ヘアカラーアレルギー相談室

アレルギーでも染められる選択肢を届けます。

ヘアカラーアレルギーで悩む方へ ― このブログで発信していくこと




はじめまして。

 

 

 

このブログ「ヘアカラーアレルギー相談室」では、

ヘアカラーでしみる・かゆみ・赤くなる・湿疹が出るなど、

頭皮トラブルやアレルギーで悩む方のための情報を発信していきます。

 


美容師として長年仕事をする中で、アレルギーや敏感肌のお客様と多く関わってきました。

一般的なカラーが使えない方、過去にアレルギー反応が出てしまった方、

「もう毛染めは怖い…」と不安を抱えている方など、さまざまな相談があります。

 

 

 

 

 

 

■ なぜアレルギー対応に取り組むようになったのか

 

 

 

きっかけは、自分のお客様からのご相談でした。

 

その方はホームカラーをされてる方でカットのみを担当してましたが

ヘアカラーアレルギーを発症してしまい、その後はヘナ専門店で染めてました。

しかし

「もっとカラーを楽しみたい。でも、またアレルギーが出たらどうしよう…」

そんな不安と期待が混ざった気持ちで相談を受けました。

 


当時の自分は、アレルギー対応について深く学んでいたわけではありません。

それでも長く担当させていただいている方だからこそ、

“何とか安全に、少しでも希望に応えたい” という気持ちが強くなりました。

 


そのお客様の言葉をきっかけに、改めて

アレルギーの仕組みや刺激の少ないカラー、ゼロテクなどの技術を徹底的に学び始めた

のが、私の最初のスタートです。

 

 


長く通っていただいているお客様が、ある日突然かゆみや赤みを訴えることがあります。

「これ以上カラーが怖い…」

「他のお店では断られてしまった…」

そんな言葉を聞くたび、美容師として「何とかしたい」と強く思いました。

 


美容師側にとっても、

大切なお客様の力になれない・対応できないまま他店にら行かれて「さようなら」

というのは、とても辛いことです。

 


だからこそ私は、

アレルギーになる前の予防の段階から、リスクを最小限に抑える施術に力を入れてきました。

 


ノンジアミンカラー
酸化染料不使用カラー
ゼロテクなど技術
刺激の少ない処方選択
頭皮の状態を見た判断

薬剤の組み合わせ

 


こういった方法を組み合わせ、敏感な方には最初から“アレルギーになりづらいカラー”を提案しています。

 


もちろん、どれだけ気をつけても稀に発症してしまう場合はあります。

それでも、「頭皮が痒い、心配だけどこのまま染めるしかない」という状況を避けるために、

可能な限り 安全に寄せる選択肢 を準備してきました。

 

 

 

 

 

 

■ ブログを始めた理由

 

 

 

最初は自分のお客様のために学び、発信していました。

ですが、サロンのブログに載せ始めると少しずつ反応が出てきて、

 


他店では対応できず困って検索してたどり着いた
電話で相談してから来店する方が増えた
リピーターになり予約が取りづらいほどになった

 

 


という状況が生まれました。

 


それだけ、

「相談できる場所がない」「情報が少ない」

と感じている方が多いということだと思います。

 


だから今回、

もっと分かりやすく体系的にまとめた情報を届けるために、

このブログを立ち上げることにしました。

 

 

 

 

 

 

■ このブログで発信していくこと

 

 

 

ヘアカラーで悩む方が「自分のケースはどれか?」を判断しやすいよう、わかりやすく整理していきます。

 

 

 

・カラー後のかゆみ・赤みの原因

 

 

 

ジアミン(パラフェニレンジアミン)だけではなく、

酸化染料、アルカリ・酸化剤・残留物・頭皮環境など

アレルギー以外の原因も丁寧に解説します。

 

 

 

・ノンジアミン/酸化染料不使用カラーの選び方

 

 

 

メーカーごとの特徴、できること・できないことも含めて紹介します。

 

 

 

・アレルギーの可能性が高い症状の目安

 

 

 

この段階なら要注意/すぐに避けるべき、の指標を作ります。

 

 

 

・安全に染めるための工夫(ゼロテクなどを組み入れた施術方法)

 

 

 

実際にサロンで行っている対策を、専門用語を使わずに解説します。

 

 

 

・相談するときに伝えてほしいこと

 

 

 

より安全に近づくために必要な情報をまとめます。

 

 

 

 

 

 

■ このブログが大切にしていること

 

 

 

