Aセクシュアルという言葉に、少しだけ救われた夜のこと
──4つと、もうひとつの視点から考えてみる
昨夜、郷ひろみの「よろしく哀愁」を流しながら、
65キロ離れた相手と、電話をした。
画面もなく、ただ声だけ。
昭和のラブソングが似合うような、そんな夜だった。
共通の話題をぽつぽつ話しているうちに、
気づけば、距離は10センチになっていた。
相手の息づかいが、耳の奥にふれて、
私は、そっとひらいてしまった。
オナニーをした。
でも、それはただの快楽じゃなかった。
声だけでふれ合うような、
静かで、深くて、やさしい時間だった。
「これって、Aセクでもしていいのかな」
ふと、そんなことを思った。
そして、「していいんだよ」と、
自分に言ってあげたくなった。
その夜、Aセクシュアルという言葉に、
少しだけ、救われた気がした。
1. 性に距離を感じる理由は、人それぞれ
「性に興味が持てない」「性の話題に抵抗がある」
そう感じる理由は、文化や育ち、経験など、さまざま。
- 厳格な家庭や宗教的な価値観の中で育った
- 性について話すこと自体が“恥ずかしい”と教えられてきた
- 性的なトラウマや嫌な経験がある
- 性に関する情報に触れる機会が少なかった
こうした背景から、一時的に性に距離を感じている人もいる。
一方で、Aセクシュアルは「生まれつき、または長期的に、他者に性的な欲求を感じない」という感覚がベースにある。
つまり、“性に距離を感じる理由”が外的なものか、内的なものかという違いがあるんだ。
でもこれは、白黒はっきり分けられるものじゃない。
育ちや経験がきっかけで、自分の感覚に気づく人もいるし、
時間をかけて「これは一時的なものではない」と実感する人もいる。
だからこそ、「自分はAセクかもしれない」と思ったとき、
すぐに答えを出さなくてもいい。
大切なのは、自分の感覚を否定せずに、ゆっくり確かめていくこと。
2. Aセクの人が築く、さまざまな関係のかたち
Aセクシュアル=誰とも関係を持たない、というわけではない。
むしろ、深い信頼や絆を大切にする人が多いとも言われている。
たとえば:
- 性的な関係を持たない恋愛(プラトニック・ラブ)を選ぶ人
- お互いにAセクのパートナーと、生活を共にする人
- 性的な欲求があるパートナーと話し合い、折り合いをつけながら関係を続ける人
- 恋愛感情はないけれど、人生を共にする「ライフパートナー」としての関係を選ぶ人
大切なのは、「恋愛=性ありき」という前提を外して、
自分たちにとって心地よい関係の形を、一緒に探していくこと。
Aセクの人たちは、そうした関係性の“再発明”をしているのかもしれない。
3. 孤独やプレッシャーと向き合うということ
Aセクの人たちが感じやすい孤独やプレッシャーには、こんなものがある:
- 「恋愛してない=人として未熟」と見なされる
- 性的な話題についていけず、疎外感を覚える
- 「そのうち変わるよ」と言われ、自分の感覚を否定される
- 「本当に好きならしたくなるはず」と言われ、関係を疑われる
こうした言葉は、悪気がなくても、心に深い傷を残すことがある。
だからこそ、Aセクの人たちは、
自分の感覚を言葉にできる場所や、安心して話せる相手を必要としている。
最近では、SNSやコミュニティで同じ感覚を持つ人たちとつながる場も増えてきた。
「自分だけじゃなかった」と思えることが、孤独を和らげる大きな力になる。
4. 二次元や空想に惹かれるという感覚
「オナニーはする。でも、対象は二次元のキャラクターや空想の中だけ」
「現実の人と性的な関係を持ちたいとは思わない」
そんな感覚を持つ人もいる。
これは、オートコイセクシュアル(Autochorissexual)と呼ばれることがある。
性的な空想や身体的な欲求はあるけれど、
それが他者との関係には結びつかない。
自分が関与しないフィクションの中にだけ安心感を覚える。
「性欲がある=誰かとしたい」という前提に、違和感を抱く。
だからこそ、「自分はAセクじゃないのかも?」と迷うこともあるかもしれない。
でも、Aセクシュアルのスペクトラムには、
こうした“フィクションにだけ惹かれる”というあり方も含まれている。
現実の誰かと関わりたいわけではない、という感覚も、ちゃんとここにある。
おわりに──「オナニーしていいんだよ。孤独じゃないよ」
性に興味がない。
誰かと関係を持ちたいと思えない。
それは、恥ずかしいことでも、間違ったことでもない。
ただの“違い”であって、欠けているわけじゃない。
そして、オナニーをすることも、
誰かとつながっていると感じることも、
どちらも“自分を大切にする”という意味では、同じ営みだと思う。
「Aセクなのに、していいのかな」
そんなふうに迷う夜があってもいい。
でも、していいんだよ。
あなたの感覚は、あなたのもの。
それを大切にしていい。
そして、誰かの感覚も、否定しないでいられたら。
きっと、世界は少しだけ優しくなる。
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