小説家・浅野浩二のブログ

小説家、反ワク医師、空手家の浅野浩二が小説、医療、病気、文学論、日常の雑感について書きます

小説

栄小学校の女の先生(小説)

「栄小学校の女の先生」という小説を書きました。浅野浩二のHPの目次その2にアップしましたのでよろしかったらご覧ください。栄小学校の女の先生埼玉県草加市の松原団地にある栄小学校である。京子は今年から4年B組の担当になった。教室に行くと40人の子供た…

東日本大震災(小説)

浅野浩二のHPその2 東日本大震災 ある中学校である。 偏差値の高い進学校である。 山野哲也はその中学にトップの成績で合格した。 佐藤京子もトップの成績で合格した。 哲也はガリ勉ではなかった。 哲也は将来は東大に入って官僚になったり大企業に入って出…

女教師と硬派生徒(小説)

女教師と硬派生徒 という小説を書きました。 浅野浩二のHPその2にアップしましたのでよろしかったらご覧ください。 女教師と硬派生徒 神奈川県にある湘南台高校である。 京子は大学を卒業して今年からこの高校に英語の教師として教鞭をとるようになった。 そ…

住専問題(小説)

住専問題 1996年3月20日。私は都内の図書館で勉強して、帰りに新橋駅前のマクドナルドに寄った。そうしたら若い学生が二人、住専問題を話していた。一人が、 「いくら菊池桃子を使っても東海銀行もダメだよ」 と会話の流れの中で言っていた。 住専(住宅金融…

羽生とリエ(小説)

羽生とリエ あるキビしい試験前だったから、私はほとんど新聞もテレビもみる、読む、時間がなかったので、H名人という存在も七冠王という、こともピンとこなかった。私は将棋はルールを知ってて、ヘボ将棋で負けることくらいならできる。小学校の頃は少し、…

光子と三人の少年(小説)

光子と三人の少年 という小説を書きました。 浅野浩二のHPその2にアップしましたのでよろしかったらご覧ください。 光子と三人の少年 子供のころの思い出は、誰にとっても懐かしく、あまずっぱい、光と汗の実感でつくられた、ここちよい、肌が汗ばみだす初夏…

g00ブログ殺人事件(小説)

gooブログ殺人事件 という小説を書きました。 浅野浩二のHPの目次その2にアップしましたのでよろしかったらご覧ください。 gooブログ殺人事件 哲也が小説を書き出したのは大学3年の時である。 医学部に入ってしまった哲也だが彼は医者になってバリバリ働こう…

伯父の妻と甥の恋(小説)(上)

伯父の妻と甥の恋 という小説を書きました。 浅野浩二のHPの目次その2にアップしましたのでよろしかったらご覧ください。 伯父の妻と甥の恋 山田健二は開成高校の3年生である。 開成高校の優秀な生徒が皆そうするように健二も東大理科三類を第一志望としてい…

伯父の妻と甥の恋(小説)(下)

「健二さん。お願いです。どうか私をうんと辱めて下さい。今日は健二さんに虐められたくて来たんです」 そう言って智子さんはどっと健二の前に身を投げ出した。 「ええ。わかりました。僕も智子さんを縛りたくて仕方がなかったんです」 こうしてサディストと…

高校野球小説「頭脳的勝利」(小説)

高校野球小説「頭脳的勝利」 という小説を書きました。 浅野浩二のHPその2にアップしましたのでよろしかったらご覧ください。 高校野球小説「頭脳的勝利」 2025年の第107回全国高校野球大会である。 全国の球児たちが甲子園を目指しこの大会のために頑張って…

コンタクト眼科医の恋(小説)

コンタクト眼科医の恋 という小説を書きました。 浅野浩二のHPその2にアップしましたのでよろしかったらご覧ください。 コンタクト眼科医の恋 山野哲也はコンタクト眼科医である。このコンタクト眼科医というのはコンタクトレンズの処方、コンタクトレンズを…

OLとおじさんの恋(小説)

OLとおじさんの恋 という小説を書きました。 浅野浩二のHPその2 にアップしましたのでよろしかったらご覧ください。 OLとおじさんの恋 電車の中で居眠りをしている人は、夢とうつつの間の状態であり、眉を八の字にして、苦しそうな顔して、コックリ、コック…

協力出版物語(小説)(上)

「協力出版物語」 という小説を書きました。 ホームページ・浅野浩二のHPの目次その2 にアップしましたのでよろしかったらご覧ください。 協力出版物語 (1) 1991年、日本はバブル経済が崩壊した。地価は下落し株価は暴落した。バブル景気に浮かれて株に投機…

協力出版物語(小説)(下)

(2) 由美子は目を覚ました。 見知らぬ、どこかの部屋の一室だった。 見知らぬ大勢の男たちが、由美子を取り囲んでタバコを吹かしながら、ニヤニヤ由美子に視線を向けていた。 「ここはどこ?あなた達は一体、誰なのですか?」 由美子は回りの男たちを見まわ…