「染められない」という選択も間違いではありません。

ただ、

原因が分からないまま不安を抱えている状態が、一番つらい。

 


私は、

染める・染めない、どちらを選ぶ人にも

“正しい判断材料” を届ける美容師でありたいと思っています。

 


一つでもあなたの不安が軽くなる情報を見つけてもらえたら嬉しいです。

 

 

 

 

 

 

最後に

 

 

 

コメントや質問は匿名で大丈夫です。

誰か一人の悩みでも、それがまた別の誰かの助けになることがあります。

 


これから少しずつ記事を増やしていきますので、

気軽に読みにきてください。

 

ヘアカラーアレルギーの原因や仕組み、

なぜ人によって症状が違うのかについては、

↓こちらの記事で詳しくまとめていますので是非

ヘアカラーアレルギー専門ブログ|なぜ起きる?どう防ぐ? - ヘアカラーアレルギー相談室

 


■ 各種リンク

 

▼ X(ヘアカラーアレルギー情報)

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シャンプー派?湯シャン派?美容師が教える「バリア機能」を守る洗髪の正解

シャンプーと頭皮の健康な関係。あなたの洗髪、本当に合っていますか?

シャンプー派?湯シャン派?美容師が教える「バリア機能」を守る洗髪の正解

こんにちは!ヘアカラーアレルギー相談室です。

現場でお客様と接していると、最近こんなご相談をよくいただきます。 「シャンプーが合わなくて、湯シャンに切り替えようか迷っている」 「敏感肌だから、できるだけ刺激を減らしたい」

実は僕自身も、1ヶ月ほど「湯シャン」を徹底して試したことがあります。その結果分かったこと、そして多くのお客様が直面する「現実」を踏まえて、皮膚のバリア機能を守るための本当のケアについてお話しします。


🧱 湯シャンに潜む「理想」と「現実」

「シャンプーを使わなければ、肌のバリアが守られる」 確かに理論上はその通りですが、実際にやってみるとこんなトラブルに直面することが多いのです。

  • ニオイとベタつき: お湯だけでは落ちきらない酸化した皮脂が残り、特有のニオイや髪の重さが出てしまう。
  • フケの発生: 汚れが溜まることで雑菌が繁殖し、逆にフケや痒みの原因になることも。

僕の経験でも、そして湯シャンを試されたお客様の多くも、この「不快感」で挫折してしまいます。せっかくバリア機能を守ろうとしたのに、これでは本末転倒ですよね。


🧼 「マイルドな洗浄」という第3の選択肢

アレルギー体質や敏感肌の方が本当に守るべきは、皮膚の城壁であるバリア機能です。強すぎる洗浄成分はNGですが、かといって全く洗わないのもリスクがあります。

そこで僕がおすすめしているのが、「洗浄成分が優しいシャンプーを使い、洗い方を工夫する」という方法です。

プロ推奨の低刺激アイテム

ドラッグストアなどで手に入りやすく、現場でも安心してお勧めできるのが以下の2つです。

  • ミノン(MINON): アミノ酸系洗浄成分で、肌の潤いを守りながら洗えます。

  • キュレル(Curel): セラミドを守りながら洗う設計で、乾燥性敏感肌の方に最適です。

市販の洗浄力が強いシャンプーは、泡立ちが良く「洗った感」はありますが、バリアを壊しやすい側面も。低刺激なものは最初は物足りないかもしれませんが、使い続けることで差が出てきます。


⏳ 変化を実感するまでの「時間軸」:1ヶ月、そして1年後へ

低刺激なケアに変えた際、覚えておいてほしいのが「結果を急がない」ことです。

期間 期待できる変化のサイン ✅
1ヶ月後 頭皮のターンオーバーが一周し、バリア機能が安定。痒みや乾燥が落ち着いてきます。
1年後 ここが大きな分岐点。 土台(頭皮)が整った状態で育った髪は、ツヤやまとまりが以前とは明らかに変わってきます。

逆に、変えてから1ヶ月経っても痒みやフケがひどい場合は「今の肌状態に合っていない」証拠。1ヶ月を目安に判断するのがプロの視点です。


🚿 バリアを守る!プロ直伝の「3ステップ洗髪術」

大事なのは、「何を落とすか」よりも「どう洗うか」です。

  1. 乾いた状態でのブラッシング: 汚れを浮かせる必須工程です。
  2. 3分間の「いたわり予洗い」: 38〜40℃のぬるま湯で、指の腹を使いマッサージするように。爪は絶対に立てないでください。これだけで汚れの8割は落ち、血流も良くなります。
  3. シャンプーは「髪メイン」で: 頭皮をガシガシ洗うのではなく、しっかり泡立てた泡を髪になじませるだけで十分。泡が流れる際に、頭皮の汚れも優しく連れ去ってくれます。

✨ まとめ:1年後の自分のために

アレルギーや敏感肌で悩む方にとって、シャンプー選びは切実な問題です。 でも、まずは「1ヶ月」、そして「1年」。 今日から始める「こすらない」「洗いすぎない」ケアが、未来のあなたの髪を作ります。

自分の頭皮の状態と対話しながら、無理なく続けてみてくださいね!

