観光地や温泉地にある訳ではなく、幹線道路である国道9号線沿いにポツンとある温泉宿ですが、数年前に国道9号線から偶然見つけた事が印象に残っており、今回の宿泊を決めました。

本当に海に近い宿で、すぐ足元に日本海が迫ってきています。

宿泊中は波が高く、海岸には白波が打ち付けていて常に波の音を聴くことができました。
館内とお部屋
建物は3階建てとなっていて、フロントがある手前側が本館、大浴場がある奥の建物が別館と分かれています。客室数は全部で本館と別館合わせると20室あるようですが、HPの予約画面を見ると本館側は最大10室までで運用しているようでした。実際、宿泊した日にも乳児連れでの宿泊だったので隣の部屋に宿泊があるか聞いたところ、配慮していただき両隣の部屋を開けていただきました。柔軟な対応に感謝です。

ロビーには写真右側の奥からフロントと売店があります。

今回は本館3階の和室に宿泊しました。


和室の部屋の縁側スペースには、日本海が広がっています。
玄関や洗面台はこんな感じです。写真には写っていませんが奥はトイレです。


コンパクトで年季を感じるところもありましたが、必要なものは揃っていて綺麗に掃除もされているお部屋でした。
貸切風呂
眺めが良いのは部屋だけではありません。
今回は乳幼児連れということもあり、貸切風呂を利用しました。



日本海がすぐ目の前という、最高のロケーションで開放感のある入浴ができました。温泉の泉質は海辺によくある塩化物泉(なめると塩っ辛く感じる温泉)ではなく、メタケイ酸泉という泉質らしく、美肌効果も期待できるそう。湯上りの感覚はお肌がツルツルというよりキュッキュッという感じでした。
単純泉(温泉成分が規定以下でお肌に優しい温泉)のため、生後3か月の子供も人生初の温泉を満喫していました。我が子ながら生後3か月にしては贅沢すぎるシチュエーションでの初温泉です。笑
夕食の海鮮料理
夕食はレストランでいただきました。

レストランからも海を見ながら食事ができます。外のテラスでのバーベキュープランもあったので、天気が良ければ夕方のべーべキューも楽しそうですね。
料理はこんな感じ。








三枚に卸して、頭から尻尾まで骨ごと食べられるカレイの唐揚は名物のようです。背骨も含めてサクッと揚がっていました。
夏はイカの漁り火漁の時期にようで、鍋物には珍しいイカのしゃぶしゃぶです。お刺身のイカも弾力があって美味しいですが、しゃぶしゃぶにするとまた食感も変わって良かったです。イカもしゃぶしゃぶできるんですね。
さすが日本海を望む温泉宿という感じで、海の幸尽くしの料理でした。
お肉が全く出てこない会席料理は珍しいと思いますが、海鮮だけでも満足できるボリュームがあって旬の日本海の幸を味わうことができました。

食事が終わると日も落ちてきました。
食後に大浴場に入浴に行きましたが、大浴場も露天風呂からも内風呂からも海を見ることができます。ただ、夜の真っ暗な時には何も見えないので景色を楽しみたいなら日のあるうちに入る必要がありますが。笑
宿の周辺散策
翌日の朝、少しだけ宿の周りを散策しました。





宿の周りはのどかな漁村という感じですが、砂浜やシャワーのある海水浴場もあります。もう少し暑くなってから泊まるなら、宿のすぐ近くで海水浴もできますね。
朝食
朝食も前日と同じレストランの席でいただきました。


荒磯館の名物メニューのもう一つが、自家製のアジの干物。海のすぐ近くに干物を干すための竿が建てられていました。アジの身もふわふわです。
そして朝食にもイカの刺身が付いていたのも嬉しいポイント。イカなら刺身でもさっぱり食べれて良いですね。
宿泊した感想
今回は平日に宿泊したので、大人一泊17,000円での利用でした。宿のロケーションや温泉と料理のクオリティーを考えると納得感のあるお値段だと思います。
特に平日だと宿泊客も少なく、絶景の大浴場も実質貸切状態、館内も混雑していないということで日本海を眺めながらのんびり過ごすにはとても良いお宿でした。



