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【雑記】自然と生活が近かったころ

 こんにちは!暑い日が続きますね。身体大事にやっていきましょうね。命のためにエアコンの稼働が必須な日々、朝に窓を開けて過ごしている時間が体調的にはしんどいですが、なんだか気持ちはいいもんです

 

 さて前回から引き続き、アメリカ・インディアン その文化と歴史』というインディアンに関する本を読んでいますが、まだまだ読み終える気配がありません。インディアンの起源、性格、社会構造に続いて、今は白人との関係についてを読んでいます。このあとにはアメリカの独立革命に至るまでの歴史が控えており、まだまだ大事なのはこれからだ…。

 

 前回の記事で日本とインディアンには共通があるようだと書きましたが、そのことについて考えていくと、人は自然が身近にあると精神世界に近づいて、人工物に囲まれているとものを計るようになると思えてきました。

 

 自然現象とは起こるべくして起こり、人の手ではどうにもできないという諦観が前提にあると、何かが起こったときに受け入れるという構えがあり、それがある意味では、人を謙虚にしているかもしれません。宇宙や太陽、山や大地、自分一人の規模で考えたらそれらは全く自分には動じない存在ですよね。それがむしろよかったりするんじゃないかと思うのです。次の日の仕事が不安で迎えた朝のまぶしい日差しに元気づけられたり、川の流れが自分の中でにがにがと存在する悲しい気持ちを流してくれたりすることがあります。それに、人も何もしていなくて、自然も何もしていないと一見思うことがあっても、人は息をしてるし、自然は酸素を生み出していて、人が土に帰ったら大地が肥える、そういう人と自然との繋がりが見えてくることで、ここで生きているんだと実感することもあるし、今あるもので事足りていると思う瞬間は、なんとも満たされる気持ちになることがあります。

 

 しかし、日常の暮らしではなにかと見直そうとする意識がよく働きます。生活も仕事も勉強も何かと今より良くしたいという意識が、今の自分を不安にさせて、より良い方向へと自分で自分を追い立ててしまうことがあります。この意識が悪いことだというのではないのですが、例えば冷蔵庫を買い替えたいと思ったときに、自分はインターネットで価格や性能などを見比べて、より良いものを選ぼうと必死になりますが、選ぶということは必然的に振り落とされる製品が現れるということで、それらを自分基準でダメと認定してしまうわけです。そういうふうに、人工物は見る目を持つようになる都合で、ものを計っていく頭ができていきます。

 

 今を生きている自分がもののある暮らしを否定できるわけもなく、ただ、歴史を追っていくと、古き良き時代と言われたものが自分の暮らしからどんどん遠ざかっていくのを切なく思う気持ちになることがあり、これがインディアンの歴史を読んでいても、同じように切なく感じるのでした。

 

 ということで、この先もインディアンの本の話になるのか、児童文学を挟むか、考えちゃいますね。これまでは1つの題材を長く扱うことがなかったのですが、読むほど話題が出てくるかもしれず、行き当たりばったりです。今回もお付き合いくださりありがとうございます。次回もどうぞよろしくお願いします。

 

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