今回ご紹介したシャンプー

植物=肌に優しいとは限らない話

植物由来=安全ではありません


「植物由来」「オーガニック」「自然のものだから安心」

最近、こうした言葉をよく目にしたり聞いたりします。

少し話があれですが

私は柚子とかをもらったりすると、お風呂に入れて柚子湯にしたりしますが

少しだけですが、必ず痒みが出ます!

香りが好きで癒されるのですが

私には刺激が強いみたいです

もちろん食べるのは平気ですので、お蕎麦やお鍋などに入れてます。

 

実際にサロンでも

「植物のものなら肌に優しいですよね?」

と聞かれることは少なくありません。

 

ですが、現場で多くの方と向き合ってきて感じるのは、

植物=誰にでも優しいとは限らない という現実です。

 

 

 

 

植物でも刺激になることがあります

 

 

植物由来の成分は、たしかに人工的に合成されたものに比べて

やさしいイメージを持たれやすいです。

 

ただ、植物はもともと

✔ 香り

✔ 色

✔ 防虫・防御成分

 

など、強い成分を持っていることも多く

肌が敏感な方にとっては刺激になるケースもあります。

 

実際に

 

  • オーガニックシャンプーで頭皮が赤くなった
  • 精油(アロマ)の香りで気分が悪くなった
  • 植物カラーでかゆみが出た
  • ヘナでかぶれた(稀にあります)

 

 

というご相談は、決して珍しくありません。

 

 

 

 

「良いもの=合うもの」ではない

 

 

以前、こんなお客さまがいらっしゃいました。

 

敏感肌で

 

  • 夏は汗疹が出やすく
  • 冬は乾燥しやすい

 

 

季節によって頭皮状態が大きく変わる方です。

 

娘さんから

「良いものだから」と高価なシャンプーをプレゼントされたそうですが

使い始めてから

 

  • 頭皮の痛み
  • 赤み

 

 

が出てしまったとのことでした。

 

その後、敏感肌用のシャンプーに変えたところ症状は落ち着きました。

 

このケースも、

シャンプーが「悪い」わけではなく、

その時の頭皮状態に合っていなかったというだけの話です。

 

 

 

 

カラー後のかゆみ=アレルギーとは限りません

 

 

また別のお客さまでは

 

「美容室でカラーをして、2週間くらい経ってから急にかゆくなった」

 

という不安の声がありました。

 

ヘアカラーのアレルギー反応は、

一般的に 48時間以内に出ることが多いとされています。

 

そのことをお伝えすると、

「じゃあカラーじゃないかもしれないですね」と少し安心され

 

話を聞いていく中で

シャンプーや頭皮環境の変化が原因の可能性が高かった

という流れになりました。

 

 

 

 

「自然」、「オーガニック」は選択肢のひとつ

 

 

ここで大切なのは、

 

  • 植物性がダメ
  • オーガニックは危険

 

 

という話ではありません。

 

あくまで

今の肌・頭皮の状態に合っているかどうか

 

これが一番重要です。

 

年齢、季節、体調、ストレス

それによって、昨日まで平気だったものが

急に合わなくなることもあります。

 

 

 

 

不安を感じたら、無理をしないでください

 

 

「これ、合わないかも?」

そう感じた時点で、無理に使い続ける必要はありません。

 

  • 使用を一度やめる
  • できるだけシンプルなケアに戻す
  • 信頼できる美容師や医療機関に相談する

 

 

それだけでも、悪化を防げることは多いです。

 

※ 症状が強い場合や長引く場合は、必ず皮膚科などの医療機関を受診してください。

 

 

 

 

まとめ

 

 

植物=肌に優しい

オーガニック=安心=アレルギーが出ない

 

そう思いたくなる気持ちは、とても自然なことです。

 

でも実際の現場では、

「やさしさ」は人によって変わる と感じています。

 

