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クレパス画、模写。『His Master's Voice』、ビクターの犬。


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フランシス・バロウドの『His Master's Voice』を、F6水彩紙にクレパスで模写。

「ビクターの犬」としてあまりにも有名なこの犬は、名前はニッパー、
画家マーク・バロウドの飼い犬で、飼い主病死の後、
弟の画家フランシス・バロウドが引き取った。

なぜニッパーと名付けられたかというと、
ニッパーでつまんでねじるように、チッと噛んでいたからだそうだ。
うちの初代ワンコ、アルがその「ニッパー」のように、人間のかかとをチッと噛んで誘導していた。
さすが、元は牛追い犬のコーギーだった。

亡き飼い主の声が聞こえる蓄音機を不思議そうにのぞき込む姿を描いたもの。

元々は円盤型蓄音機ではなく、エジソン・ベル社のフォノグラフ(円筒型蓄音機)で描かれた。
エジソン・ベル社は、フランシスの申し出を一蹴したが、
円盤型蓄音機のベルリーナ・グラモフォン社が、「うちのグラモフォンに描き替えてくれたら、」と提案、
絵は修正され、商標登録された。

蓄音機の金属の表現が難しかった。
検索するたびに、蓄音機のラッパ部分の色合いの違う『His Master's Voice』が出てきた。
蓄音機の構造もよく見えないし、床なのかテーブルなのかわからない。
犬のニッパーは、テリア系らしいが、ツルンとした陶器のような描かれ方で、
いくら短毛犬のテリアでも、もう少し被毛の感じを出したいじゃないか。

テリアにもいろいろあり、ニッパーの行動から小型犬っぽいが、
フォックステリアだけでなく、いろいろな血が混じっているとのこと。
そう、いろいろな血が混じっていた万太郎のように。

万太郎はあれでも柴犬やスピッツやチャウチャウの血も混じっていたらしい。

ふと、ずいぶん犬の絵を描いていないと気づき、
以前にコメント欄で出て来た時にダウンロードしたこの絵を描き始めたが、
いろいろと納得できないまま、見えないものを描くことの限界で時間切れ。







コメント

Re: No title

>さえき奎さん、

1950年代には、ニッパーを主人公とした歌や絵本がいくつも出たようですが、
1958年生まれの私はさすがに知らない・・・
しかし、街角の電器屋さんで見かけるワンワンは好きでした。

金属板に声を刻んでそれを再生するという発明、
ある日突然天才が出現したからとしか思えないのは、私が文系人間だからでしょうか。

音波を電波に乗せるとか、渋柿を干したら甘くなるとか、
ふぐの卵巣の毒も塩漬け?にしたら消せるとか、
サルが齧ってポイした木の実が発酵して酒になったとか、
それを飲み食いした人の勇気と、発見と発明と開発がすごいです。

人間ってやつには、つくづく呆れる・・・(すごすぎて呆れるという誉め言葉です)。

No title

ああ、ニッパーですね。
懐かしいです・・・。
今では"HMV"が"His Master's Voice"の頭文字であると知っている人も少なくなりました。

フォノグラフとグラモフォンの話はとても興味深く、以前文献を探して読み漁ったものです。
音響にしても映像にしても、アナログ時代の先人の知恵はとてつもないですね。

Re: No title

>野付ウシさん

ニッパー君、フォックステリアだけでなく、いろいろ混じっているらしいです。
純血種ではなさそうで、つまり、いろんな犬のいいとこどりの雑種。

うちの万太郎が、いいとこどりの雑種。ザ・雑種。
だから、健康でうんと長生きするはずだったんだけどなぁ。


写真も実際の風景と違うように、絵も原画だときっと全然違いますよね。
今までたくさんの絵を模写してきましたが、実際に見たことある絵はひとつもなく、
画像をダウンロードしたものをA4に印刷してます。
印刷するプリンターや、紙によっても色が違ってくるので、
原画とは程遠い、なんとなく似てる?って絵を描いているんでしょうね。

万太郎のイメージは今もありありと浮かびますが、
・・・万太郎、お前はなぜ真っ黒なのだ!描き辛いじゃないか!!

Re: No title

>マラどーなさん、

ビクターのテレビだと、ニッパー君の置物が付いて来たとはうらやましい。
そういえば、うちも私が小学校4年の時に、カラーテレビが来ました。
(私が4年生なら、マラどーなさんは3年生です。)
日立のキドカラーでした。ビクターじゃなかった・・・・・・。
『トムとジェリー』をカラーで見て、きれいな色だ、と。
近所の子たちが、カラーだ、と縁側から覗きに来て、帰宅して報告していたらしいです。

首をかしげて聞き入っている・・・と私も思っていたのですが、
調べたところ、飼い主の声が聞こえるので、
「お父ちゃん、ここに入ってるの?」とのぞき込んでいるらしいです。

犬が首をかしげるポーズ、真剣に何かを理解しようとしている時、
かわいくて、切なくて、愛おしいです。

No title

ビクターの画像も、原画を眼の前にしたらイメージ違ったりもするでしょうね。
写真も画像も全て本物でもないですからね。
犬も猫も血統書付きでもそれを信じるかどうか。
長い歴史のなかで様々な血が混じったりもありえますので絶対です...とは言えないかもね。
やはり万太郎を描くのが一番合っているのでしょうね。

No title

確か、、、
小学3年か4年の時に、ウチに初めてカラーテレビが納品されたのが
この犬でおなじみの「ビクター」製。
蓄音機と犬がセットになった陶器製の置物も一緒に納品されました。
テレビの上に、ずっと飾られていました。

そういう光景が脳裏に焼き付いてるので、
この犬は陶器のようなツルンとした皮膚感のほうが違和感ないです。
首を傾げて聞き入る様子、何とも言えない哀愁感がありますよね。

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プロフィール

アルジェリマン

Author:アルジェリマン
コーギーを二代続けて飼い、それぞれを変性性脊髄症(13歳)と悪性リンパ腫(4歳)で失った。
体格はいいものの、すっかり運動不足の中高年が、はたしてもう一度これから犬と暮らせるのか。
保護犬里親サイトをながめ、もんもんとしたあげく、あきらめ半分で問い合わせたところ、縁あってやってきたのが、黒犬の万太郎。

万太郎について:
イケメン雑種の男の子。
徳島出身、推定生年月日2016年1月20日、保護日4月2日。
徳島アニマルオアシスの皆さんのお世話になりました。

20年続けたメモ帳にテキストタグ打ちの手作り素朴饒舌系犬バカホームページは2024年9月末で閉鎖し、その反動で、犬のことだけほのぼのブログのはずだったこの場所が、時々毒舌の本性が出るか、ほのぼのお絵描きブログに成長するか、予定は未定。

文系出不精片付け好き、意識は普通にコンサバ、無意識に毒舌、蚊に喰われやすい下手の横好き週末ガーデナー。

よろしくお願いします。

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