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2015年9月15日の写真をクレパスで描く。


230905rm.jpg

2015年9月の写真を、クレパスでF4白水彩紙に描く。
(ワーグマン水彩紙細目)

父、85歳半。
当時通っていた文化センターの油絵教室での課題なのか、
「自画像を描くから、写真撮ってくれ、」と。

後に父のものを片付けていた時に、その頃描いたらしき自画像が何枚も出て来た。
写真の構図とは違っていたので、鏡を見ながら描いたようだ。

妹とふたり、それらを見た瞬間、「違う、こんなんじゃない、お父さん、かわいそう。」
ひたすら暗い絵が醸し出すのは怒りと孤独のように見えた。
細かいところには手を入れないままの、多分父も納得できずに終わった未完成作品。

写真を見て私が描くと、こうなった。
写真の父は眼鏡をかけていないせいか、いつもと違うふわっとした感じ。
少し疲れて、少しぼんやりして、朝から暑いなとでもいうかのような。

思えば、この時は、最期の日まであと1年半だもの、
痛風の発作が出たり、めまいがしたり、疲れを覚えたりしていた頃だもの。
(種々の検査後、「異常なしです、健康体です、すごく若いです、」と。)

背景を黒にしたら、妙に厳しく、現実離れした違和感があったので、
塗っては削り、塗っては消しを繰り返したあげく、
去年の9月の空の写真を思い出して、夕暮れの色を参考にした。





コメント

Re: No title

>さえき奎さん、

時々、定点観測のように同じ人の人物画を描くことで、
自分の絵の変化がわかるような気がします。
それに父の絵は描きやすいです。

人物画を描く時は、ふたつ意識していて、一番は似ていること、
もうひとつは、生きている、生き生きしていることを描きたいです。

リンゴも人物も風景も、単なる対象で、観察して描くのみですが、
確かに自分の顔を描く時は、なぜこうもがっかりしなければならないのか、
ブログに載せていない自画像は何枚もあります。

無意識に余計な手を加えてしまうのです・・・2ミリ短くとか長くとか、嫌ぁねぇ。

No title

前にも書きましたが、アルジェリマンさんの御父上様はマジで「いい男」だと思います。
自画像というものは、なかなか客観的に描けないものだと聞いたことがあります。
というか、自身が描くと内面描写の方がより強く出てしまうのかも知れません。
ですから、娘さんが描いたこの作品が、いっそうの御父上様の実像なんだと思います。
絵心はまったくない私ですが、とてもよい作品だと思いました。

Re: No title

>マラどーなさん、

クレパスの延ばし方など、時々動画を探して研究したりしてます。
独学なので、描きたいものだけ好き勝手に描けるのがいいです。

お互い、父親を見送ったのがコロナ前でしたよね。
いい時期でよかったなと思います。
今は少しはいいのでしょうが、コロナの時は制限だらけだったらしいから。

ちゃんとした写真といえば、うちの父の葬儀後、叔父が遺影を撮影しました。
「義兄さんを見習って、ちゃんとした写真を撮っておく、」と。
父の遺影は、私が庭で撮影したもので、葬儀社がそれを着物姿に加工したものですけどね。

遺影と言えば、お坊さんにあの絵を額装してプレゼントしたら、
「遺影にしますわ!」と喜んでくれたので、
「お棺に入れて、あの世で閻魔さんにも見せてやってくださいね」と言っておきました。(^^)

Re: No title

>野付ウシさん

父の絵を描くのは、モデルは文句言いませんし、忖度不要で、ストレスフリー。
どの写真でも問題なくいわゆる「いい顔」といいますか、描きやすい顔しています。

肌は年齢を表しますね。
女性は化粧しますが、目で年齢はわかるし、肌で生活は見えます。
鏡を見て、つくづく眺めて、現実を知るのはとてもおもしろいです。
私も、ちゃんと年取ってるなぁ、何もしなくても成し遂げなくても年は取るんだなぁ、と。

まぶたのたるみを解消するのは案外簡単ですよ。
目の回りの筋肉をそっとほぐしてやります。
目の下の皮膚をつまんでクルクル回したり、耳たぶをクルクル回したり、そっとですよ。
目がすっきりしますし、ほうれい線も深さが和らぎます。
志村けんの「あぃ~~ん」をやって、のどをなでさするのも効果的です。

好きなことを気の合う仲間と一緒にやる、なんと幸せなことでしょう。
それを思い浮かべる時、野付ウシさんの目はキラッキラしてるはずです。

No title

とても85歳半には見えない、キリッとした顔だと思います。
アルジェリマンさん、ますます腕が上がってますね。

ウチの親父の時は、認知症がひどくなり昼夜問わず徘徊しだし、
“こりゃ大変だ”となった時に、脳梗塞で半身不随で寝たきりになり
病院のベッドで1年余り。
ちゃんとした写真を撮る機会を逸しました。

No title

以前にもお父さんの画像出てましたよね。
この画像見てもカッコいいお父さんだったみたいですね。
今日、久々に床屋さんに行って髪切ってきました。
僅かしか無いものの、耳の近くや後ろが邪魔になるのですよ。
そこで順番がくるまで鏡で自分の顔をじっくりみました。
笑えるようなジジィの顔になってきたようです。
瞼が下がってきて、豊齢線も深みが出て、まさに高齢者の顔!と感じたものです。
かつて四歳上の兄貴が70歳になった時に、随分年寄りの顔になったなぁ、と思ったもの。
それが自分もそうなってきたようです。(当然か)
仲間と何かやっている時は(多分)いきいきした表情ですが、黙ーっていればヨレヨレ爺さんの顔。
自分の顔も変化があるものですねぇ。
なんて感じたものです。

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プロフィール

アルジェリマン

Author:アルジェリマン
コーギーを二代続けて飼い、それぞれを変性性脊髄症(13歳)と悪性リンパ腫(4歳)で失った。
体格はいいものの、すっかり運動不足の中高年が、はたしてもう一度これから犬と暮らせるのか。
保護犬里親サイトをながめ、もんもんとしたあげく、あきらめ半分で問い合わせたところ、縁あってやってきたのが、黒犬の万太郎。

万太郎について:
イケメン雑種の男の子。
徳島出身、推定生年月日2016年1月20日、保護日4月2日。
徳島アニマルオアシスの皆さんのお世話になりました。

20年続けたメモ帳にテキストタグ打ちの手作り素朴饒舌系犬バカホームページは2024年9月末で閉鎖し、その反動で、犬のことだけほのぼのブログのはずだったこの場所が、時々毒舌の本性が出るか、ほのぼのお絵描きブログに成長するか、予定は未定。

文系出不精片付け好き、意識は普通にコンサバ、無意識に毒舌、蚊に喰われやすい下手の横好き週末ガーデナー。

よろしくお願いします。

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