自分の肌や頭皮の声を一番に考えて、

無理のない選択をしていきましょう。

 

不安を抱えたまま我慢する必要はありません。

相談できる場所は、ちゃんとありますし解決策もあります。

 

※関連:

▶ オーガニックカラーの安全神話

allergy-hair.hatenablog.com

 

オーガニックカラーの“安全神話”

オーガニックカラーは本当に安全? 「天然=安心」という思い込みに注意


「オーガニックカラーなら安心ですよね?」

サロンで、こう聞かれることはとても多いです。

僕も比較的、食品とかなら無添加、遺伝子組み換えなどをチェックします

しかし「オーガニック」に関してはブランディングが強く感じてる部分が、結構あります

否定派では無いです!良い製品も多いですが

抜け穴を使ってる商品も多く感じています!

今回はオーガニックカラーに絞ってになりますが

 

植物由来、自然派、オーガニック。

言葉のイメージだけを見ると、

肌や頭皮にとても優しそうに感じます。

 

でも、長く現場に立ってきて感じるのは、

オーガニック=誰にとっても安全、ではないという現実です。

 

 

 

 

オーガニックカラーは「大きなカテゴリー」

 

 

まず知っておいてほしいのは、

オーガニックカラーはとても幅の広いカテゴリー だということ。

 

  • 植物由来成分が少し入っているだけのもの
  • オーガニック認証を取得しているもの
  • 低刺激を意識して作られているもの

 

 

一口に「オーガニックカラー」と言っても、

中身は本当にさまざまです。

 

中には、

パラフェニレンジアミン(PPD)が含まれているタイプもあります。

 

「オーガニック=アレルギーにも優しい=ノンジアミン」と

思われがちですが、必ずしもそうではありません。

 

 

 

 

PPDが入っていないオーガニックカラーもあります

 

 

たとえば、

ヴィラロドラのように

パラフェニレンジアミン不使用のオーガニックカラーもあります。

 

  • オーガニック認証原料を使用
  • 刺激になりやすい成分をできるだけ抑えている
  • 色味や明るさもしっかり出せる

 

 

とてもバランスの良いカラー剤だと感じています。

 

ただし、ここも大切なポイントです。

 

 

 

 

「PPD不使用=完全に安全」ではありません

 

 

パラフェニレンジアミンが入っていないからといって、

すべての人にトラブルが起きないというわけではありません。

 

オーガニックカラーであっても

 

  • 植物由来成分
  • 香料
  • 他の酸化染料

 

 

これらが 肌に合わない方もいらっしゃいます。

 

実際に、

 

  • オーガニックカラー後にかゆみが出た
  • 赤みや違和感があった
  • しばらくしてから頭皮が敏感になった

 

 

というご相談も、珍しくありません。

 

 

 

 

安全神話」が生まれてしまう理由

 

 

オーガニックカラーに

「絶対に安全」というイメージがつきやすいのは、

 

  • 自然・植物=やさしい
  • 化学的なもの=怖い

 

 

という分かりやすい構図があるからだと思います。

 

でも実際は

刺激になるかは成分よりも「その人の状態」

 

で決まることが多いです。

 

年齢、体調、季節、ストレス、ホルモンバランス、どの成分にアレルギー反応するか?

これらによって

今まで平気だったものが急に合わなくなることもあります。

 

 

 

 

カラー後のかゆみ=すぐにアレルギーとは限らない

 

 

最近あったお話です。

 

「美容室でカラーをして

2週間くらい経ってから急にかゆくなった」

 

アレルギーが発症したのではと不安になり、

皮膚科を受診されたそうです。

 

一般的に

ヘアカラーのアレルギー反応は48時間以内 に出ることが多いです。

 

そのことをお伝えすると

「じゃあ違う原因かもしれないですね」と少し安心されてました。

 

話をお聞きしてくと

シャンプーや頭皮環境の変化が原因の可能性が高いのでは?

