amecomitoramenの日記

アメコミ、ラーメンを中心に書き続けています。(注)ダイアリー内では、敬称を省略させていただきます。

市民の命を救ったのはSPIDER-MANだが、名誉はKravenに、PREDATOR vs. SPIDER-MAN4号

Predator v S-M (2025) 4

忙しくてアメコミを読む時間が少ない中PREDATOR vs. SPIDER-MAN 4号(最終話)を読み終えたのでレビュー。
 
筋書をBenjamin Percy、画をMarcero Ferreiraがそれぞれ担当。添付画像はPaolo Squieiraによるvariant版4号の表紙。ちょっとSPIDER-MANのマスクが1970年代の後半の実写版SPIDER-MAN(アメリカ制作の方)に似ていて好きじゃない。
 
粗筋から。熱波と停電がニューヨーク市を襲った。その中、市民を狩猟の対象とする謎の殺人鬼、Skinner。それを追う、SPIDER-MAN(Peter)、Kraven、市警のLaPearl捜査官。新たなPredatorの一群も参入し血みどろの戦いが行われた。
 
今回も気に入ったシーンや台詞を順不同で紹介。
 
ニューヨークの住人を殺しまくっているハグレPredatorを仕留めたのはKraven。SPIDER-MANは命を無駄に奪わないから、これは、当然の帰結か。一騎打ちのシーンは凡そ2頁に渡る。そして、最後にPredator達が認めたのはKravenの方。彼の額に刻印を残してPredatorの一群は地球を去った。主役はSPIDER-MANのはずなのだが、栄誉はKravenの手に。迫力ある戦闘場面に免じて許す。作者PercyはKravenがお気に入りなのかもしれない。
 
Predatorで思い出したが最後は自爆するんだったな。Kravenが仕留めたPredatorが身に着けた時限爆弾を処理したのがSPIDER-MAN。残り時間が少ない中、命を賭して人のいない場所へと運ぶのは流石だ。これがヒーロー。Kravenの自己満足のために敵の命を奪うのとは違う。
 
爆弾が爆発した瞬間を見た妻Mary Jane (“MJ”)が涙する頁。当然SPIDER-MANが死ぬはずはない。川から這い上がった彼を見た後に、泣いていたMJの口角が上がり、笑顔になり目を見開く一連のコマが非常に良かった。
 
一群のPredator達が宇宙船に乗り地球を去っていくのを見たMJの台詞とそれに応えるPeterの台詞。”They’re gone. We’re safe.” “I wish I believed.” Peterはどこまで悲観的なんだ。一方でMJは楽観的過ぎる。やはりこの二人は最高のコンビだな。
もう少しPredator達とSPIDER-MANの戦いを読みたかったかな。