理解していたのでしょう。
テレビの渋滞解消特集では東京大学の権威による「混む時間を避けてね」しか
紹介されていませんでしたが、やはり運営は現実的に対処。
千万円単位の費用をかけて臨時駐車場という物理的対策を実施したのです。
(金額は分かりませんが、これだけの事をしようと思えば一千万は軽くするかと、、、。
3. 本気度が伝わる三段構え
- 臨時駐車場 × 2箇所
- 無料シャトルバス(20分おき)
- 公共交通1,000円クーポン
この三段構えは、単なる「やってますアピール」ではなく、本気で渋滞緩和を目指した施策だったと評価できます。
さいごに
正直、駐車場データを取りながら「ららぽーと門真が日本一混むのでは!?」と思っていました。
しかし全国と比較すると、ららぽーと門真の対策は相対的にかなり優秀だったと言えます。
Twitter投稿数の少なさは、その証拠でしょう。木更津(23件)や鳥栖(21件)と比べて3件というのは、対策の効果が数字に表れています。
もちろん、個人的にはもし駐車場に空きがあったとしても周辺道路起因による渋滞が発生していたと思います。道路構造上の課題は残っていますからね。
それでも、臨時駐車場や行動変容施策にこれだけのエネルギーを使った結果、全国的に見ても優秀なレベルで渋滞を悪化させていないのは事実です。
運営様、お疲れ様でした
ららぽーと門真はテレビでも「大渋滞」と報じられたほどの渋滞ポイント。しかも正月バーゲンという来場者が劇的に増える時期にもかかわらず、結果的にはかなり緩和されていました。
運営様、本当にお疲れ様でした。
そして来店された方も、特に事故の情報もららぽーと門真では聞いていませんので、安全運転お疲れ様でした。
来年は公共交通機関で行って、1,000円券もらって、お神酒一杯だけ飲んで帰るのもありですよ(笑)。これで行動変容に協力できますね!

過去の分析記事もどうぞ:
asklib.hateblo.jp