という結論になりました。

 

 

 

 

大切なのは「名前」より「向き合い方」

 

 

オーガニックかどうか

ノンジアミンかどうか

 

それももちろん大切ですが

一番大切なのは、

 

  • 今の頭皮の状態
  • 過去に違和感が出た経験
  • 少しでも不安があるかどうか

 

 

こうした部分を

きちんと共有しながら施術することだと感じています。

 

 

 

 

不安を感じたら、無理をしないでください

 

 

「オーガニックだから大丈夫」

そう思って我慢してしまう方もいますが

違和感は身体からのサインです。

 

  • 少しでも不安があれば伝える
  • 無理に続けない
  • できるだけ負担の少ない方法を選ぶ

 

 

それだけでも、

大きなトラブルを防げることは多いです。

 

※ 強い症状が出た場合は、必ず医療機関を受診してください。

 

 

 

 

まとめ

 

 

オーガニックカラーは

とても良い選択肢のひとつです。

 

でも、

「オーガニック=絶対安全」ではありません。

 

大切なのは、

自分の頭皮や肌の状態を把握し、きちんと向き合うこと

怖い時は無理せずに担当の美容師さんに相談して下さい

 

オーガニックカラー=安全、とは限らない理由のひとつに、

**「植物由来成分そのものが刺激になるケース」**があります。

 

実は、

アレルギーや敏感肌の方ほど

植物由来成分で反応が出てしまうことも少なくありません。

 

その理由については、

こちらの記事で詳しく解説しています。

 

▶ 植物=肌に優しいとは限らない話

植物=肌に優しいとは限らない話 - ヘアカラーアレルギー相談室

化学物質過敏症かも?と感じた方へ 美容師が現場で見てきたこと

 

「今まで大丈夫だった」が急に変わることもある。 美容師が現場で見てきたリアルな話


「最近、今まで平気だったものがつらく感じる」

「香りがきついと頭が重くなる」

「カラーやシャンプーのあと、妙に疲れる」

 

そんな違和感から、

“もしかして化学物質に敏感なのかも”

と感じ始める方が、少しずつ増えている気がします。

 

この記事は、医療的な診断をするものではありません。

あくまで美容師として現場で出会ってきた方々の傾向と、

気づいた時に知っておいてほしいと思った事をまとめました。

 

 

 

 

化学物質過敏症とは(簡単に)

 

 

化学物質過敏症(MCS)は、

ごく微量の化学物質でも体調不良を感じてしまう状態を指します。

 

  • 香料
  • 洗剤・柔軟剤
  • ヘアカラーやパーマの揮発成分
  • 消毒液やアルコール

 

 

など、人によって反応するものはさまざまです。

 

※正式な診断は医師による判断が必要です。

この記事は診断を目的としたものではありません。

 

 

 

 

美容室の現場で感じる「共通点」

 

 

これまで担当してきた中で、

化学物質に敏感な方には、色々な傾向があり反応度合いも様々でした。

 

 

① 香りに反応しやすい

 

 

  • 化粧品や日焼け止めが合わなくなった
  • 香水や柔軟剤の香りで頭が重くなる

 

 

美容室では、

タオルの柔軟剤の香りが気になるという方もいらっしゃいます。

 

 

② ヘアカラーの空間がつらい

 

 

  • カラー中に気分が悪くなる
  • その場では我慢できても、あとから疲れが出る

 

 

ヘアカラー剤は、塗布中・放置中に

目に見えない揮発成分が出ます。

 

そのため当店では

化学物質過敏症の方は、他のお客様とお席を離す、換気を強めるなどの対応をしています。

 

 

③「あとから」症状が出る

 

 

  • 当日は平気
  • 夜〜翌日に頭痛・だるさ・かゆみ

 

 

即時反応ではないため、

原因に気づきにくいのも特徴だと感じています。

 

 

 

 

気づけた時点で、できることはあります

 

 

大切なのは、

**「無理を続けないこと」**です。

 

完全に防ぐことは難しくても、

 

  • 反応しやすいものを把握する
  • できる範囲で避ける
  • 環境を選ぶ

 

 

これだけでも、体への負担は変わってきます。

 

 

 

 

美容室選びの現実的な話

 

 

正直なところ、

 

  • 大手チェーン
  • 常に満席のサロン

 

 

では、

香り・席配置・換気などの細かな調整が

難しい場合も多いです。

 

一方で、

 

  • 個人サロン
  • 個室・半個室サロン

 

 

であれば、

ある程度の融通がきくことがあります。

 

完全対応は難しくても

相談できる空気があるかどうかは大きな違いです。

 

 

 

 

化学物質過敏症じゃない人」にも大切なこと

 

 

今は問題がなくても、

 

  • 体調
  • ホルモンバランス
  • 年齢
  • 生活リズム

 

 

によって、

感じ方は変わっていくことがあります。

 

だからこそ、

 

  • 違和感を我慢しない
  • 合わないと感じたら使用を控える

 

 

この意識は、誰にとっても大切だと感じています。

 

 

 

 

最後に

 

 

化学物質過敏症は、

「気のせい」でも「甘え」でもありません。

 

でも同時に、

怖がりすぎなくてもいいとも思います。

 

気づけた時点で、選択肢はあります。

無理をしない選択ができること、

そのきっかけになれば幸いです。

美容師が現場で出会った「化学物質に敏感な方」の共通点

美容師の現場で気づいた、 化学物質に敏感な方に共通する小さな変化



最近

「前は平気だった化粧品が合わなくなった」

「日焼け止めで赤みやかゆみが出るようになった」

「香りが強いと、頭が重くなったり気分が悪くなる」

 

そんな変化を感じていませんか?

