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2025年57冊目に読了した本の記録_φ(・_・
ひと
著者:小野寺史宜
(祥伝社文庫)
父と母を亡くし、たった独りになった主人公が、お惣菜屋さんで、見知らぬお婆さんに最後に残ったコロッケを譲ったことから、不思議な縁が生まれていくお話。
自分の状況に悲観しないで、前を向き、今の自分が出来ることの中から、ひとつずつ選び取っていく主人公の真っ直ぐなところに心が掴まれた。
腐らずに真っ直ぐでいられたのは、商店街の人たちと信頼と信用で繋がって、成長していく事ができたからだと思える。
たくさんのものを失い、順番や道を譲る主人公が最後に、唯一他人に譲れないものを見つけた時の決意に胸が熱くなった一冊だった。
2025.12.23(火) 読了
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