膝が内側に入ってしまう理由の一つ
膝が内側を向く(ニーイン)というのは、
股関節が内旋したまま立ち歩いている状態です。
このままのバランスだと、
お尻や太ももが横に広がったり、
太ももの前が張り出してしまったり、
体型にも影響が出てしまいます。
多くの女性は、小さい頃から
「足を閉じなさいね」と言われて育ち、
自分でも「きれいに見せたい」と
意識して姿勢を整えようとしてきました。
そのため、この内股のクセは
強く根付いてしまっているのです。
そして、「膝を前に向ければいいんだ!」と
頑張ってもなかなか変わらないのは、
足首の向きがすでにズレてしまっているから。
足首がズレたままだと、
膝が前に向くよう意識して歩き出しても
着地した瞬間に膝は勝手に内側に戻ってしまうのです。
こうした動きを繰り返すことにより
股関節痛や膝痛を引き起こしている女性は少なくありません。
足首だけで変わったTさんの脚
こちらは、側弯症改善のために
パーソナルレッスンに参加されている
Tさんの足の変化です。
Tさんは、右膝が内側に入りやすく
右のお尻を外方向に突き出す立ち方や歩き方をされていました。
この日は足首にだけアプローチをしました。
・足首のズレや動きの確認
・セルフ調整と正しい動かし方の練習
・足裏のバランスを整える
膝や股関節には何もしていませんし、
「膝を正面に向けて」という意識も無しです。
足首のアップをご紹介しますね。
レッスン前は、左右の足が前後にズレ
右の足首が傾き、高さも低く
脚全体が右に傾いていて
パンツの裾の長さが左右で異なっていました。
レッスン後は、左右の足が揃い
右の足首の傾きもかなり緩和し、
低くなっていた位置も高くなり
パンツの裾も揃いました。
この足首の変化により
股関節や膝関節を調整することも、
膝を前に向けようと意識することも無しに
脚全体のバランスがより良くなったのです。
調整しても戻る‥そのループからの脱出
側弯症やO脚、猿腕など体のねじれが強い方は、
「どう動けばいいのか」という感覚が
分かりにくくなっていることが多いです。
だからこそ、
・調整した時だけ良くなる
・動くとまた元に戻ってしまう
そんなループにはまってしまうのです。
私が行っているレッスンでは
このループから抜け出すために、
自分で整えられる感覚を取り戻すことを大切にしています。
足首を整えることは、その第一歩。
毎日の動きで「(良くないバランスに)戻らない体」を
育てていきましょう。
まとめ
・膝を前に向ける意識だけでは変わりにくい
・足首の向きを整えるだけで膝や股関節も変化する
・動きの感覚を育てれば、調整後の戻りを防げる