 

美容室の現場でも、ここ数年

“化学物質に少しずつ敏感になっている方” に出会う機会が増えています。

先日もお店で「使用してるタオルに柔軟剤を使用してるか」との問い合わせもありました

 

今回は、アレルギー対応美容師として現場で実際に感じてきた

「化学物質に敏感な方に共通していること」をお話しします。

 

 

 

 

最近、合わないものが増えてきた

 

 

まず多いのが、

今まで問題なく使えていたものが、急に合わなくなるケースです。

 

・化粧品やスキンケアがしみる

・日焼け止めで赤みやかゆみが出る

・香りが強いと頭が重くなる、気分が悪くなる

 

ご本人も

「気のせいかな?」

「体調のせいかな?」

と思いながら、違和感を抱えています。

 

この段階では、まだはっきりした症状とは言えないことも多いです。

 

 

 

 

「自分、アレルギー体質かも?」と調べて来店される

 

 

次に多いのが、

自分で調べてから来店される方です。

 

病院で診断を受けているわけではなくても、

ブログやネット検索を通して

「もしかして自分も…?」と気づき、相談に来られます。

 

この「気づき」は、とても大切だと感じています。

 

 

 

 

気づけた時点で、対策はできます

 

 

現場で感じているのは、

早めに気づいた方ほど、症状が深刻化しにくい ということです。

 

化学物質に敏感になったからといって、

すぐに重い症状が出るわけではありません。

 

使うもの・距離の取り方・負担のかけ方を見直すことで、

頭皮や肌への刺激を減らすことは十分可能です。

 

 

 

 

「これ以上ひどくならない」ために

 

 

来店される方の多くが、

こうした気持ちを持っています。

 

・これ以上ひどくならないようにしたい

・自分にできる対策を知りたい

・できれば予防したい

 

これは、

化学物質過敏症かもしれない方だけでなく

まだそうではない方にも、とても大切な視点です。

 

 

 

 

まとめ

 

 

化学物質に敏感になるかどうかは、

体質・年齢・生活環境など、さまざまな要因が重なって起こります。

 

ですが、

「最近ちょっとおかしいかも」と気づけた時点で、

できることはたくさんあります。

 

次回は、

化学物質過敏症かも?」と感じた方へ向けて、

もう少し踏み込んだお話 をしていきます。

 

無理に我慢せず、

小さな違和感を大切にしてあげてください。

ヘアカラーアレルギー専門ブログ|なぜ起きる?どう防ぐ?

ヘアカラーアレルギーに悩む方へ 原因と向き合い、どの様な選択肢があるかを理解するための記事です

ヘアカラーアレルギーについて調べていると、

断片的な情報は多いものの、

「なぜ起きるのか」「どうすれば防げるのか」を

ひとつの流れで理解できるブログは、意外と少ないと感じます。

 

その理由のひとつは、

ヘアカラーに含まれるアレルギー物質が一種類ではなく、

人によって反応する成分や

アレルギーの強さが違うからです。

 

そのため、

「この方法なら大丈夫」と一括りにできず、

対処方法も一人ひとり異なります。

 

また、皮膚科などでは

「ヘアカラーは控えてください」

「アレルギー対応の美容室に行ってください」

といった説明で終わってしまうことも少なくありません。

 

その結果、

結局自分はどうすればいいのか分からないまま、

不安だけが残ってしまう方も多いのではないでしょうか。

 

このブログでは、

アレルギー・敏感肌対応に特化してきた美容師が、

ヘアカラーアレルギーの仕組みから、

なぜ人によって症状が違うのか、

そして日常生活で気をつけたいことまで、

 

現場で実際に見てきた経験をもとに、

できるだけ分かりやすく整理してお伝えしています。

 

「もう染められないのかもしれない」

そう感じている方が、

自分に合った選択肢を知るための材料を

知ってもらう事により、「ヘアカラーを楽しめる事」をこのブログの目的としています。

 

