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黒い紙に人物を描く


220712fm.jpg

キャンソン・ミタント・タッチのF4黒の用紙にパステルで父を描いた。
パステルのくっつき具合がわかってきた気がする。
だが、色画用紙の活かし方はよくわからない。
人物に光が当たっている表現がしやすい気がしたので黒を使ってみた。
実際は黒のセーターを着ているが、茶系の色に変えた。
薄く真綿を忍ばせた紬の半纏を着ているが、その生地の風合いは出せていない。


87歳と5日目の、玄関先でガーデンチェアに座って庭を眺める父。

「遺影がないから撮ってくれ、」父は自分で髪を整え庭に出た。

庭のあちこちにガーデンチェアを移動し、自然な表情を求めて何枚も撮影。
遺影を意識した構図以外に遠目から隠し撮り風に撮ったこの一枚が一番好きだ。

この撮影から3週間後、胃がん発見から35日後、
父は自宅で家族に看取られ父の天寿をまっとうした。






コメント

Re: No title

>田舎のオードリーさん、ありがとうございます。

父上、若さゆえの急変とご最期だったのでしょうか。
母上が今の私くらいの年齢だったかもと思うと、想像できないほどの衝撃だったかと。

母の思い出話に付き合い、それぞれの記憶を付き合わせ、
いろいろなことを想像したり推理したりと、
父が聞いていたら、「おいおい、それは飛躍しすぎだよ、」と笑っているだろうとか、
絵を描くようになって、思い出話も供養だなと思うのです。

No title

穏やかな表情☆
遠目に撮った1枚・・・
とても素敵ですね♪

優しい冬の陽ざしも感じます☆

35日
どんな思い巡らせて過ごされたのでしょう・・・ ・・・

私の父との別れは突然に!
ちょっと眩暈で入院・・・ 1週間程検査入院と言う事で
明日身の回りのもの 届けるね!と病室を後にしたのが最後でした。。。

母が帰宅せずに傍に居た事がせめてもの
突然の高熱 肺炎で死去でした・・・
アルジェリマンさんのお父様の年齢よりも20歳以上若く いろいろな思い残る別れ・・・

もっともっと父と話したかった!
今も 折に触れてそう思います♪・・・

それでも趣味人だった父
きっと良い人生だったと・・・☆

私事 m(__)m

今日もお元気願っております☆

Re: No title

>さえき奎さん、ありがとうございます。

食欲ゼロになった日の前日まで、毎日晩酌を楽しんでいました。
治療可能な時期に胃がんが見つかったら、酒は飲めない、食事も制限、
きっとストレスフルな生活になって、心が弱ったと思います。体も。

犬たちと父の最期の日々は、私の生き方死に方にも影響するいい経験でした。

No title

そうでしたか。
御尊父様、男の私から見ても大変魅力的です。
顔には間違いなく人生が滲み出るものだと思っています。
私もかくありたいのですが、どうなることやら(笑)。

Re: No title

>マラどーなさん、ありがとうございます。

人生で初めて食欲ゼロになった、と、ある朝父は言い、
最悪を予想して2日後に胃カメラ検査を受け、
検査に立ち会っていて、画像を見て「2か月持たない」と思いました。

87歳の誕生日に、胃がんと言われて、この写真撮影の前日に紹介された病院でCT検査、
そして撮影の3日後に、治療方法はない、と言われるわけです。
話を聞いている父の様子から、覚悟が固まっていくのが感じ取れました。

医者は余命を言わないんですよ。短すぎるんだろうな、と思いました。

検査データCDを別の医師に診てもらって、「ひと月・・・、」。
その時点で検査から2週間過ぎていたので、あと2週間。
その数日後に病院に行き、もう通院しないからと、訪問診療の段取りを急いでもらい、
即担当が決まり、来てくれた訪問診療医は父好みのナイスガイでした。4日前でしたけどね。
ナイスガイとは父は2度しか会えませんでしたが、「うらやましい最期だ、理想的だ、」と言ってもらえました。
『真田太平記』を好んでいたので、最後の過ごし方、死に方に真田昌幸の姿を意識したように思います。

死ぬこと、葬儀のことなど、タブーなく日常的に話していました。
その方がトラブルがなくていいですね。

No title

胃がん発見から35日後って、あまりにも急すぎますよね。
お父様の心境を想像すると、せつないです。
でも、自宅で家族に看取られ天寿を迎えられたなんて、
ある意味、理想の逝き方だと思います。
うちの親父は脳梗塞によりほぼ植物状態で、病院で1年以上寝たきりで、最後は胃ガンで逝きました。

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プロフィール

アルジェリマン

Author:アルジェリマン
コーギーを二代続けて飼い、それぞれを変性性脊髄症(13歳)と悪性リンパ腫(4歳)で失った。
体格はいいものの、すっかり運動不足の中高年が、はたしてもう一度これから犬と暮らせるのか。
保護犬里親サイトをながめ、もんもんとしたあげく、あきらめ半分で問い合わせたところ、縁あってやってきたのが、黒犬の万太郎。

万太郎について:
イケメン雑種の男の子。
徳島出身、推定生年月日2016年1月20日、保護日4月2日。
徳島アニマルオアシスの皆さんのお世話になりました。

20年続けたメモ帳にテキストタグ打ちの手作り素朴饒舌系犬バカホームページは2024年9月末で閉鎖し、その反動で、犬のことだけほのぼのブログのはずだったこの場所が、時々毒舌の本性が出るか、ほのぼのお絵描きブログに成長するか、予定は未定。

文系出不精片付け好き、意識は普通にコンサバ、無意識に毒舌、蚊に喰われやすい下手の横好き週末ガーデナー。

よろしくお願いします。

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