小説教室・ごはん学校(小説)

小説教室・ごはん学校 という小説を書きました。 ホームページ、浅野浩二のHPの目次その2 にアップしましたのでよろしかったらご覧ください。 小説教室・ごはん学校 ある小説教室である。 ここは西暦2000年以前から始まって今日(2024年)まで続いている。 主…

からかい上手のエリート税理士の佐藤さん(小説)(上)

「からかい上手のエリート税理士の佐藤さん」 という小説を書きました。 ホームページ、「浅野浩二のHPの目次その2」にアップしましたので、よろしかったらご覧ください。 「からかい上手のエリート税理士の佐藤さん」 佐藤京子は税理士である。 彼女は子供…

からかい上手のエリート税理士の佐藤さん(小説)(下)

京子は真面目な顔で二人を目をそらすことなく直視しているので森田と川田の二人はこれは何かあるなと思い京子の所に戻ってきて京子の前に座った。 「何だよ。京子。重要な話って?」 森田が聞いた。 「森田くん。川田くん。あなた達を採用しておいて散々いじ…

ごはん島に来る女(小説)(上)

「ごはん島に来る女」 という小説を書きました。 HP浅野浩二のHPの目次その2にアップしましたので、よろしかったらご覧ください。 「ごはん島に来る女」 日本の近海に小さな離れ島がある。 その島は、ごはん島といって日本に属さない独立国だった。 そこには…

ごはん島に来る女(小説)(下)

・・・・・・・・・・・・・・ ある時、本土から一週間に一度くる定期船に若い女性が乗って、ごはん島にやって来た。 一人のばあさんが彼女を迎えに来ていた。 「やあ。李林檎さん。よくいらっしゃいましたね」 ばあさんは待ってましたとばかり小走りに女性…

健康診断(医療エッセイ)

健康診断 今日、健康診断のバイトをはじめてやった。ある会社の従業員の健康診断である。小説書いてて、リストラされ、内科が十分できない、はぐれ一匹精神科医となった医者にできるバイトといえば、コンタクト眼科と健康診断くらいしかない。健康診断のバイ…

走れ上松(小説)

「走れ上松」 という小説を書きました。 ホームページ「浅野浩二のHPの目次その2」にアップしましたので、よろしかったらご覧ください。 「走れ上松」 植松聖は在日朝鮮人である。 彼は朝鮮学校を出て私設汲み取り屋になった。 日本には、まだトイレが水洗式…

野球小説(小説)

「野球小説」 という小説を書きました。 ホームページ「浅野浩二のHPの目次その2」にアップしましたので、よろしかったらご覧ください。 「野球小説」 山野哲也は子供の頃から野球が好きだった。 小学生の時からリトルリーグで湘南パイレーツというチームに…

給湯器(小説)

「給湯器」 という小説を書きました。 ホームページ「浅野浩二のホームページの目次その2」にアップしましたので、よろしかったらご覧ください。 「給湯器」 僕が今の賃貸アパートに引っ越してきたのは3年前である。 僕は医学部を卒業した後、千葉県の研修指…

車輪の一歩(小説)

「車輪の一歩」 という小説を書きました。 ホームページ「浅野浩二のホームページその2」 にアップしましたので、よろしかったらご覧下さい。 「車輪の一歩」 これは1970年代の話である。 1970年代にはまだ今のようなバリアフリーはなかった。 ・・・・・・…

愛が強すぎる子(医療エッセイ)

僕が研修医だった下総精神医療センターでの医療エッセイ。 愛が強すぎる子 私が研修した病院は600床の大きな病院だった。一つの病棟が50床くらいで、病棟医は一人か二人で、研修医がくると、どこかの病棟へ配置され、病棟医が指導医となって、指導をう…

おたっしゃナース(医療エッセイ)

僕が研修した下総精神医療センターでの医療エッセイ。平井愼二先生(薬物)とか長嶋先生とか、まだやってる。 おたっしゃナース あるナースについて、かいておかなければならないのだが、ナースは何といっても、医療における権限の点で、医者より弱者なので、…

婦長さん(医療エッセイ)

婦長さん さて、ここで私はあることをかいておかなくてはならない。ちゃんと小説をかきたく、こんな雑文形式の文はイヤなのだが、やはり、かいておきたいことはかいておきたい。今の私が研修させてもらってる病棟の婦長さんは、すごい純日本的なフンイキの女…

ごはん島物語(小説)

「ごはん島物語」 という小説を書きました。 ホームページ、浅野浩二のHPの目次その2にアップしましたので、よろしかったらご覧ください。 「ごはん島物語」 日本の近海に小さな離れ島がある。 その島は、ごはん島といって日本に属さない独立国だった。 そこ…

タコ星人(小説)

「タコ星人」 という小説を書きました。 ホームページ、「浅野浩二のHPの目次その2」にアップしましたのでよろしかったらご覧ください 「タコ星人」 ある日のことである。 僕は妹と家の裏山に登った。 早朝で誰もいない。 すると驚いたことに、山の頂上に大…