ヘアカラーアレルギーはなぜ起きるのか

 

 

ヘアカラーアレルギーは、

ある日突然起こることが多いと言われます。

 

これは、体の中の免疫が

「ある成分を異物だ」と認識した瞬間から

反応が始まるためです。

 

特にヘアカラーでは、

酸化染料(いわゆるジアミンなど)を中心に、

何種類もの成分が使われています。

 

今までは問題なかったとしても、

 

  • 繰り返し使うことで体が反応を覚える
  • 体調や肌状態の変化がきっかけになる

 

 

こうした要因が重なり、

ある日を境に、かゆみ・赤み・湿疹などが出る

というケースは珍しくありません。

 

 

 

 

「ジアミンだけ」が原因とは限らない

 

 

ヘアカラーアレルギーというと、

「ジアミンが原因」と言われることが多いですが、

実際にはそれだけではありません。

 

  • ジアミン以外の酸化染料
  • アルカリ剤
  • 過酸化水素
  • 防腐剤や香料

 

 

人によって、

どの成分に反応するかは大きく異なります。

 

そのため

「ノンジアミンだから絶対に安全」

「以前使えたから今回も大丈夫」

とは言い切れないのが、

ヘアカラーアレルギーの難しいところです。

 

 

 

 

症状の出方・強さは人によって違う

 

 

ヘアカラーアレルギーの症状には

かなり幅があります。

 

  • 当日〜翌日の軽いかゆみ
  • 数日後に出る赤みや湿疹
  • 水ぶくれ、強い腫れ
  • 呼吸が苦しくなるなどの重い反応

 

 

また、

頭皮だけでなく

耳・首・おでこ・顔まわりに出る方もいます。

 

「軽い症状だから大丈夫」ではなく、

体からのサインとして受け取ることが大切です。

 

 

 

 

なぜ「美容室に相談してください」で終わってしまうのか

 

 

皮膚科では、

安全を最優先に考えるため、

「ヘアカラーは控えてください」

という判断になることが多くなります。

 

これは間違いではありません。

 

ただし、

 

  • どんな成分が合わなかったのか
  • 今後すべてのカラーがNGなのか
  • 代替手段はあるのか

 

 

といった部分までは、

どうしても踏み込めないことが多いのが現実です。

 

そのため、

現場で薬剤を扱い続けている美容師側の視点が

必要になる場面もあります。

 

 

 

 

アレルギーを防ぐ・悪化させないために大切な考え方

 

 

完全にアレルギーを防ぐことは難しくても、

リスクを下げることは可能です。

 

例えば、

 

  • 強く反応した経験がある方は無理をしない
  • 成分や施術方法を一度リセットする
  • 一度で判断せず、慎重に合う方法を探す

 

 

「染めるか・染めないか」ではなく、

どう選ぶかが重要になります。

 

実際に、

適切な方法に切り替えることで

染め続けられている方もいます。

 

 

 

 

日常生活もアレルギーの出やすさに関係する

 

 

ヘアカラーアレルギーは、

薬剤だけの問題ではありません。

 

  • 睡眠不足
  • 強いストレス
  • 食生活の乱れ
  • 体調不良が続いている

 

 

こうした状態が重なると、

肌のバリア機能が下がり、

刺激やアレルギー反応が出やすくなることがあります。

 

体質の違いと同じように、

体の土台を整えることも

遠回りに見えて大切な要素です。

 

 

 

 

他のアレルギー・敏感肌との関係

 

 

現場で多く見てきた中で、

ヘアカラーアレルギーの方は

 

  • 花粉症
  • 食物アレルギー
  • 金属アレルギー

 

 

などを、

すでに持っている、または過去に経験している

ケースがとても多いと感じます。

 

逆に、

ヘアカラーアレルギーをきっかけに、

「以前より肌が敏感になった」

と感じるようになる方もいます。

 

これは珍しいことではなく、

体質の変化として起こることがあります。

 

 

 

 

ヘアカラーを諦める前に知ってほしいこと

 

 

ヘアカラーアレルギー=

「もう一生染められない」

ではありません。

 

  • 染料を使わない方法
  • 刺激を極力抑えた施術
  • 状態に合わせた段階的な選択

 

 

方法は一つではありません。

 

大切なのは、

自分の状態を理解し、

相談できる場所を見つけることです。

 

 

 

 

まとめ|不安なまま我慢しなくていい

 

 

ヘアカラーアレルギーは、

分かりにくく、不安になりやすいものです。

 

