失注したARアプリの作り方

Unity6 x AR Foundation6で構築していた幻のプロトタイプが完成するまで。(まだ完成していない)

第1章 第三幕 開発中のARアプリについて

すごく簡単に言うと、宅地に家を仮配置するARアプリです。

※一部Photoshopでボカしています。

※画面は開発中の物です。

現状、要件書の関係もあり詳しくは書きませんが…

家の大きさによる扱いづらさや、既存ARツールでの配置調整の限界、某ホーム設計ソフトで出力したデータを表示したい、軽いのがいい、という感じの要望に応えるARアプリを目指している(いた)物で、今、実装的にはモバイルARの機能確認と遷移制御、モデル位置の調整UI、がとりあえず乗った所です。

今の仮の家モデルはCubeの組み合わせて作ったダミーで、Webでのモデルデータのアップロードとダウンロード、もっと使いやすくてアプリっぽいUIへの調整、が今後の予定になります。

あと某ホーム設計ソフトの出力データ(glTF2)について調べたら、マテリアルが大量に分割されるのが原因で重くなっているらしく、状態を確認した上でマテリアル統合処理をする(マテリアルの共通化か、又はメッシュの合成、になると思う)もですかね…

ただ、受注案件としての開発はここまで。

ここからは個人的な営業向けアプリなどの意味合いで開発します。

仕様も何か変更していく感じなるかもしれませんね。権利主張されたら嫌ですし…(ただ何か言われても現状関係無さそうなんですけれどね、設計まではしてもらって無いので。もしかして家用途に限るのやめたらそれだけで完全に関係なくなる?)

※特記事項

自分は契約書は今回とくに交わしていません。

企業様が入ってそちらからお支払いなどを頂く際には、守秘義務契約など行い厳守しますが、いつも仕事を紹介して頂いている直接の依頼主は面倒なのか別の理由があるのか、直接契約書を交わした事はなくて、ゆえに今回、直接の依頼主が先方企業様とどんな契約形態なのかも知りません。

一方的な失注報告により、今手元にあるアプリの権利は当方にあるままで、企画に関してもどのような契約の元作成されているのかは予算関係以外知らされていない状況です。

(もしかしたら今自分が知っている時点ですでに契約違反なんて事も…あるかもしれませんが…)

企画と書きましたが、よく考えたら知らされているのは経緯と必要要件までで、実装仕様に関しては当方の設計になります。

なお、現状版のAndroidAPKを作業進捗としてDeployGateにアップロードして交渉の材料にしようとも考えたのですが、この状況の為、もう自分の物として使用する事にしました。

現状、その依頼主に対しては対価どころか失われた時間と労力しか無い状況で、少しでも価値に変えるために今この文を書いています。

第1章 第二幕 開発開始

それでChatGPTさんに、説明読んでもサンプル見てもよく分からないのだけど、AR Foundation 6でスマホARって何を入れればいいの?と聞いた所、必要最低限のパッケージを教えてくれて、ようやくスタートする事が出来ました。9月初め頃。

気が付けば、もう世界がAIが存在するのが前提になり始めているのかもしれないですね。

とか考えながら、ChatGPTさんと開発を進めていたんです。

そして、つい先日のメールでの「残念ながら失注です」

第1章 第一幕 愚痴

いや、先月に「何時から始めれそう?」みたいな話をしてましたよね?
来月9月頭から一か月半、という話しをしましたよね?

そんなのもう受注確定していると思うじゃないですか。

そして要件確認と設計イメージ始めるじゃないですか。

Unity6 + AR Foundation 6 とアセットのTriLib、あとモデルデータ管理用の簡単なサイトを構築出来れば要件は満たせるし、技術的にも問題ないだろう、というアタリを付けるじゃないですか。

Mac Book Proが2017でもうXcodeがアップデート出来ないからMac Mini買うか…と思って調べて買う物のアタリも付けるじゃないですか。

今お金ないのでローン契約するか…とか考えて動くじゃないですか。

それでTriLibとMac MiniとAppleDeveloper契約はいつ頃が良いか、それまで開発は手持ちのAndroid(AR Core)で検証すれば。AR Foundationは昔使った事あるけどバージョン6の説明がなんか凄い分かりづらいし(多分XRARごっちゃになっててセットアップ手順も何を何のためにセットアップしてるのか読んでもよく分からない)、公式サンプルはプロジェクトセットアップしてビルドするとなんかそこそこしっかりした感じのが動くけれど、で、これどういう構造になってて何がどうなって動いてるの?パッケージ見ると余分な物も入ってそうだけど…ていうかこれスマホ、クエスト、何層をターゲットにしてるの?まぜこぜになってない?とか(一応AR以外にもUnity全般的に今こんな感じですけれど)、どうすんのこれ…という所からChatGPTさんに相談して…

第0章 序文

このアプリは、まだ誰にも届いていない。

依頼者は一通のメールのみで沈黙し、大元の建築会社はその存在すらおそらく知らない。

ようやくUnity6 x AR Foundation (Ver6) のモバイルARアプリとしての制御が分かって来て、機能が乗り始め、完成イメージが見えて来た段階の先日、一通のメールと共に、直接の依頼者の信用と共に案件が吹き飛んだ。

だから、ここに記して行こうと思う。失注したモバイルARアプリが形になるまでの道のりを