ですが、

仕組みを知り、

体の状態を理解し、

選択肢を整理することで、

見え方は変わってきます。

 

このブログでは、

ヘアカラーアレルギーに悩む方が

一人で抱え込まなくて済むような情報を

今後も発信していきます。

 

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美容師が感じるオーガニックカラーの落とし穴

オーガニックでも、すべての人に優しいとは限りません



「オーガニックカラーって頭皮に優しいですよね?」

 

とてもよく聞く言葉です。

たしかに“オーガニック”と聞くと、

刺激が少なくて、安心できそうなイメージがありますよね。

僕の美容室でもオーガニックカラー、オーガニック商品(シャンプーなど)も扱ってますけど

オーガニックだから選ぶ方は多いです。

自分も食品とかを選ぶ時はオーガニックとか無添加って書いてあるのを選びがちですが、、

オーガニック=安心

的なイメージが無意識にあります。

今回は、その安心なイメージのオーガニックのカラーについてになります。

 

現場で多くのアレルギーや敏感肌のお客様を見てきた美容師としては、

少しだけ立ち止まって考えてほしいと思うことがあります。

 

 

 

 

オーガニックカラーは「大きなカテゴリー」

 

 

まず大前提として知っておいてほしいのが、

 

オーガニックカラー=1つの決まった薬剤

ではない、ということです。

 

実際には、

 

  • 植物由来成分が一部入っている
  • オーガニック成分を配合している
  • 認証を受けた原料を使っている

 

 

こうした条件を満たしていれば

「オーガニックカラー」と呼ばれているケースもあります。

 

つまり、かなり幅の広いカテゴリーなんです。

 

 

 

 

実は、PPDが入っているタイプもあります

 

 

あまり知られていませんが、

「オーガニックカラー」と呼ばれている中には

 

パラフェニレンジアミン(PPD)が配合されているタイプ

も存在します。

パラフェニレンジアミンはヘアカラーアレルギーになりやすい物質になります

 

もちろん、配合量や処方はメーカーごとに違いますし、

すべてが危険という話ではありません。

 

ただ、

 

  • 以前にカラーでかゆみが出たことがある
  • 頭皮が荒れやすい
  • アレルギーが心配でオーガニックを選んでいる

 

 

こういった方にとっては、

「オーガニックだから大丈夫」と思い込むのは少し危険な場合があります。

 

 

 

 

PPDが入っていないタイプもある。でも…

 

 

一方で、

 

  • PPDを使っていない
  • オーガニック認証を受けたブランド

 

 

として知られているものもあります。

(例えばヴィラロドラなどですね)

 

これはとても良い選択肢の一つですし、

実際に問題なく続けられている方もたくさんいます。

 

ただ、ここも大事なポイントで、

 

PPDが入っていない=完全なノンジアミンカラー

というわけではありません。

 

他の染料や成分にアレルギー反応してしまう方もいらっしゃいます。

 

 

 

 

現場で感じる「落とし穴」

 

 

美容師として注意して見ているのは、

 

  • 頭皮の乾燥
  • 赤み
  • フケ
  • 首まわりが荒れてる
  • 前回のカラー後の違和感

 

 

こういった状態がある時に、

たとえオーガニックカラーであっても

 

「今日は少ししみるかもしれないな」

「塗布方法を変えないといけないかな」

 

と感じることがあります。

 

これは薬剤の良し悪しではなく、

**“今の頭皮状態との相性”**の問題です。

 

 

 

 

大切なのは「カラー名」より「状態」

 

 

オーガニックかどうか、

ノンジアミンかどうか、

それ自体が悪いわけではありません。

 

ただ、

 

安全かどうかを決めるのは

カラーの名前ではなく、頭皮の状態

 

ここを一番伝えたいです。

 

少しでも違和感があったら、

 

  • 遠慮せずに伝える
  • 無理に染めない選択をする
  • より安全寄りのカラーにしてもらう
  • 頭皮につかない(ゼロテク)にしてもらう

 

 

長くカラーを続けるためには、頭皮の状態が重要だと思っています。

 

 

 

 

まとめ

 

 

  • オーガニックカラーは幅の広いカテゴリー
  • PPDが入っているタイプも存在するのアレルギーリスクもある
  • 入っていなくても、誰にでも安全とは限らない
  • 大事なのは「今の頭皮のサイン」

 

 

「オーガニックだから安心」ではなく、

「今の自分に合っているか」

 

そこを一緒に考えていけたらと思います。